海外通販その81
〜2014年9月 イギリス 「Racquet
Depot UK」〜
「Racquet Depot UK」へ2回目の注文です。
マンティスのポリ・コンフォートを探していたところ、いつも利用しているストリンガーズ・ワールドよりもチョッピリ価格設定が安かったので利用してみたラケット・デポUKですが、ソコで"Pro's Pro"なる激安ストリングを発見しました。
ポリ系が多いのですが、ものスゴイ種類の多さ、しかもドレもドコかで聞いたことのある宣伝モンクとネーミング??有名メーカーの看板商品のパクリっぽいもの満載のアヤしいストリングメーカーといった印象...
ま、「安いが一番」というのが最大の購入理由なんですけどネ。
表中右端の”合計”には品代に加えて送料が含まれています。
Item
Quan
Price \ 1
Babolat Tennis Elbow Support 1
£6.63 \1.510
2
Pro's Pro Clay Court Plus 16 200M Reel 1
£22.46 \5.115
3
Pro's Pro Vendetta 16L 200M Reel 1
£13.29 \3,026 Sub Total
£42.38
Shipping
£12.75
Total
£55.13
カード請求額
\9,651
1ポンドが174円前後...もうチョット待てばよかったナ...
ラケット・デポUKはリール2個となると、ダンボールになるのネ?1個づつ注文しても良かったなか?(セコイ...)
今回は税金の支払いはナシでした。この数日前にもストリンガーズ・ワールドからM原先生コーチのVSタッチ3張りが届きましたが、そちらも税金ナシでした。特にM原先生コーチの注文額は\10,000オーバーでしたが、税金ナシ...税関がイチイチ小額個人輸入をチェックするのに飽きた?
税金が請求されるかどうかは、一種のギャンブルみたいなもんだナ、こりゃ...
ボクが使うエルボーバンド。慣れない硬いポリ系を試打したことから、人生で2回目の肘の外果痛を発症中なのだ。「ドクターエルボー」もあるんだけど、なんか硬いのが気になる...ってことで購入。
伸縮性のある部分で、ある程度の腕の太さを設定してからマジックテープで固定する...でイイんだよね?
ドクターエルボーよりも通気性に優れているけど、なんか当たりが弱いような...ま、どっちでもイイや。テキトーに併用するのだ。ちなみに日本での取り扱いはないようです。
こんな感じ?
ほとんど駆血帯(注射するときのゴムバンド)のようだ...
さて、本題に入りましょう。ラケット・デポUKで、ホームストリンガーの興味を引くのが、この激安ストリングメーカーの"Pro's Pro"でしょう。おそらく、このモノ好きなページを見ているアナタも、気になっていたんじゃないでしょうか?
国内でもオークションに出品したり、実際に取り扱っているテニスショップがあるようですが、その情報は非常に少なく、ナゾの多いメーカーです。なんたって、アメリカのストリングフォーラムの掲示板で語られている「プロズプロのブラック・アウトとテクニのブラック・コードは同じ工場製?」なんて都市伝説並みの情報が、国内ページの某ショップで取り上げられているくらいですから...プロズプロの本社はオランダで、ホームページにはテニスをはじめラケットスポーツ用品が満載...ラケットもあるんだけど、ステンシルはプリンスの"P"の中抜きで、かなりアヤシイ雰囲気が漂う。ストリングの種類も「これでもか!」ってくらいゲージを揃えたり、ハーフセットと称して100mづつパックしたリールがあったり、ネーミングもドコかで聞いたことのあるものばかりで、リール中心に描かれた安易な発想の挿絵も見逃せない。
しかも、あるものは"Made in Japan"、あるものは"Made in Germany"という説明が...ちなみに今回注文した右側のベンデッタも"Made in Japan"らしいですが、そんなことはドコにも印刷されてなかったナ。
ストリングフォーラムのギャラリーには2006年に初掲載、2010年以降にテニスウエアハウスのBBSでも話題になっているんだけど...「プロズプロってどうよ?」
「黄色のマルチを使っているけど、イマイチかな?」
「ブラックアウトはテクニのブラックコードと同じ感じだな。それにこの2つは同じ工場製だっていうじゃないか、驚いたゼ...」
「同じ工場?んはワケないでしょ!ナニ言ってるの?安いだけがウリの最悪ストリングメーカーだって!」
「安くてイイじゃない。ただし、テクニは自社工場で製造しているヨ...」
「リールを10個購入したけど、もう買わないだろうな...やっぱり品質がチョットね...」
「だけどブラックアウトはイイ感じだワ...」
「オイ、ちょっと待ってくれ、コレを見てくれ、ブラックアウトとブラックコードは同じっていう検証結果がドイツにあるんだゼ...」やや不毛な内容ですが、よーするに「安いからイイんじゃない」という意見が大勢を占めているようです。たしかに、すでに各ストリングメーカーからのアイディアは出尽くした感がある今日コノゴロ、構造的に似たようなものが出てくるのは当たり前のことかもしれませんネ。
アナタもだまされたと思って、購入してみてはいかがでしょうか...ちなみに海外通販仲間の”たかさん”も、左側のクレーコート・プラス(モノ・マルチで建設現場のトラロープみたいなヤツ)を特に問題なく使用中。
ボクもさっそく自分のラケットに張って使用してみました。見た目はトラロープということで阪神ファンにオススメでしょうか。名前にクレーコートが入っているので耐久性アップ?表面がツルツルしていて、ややアウターラップが硬い印象ですが、実際にストリンギングしてみますと、かなりビヨーンと伸びます。少し控えめに54×40〜46ポンドくらいで張っていきましたが、クロスをそんなに落とさなくとも良かったかな?打球感はポコンポコンと心地よく、やや緩く張ったこともあって飛びは十分でしたが、スピンはかけにくいような印象。(もちろん自分の実力は無視!)意外にもボールの飛び出しが自分のイメージよりも早く、インパクトでの粘りがあまり感じられませんが、ボクも特に問題なく使用中です。もう少し硬くても良かったかな?
ま、1張り当たり\320のマルチならモンクもありませんか...あとはダレかにベンデッタを張ってみなくては...
ちなみにクレーコート・プラスには+10mのオマケ付き...至れり尽くせりなのだ。
ウームム...いったいリールは何個あるんだろ?
明らかに不良在庫になっているものもあるゾ...
ホームストリンガーにとって、価格が安いというのはありがたいことですナ。そーゆー意味ではプロズプロもイイんじゃないでしょうか。残念ながら純粋なマルチっぽいストリングは未販売ということで、ソコはマンティスに頼ることになりそうですが、あとはプロズプロでカバーできるかもしれませんね。
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