「今度、苫小牧で団体戦があるんだよね．．．」
A木氏がいつになく積極的なので、みんなで参加してみることにしました。I上クンとのペアで苫小牧の某大会の某クラスで優勝．．．写真で掲載されてから、苫小牧方面に大きく傾いているA木氏なのだ。
さて、まったく関係ありゃしませんが、この春に次男が小学校への入学を果たしました。うぅ．．．苦節6年、重症心疾患児として、よくココまで来たよ。ガラにもなくオレは素直にウレシイね。（いや、ホント）
症例としては、かなりキビシかったんだけど、運良く出生直後の手術は回避できたし、多少の問題はあるものの、現在のところ、この手の症例としては、ほぼベストの状態を保っていると思う。まぁ、ベストといっても激しい運動はムリだし、酸素飽和度が90%前後より上がることはナイのだが、コイツの運の強さがいつまでも続くことを祈っているのだ．．．とか言って、この大会の日は長男・次男の参観日でした．．．トホホホ。
試合に出ることが決まってから、この日が参観日であることを知ったので．．．（いや、ホント）
午前6：30ころに出発、途中コンビニなんかに寄って、到着は8：40ころだったでしょうか。個人的には苫小牧テニス協会関係の試合に出場するのは初めてです。この会場も初めてでした。
今回の大会を一言で表現するなら、「寒い！」．．．この日の最高気温は7℃くらい？ずーっと風が吹いていて、体感温度はさらに低下。我々の体力とヤル気を容赦なく奪っていくのであった．．．とか言って、暖かかったとしても、試合結果に大きな違いはナイと思いますけどネ。
ホラ、王子製紙の煙突の煙が流れているのだ．．．「寒い！」
オレはダウンジャケットにスキーの時に着用しているオーバーパンツ（コロンビアのオムニテックで、ヘビーデューティーなマウンテンパンツだ）を着込んでいたが、まだ「寒い！」時間が空いた時、ベンチで座りながら意識を失いそうになったのだ．．．暖かいスープが欲しい！
だけど半袖で試合していたヤツもいたな。オジサンたちには信じられない光景でした。
フと見ると、大会本部のテントの中で、受付業務をする社長氏を発見しました。当番だったのでしょうか？組織が大きくなるとイロイロとタイヘンなのだ。
そー言えばウチの協会も一応、浦河町体育協会に属している。年に何回か人員の要請があるけど、ほとんどダレも行ったためしがナイ．．．うーん、とんでもない集団だ。マークされて当然だナ。
それにしても「寒い！」
社長氏と同じチームのshige氏も来ていました。しかも予選で同じブロック．．．ココまできて対戦することもナイと思いますけどね。
予選ブロックは3チームのリーグ戦で、4ゲーム先取ノーアドというスリリングな試合形式でした。shige氏のお隣のスキンヘッドの方は、もう一つの対戦チームのエライ人。一番最初の試合で、Y本氏とボクは、この方と若者ペアに2-4で負けてしまいました。
4ゲームしかないと、すぐに思いついたことをしないと、ナニもできないうちに試合が終わってしまいますよネ．．．しかし、ナニか思いついても、ソレをほとんど体現できない今日コノゴロです。とにかく寒くて寒くて．．．え？一切アップしないオマエが悪い？．．．どーもスミマセン。
それにしても「寒い！」
樽前山見えます？まだ真っ白なのだ。
本日のウチらの参加メンバーは、A木監督、鉄人S木氏、Y本氏、M上クン、Y口クン、ワシの6人。I上クンも参加表明していたんだけど、なにやら予定が入ってしまったモヨウ。すべてはA木監督の采配にかかっているのだ。
それにしても「寒い！」
開会式が始まりました。我々の前にいるのはチャンピオンO塚家父。さっそく新しいラケットを使っているんですネ？”BLX”シリーズ．．．さらにフィーリングに重点を置いたらしい。
”BL”は新素材であるバサルト（BASALT）、”X”は数字の10で、10項目の構成要素から成り立つからだそーです。10項目の内訳は、3種類のフレーム形状、3種類のグロメットタイプ、3種類のグリップ．．．ん？9しかないぞ？いつものように、よくわからんのだ。
「O塚さん、髪伸ばしちゃって、なんか雰囲気が変わっちゃったんだよネ．．．」
なぜかA木氏が心配していました。
それにしても「寒い！」
予選の最初の相手チームは「天国で一番いいトコロ」。カナダのウイスラーや、近くではルスツにも同じ名前のコースがあります。おそらく信心深いキリスト教の方でもいらっしゃるのでしょうか？チーム代表の方の風貌からは、100%仏教を感じ取っていたのですが．．．
