ストリング日記..そのC 
2008年春〜2008年冬のタワゴトです。最近、画像が多くなって容量がカサむのだ〜


 現在・過去..テキトーに思ったコトを書いときます。コレより古い話題は”その@、A、B、C..”とかにして、以後、放置させていただきます。今後も、放置された「ストリング日記」が増えていくんでしょうね...

 オノレのストリンギングの未熟さをタナに上げて、しまいには開き直ってしまうという、トンデモないページです。自分のラケットが「こんなテキトーに張られているのか!」って、ビックリしないでちょうだい...。
 最近の鬼門ラケットは、ウィルソンのローラー2.6だな。なんたって、デカすぎてフレームは押さえられないし、スロート側の固定が不完全だし、よく切れるし...こりゃ、タイヘンだ。しかし、いつまでこんなタワゴトが続くんでしょうねぇ...
 しかも、またもや字ばっかりで疲れるよ...。だけど..オレってヒマ??えぇ..たしかに..

 ちなみに使用マシンはコチラ、「EAGNAS 電動ストリングマシーン購入」へ。トラブルがあるたびに、ヒッソリと更新中デス...だけど画像付きの詳細は「ストリング日記」関係に掲載中...まぁ、ドッチでもいいや。

 

2008年冬某日..「PRINCE SPEED PORT TOUR 97」

o3_spt01.jpg (24766 バイト)o3_spt04.jpg (16196 バイト)o3_spt03.jpg (12720 バイト)o3_spt02.jpg (20360 バイト) ボクのラケット。円高だし、スピードポートに興味があったし、なんたって$99.99で安かったから購入してみました。
 去年の秋に、大樹町のラケットマニアの上級者H氏もブンブン振り回してたし、薄い均一フレームでラケット重量はストリングを含めて330グラムオーバー...このシリーズではもっとも競技志向の強いモデルとなります。(なんでコレだけ在庫処分なんだろ?)
 TWに注文の際に、「ストリンギングの際、ストリングポートか、スピードポートか、どちらか選んでチョウーダイ...」っていう注釈があるんだけど、メンドクサイので"UNSTRUNG"を選択して注文しました。
 送られてきたラケットには、すでにスピードポートが装着されており、付属の立派なビニールケースにストリングポートが入っていました。スピードポートがデカイ穴で、ストリングポートはストリングホールが開いているヤツね。メインとクロスでこのポートとホールを入れ替えて、スイートスポットをタテにヨコに広げたり、パワー重視かコントロール重視か、はたまた振動吸収まで変えることができるそーです。ちなみに立派なケース付き。国内では布袋で、海外モデルに103サイズの設定はナイ(?)ようです。
 いや、迷っちゃうよなぁ...これだけ組み合わせがあると。だけどコレにモノかマルチかの選択も加わるし、テンションの高低もあるし、こりゃキリがないナ...ってことで、もっとも易しいセッティングと思われる、メイン・クロスともスピードポート、ストリングはフツウのモノであるOG-SHEEP MICRO16を、58×55Pくらいで張ることにしました。
 さてと...その前にこの重さを何とかしなくちゃ。ストリングがない状態でちょうどイイ感じだなぁ...いっそのことクロスのスピードポート自体をハズしたらどーなるんだろ?かなり軽くなるハズだぞ...だけどコレは断念。クロスのポートをハメないと、クロスストリングが真っ直ぐ張れないことが判明...さすがにこりゃダメでしょ。あと取っ払うことができるのは...あ、あった、ありました。ヘッドバンパーがありました。
 ヘッドバンパー自体は8グラムだけど、モロにトップ側が-8グラムということで、おそらくソレ以上のスイングウエイトの軽減が期待できるハズです。バンパー取って、スピードポートだけハメて、1時と11時の方向はグロメット無し、タイオフ用にクロスの1ヶ所だけガラクタの中から拾ったグロメットを差し込んで準備完了。角切れやホール陥没の危険性がありますが、その時はその時ってことにして、クロスは下から、いつものように張っていきました。やはり穴がデカイだけあって、フレームとストリングの摩擦が少ないのか、張り上がりはやや硬い印象。総重量327グラムに抑えることができました。
 さて、打ってみての感想ですが...イイ!なんの違和感もなく使えます。0.75インチロングのX10に慣れてしまったため、ノーマルレングスのラケットを使うと、よく先っぽに引っかけてしまうのですが、ソレもなし。スイートスポットの広がりを実感できます。ホールド感もあり、コントロールも良好、ほとんどのショットにおいてバランスの良さを感じます。トップが軽くなって取り回しが楽になっていることもありますが、スイングも速くなっているような気がします。「24%のスイングスピードアップ」が謳い文句のスピードポートですが、スイング時の”ヒュンヒュン”という風を切る効果音も手伝って、かなりその気にさせてくれます。結果、振り遅れもカバー率アップ、スピンもよくかかっていると思います。
 ただ不思議なのが打球感。OG-SHEEPとは言え、モノ・ストリングをごくフツウのテンションで張っているんだから、もう少し衝撃が伝わってもイイはずなんだけど、ラケットフレーム全面で衝撃を受け止めているような感触で、「打ってるなぁ〜」という衝撃はあまりありません。普段のストリングがマルチなので、そんなに気になりませんが、”ガッツンガッツン”打っている人には、やや物足りないかもしれません。しかし、他のO3シリーズにありがちな「どのへんに当たってるんだろ?」という違和感はないと思います。また、軟らかいマルチに慣れたボクは、たまにモノ・ストリングのラケットを使うと前腕の筋肉に疲労が残ってしまうのですが、衝撃吸収も高いのか、まったく筋肉痛になりません。
 うーん、イイ...ただし、今のセッティングでも”振れない時”はサスガに飛びません。(X10+E-Matrixユルユルのセッティングだと、足元に打たれたボールでもケッコウ飛びマス)やはり、ある程度振ってナンボのラケットだと思います。コレでもう2本くらい購入して、ポートを変えてストリングをマルチにしてテンション低くして...自分なりに使えるセッティングが見つかれば、こりゃメインラケットに昇格の可能性もあるかもしれないゾ...それくらいの気にさせてくれるラケットです。(もちろん個人的な好みの問題ですヨ...)
 だけど、以前のように、「やっぱりコレ(X10)だな...」とかいうことになるような気がしないでもナイ?女房も気に入って使っているため、あまり練習で使えない今日コノゴロなので、近々とりあえずもう2本購入しようと思っています。(もうチョット円高にならないかなぁ)

 

2008年冬某日..「DUNLOP 400G&YONEX RDS001 MID」

400g_01.jpg (70236 バイト)400g_02.jpg (40894 バイト)400g_03.jpg (42956 バイト) M輪さんとI上クンのラケット。アベックで張替えなのだ。
 M輪さんは「まだ一度も張り替えたことないし、気分転換も兼ねて」、I上クンは「あ...う...なんか調子悪いんスよね...」という理由から張り替えることに。
 そーいえば、400GはTWから張り上げ状態、ステンシル入りで購入したものでした。どーせ安いモノでも張ってあるんだろうと思って見てみると、予想に反してM-Filシリーズ奨励ストリングである"M-Fil Tour16"というマルチが張られていました。中芯は3本のモノ・フィラメントのより合わせで、その周りにマルチが配置されているらしい。(そんなにイイ打球感とは思わなかったけどなぁ..)今回は飛び重視で、細めでフツウのモノである"OG-SHEEP MICRO17"を55ポンドぐらいで張ってみることにしました。張り上げ重量は297グラム...けっこう重いのね。M輪さんの感触はマズマズ?前よりはいくらか飛ぶと思うヨ。
 一方、I上クンはスランプ?前回のストリングはプレ・ストレッチ済みのウィルソンのリアクションだから、そんなに飛びや打球感が急に悪くなることはないと思うんだけど...200Gでは好感触だったけど、001ではイマイチだったようです。I上クンも短い賞味期限を覚悟して"OG-SHEEP MICRO17"を張ることに。60×58くらいで、今回はナンのヒネリもなくクロスも下から張っていきました。I上クンの強打もコートに収まるようになったし、コレでいいのだ。

