海外通販その38
2009年7月 フランス 「Tennis Warehouse EU」〜


 Tennis Warehouse-EU」への初めての注文です。USのTWのトップページの下に、いくつかリンクがあるんだけど、そのうちの一つがTW-EUです。フランスらしく、バボやテクニのものが豊富。もちろん注目はセールラケット品だけど、USに比べてプリンスやウイルソンが割高で、お買い得品はやはりバボやテクニ。テクニなんて、見たこともないラケットまで掲載されているのだ。
 そもそも、今回衝動的に注文してしまったのは、フォルクルのグリップパレットを発見したため。ヘッドのパレットで代用していたんだけど、シックリこなくて困っていたトコロに”渡りにフネ”...ついでに他のセール品も注文することに。
 一部のセール品を除いてUSよりは全般的に高いと思うけど、バボのアパレルも安売りしているのがいいナ。USだとキャップしか売ってないもんネ。ユーロはけっこう高いけど、これからも時々チェックですナ。

 

表中右端の”合計”には品代に加えて送料・税金などが含まれています。

Product Name

Order

Price

Total

関税

消費税※1

合計

総合計

1

Tecnifibre TFlash 310 XL (18x20) MP (2)

1

e 66.39

e 66.39

\10,773

\0

\225

\10,998

\10,998

2

Babolat Men's Club Sweatshirt Black MD

1

e 21.00

e 21.00

\3,408

\77

\71

\3,556

\3,556

3

Babolat Winter Performance Hat Black

3

e 6.01

e 18.03

\975

\22

\20

\1,018

\3,053

4

Babolat Winter Performance Hat White

3

e 6.01

e 18.03

\975

\22

\20

\1,018

\3,053

5

Babolat Men's 2009 Club Pant Navy MD

1

e 16.80

e 16.80

\2,726

\62

\57

\2,845

\2,845

6

Volkl Replacement Grip Pallets (2)

1

e 7.56

e 7.56

\1,227

\28

\26

\1,280

\1,280

Sub Total

e 147.81

Ship Via: La Poste France

e 30.00

Grand Total

e 177.81

カード引き落とし総額

\23,985

通関料

\200

関税

\300

消費税・地方消費税

\300

※1 通関料・地方消費税を含む
 右から2番目の合計金額が1個あたりの金額になります。今回の輸送は「国際スピード郵便」とうことで、国内の宅配業者は郵便局となり、通関料200円が請求されています。
 (ちなみに"e"は苦し紛れのユーロマークのつもりデス)

 

tw0907_01.jpg (13932 バイト) 7月14日(火)の夜に注文して、到着が24日(金)でした。インフォメーションどおり10日でフランスから到着です。他の国際便と同様に、荷物のトラッキングインフォメーションが可能ですが、100%フランス語なのでサッパリわかりませんでした。(経由地の記載はなかったように思うのですが...)
 今回初めての利用でしたが、特に身分照明などの要求はなく、アッサリと注文受付となりました。受け取りの際に支払った金額は\800、うち\200円が通関料で関税が\300、消費税+地方消費税が\300でした。添付書類が「国際郵便物課税通知書」だけで、内容もCIF価格などの記載がなく、簡素なものでした。非課税品目のラケットと、課税品目のその他のものに分けられると思うのですが、少なくともそんな分け方はされていないモヨウ...よくわからないのだ。
 さて、今回購入したものは...

 

tw0907_02.jpg (22179 バイト)tw0907_04.jpg (19698 バイト) カッコイイ!...ソレだけで十分なテクニのラケット。旧モデルになるけど、興味がありましたので購入してみました。
 フェイスサイズ100、27.5インチ、ラケット重量はストリングも含めて330グラム、フレーム厚は24ミリのストレート、フレックスが69、注目すべきは18×20の細かいストリングパターン。注文ページに詳しいスペックの記載はなく、ストラング状態でのバランスとスイングウエイトは不明です。これならSWもラケット重量と同じくらいかな?かなりのハードスペックなのだ。
 注文の時にモノかマルチか、サービスストリングを選択できたので、迷わずマルチを選択したのですが、アッサリとウイルソンのフツウのモノが張られていました...トホホ。ストリンギングに関しては、USもEUもイマイチ?なのでしょうか。
 さて、ダレも聞きたくないでしょうが、カンジンのインプレッションは...カラーは違うけど、比較的厚く丸みを帯びたフレームはピュアドラっぽい感じ。グロメットもウーファーみたいに少し盛り上がっています。モノ・ストリングでこのストリングパターンだから、いかにも「打ってるなぁ〜」という衝撃があるけど、イヤなビビリはなく、上質のカーボンを思わせる打球感があります。(ただ単に重いから...もあると思いますが)それなりのフラット系のスイングで、チカラのあるストロークが打てると思いますが、ゆっくり合わせるようなスライスでは、なかなかイイ当たりが出せませんでした。チカラのないボクとしては、室内の比較的速いボールスピードの方が合わせやすい印象。スピン多めのセカンドサーブも、いつもの感覚では飛び悪し。インパクトでストリングがタワんでいる感覚に乏しいデス。
 体力の有り余るストローカーや、ガッツンガッツン打つのが好きな人にオススメかもしれませんが、ボクにとっては、このストリングとの組み合わせではかなりキビシく、「助けてくれないラケット」という結論です。とりあえず、次は細いマルチを張ってみようと思います。

 

tw0907_11.jpg (33440 バイト) ちなみに換えグロメットのオマケ付きでした。
 フランスってことで、赤土でがんがんストローク打って、フレームこすって、ばんばんストリング切って張り替えて、グロメットをコタコタにする...ってことが前提になっているのでしょうか?
 だけど待てよ...これでオマケのヘッドバンパー部分をハサミで切り取って使えば、スイングウエイトが軽くなるナ。また不必要な改造をしてしまいそうダ...