まずは第一試合、鉄人S木氏・M上クンペアと、オジサマ上級者・ハードヒッターさまペアの対戦でしたが、アッサリと1-4で敗退．．．早すぎる。やはり4ゲームなんて、アッという間ですネ。それにしても「寒い！」
続く第2試合は、Y本氏・ワシのペアと、チーム代表者さま・細身の若者さまペアの対戦．．．結果は言うに及ばず。サーブ入らないし、レシーブをフカシまくって、最後はチャンスボールを余裕コイテ合わせにいったのにホームラン．．．うーん、イキナリ実力が出てしまったのだ。だけど2ゲーム取ったもんネーだ。それにしても「寒い！」
すでにチームとしての敗退は決定ですが、第3試合はA木監督・Y口クンペアと、赤いハードヒッターさま・細身のベテランさまペアの対戦となりました。対戦相手としては、すでにチームとして1勝してるし、寒いし、Y口クンのサーブもけっこうイイし、「天国で一番いいトコロ」に住んでいるから慈悲を忘れちゃいけないし．．．ってなことで、やや淡白なテニスを展開。結果、勝ってしまいました！．．．さすがA木監督、采配が冴えているのだ。唯一の1勝を自分のトコロに持ってくるとは．．．
うーん、まず1敗だ。まったく関係ないが、「先一杯」（まずイッパイ）は菊姫の有名な純米酒なのだ。それにしても「寒い！」
続いての対戦相手は、社長氏率いる「空を飛ぶことができない鳥クラブ」．．．って、右端の上級者ウッチー氏以外、みんなこの前の「全日高室内ダブルス」に来ていたメンツじゃないの！しかも、上級者ウッチー氏は、このチームに入ることを躊躇するかのように一歩下がっているし．．．
さて、A木監督の采配は吉と出るか、凶と出るか。第1試合はY本氏・ワシのペアが、社長氏・shige氏ペアとの対戦に勝利して、まず1勝．．．あと2試合のうち、1試合を取れるのか？A木監督の作成したオーダーやいかに？
それにしても「寒い！」
第2試合は、A木監督・Y口クンペアと、上級者ウッチー氏・N尾氏ペアとの対戦となりました。社長氏はココにウッチー氏をもってきましたか．．．そして、この社長氏の采配が的中、ウォームアップを脱いでチョッピリ本気モードに入ってしまったウッチー氏・N尾氏ペアに押し込まれて1勝1敗に。
残る鉄人S木氏とM上クンにプレッシャーが．．．それにしても「寒い！」
運命の第3試合、鉄人S木氏とM上クンの相手はM本氏・B場氏ペアでした。寒くてよく覚えてないんだけど、たしか3-0でリードしてたよね？
それにしても「寒い！」
そのうち3-1になって、「おっ、相手も粘るねぇ．．．」
3-2になって、イヤ〜な予感が．．．見ているコッチの背中にも悪寒が走る。
3-3になって、流れは完全に向こうへ。そして流れを取り戻せぬまま3-4で大逆転負け．．．トホホ。寒さがいっそう身にしみる鉄人S木氏とM上クンでありましたとさ。
これにて午前中の予選リーグが終了しました。チームとしては予選全敗で、3・4位グループトーナメントへ。まぁ、ある程度、予想していた結果なんですけどネ。
それにしても「寒い！」．．．とりあえず昼メシでも食べに行こう。
クルマで10分ほどの市内のラーメン屋さんへ。開店直前に着いたのですが、すでに十数人の行列ができていました。ほどなく開店となり、小上がりに座ることができましたが、その後もお客さんが来る来る．．．かなり繁盛しているようです。お店の名前がついた辛味噌ラーメンが人気で、みんなの評価もオオムネ上々だったでしょうか。
このお店で、突然、ボス氏の訪問を受けました。たまたまこの週末、苫小牧市内に来ていたので試合会場に行ってみたものの、shige氏にしか会えず．．．ボクのケータイに電話がかかってきてラーメン屋さんでの再会となりました。相変わらず多忙なボス氏の次の赴任地は旭川方面らしいです。ま、一応、新婚なんで、ドコへ行っても楽しいんでしょうね。
せっかく応援に来てくれてナンですが、特にボス氏に報告できるような成績はナシってことで．．．
ラーメン食べて、本日初めて暖まることができました。戻ったら寒いんだろうな．．．
戻ってまいりました。試合会場の奥にはラインが撤去されたクレイコート？さらに奥には休憩所。鉄人S木氏がココで読書中なのだ。
開会式で苫小牧テニス協会の会長さんが、「寒いのでご利用ください．．」と言っていた休憩所ですが、ほぼ鉄人S木氏の貸切状態だったようです。ちょっと会場から遠いからなぁ。
ちなみに会長さんは試合にも参加していて、とてもお上手でした。どこかの会長とはエライ違いなのだ。
それにしても「寒い！」
煙突からの煙を見てわかるように、午後はやや風が弱まりましたが、チョッピリ雨もふりました。やっぱり寒いのぉ．．．