 

2008年冬某日..「BRIDGESTONE PROBEAM MID」

bs_prob01.jpg (71141 バイト)bs_prob02.jpg (62058 バイト)bs_prob03.jpg (51361 バイト) M本先生のラケット。懐かしいBSのプロビームなのだ。
 Iフォーム・ストラクチャーのボックス形状、粘るフレーム、密度の詰まった感じのカーボン、心地良い打球感、スイングと一致する打球の飛び...とても良かったですよねぇ。緑色のラインの入った"Limided"なんてのもあったなぁ...BSも黙ってコレ作っていれば良かったのになぁ...ねぇ?
 無責任な発言はさておいて、しばらくブリにストリングマシンのテンション・チェックでもしてみるか...一番良く使う60Lbsあたりで3回測って終了。まぁ、だいたいこんなもんでしょ...(テキトー過ぎる)
 ちなみにチェッカーについている黄土色のヒモは、れっきとしたストリングであるアッシャウエイのケブラー。今でも最も伸縮率の低いストリングじゃないだろうか。
 さて、学生時代バリバリの先生が愛用していたストリングはミクロスーパー。今回はミクロスーパーよりもやや耐久性の低いただの"ミクロ"を58×55くらいで張ることにしました。張り上がり重量は334グラム、打ってみての感想は...多忙な先生なので、張り上げて2週間が経とうとしている今も、ラケットはワシのバッグの中...もうダメだ。

 

2008年冬某日..「WILSON  nCODE  nTOUR 95 」

wilson_ntour11.jpg (31761 バイト)wilson_ntour12.jpg (45485 バイト)wilson_ntour13.jpg (29880 バイト) 熱心にテニスに打ち込むK村ダンナさんのラケット。
 「ガンガン打ってみよう!」ってことで、前回は”デュラビリティのみ!”のGOSENプロフォーム・タフ15Lを張ってみたのですが、さすがにこのフェイスサイズとストリングパターンでは、飛びも悪いしウデにも悪い...ということで、今回はフツウのモノ・ストリングで、新しく仕入れたカラーストリングを試してみることにしました。ウイルソンのスーパースピン16ってヤツで、カラーは全部で5色あるんだけど、仕入れたのは青と赤...なんの理由もなく青を選択。束になっている時はソレナリの水色なんだけど、やはり張ってしまうとよくわからんなぁ...きっと赤も限りなく薄いピンクに見えるんだろナ。
 さて、このストリング、"Hexagonall"という名前もついている。"六角形の"という意味で、特殊な表面加工でストリング断面が六角形を形成しているらしい。(今度、ヒマなときに見てみます。)日本向けのホームページでは「ルキシロンと共同開発!」を謳い文句にマルチに分類されて価格は\2,100。一方、TWではフツウのシンセティックに分類されて、ルキシロン社の記載はナシで$5.95、なんだかんだで\800なのだ。
 ウイルソンがストリングを大々的に宣伝するようになってからしばらく経つけど、ナチュラルは某一流メーカーに限りなく近いっていうし、やるからにはソレナリのものを造っているんでしょうね。ルキシロンに技術提供を求めたってのもウナづけるのだ。個人的には”センセーション・アイス”の復活を望みたいトコロですナ。
 さて、K村ダンナさんの評価はおおむね良好...「ストリングの表面加工でスピンアップ!」するよりもスイングでスピンアップするのが王道なのだ。

 

2008年冬某日..「PRINCE MORE PRECISION OS」

more_pre09012.jpg (47161 バイト)more_pre0901.jpg (68798 バイト) 伝説の酔っ払いY氏のラケット。前回張った"E-Matrix"が好評で、同じストリングを張ることに。
 うーん、"E-Matrix"に関して、初めて同じ意見を持つプレーヤーに出会えたのだ。苦節ウン年...「こりゃイイよ!うん!」と言い続けてきたことが、やっと報われたのだ。
 オレとY氏の共通点ってナニかなぁ?テクニシャン?小技が効く?いろんなスイングスピードでいろいろなボールを打つってことかな?(ちなみにY氏は、若かりしころは管内の卓球チャンピオンだったらしい。)フレーム厚が薄いラケットが好きで、いろんなコトができる器用貧乏さんにオススメのストリングってことでしょうか...
 張り方はいつものように上下のクロスを先に張ってから、クロスをトップから張っていきました。62×58くらいだったでしょうか。ネバるフレーム!吸い付くボール!人によってはボワンボワンのビヨ〜ンビヨン...機会があれば、是非お試しください。
 ラケットは個人的にはモア・シリーズの最高傑作と思っているモア・プレシジョンOS。グラファイト・プレシジョンっていうラケットも、いいラケットだった記憶があるけど、その流れを汲んでいたんでしょうか?モア・シリーズと言えば、モア・グラファイトを筆頭に、プレシジョン、コントロール、これらのシリーズにミッド・ミッドプラス・オーバーサイズなんかがラインアップされていたんだけど、今となってはモア・グラファイトをゴクゴクたま〜に見るだけ...グロメット・レスのダイレクト・レスポンスが売りだったんだけど、そんな文句はトウに涅槃に消えて、いつしかストリングホール自体が巨大化してカタチを変えて現在に至っているのだ。これ以上、フレームに細工はできないよなぁ。次はどーするんだろ?

 

2008年冬某日..「YONEX RDS 001 MID」

rds001_31.jpg (41262 バイト)rds001_32.jpg (70521 バイト) ストリングブレーカーI上クンの001。今回のリクエストはサブラケットの200Gで好感触だった、ウイルソンのリアクション。
 メインのショートサイドをトップ側でスターティングクランプで止めて、ロングサイドでラケットを1周、クロスは上から張っていきました。テンションは62×56〜60ぐらいで。変形が気になるヨネックスだけど、このサイズのフレームなら何のヒネリもなく張っていってもイイんでしょうね。(次回はそーしてみよう..)
 マルチ→硬めのモノ→ポリ系→フツウのモノ→ナチュラル→マルチ...ほとんどの在庫するストリングを試したことになるなぁ。またすぐ切れるだろうし、あとは(不良在庫)のテックガットシリーズでも張ってもらおうかなぁ...
 360グラムオーバーは立派なのだ。次回のラケットは、新しい<K>-サンプラスモデルなんてどう?