 

tw0907_06.jpg (11407 バイト) コレが「見つけた瞬間にナミダが出た...」というフォルクルのグリップパレット(G2)。グリップエンドのオマケ付きでした。
 この\1,300のパレット欲しさに、合計\25,000もの買い物をしてしまったのか?...世の中、ミゾウの不景気だというのにゴクロウなことなのだ。だけど、ヨーロッパでフツウにこのカタチで売られているってことは、国内の正規販売店にしつこく依頼すれば、入手可能ってことですよネ...冷静さを失っていました。(トホホ...)
 ま、めでたく”その3”ラケットがほぼ完全復活しましたので、コレでヨシとさせていただきます。

 

tw0907_05.jpg (17009 バイト) 続いてアパレル関係。バボラのキャップです。TW-USはコットン100%の簡素なものですが、コチラはメッシュで軟らかく上質な感じです。日本でも売ってるのかな?あまり見ないデザインですよネ?ただし作りはやっぱり浅め。デカいアタマにはジャストフィットしません...っていうか、今はほとんどがこのタイプですよね。
 なんで外国のキャップって浅いんだろ?ロディックはラコステだけど、試合中は「破けるんじゃないか?」って思うほどグイグイとツバの部分を引っ張っているし、やっぱり気になるよなぁ。耳の上が数センチ空いているのも許せないのだ。
 とりあえず、秋の大会の景品にする予定デス。

 

tw0907_07.jpg (20289 バイト) バボラのパンツ。サイズMですが、JASPO-Lサイズとほぼ同じくらいです。身長169..2センチのボクにはちょうどいいサイズです。
 すそのファスナーが斜めに切れ込んでいるデザインなんだけど、その部分が少しゴワゴワしているのが気になる...

 

tw0907_08.jpg (42760 バイト) そしてバボラのフード付きスゥエット。サイズMで、コチラもボクにはちょうどいいサイズでした。メッシュ加工で軟らかく、とてもイイんだけど、ココで問題発生...
 「ありゃ?ウデの部分にあるハズのロゴがないゾ!」

 

tw0809_00.jpg (11638 バイト)tw0907_10.jpg (26360 バイト) 左がWeb上の画像。コレを見る限り、左ウデの部分に"Babolat"のロゴがあるのだが、届いたものにはナニもなし。あるのは袖の部分の小さなバボラマーク...コレじゃバボラってわからないじゃないの!トホホホ...
 このロゴの有無は雲泥の差だぜ。目を凝らして見ないと、テニス会場でもバボラってわかってもらえないヨ。
 返品も考えましたが、40ユーロ以下の低額商品についての送料はコチラ持ちということで、今回はこのまま着ることにしました。ちなみに荷物といっしょに「返品と交換に関する説明書」みたいなものが1枚同封されていて、その中の返品理由の一つに「説明や写真と違うじゃないの」っていうのも記載されています。まさにコレが該当するんですけどネ...

 

 うーん、やられた...ドコかに「ロゴはありません..」とか書いてあったのかな?まぁイイや、パレット買えたから...だけど、冷静に見ますと、ケッコウ高い買い物してしまったような...やっぱりユーロは高いですナ。

 

関税コーナー

 今回もよくわかりません。なぜにこのような分け方になっているのか、いったいレートはいくらだったのか、非課税のハズのラケットにも関税がかかっているような記載内容ですが、どれをどーやって課税品目と非課税品目に分けたのか、サッパリわかりません。

 品目は2つに分けられ、関税率は10%と3%。10%はアパレル関係だと思いますが3%は不明です。そもそもCIF価格すら合いません。何か国際郵便ならではの計算方法でもあるんでしょうか?従来ならば、今回はラケットとその他に分類され、ラケットは非課税で消費税+地方消費税のみ、その他にはアパレルの関税率(10〜13%前後)が適応され、さらに消費税+地方消費税がかかってくると思われます。
 以下は、1ユーロ=135円として計算してみました。

非課税品目合計
 非課税はラケットのみ。CIF=e66.39×135円×0.6=\5,378になると思うのですが...

課税額

関税 0%

消費税 4%

地方消費税 25%

\5,378

\0

\200

\50

課税品目合計
 その他の合計だから、CIF=e81.42×135円×0.6=\6,595になると思うのですが...

課税額

関税 10.0%

消費税 4%

地方消費税 25%

\6,595

\600

\200

\50

ですから...

関税 消費税 地方消費税 合計

\600

\400

\100

\1,100

 ボクの計算では合計金額は\1,100になると思います。コレが\600だったから、\500得したことになるのでしょうか。何か違う分け方でもあるのかなぁ...

 結論は「ユーロって高い!」でしょうか。バボのキャップだけは、かなりお買い得だったと思いますけどネ...

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