3・4位トーナメントの1回戦は、A木氏のクジ運が良くて不戦勝、コレでベスト4以上が決定なのだ。ゲーム形式も6ゲーム先取ノーアドに変更です。
さて、ココから画像がありません。寒くて動きが鈍っていたことに加え、予選とトーナメントの間で長時間の待ち時間があり、ものすごくテンションも下がってしまったため。A木監督なんか途中で「もう帰ろうか．．．？」なんていう始末。だけど、たしかにあの空き時間はツラかったなぁ。コートは空いていたんだけど、予選をすべて終了してから、あらためてトーナメントの組み合わせをクジ引きで決めるということで、かなり待たされました。遠方から参加のワシらには特にきつかったですナ。
おそらく市内か近郊のクラブ・サークルを参加対象としているので、毎年このような試合進行状況なんでしょうか。あらためてのトーナメントのクジ引きも、”予選リーグと同一チームとの対戦”という矛盾も生み出してしまったようですし、少なくともボクらは、ドローは主催者側に一任でも良かったんですけどネ。ま、組織が大きくなるとイロイロなことがあるんでしょうね。
3・4位トーナメントの1回戦は、リコール問題でユレル某自動車会社Bチームと市内某高校チームとの対戦。この対戦に勝利した方が我々との対戦になりますが、この組み合わせはすでに予選リーグで実現済み．．．結果は予選と同じく高校生の勝利でした。同じチームに１日に2回も負けると、さらにおもしろくないだろーナ。
高校生チームのナンバー１はウマかったなぁ。だけど、ポイントごとに3回もタッチするのは時間のムダじゃない？大会では注意とかされないのかな？
高校生チームのナンバー１と対戦したのはY本氏・M上クンペア。やはり相手は若くて強くて1敗を喫してしまいました。
続く鉄人S木氏・Y口クンペアの対戦相手はアッチのナンバー2。なぜかココでY口クンの生命線であるサーブが突然、入らなくなり万事休す．．．コレで2敗となり、早々とチームとしての敗戦が決定してしまうのであった。トホホホホ．．．
ナンバー3はA木監督・ワシの出番でしたが、相手のペアも紛れもないナンバー3ということで、フツーにラリーしているうちに勝ってしまいました。こりゃナンバー2と3を入れ替えていたら勝っていたな。ココでA木監督の采配に陰りが．．．あとは一応3・4位決定戦デス。
3・4位グループトーナメントの3・4位決定戦（しかも1回戦不戦勝にてベスト4）という、ほとんど話題ににならない試合が始まりました。時間の関係で予選リーグと同様に4ゲーム先取ノーアドという試合形式でした。
対戦相手はM本先生の先輩でもあり、現在もウチの病院に出張で来ているS藤先生も所属する「SMAPの追っかけ？」チーム？（ちょっとチーム名の由来がわかりませんでした）ナンバー1とナンバー2が同時進行で、先に2勝したらその場で打ち切りです。
ナンバー1はM上クン･Y口クンの若者ペアとS藤先生・おじさまペア、ナンバー2はY本氏・ワシペアとオジサマ2人のペアという対戦になりましたが、ナンバー1の対戦はアッサリとS藤先生チームの勝利、ナンバー2の対戦はアッサリとコチラの勝利ということで、勝利の行方はナンバー3のA木監督・鉄人S木氏ペアの結果次第となりました。対戦相手はS藤先生奥様とオジサマのミックスペア．．．1勝1敗を想定してのナンバー3だったのでしょうか？
先に2勝した方が勝ちということで、作戦としてはマトモに比較的強いペアを先に2つ持ってくることが多いのですが、ココで絶対的なナンバー1がいて1勝が十分期待できる場合、1勝1敗を想定してナンバー2を相手のナンバー3にぶつける作戦を取ることができます。今回はこの作戦だったのかなぁ．．．結局、丁寧につなげてくるS藤先生奥様とオジサマのミックスペアに、A木監督と鉄人S木氏が早々に根負けしてしまうのでありました。トホホホホ．．．．
結局、最後も負けてしまった．．．って、振り返ってみれば、ナント本日はチームとして未勝利じゃないか！．．．寒い、寒すぎる一日でした。
いやー天気も試合内容も寒かった．．．じつはY本氏がA木監督に買ってきた日本酒があって、寒くてよっぽどソレを飲もうかと思ったんだけど、会場には高校生も多数．．．顧問の先生もいたようなので、ちょっと飲める雰囲気じゃなかったナ。
A木監督は苫小牧の会長さんに「わざわざ遠方よりお越しいただきありがとうございます．．」とジキジキに挨拶されてしまったそうです。おそらく会長さんはA木監督を浦河町テニス協会の会長と思ったかも？とりあえず、苫小牧方面ではそーゆーことでイイんじゃないでしょうか。
次回の参加はあるのか？A木監督？．．．それにしても寒かったなぁ．．．