2008年冬某日..「VOLKL C10 PRO XTENDED その3」...しつこく追伸

x10_18.jpg (11804 バイト)x10_19.jpg (22242 バイト) さて実際に使ってみると、スポットをハズした時に振動が発生するではありませんか...ということで、作り直しデス。
 グリップパレットにシリコン補充剤をテンコ盛りしてサンドイッチ、ハミ出るシリコンをパレットの隙間に塗り込んで、再びオーバーグリップでグルグル巻きにして放置。24時間経過後に、エンドキャップに自作のU字鋲を8本打ち込んで作業完了。さらにチョット削りすぎた感があったので、オーバーグリップをグリップ下半分に巻いて、その上にまたインテリジェンスシリーズのグリップを巻いていきました。
 うーん、イイ感じだぞ。さてと...重量は...334グラム?ありゃ?かなり増えちゃったゾ...シリコンって、けっこう重量があるんだなぁ。
 ヒマなボクは、やっぱり中に巻いたオーバーグリップをとっぱらうことにしました。コレで重量は330グラムだ。まぁイイか、どーせグリップ周りの重量アップだし、5グラムなんて誤差だナ。しばらくはこのドラえもんラケットをメインラケットにしよう。

 

2008年冬某日..「HEAD AIRFLOW 5」

airflow5_3.JPG (31697 バイト) K村奥様のラケット。現在、K村奥様は新しいラケットに変更予定。「とりあえず、もう少し重いヤツを...」ということで、イロイロなラケットをお試し中。
 このラケットは張り上げで257グラムしかない。オレも試しに使ってみたけど、サーブとかストロークを強く打つと、「いったいドコに当たっているの?」っていうくらい"ガシャンガシャン”とヘンな音がするし、FXPの恩恵はハッキリしないし、しかも飛ばない。ボレーも意識しないと深いボールが打てないし、「こりゃダレがどー使うの?」という印象。やっぱり軽い分だけ振らなきゃダメなのかなぁ。当てにいくだけでは、けっこうきびしいラケットなのだ。

 今回はとりあえず、もうチョット飛び重視で、やや細いOG-SHEEP MICRO17をユルく45×40ポンドくらいで張っていきました。そーいえば、しばらくキャリブレーションしてないなぁ...普段は使わない領域だけに、実際にこの数値が出ているかどうか不安だったけど、とりあえず飛びはアップしたモヨウ。それにしても軽いラケットは楽できませんのぉ...
 現在、K村奥様は新しいラケットをココロ待ちにしている。ニューラケットはプリンスO3、ホーネットOS...ラケット重量もスイング・ウエイトも大幅アップだけど、大丈夫かなぁ。スペック的には、このラケットよりは使えると思いますけどね。

 

2008年冬某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL OS」

liquid_31.JPG (13502 バイト) ウチの協会の練習番長であるクシさんのラケット。前回の海外通販で仕入れたので、使用期間は1ヵ月と3週間でフツウのサービスストリングが切れました。まぁ、むりやりスピン系だし、屋外での使用も多かったし、アレだけ練習してたら切れるワ
 クシさんのリクエストは、OG-SHEEP MICRO16を52ポンドで...だったっけ?画像のブリッジにククリ付けられたビニール袋の中にはストリング代の\300が入っています。さすが公務員、律儀なのだ。
 さて、いつものように張っていき、タイオフはクロスで。使ってみて特に不満はないモヨウ...たぶん、すぐに切れると思うヨ。
 練習番長の「練習のための練習」はまだまだ続くのであった...

 

2008年冬某日..「VOLKL C10 PRO XTENDED その3」

x10_11.JPG (15978 バイト)x10_12.JPG (6707 バイト)x10_13.JPG (10923 バイト) 前述のように、「その1」がイマイチということで、メインラケットがない状況を打破するために、「その3」を復活させることにしました。
 「その3」はグリップが破損して押入れに放置されていました。このシリーズは振動吸収のためにグリップエンドとゴムキャップが一体化しているんだけど、ボクはグリップエンドをほとんど包み込むように長く持っているので、やがてエンドがグラついてきます。固定するU字鋲を何度か打ち直しているうちに、グリップパレットが割れてしまい、そのままになっていました。
 さて、ヘッド・ラヂカル系のグリップパレットは簡単に手に入ると思うけど、フォルクルのパレットはないなぁ。(「フォリクル製品専門取扱店」というところにメールしてみましたが、音沙汰ナシでした。)しょーがないので、ピッタリとハマらないけど、余っていたヘッドのグリップパレット(G3)をむりやりハメて削ることに。用意したのは風呂場のヒビ割れ補修用に買ったシリコン補充剤。(えぇ、ウチってボロいんです。)コレで隙間を埋めてと...パレット内側の凹みは緩衝材である薄いゴムがサンドイッチされるところ。(初代ラヂカルには入っていました。)ココも埋めるようにしてパレットをハメてオーバーグリップでグルグル巻きにしました。数時間で十分乾燥するはずです。

x10_14.JPG (11508 バイト)x10_15.JPG (8511 バイト)x10_16.JPG (8129 バイト) 乾燥後の状態。ヘッドのG3よりも太く、このままではフィッシャーのグリップみたいに丸みを帯びたグリップになりそうなので、差金を当てながらテキトーにカッターとヤスリで削っていきました。この過程でパレットがグラついていることに気がつき、いったんハガシて両面テープで装着しました。シリコン剤は隙間を埋めることはできても、接着効果は弱いようです。
 グリップエンドはあまり削らずに、エンドキャップがギリギリはまる程度にし、U字鋲は打ちませんでした。あとは、なぜか余っていたインテリジェンス・シリーズのグリップを巻いて作業完了...ストリングはいつもの"E-Matrix"を48×43くらいでユル〜く張って完成ダ!そして注目のラケット重量は...314グラム?...他の2本に比べて10グラム軽くなってしまった。しかも打ってみたら、チョット振動が...たぶんパレットの固定性が悪いためと思われます。
 こりゃヒマな時に多めにシリコン剤を厚塗りしてやり直しですナ。あとはガンマのリプレイスメントグリップに巻きなおせば重量もチョッピリ増えるだろうし...ってなコトを期待するのだ。バランスも少し違ってくるんでしょうけど、そのへんは気の持ちようでカバーしようっと。
 結論!...フォルクルのグリップパレットは、ヘッドのグリップパレットで代用できる!(今回の場合、"G1"だったらちょうど良かったかもしれませんネ。)

 

2008年冬某日..「VOLKL C10 PRO XTENDED その1」

x10_01.JPG (13765 バイト)x10_02.JPG (17602 バイト)x10_03.JPG (10040 バイト) いつもユルく"E-Matrix"を張ってあるボクのラケット。
 いつものように、斜め上のメインで切れました。今回は2本いっぺんに切れました。切り口はこんな感じ...
 ナニ張ろうかなぁ...そーだ!前回nTourに張ってダメダメだったマルチの"DUNLOP MAX CONFORT"にしよう。プレ・ストレッチしたと思えばイイや。ちなみにまったく関係ないハナシで恐縮ですが、ストリングの入っていたリッパなプラスチックケースは、DVDの収納ケースにピッタリなのだ。
 nTourに張った時はサッパリだったなぁ。何か硬い印象だったし、いつもよりさらにユルく張ってみることにしました。メイン50ポンドくらい、クロスは様子を身ながら40〜45ポンドでくらいでいってみることに。

x10_04.JPG (30887 バイト)x10_05.JPG (19977 バイト)x10_06.JPG (11099 バイト) 張り方はいつものように、上下2本のクロスを先に張ってから、残りのクロスを上から...フンフンフ〜ン、ツルツルしてて張りやすいなぁ...ん?んんー!こりゃ足りないゾ!
 残すところ、クロス5〜6本となったところで、かなりキビシイ状況に。一応、ショートサイドはギリギリにして、残り10センチでタイオフにしたんだけどなぁ。
 ネット上の資料では、nTourのストリング長は約10.3メートル、x10は10メートルくらいのハズ...伸縮性の低さに加え、ユルく張ったことも災いしたようです。もう10センチあったら何とかできましたが、物理的に解決できない問題なので、あとはクロスのグロメットを広げまくって余ったストリングでクロス2本を代用しました。シロウトだし、こんなところだったら関係ナイでしょ。
 さて、ユルく張ったのですが、やはり"E-Matrix"ほどの粘りもないし、打感も悪い...もう少し速く振ればイイのかなぁ。また切ったらモッタイナイし...えぇ、ボクってスゴくケチなんです。

