家の前で騎馬隊（画面奥）を迎え撃つ女房とＫスケ。
このあたりが中間地点でしょうか。
住宅街を通過するなんて、町外の人は知らなかった
でしょ。
実はぼくも知りませんでした。トホホホ．．
年末年始なんて町内にほとんど居なかったもんね。
騎馬参拝を見るのは町在住１２年目にして初です。
”パッカ、パッカ．．”と住宅街にさびしく
ひびくヒヅメの音．．。
前後左右、見渡す限り見物人はわしら
家族のみ．．。馬も騎乗する人もこころ
なしか、わびしく見えたのは私だけでし
ょうか？
この後、騎馬隊はペースを速め、足早
に東町を通過するのであった。
足早に通過する研修生。
この後、石段の下りでもっとも話題を集める
ことになる。
（ちなみにバックはうちら一家のボロ社宅）
協会所属のＳ本さんが騎乗したのは出発して
からすぐだったそうで、もうこの時点では交代
していたそうです。関係者の絵が欲しかったの
ですが残念です。
「シェーン！シェーン、カミバーックッ！」
（♪ターララー、ターララーラ．．）
騎馬隊を見送るＫスケ。
この後、我々も車に乗り込み、後を追ったこと
は言うまでもナイ。
浦河神社手前の信号につかまり、足止め
をくう一行。やはり馬と言えども交通法規
は守らねばなるまい。
（じゃあ、免許取り消しの経験を持つオレ
はいったい．．？）
いよいよ石段の下に到着。この後、神主さんのお払いなどがあり、馬も人も
見物人もしばらく待たされることに．．。寒いぃ！たのむ！早く登ってくれぇ〜！！
（新聞には”参拝者５００人”って書いてあったけど、そんなにいたかなー？）
馬がシッポを上げた時は．．そう、それは”排便”する時です！
もう、あんまり待たせるモンだから．．馬もつい．．ネ。
この後はみなさんのご想像におまかせします。
さぁ、いよいよ石段上がりですが、１番手のポニー
はいきなりの斜行！騎手が小学生だからしょうが
ないか．．。これが競馬なら間違いなく降着ダナ。
その後、ややヘッピリ腰ながら、順調に登るポニー。
歩幅が合っているのか、あれよあれよと言う間に登っ
て行きました。
サラブレッドの第１陣はスムースに登って行きました。
「行きはヨイヨイ、帰りはコワイ．．」
やはり下りのペースは登りに比べるとダントツ
遅い！そりゃそうだよ、何たって馬は自分の
足元が見えんもの。
それでも、サラブレット第一陣はスムースに降
りてくることができました。
やはりビビってしまう馬もいるわけで．．「オオーッ」と観衆からどよめきが．．
「オットットット．．」 なんとか引き馬されながら、無事たどりつくことができました。
「モウ．．こんなことヤメテくれよ．．」
不満タラタラに観衆に訴える馬クン。
騎乗していたのはたぶん女子高校生ダナ。
この前、落馬して病院に来ていたような．．？
やはり乗り手も関係あるのでしょうか？
何のまえぶれも無く、イキナリ登り始めるサラ第２陣。
寒さに凍える観衆の心中を察したのであろうか．．。
馬を追って上り下りを繰り返す報道カメラマンと、場内整理
担当者。この人たちは５〜６回は往復していました。
ごくろうさんでした。
先頭集団はスムースに降りてきたのですが．．
やはりドコにも問題児はいる
もので、３人がかりで押してもテコ
でも動きません。
馬は前足をつっぱるばかり．．．。
やがて騎手に馬から降りるように
指示が出され、全員で馬を押すという
チカラ技にでる関係者。
ちなみに中央の黒のダウンにハンチ
ングはテニス協会Ｓ本さんのダンナさ
んです。
命からがら降りてはきたものの、はからずも今年の主役
になってしまった「バロン号」。近くで関係者が話していたの
ですが、「やっぱりバロンだったか．．」、「やっぱりバロン
にはムリだったか．．」などの声が聞こえてきました。普段
から問題児のようです。トホホホ．．．
来年はガンバレよ！バロン！（というより、来年の出番は
無いな、こりゃ。くれぐれも肉にされないように．．）
というわけで、今年の”騎馬参拝”も何とか終わりました。われわれはこの後、寒さのため近くのスーパーマーケットに避難。おつとめを果たした馬はスゴスゴと厩舎に戻っていきました。神社を登る時にしか注目が集まらないのは、ややかわいそうな気がしますが、伝統行事ということで途中省略もできないんでしょうね。天候に恵まれたのがなによりでした。興味のあるかたは来年どうぞ。