 

2008年秋某日..「PRINCE O3 WHITE」

o3white_01.jpg (27520 バイト)o3white_02.jpg (13258 バイト)o3white_03.jpg (9484 バイト)o3white_04.jpg (16311 バイト)
 ついにO3を張るときが来たか...まぁ、注意点はウイルソンのローラーシリーズと同じだと思いますけどネ。
 コレは新人のM関クンのラケット。しばらく張りっぱなしということで、張り替えることに。このラケットはM上クンも使っているし、ハードヒッターTクンも使っていたなぁ。O3シリーズの中では、かなりの人気モデルのようです。スペックは張り上がり320グラム前後で重いけど、フェイス面積は100、パワーレベルは900ということで、数値的に競技モデルに比べれば、やや楽な印象です。フツウのモノが2本張りで張られていました。わざわざタイオフホールの指定があるのはローラーといっしょです。ショートサイドとロングサイドを間違えると、クロスを斜めに張ることになってしまうので注意が必要デス。
 さて、ヘソ曲がりのボクは1本張り、クロスでタイオフしたいところですなぁ...と思っていたら、ちょうど横長のクロスホールを発見。指定ホールを無視して、ココでタイオフすることにしました。あとはいつものように最後のメインを残して上下のクロスを張ってから、残りのクロスをトップから張っていきました。グロメットがない分、やや硬くなるかもしれないので、テンションはやや抑えぎみの56×53くらい、あとはローラー同様、クロスを引くときはターンテーブルを固定して張っていきました。
 みんな忘れていると思うけど、コレってモア構造です。今やモアの”モ”の字も出ませんが、ラケット貼り合わせのモア技術があってのデカイ穴です。かなり進歩しているとは思いますが、グロメットレスゆえ、ストリングホール処理の多少の当たりハズレはあるラケットだと思います。最後の画像になりますけど、構造的にも4B,5Bあたりの負担がキツく、相変わらず角切れの可能性は残るかもしれません。実際にハードヒッターTクン所有の2本のうち1本は、「必ずこのへんで切れる...」って証言もあります。
 さて、打ってみての印象は...インフォメーションが伝わりにくい...という印象。ドコに当たっているかよくわからないのだ。気持ち良く打てるポイントはもちろんあるんだけど、とても狭い...しかし、別に気持ち良くないポイントでもボールは十分イッテいる...感触ばかり気にして、気がつきゃ試合に負けていた...なんてことも有り得るな。(オレだけ?)
 構造的には押さえておきたいO3だけど、コレも実際は使えそうもないナ...

 

2008年秋某日..「HEAD MicroGEL EXTREME」

head_ext01.jpg (19252 バイト) A木氏が奥さんにナイショでネットで購入したラケット。もちろん奥さんには秘密...いいなぁ、夫婦の”秘密”って...
 ニューモデルが出るらしいので、国内でも半額処分中らしい。たしかにマイクロジェル・シリーズでは、本家ラヂカルをしのぐ人気だし、チョットしか打ったことないけど、悪い印象はなかったナ。
 よくわからないが、カーボンの中に空気の3倍しかないのに、ものスゴク丈夫な新素材であるマイクロジェルが入っているんだって...ダンロップのエアロジェルも同じものでイイのかな?そもそも空気の質量は、20℃で1リットルあたり1.29gだから、同じ条件下でマイクロジェルは約3.9グラム、フレームを便宜的に厚さ2ミリのカーボンで構成されるボックス形状、フレーム厚25ミリ×幅9ミリ、グリップ部分を22ミリ×26ミリと仮定してテキトーに計算すると、だいたい20立方センチメートルだからマイクロジェルは約0.08グラム?計算あっているのかな?まぁ、いづれにしてもゴミみたいな量だけど、コレでフレーム強度が上がるんだったらモンクないですナ。たしかに面の安定性とホールド感のアップは十分感じることができると思います。
head_ext02.jpg (9971 バイト)head_ext03.jpg (6617 バイト)head_ext04.jpg (15499 バイト) A木さんから渡されたストリングはアスタリスク。ちょっと乾いた打球感がシックリこない感じもあるけど、オールマイティな1本だと思います。スイングスタイルはL3ということで、ラジカルに比べるとやや控えめという位置づけ。
 フェイスは非常に○に近く、いつものようにトップ側のクロス2本を先に張ると、クロスのバラつきが目立つかもしれないので、トップ側のクロスは1本だけ張ってタイオフ、残りのクロスは上から張っていきました。張り上がりはタテに潰れたような印象...だけど、もともとこんなカタチだし、コレで良しとさせていただきます。
 さて、打ってみての印象は...イイ!と思います。ただし、ボクがスピン多目のセカンドサーブを打つと、予想よりもはるかにネット際に落ちます。ホールドが高い分、スピンもかかりやすいのでしょうか?スピン量でボールの深さを調節する人にはいいかもしれませんネ。
 11月13日現在、TWでも在庫処分になっています。$99.99、円高も手伝って品薄の国内よりも多少安く購入可能です。イイなぁ...ラヂカルも在庫処分に入らないかなぁ...

 

2008年秋某日..「DUNLOP 200G」

200g_30.jpg (21816 バイト) I上クンのサブラケット。メインラケットは001だけど、気分転換に使っているウチにアッサリ切れました。
 ナニ張ろうかなぁ...サブだからそんなに使わないし...ということで、プレストレッチ済みのウィルソンのリアクションを張ってみることにしました。
 今では200Gシリーズは、ただの200(ツーハンドレッド)とか言われて、エアロジェルだかナンだか搭載...ハッキリ言ってよくわかりませんが、昔のモデルに比べれば垣根はだいぶ低くなってきているようです。ボクが持っている最近のモデルはM-Filの200Plus(0.5インチロング)なので、本当の200ではないのですが、たしかにフツウに使えないことはナイです。そーゆー意味では、この200Gは最後の硬派モデル(?)かもしれません。
 このラケットは以前に硬めのウィルソンのマルチ(センセーション・アイス..すでに廃盤・製造中止)を張ったときに好印象だったので、ソレに近いかも...との期待も込めて、ウィルソンのリアクションを張ってみることにしました。少し硬めに60ポンド前後で張ってきみての印象は、「イイ!」。I上クンも、「あ..ぅえ..キライじゃないッス...」と、好印象。以前のセンセーション・アイスには及ばないかもしれませんが、コントロール・打球感もイイ感触です。もうダレも使ってないかもしれませんが、是非、硬めのマルチもお試しください...だけど、センセーション・アイスの名前だけ変更したものがリアクションだったりして?...だとしたら、このヘッポコ・インプレッションは、さらにトホホ...なのだ。

 

2008年秋某日..「WILSON  nCODE  nTOUR 95 」

wil_ntour05.jpg (14666 バイト)wil_ntour04.jpg (18046 バイト)wil_ntour03.jpg (15197 バイト) 実はボクのラケット。ウイルソンのラケットを使ってみようなんて気になったのは、数年ブリだ。以前はハイパープロスタッフ5.0とか、ハイパープロスタッフローラーなんか使っていました。悪くなかったけど、結局いつものように使わなくなって譲渡してしまいました。(最近は譲渡するのも面倒クサくなって、溜まる一方なのだ。)
 A木氏やK村ダンナさんの持っていたヤツを借りたのですが、ややボールの飛び出すタイミングが早く感じられるものの、フレーム剛性の高さが好印象で、面の安定性が高く、サーブ・ストローク・ボレー、どれを打ってもバランスの良さを感じたので、次回の海外通販の時に購入することを決めていました。サービスストリングのフツウのモノ・フィラメントでも十分だったのですが、芯をハズした時の衝撃が気になったので、調子コイテさっそくマルチを張ってみることに...ストリングは今や不良在庫のダンロップ・マックスコンフォート。更科ソバみたいなヤツで、たいそう立派なハードケースに入っていたのですが、開けてビックリ!2本張り限定ストリング?結束バンドが2つ?...真相はただねじって親切にも2ヶ所で留めているだけでした。だけど他のストリングと同じで、結束バンド切ったらカラまっちゃうし、なんか意味あるのかな?
 名前はタイヘン気持ち良さそうだけど、アウターラップはケブラー配合ということで、やや伸縮性悪し。ツルツルしてて張りやすかったけど、なんか硬くなりそうな雰囲気だったので50×48くらいで張っていきました。
wil_ntour02.jpg (19334 バイト)wil_ntour01.jpg (17113 バイト)wil_ntour06.jpg (19038 バイト) 次にまた調子コイテ、ラケットを少し重くすることに。ストラング状態で305グラムくらいでしたので、グリップに2ヶ所重りを仕込んで319グラムにしてみました。最初はメンドクサイのでグリップに仕込もうと思ったのですが、ウレタンが詰まっていたのでムリでした。ドコまで入っているのかな?
 さて、一人ワクワクして練習日にさっそく使ってみましたが、結論は...「ダメだ!失敗ダ...」
 特にストロークのコントロールがダメダメで、抑えの効かない状態になってしまいました。フレーム剛性が高いだけに、軟らかいストリングとは相性が悪いのかなぁ。これじゃ変更後のバランスの良し悪しもわからないのだ。まっ、ボクの場合、このラケットに関してはフツウのモノがイイようです。
 この翌日、トットとモノであるOG-SHEEP MICRO17に張り替えました。このマルチはドコかで使おう...やっぱりモノの方がイイ感触だと思います。今回はまったくムダなことをしてしまったワイ...

 

2008年秋某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP」

liquid_21.jpg (16133 バイト)liquid_22.jpg (14837 バイト) S井先生のラケット。「十勝リーグ団体戦」に向けて張りなおすことに。今まで購入時の張り上げストリングだったのね?(賛否両論あるヘッドのニューロゴのステンシル入り)
 ヘッドといえば、テニス・スキー用品なんかが有名ですが、スキーもテニスもしない人達にとっては、イトーヨーカドーによく売っているスポーツ衣料品メーカー...という印象が強いんじゃないでしょうか?テニスの試合会場以外で着用するには、やや勇気がいるのだ。
 さて、S井先生はテニス歴も長いしスイングは比較的大きい。これまでのサービスストリングで特に不満はないようなので、今回もフツウのモノ・フィラメントであるOG-SHEEP MICRO16を少し硬めに張ってみることにしました。張り方はいつものようにメインを張った後に、上下のクロスを先に数本張ってから、クロスをトップ側から張っていきました。もちろんタイオフはメイン・クロス、ともにクロスで...だけど、TennisWarehouseのストリンガーが急いで張り上げたフツウの2本張りと全然変わりないなぁ。まぁMPサイズだし、最近のラヂカルは昔に比べると変形に強いってコトで...(トホホ)
 先生にラケットを渡したのが試合当日でしたが、特に問題なく使えたようです。このラケットのおかげで「十勝リーグ団体戦」は優勝(4部なんですけどネ)できたと言っても過言ではナイのだ。(ホントか?)

 

2008年秋某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP」

liquid_05.jpg (33380 バイト)liquid_06.jpg (32925 バイト)
 A木氏のラケット。アスタリスクを張って1年経過、加えて先日の大会でボス氏のラケットを借りて好感触を得たストリングがある...ということで、「ポリでスミマセンが...」と言って渡されたのは、バボラのプロハリケーン・ツアー17。形状が8角形なんだって!この16ゲージはナダルやロディックが使っているんだって!ホホー、話題豊富なストリングですな。今度、断面でも見てみましょう。
 ツアーなんてのが出ていたんですネ。ただのプロハリケーンだったら打ったことありますが、たしかに反発の控えめなモノ・ストリングと言われてもナットクしてしまいそうな感触でした。昔の単なるポリとは違います。その証拠に、少し軟らかいのかカラまるし、少し張り易いです...あくまでポリモノやスーパースマッシュなんかに比べるとですが。
 A木氏の指定テンションは60ポンド、やや高いかな?と思いましたが、そんなに違和感はないようです。いつもはショートサイドでトップ側クロスを2本張ってから、ロングサイドでボトム側クロス3本を張り、最後のメインを下から上に通してから残ったクロスを上から張っていくのですが(トップ側のふくらみを保つためと、おせっかいにも中心を明確化するため...のつもり)、今回は一応ポリ系だし、クロスのバラ付きをおさえるために先に張るボトム側のクロスは1本にしてみました。まぁ、ほとんど変わりないでしょうが、自己満足の世界ですので。
 さて、打ってみての本人の弁は「チョット振動が気になる...」たしかにハズした時の振動はやや大きめでしょうか。まぁポリ系だからしょーがナイと言えばソレまでですが、キチンと当たった時はとてもイイ感触なのだ。ボス氏のニューラケットはバボラのナダルモデル。振動を吸収するナントカ・システムが仕込んであるから、ソレでイイ感触だったのかな?
 A木氏のストリング探索の旅はまだまだ続くのであった...

 

 

2008年夏某日..「WILSON HYPER HAMMER3.1 ROLLER」

wilson_hh31.jpg (25400 バイト) フクフクさんのラケット。東京在住のコバ氏がこの時期に遊びに来るんだけど、コバ氏に付き合って約1年ブリに練習にきて振り回したら、アッサリと切れました。フクフクさんはオーバーサイズラケットのヘビースピナーなので、よく切れます。スイングスピードもハンパじゃないので、過去にボールをヒットした瞬間にラケットを折ったこともあります。
 あまりテニスしないし、ココはテンションメンテナンスを考え、プレストレッチ済みのウイルソンのリアクションを選択してみました。(まぁメーカーの主張を完全に信じているワケではありませんが...)ローラーなのであまりヘンな張り方はできないのですが、メーカー指定のトップ側のタイオフポイントは無視して、トップ側のふくらみを保つためにトップ側のクロス2本を先に張ってクロスでタイオフ。残りのクロスはトップから張っていきました。ローラーはクロスホールが広いから、ローラーの上にストリングが乗った状態でターンテーブルを固定してから引かないと、テンションをかける方向がバラバラになっちゃうのでケッコウ時間がかかります。
 1年に1回のお勤めといったところでしょうか。
 

 

2008年夏某日..「HAED 「HEAD FLEXPOINT 4」

head_fxp4.jpg (21552 バイト) 女房の友達のK高さんのラケット。なんでも女房のラケットを借りてイイ感触をつかんだことから購入したらしい。新品らしく、エクテロンのモノ・フィラメントを張り上げてから、わざわざ飾りを付けてみました。
 個人的には乾いた振動が気になるラケットだ。一応ストリングを通すかたちでブリッジ部分にバイブレーション・ストッパーが付いているんだけど、なんか”バシンッ!バシンッ!”という音が気になります。フレームもけっこう厚いし、スイングインデックスも”S4”だけど、コンパクトなスイングで当てにいった方が、コントロール・ボールスピードを両立できるような印象。
 K高さんはケッコウ振るよなぁ...むしろムチャ振りに近いよなぁ...それでもある程度コートに収まるから不思議だよなぁ...
 人の使っているラケットは、何か良さそーな感じがするもんですが、いかがだったでしょうか?

 

2008年夏某日..「HEAD TiS-5、BS AXE PROBEAM MID、WILSON nCODE  nTOUR 95」

bs_s6_nt01.jpg (50921 バイト) この週末は3本の依頼がありました。
 練習中に切れたストリングブレーカーの鉄人S木氏のTiS-5、切れてないけど少し低いテンションを試してみたいクシさんのBS、初めてストリングを切って、感動して泣いしまったK村ダンナさんのnTOURです。
 TiS-5はグリップエンドがグラグラでした。このシリーズはグリップ内にナニやら振動を吸収する細工が施されていまして、グリップとグリップエンドの固定にU字鋲は使われていません。固定していた接着剤が硬化してしたモヨウ。やや柔軟性のある接着剤で固定してから巻きなおしてみましたが、どーでしょう?(固定が堅固すぎて、グリップ自体が割れてきたりして...)肝心のストリングは...忘れた。
 クシさんいわく「3ヶ月経ったし、もう少し、チョットだけテンションを落としてみてください。」張ってあるのはOG-SHEEP MACRO16だし、クシさんは練習熱心だから、たぶんストリングはヘタっているに違いない。注文どおり、前回から5ポンドダウンで50×45くらいで張ってみました。どう?ナニか変化はありましたか?...余談になるけど某ショップの試打会において、同ラケット・同ストリングで適正テンション+5ポンド、適正テンション-5ポンドのラケットを2本用意(だったかな?)、バイブラ・ストッパーを付けて試打したところ、上級者を除き、参加者のほとんどがソノ違いに気がつかなかった...という実験結果があったと思います。まぁ、ほとんど気分の問題ですナ。
 本題に戻りますと、クシさんのBSでダメージを受けているのはスロート寄り1/3の部分...かなり手元で打っているんですネ...というワケで、今回はおせっかいにもクロスは下から張り上げてみました。どう?...まぁ張るほうも気分の問題ですナ。
 三本目はテニスに打ち込むK村ダンナさんのラケット。ファットコア16が張ってあったんだけど、メインで切れました。かなりノッチが入っていたようです。まぁアレだけ練習してたら切れるワ...あとは試合で結果を出すことだな...(ホットケ!)


 

2008年夏某日..「HEAD Ti-RADICAL OS」

radical_t01.jpg (21394 バイト)radical_t02.jpg (11027 バイト) 日高町へ転勤したタッキーのラケット。某女友達を通じてストリンギングを依頼してきたのだ。今週末の日高町で行われる「クルミちゃんカップ」に参加するため、ゼータクにも張り替えることに...って、ほぼ2年経過していたのね。
 タッキーにはナニがイイかなぁ。「タイミングがすべて」と言っても過言ではナイ”投げヤリ”なスイングがタッキーの信条だからなぁ...まぁ、何でもイイか?
 とりあえず基本的なOG-SHEEP MACRO16を選択、いつものように上下のクロスを数本張ってからクロスを上から張っていきました。Ti-ラヂカルOSは、タテ方向に潰れやすいラケットですが、コレでトップ側の膨らみも保持できるでしょう。(たぶん..)張り上げ重量は326グラムでした。
 さて、よく見るとオーバーグリップに「集中」の金文字が。スゲェ...こんなオーバーグリップがあるなんて知りませんでした。試合中サーブの時とかリターンの時に、コレを見て集中を高めるんですネ?だけど、コレ見ている間にサーブとか打たれたらイヤだな。
 そんなニューストリングと”集中”オーバーグリップで臨んだ「クルミちゃんカップ」ですが、見事、”初級者クラス”で優勝!...えぇ、まぁ初心者クラスなんですけどネ。(興味のある方はトピックスの「第5回 クルミちゃんカップ開催!」をご覧ください)
 だけど、タッキー見てたけど、一回もグリップなんか見てなかったゾ?

 

 

2008年夏某日..「YONEX RDS 001 MID」&ナチュラルガット”TITAN”

rds001_21.JPG (57798 バイト)
 「ナ..ナチュラルで...」
 ついに、この時が来てしまったか...I上クンのリクエストはなんとナチュラル・ガット。思い切った発言なのだ。不良在庫になりつつあった”TITAN”というオーストラリアのメーカーのナチュラルで、ゲージは15L。ナチュラル作っているのにホームページがない・梱包が簡素・あまりに安い($18≒\2700)...などのアヤシイ点があるが、かまわず張ってみましょう。
 袋から出してみましたが、”シャランシャラン”と音がする。(長期保存で乾いてしまったのか?)かなり硬い印象で、見た目も感触もテックガットみたい。とりあえずオリーブオイルをサラッと塗って張り始めました。張り方はいつものようにショートサイドでトップ側クロス3本を張ってクロスでタイオフ。ロングサイドでボトム側クロス3本を張ってから最後のメインを下から上に張ってクロスへ流し込み、そのまま下へ...テンションは58くらいだったかな?タイオフ部分がホツレないようにゴム風船を塗りつけて完成なのだ。時間はかかったけど、ネジレることもなく無事張り終えました。
 で、使ってみての感想は...ナチュラルっぽい感触...って、コレで「ポリっぽい」なんて言ったら大問題ですワ。飛びもスピンもアップしているんでしょうか、I上クンはあまり感じていないようだけど、受ける方としては弾んでからのキャリーが出ているというか、ボールに勢いがあるというか、合わせ損ねることもシバシバでした。ただし、I上クンの真髄である”バッコリ・フォア”は、ややオーバーぎみ...思いっきり打てなくてストレスのたまるI上クンでありましたとさ...トホホ
 あんまり速くスイングしてもダメかもしれませんね。今度切れたら、残ったガットとポリのハイブリッドにでもしてみますか?

 

 

2008年夏某日..「BABOLAT AEROPRO DRIVE & VOLKL C10 PRO XTENDED」

babo&x10.JPG (34229 バイト) クシさんとボクのラケット。クシさんのラケットは最近OG-SHEEP MICRO16を張ったばかりだけど、なんだか飛ばない・湿ったボール打って感触が悪くなった・新しいストリングを試してみたい...とのことで張り替え。
 ボクのは4月に切れてそのまま放置していたメインラケット。(いつも緩く張っている方)今まで比較的硬く張ってあるサブラケットを使用していましたが、これから屋外の試合もあるし、やはり緩く張ったラケットも用意することにしました。
 クシさんはナニ張ろうかなぁ。けっこうラケット振るし、サーブもストロークもスピン系だし、違った感触といっても、あまり軟らかいストリングもなぁ...ってなことで、マルチはやめてモノ・マルチであるウイルソンのリアクション16を張ってみることにしました。プレ・ストレッチ済みでポリアミドも使用、ちなみにアメリカでは”マルチ”に分類されているモヨウ...クシさんは「んじゃ、今度はマルチで!」って言ってたけど、まぁイイか。やや飛び重視で52×48くらいでユルく張ってみましたが、この方がムリなく飛ぶし、ストロークも後ろの方に落ちているようです。
 このラケットで気になるところがあったんだけど、ボクのようにグリップを包み込むように長く持ってラケットを振ると、グリップエンドが”ギシギシ”と音を立ててズレるのがわかる。(クシさんはグリップを余して持つタイプなので、気にならないらしい。)たぶんエンドキャップの固定が緩んでいると思われたので、ついでに修理してみることにしました。グリップをはがしてみましたが、U字の金属鋲が浮いている様子もないし、ウレタン部分が割れている様子もない...だけどエンドキャップの固定性が悪い。人のラケットだけど気になったのでエンドキャップも取ってみると、エンドキャップ底面の内側四隅に突起があって、グリップエンドとの間にスキマができるようになっていることが判明。このスキマのためにエンドキャップの固定性が悪いようです。んじゃ、なぜスキマがあるのか...それはエンドキャップにハメ込んであるカス取り用のフタが厚いため...スキマをなくしてエンドキャップをキッチリはめ込んだと仮定すると、フタがグリップと干渉してハマらない。

 エンドキャップに着脱可能なフタがついているラケットは最近多いけど、カーボンのグリップ部分が凹んでいたりして、そのフタがグリップと干渉することはないよなぁ。使っていてスゴク気になるんですけど...設計ミス?ユーザーからクレームとかナイのかな?

 

 

2008年夏某日..「PRINCE TT RIP & TT HORNET OS(1st)」

tt_rip&ho.jpg (29217 バイト) 伝説のよっぱらいY氏のご友人のラケット。
「今度、転勤していたヤツなんだけどさぁ、昨日、久しぶりにやったら2本とも切れちゃってよぉー」
 渡されたラケットはグリップが劣化してボロボロ。かなり長期間使用していなかったことがうかがえます。2本のラケットのパワーレベルにはかなりの違いがあり、どのように使っていたのか、やや疑問の残るところではありますが、Y氏いわく「そーとー振り回してたけど、あんまり...」
 そーですか、ソレじゃ勝手にいつものOG-SHEEP MACRO16を張ることにしましょう。正直、よくわからないのでRIPは60×58くらいで、初代ホーネットは58×55くらいで張っていき、ついでにグリップも交換しました。RIPはトップ側のふくらみが大きくて、ウチの安物ストリングマシーンでは押さえきれず、クロスを引くごとに多少ズレて右へ左へ...まぁ、良しとさせていただきます。
 ちなみにどちらのラケットも、スイング重量がラケット重量を50グラム以上も上回るスペックなんですね。

 ストリング張り上げて、グリップ交換して、2本で合計\1,600なんだけど、Y氏に\2,000もらってしまったのだ。いやースンマセン...

 

 

2008年夏某日..「BRIDGESTONE AXE PROBEAM MID」

bs_pb02.JPG (10963 バイト)bs_pb01.JPG (17772 バイト) クシさんのサブ・ラケット。懐かしいラケットなのだ。
 当時のテニスプレーヤーにバカウケしたプロビームの後継機種だったんだけど、残念ながらこのアックス・シリーズの人気はイマイチ。いつしかプロビームシリーズからダイナビームになって、アニメ人気でチョッピリ盛り返すけど初代プロビームには遠く及ばず...
 たしかに初代プロビームはカーボンが詰まっているような感触・打球感があったし、可も無く不可も無く、スイングに応じたボールが打てるクロウト好みなラケットだったなぁ...そのまま造っていれば良かったのにねぇ。
 最近のBSはサッパリわかりませんが、数少ない国産ラケットメーカーとしてがんばって欲しいトコロです。
 さて、ごくフツウに基本中の基本であるOG-SHEEP MACRO16を55×50くらいで張っていきました。クシさんはコレを出張先に持って行って、そこでテニスしたそうです。(熱い!熱いゼ!クシさん!)だけど重量は350グラムオーバー...コレも疲れるワ。
 だけど、なんでBSのラケットって、フェイス面積95インチSQRなのに"MID"なんだろ?

 

 

2008年春某日..「IGNIO FORJE S1」

ignio01.jpg (9432 バイト)ignio02.jpg (14710 バイト) 「これ、お願い〜...」そー言ってフクフクから受け取ったラケット&ストリング。面はティアドロップシェイプで、フレームは中厚だけどフレーム自体は薄いブレード形状、スロート部分がやけに細くて頼りないし、グリープも異常に細い...って、よく見りゃ軟式ラケットじゃないの!軟式もフツウに張ってイイのかなぁ?
 ラケットは某量販店のオリジナルのようだが、製造元はしっかりとゴーセンなのだ。フクフクの注文は30ポンドか...普段はまったく使わない領域だけに、実際に30ポンドで引けているかどうかはハナハダ疑問なのだ。しかも新品でグロメットが無傷だから、スキップホールがよくわからん...ボトム側ってこんなに間隔が空いてイイのだろうか?数々の疑問を抱きつつ、いつものようにトップ側クロスを固めてから残りのクロスを上から張っていきました。
 どうやらラケットはフクフク家の三男が使用するらしい。張り上がりを確認して、「うん、こんなもんでしょ!」とフクフク...ホントか?
 はじめての軟式だったけど、30ポンドでもケッコウ変形しているのがわかりました。張り上げ重量は266グラム。M氏のトライアドが272グラムだから、ラケット重量自体はあまり変わらないし、コレより軽い硬式ラケットもたくさんあることになりますネ。

 

 

2008年春某日..「WILSON TRIAD 5.0」

triad5_01.jpg (19361 バイト)triad5_02.jpg (8721 バイト)triad5_03.jpg (12330 バイト)triad5_04.jpg (10376 バイト)
 M氏のラケット。衝動買いしたラケットでしたが、いつのまにかメインラケットになったモヨウ。前回に張った「ぶっ飛びHAMMER」なるヘンなストリングが切れそうになったので、張り替えることに。M氏はクロスが切れるスイングなのね?
 M氏はいつも自分でストリングを買ってくるんだけど、今回持ってきたストリングはゴーセンの"スーパーテクミー"...独特の打球感が特徴のモノ・フィラメントらしい。2007年のカタログによると、OG-SHEEPに属しており、なぜか「数量限定」...釣り糸にも使われるハイテク素材らしいが、詳しい解説は見当たらない。ウラの解説によると、ガット性能は振動吸収性が「やや高い」以外は全て「フツウ」...だったらココにワザワザ載せる必要もナイんじゃないだろうか...ムナシイのだ。それにしても電化製品でもないのに「数量限定」とは...?さすがM氏、今回の選択もヘンテコリンなのだ。
 たぶん、どー張ってもM氏には関係ナイだろうから、テキトーに55×50くらいで張っていきました。パワーホールがついているクロスが通しヅライ...フレームを埋めるウレタンをブスブスと刺しまくりなのだ。
 出来上がりは...少し硬いかなぁ...まぁいいや。次回、M氏の選択するストリングに注目なのだ。

 

 

2008年春某日..「HEAD AIRFLOW 5」

airflow5_2.jpg (8511 バイト)airflow5_1.jpg (18448 バイト) K村奥様のラケット。苫小牧の某量販店で購入して以来、1年半以上も張り替えてないとのことで、張り替えることに。
 白く光り、かなり高い面圧が出ていると思われるストリングは見覚えがあるゾ...そう、焼肉くさいネーミングのウイルソンのスタミナだ。「えぇ、ゴク標準的なストリングですヨ」と言う店員さんのススメで張ったものだが、ストリング自体も硬く、耐久性のみを重視した硬い打球感はとても標準的とは言えんのぉ。この手のラケットを使う人のスイングスピードはそんなに速くないだろうし、少なくとも軽いラケットに張るストリングではないような気がしますが...やっぱり標準的と言えばOG-SHEEP MICROとかですよねぇ。
 ちなみに量販店の張り方は...ショートサイドは最後のメインを残してトップ側クロス3本、ロングサイドは最後のメインを張ってから1本だけクロスに流して、対側のメインを下から上に張って、残りのクロスを上から...ノットはフィッシャーマンズノットのワッカ付き?チョット凝っていますネ。だけど輪を作る理由は何スかね?グロメットへのダメージも、そんなに違いはナイ気がしますが...
 さて、奥様の希望に沿って、ガンマのファットコア16を50×45くらいでユルく張ってみました。別にユルく張ってもフレックス・ポイントはソレナリに機能してくれるんでしょうね?とりあえず、奥様からの苦情はナシってことなので...少なくともスタミナよりはハルカにマシだと思うよ。ちなみに付属していたバイブレーション・ストッパーは取ってみました。何か違いはあったでしょうか?

 

 

2008年春某日..「YONEX RDS 001 MID」

yonex001_21.jpg (22297 バイト)yonex001_22.jpg (11066 バイト)yonex001_23.jpg (12870 バイト)
 おなじみのI上クンのラケット。切れたワケじゃないけど、I上クンのハードヒットにOG-SHEEPはとっくに限界に達していたモヨウ...ヘンな振動まで出てきたので張り替えることにしました。
 んじゃ、今回もヨケイなことしてみるか...前回はフツーに張ったけど、今回は意地でもクロスでタイオフしてやるのだ。いつものようにショートサイドでトップ側クロス3本を張ってクロスでタイオフ。ロングサイドでボトム側クロス3本を張ってから最後のメインを下から上に張ってクロスへ流し込み、そのまま下へ...テンションは適正範囲を超える65×60くらいで。国内のインフォメーションは45〜60ポンドだけどTWのインフォメーションは55〜65 ポンド、コレって国内も海外も同じラケットだよなぁ。まぁ自己責任でネ...って、オレのラケットじゃなかったナ。しかし、コレでめでたくクロスでタイオフ完了ダ...確実にスイートスポットは狭くなったと思うけど、そのうち多少ユルんできますんで...
 そんな中、ストリングマシンにトラブル発生!クランプベースを固定するレバーがユルくなって、ニブイ感触とともにスカスカに...以前、もう1つのクランプベースに発生していたのと同じトラブルで、特殊な六角ボルトが金属疲労で折れてしまいました。とりあえず、コッチも長いボルトを貫通させて使用中。デザイン的なことで、こんな特殊なボルトなのかなぁ...本当はそんなにチカラを入れなくても"サクッ"と止まればそんなに負担もナイんだろうけど、そこはソレなりの値段のマシン...固定性が弱いだけに思わずレバーに余計なチカラが加わりがちになってしまうのです。まぁ使えないことはナイので、このまま行けるトコロまで行ってみますワ...

 

 

2008年春某日..「BABOLAT AEROPRO DRIVE」

babo_aero02.jpg (11601 バイト)babo_aero03.jpg (18448 バイト)babo_aero01.jpg (6609 バイト)
 新人の"クシさん"のラケット。新人といっても、ワシの札幌でのテニス仲間でもあり、この度はおおいにテニスする気で札幌から転勤してきたのだ。テニススタイルはグリグリのスピンプレーヤーでバックは両手打ち、自分のゾーンで打っている限りはOKだけど、そのゾーンは狭い...以後はどんどん練習してゾーンを拡げていくのだ。
 さて、そんなクシさんのラケットはバボのアエロプロ?..でいいの?ナダルが使っているシリーズでイイのかな?グリップは驚きの"4"。今はカラーリングが変わったようだけど、それにしてもすごいフレーム形状だ。コレでスイングスピードがアップするのか...でも、何で?...おもわず疑問を投げかけずにはいられないフレーム形状だ。
 久しぶりのバボラですが、ウーファーグロメット装着のため、指定の位置でタイオフしないとストリングが重ってしまうのだ...しかし、そんなこと無視してクロスでタイオフ。基本的なOG-SHEEP MACRO16を55×53くらいで張っていきました。以後はコレを目安にしてストリンギングに関する希望を述べてもらいますので...張り上げで総重量329グラム、けっこうハードスペックですナ。
 さて、打ってみましたが、飛ばん...オレのヘナチョコなスイングじゃボールはサービスラインの内側だ。速く強いボールを打つためにはソレナリのスイングが必要なワケで、こりゃ疲れちゃうワ。ただし、意外にボレーは好印象、面の安定性が高いと感じました。まぁフレームもチョット厚いし重量もあるので、トーゼンと言えばトーゼンかもしれませんが...
 ちなみに環境が変わり、体育館の板張りで思うようなボールが打てない"クシさん"は、これからの季節、屋外クレーコートでの逆襲を狙っているらしい...

 

 

2008年春某日..「YAMAHA PROTO 01」

yamaha01.jpg (15938 バイト)yamaha02.jpg (3987 バイト)yamaha03.jpg (19861 バイト)yamaha04.jpg (12537 バイト)
 女房の通う昼間のテニスに参加中の、定年退職した町の顔役であるU山氏のラケット。専門はバスケットらしいが、テニスもバドミントンもやるスポーツおじさんなのだ。
 練習中にクロスが切れてしまい、そのまま女房が預かってきました。マルチっぽい断端ですが、やはりヨネックスのマルチが張ってありました。本人は手首もイタイらしいし、おせっかいにE-Matrixでも張ってみようかと思ったら、10時方向のフレームに大きなヒビを発見、ストリンギングはあえなく中止になりました。
 一応、こんな状態で渡された時は、ストリングが切れているとはいえ、どの程度のテンションで張られていたか..などを確認するために手で弾いてみたりするのですが、振動がかなり大きかったので、よく見るとこんな状態になっていました。本人イワク、「ぜんぜん知らなかった...」そうです。まぁ。シブいカラーで、目立たないといえば目立たないのですが...たぶん打っている時もケッコウな振動があったと思いますヨ。
 ヤマハってけっこう人気ありましたよね。サバティーニで一世を風靡したレインボーカラーの”FX”シリーズとか、黄色の”EX”とか...なんか硬くてスイートスポットが狭い印象しかありませんけど...そして白×黒の”EX-G”シリーズあたりを最後に、YAMAHAはラケットから手を引くことになったと思います。(この画像を涙流して見ている人もいるかもしれませんネ...)
 とりあえず、U山氏はサブ・ラケットを使用中...オレがススメルとしたら、そーだなぁ...DUNLOPのマックスプライ・マッケンローなんてどう?ウッドを意識したデザインに、グリップはレザー...シブイ、シブ過ぎるのだ。

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浦河町テニス協会ホームページ −ストリング日記 そのC

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