「第33回 全十勝団体リーグテニス大会」開催!
 やっぱり2部はスキがナイですのぉ...〜


 去年は3部で予選ブロック全勝、しかもすべてスコアは3-0という好成績で2部に昇格した広尾Aチームでしたが、結果を先に言ってしまうと、今年は予選ブロック全敗、オマケに順位決定戦も敗退して2部完全最下位となってしまいました。チームとしては全敗、しかもペアとしての勝利は3勝のみというサビシイ結果に...まさにトホホ状態でした。
 今年も人集めに苦労はしましたが、それよりも3部と2部の差にガクゼン...たしかにキビしいブロックに入ってしまったこともあるのですが、ボールスピードとスピン量の違いに目がテン、慣れないオムニでサービスにいき詰まり、ファーストボレーもアッサリと切り返され、強力なストロークにボレーが3回と続かないじゃないの...
 やっぱりオレはオムニはダメだな...え?他のコートでもダメだろって?...おっしゃるとーりでございます...トホホホ





 さて、テニスにゃまったく関係ありゃしませんが、大会前の日曜日はT会長とマイタケの生育調査のために入山、その後札幌に移動して敬老の日は札幌で三男の野球の応援、火曜日は学校祭の関係でタマタマ休みだった次男と「エッシャー展」を見て帰ってきました。
 日曜日はT会長にしつこく誘われ山へ...本当は札幌からN田氏が来る予定だったそーですが、所用で来れなくなったためにボクに白羽の矢が立ちました。先の台風の影響で林道は分断され、川の流れも変わってしまった箇所も数ヶ所...いくつかの難所を越えて、いつもならクルマで入れる秘密のポイントまで、徒歩1時間15分を費やし、そこからT会長のGPSを頼りに約20箇所のポイントでマイタケの生育状況を調査しました。2〜3箇所でマイタケを発見、まだ小さかったため収穫は翌週に持ち越しとなりましたが、今年もソコソコの収穫が見込めそうです。
 今回の発見はマイタケとはまったく関係ないことですが、登山グッズがとても快適だったことです。軟式野球からワンダーフォーゲル部に移った長男のアディダスのトレッキングシューズとブラックダイアモンドの手袋、バーグハウスのゲイターを借りていったのですが、ゴアテックスのシューズは数時間歩き続けても快適そのもので、足首まで川に入ってもまったく中は濡れないし、手袋はすぐに乾くし、ゴアテックスのゲイターはまったく蒸れない...こりゃラクなのだ。T会長も意地を張らずにもっとラクな道具に頼った方がイイと思うヨ。ちなみにファンダーフォーゲルでも全道大会に進んだ長男でしたが、入賞には至らず...トホホホ。
 敬老の日は三男の野球の応援へ。ボクの両親も孫の応援に駆けつけました。結果は1勝1敗でしたが、ジイちゃんは第一試合で決勝のホームを踏むなど、チームの中心選手として活躍する三男の姿に満足していたようだ。(これでもう、思い残すことはナイな...)
 翌日はオレと次男がタマタマ休みだったので、ゲージツの森へ「エッシャー展」を見に行きました。昔、美術教科書にも載っていた”滝”なんかもありました。大きな作品はありませんが、どれも超繊細で不思議な絵ばかり...だけど、かなり計算され尽くされたものなんでしょうね。うーん、”ゲージツの秋”なのだ。




 
 
 当日の浦河の天気は曇り。朝モヤに霞む日高山脈と天馬街道...まだ紅葉は始まっていないようです。
 広尾Aチームの試合開始時刻は8:30だったんだけど、本家Bチームの試合開始時刻は8:00でしたので、Bチームの助っ人要員であるT田氏を確実に会場に送り届けるため、6時出発となりました。まずはT田氏とS井先生がウチに集合、S井先生のクルマでH山氏を途中でひろって帯広へ向かいました。S木クンとT田監督、M原先生コーチは所用のため現地集合となりました。





 公務員であるS井先生はもちろん安全運転なので、約1時間55分のドライブで南町コートへ到着しました。さっそく練習する本家Bチームの面々。本日はこちらのチームにT田氏が加わって、謙虚に残留を目指す予定?
 てっきり2部と3部は帯広の森だと思っていたんだけどなぁ...ま、Y会長、T田氏をヨロシク〜...





 ...というワケで、南町コートに放置されるT田氏。本日は実力者A氏とのペアで参戦予定...Y会長と満身創痍のI田氏ペアの勝利は見込めないようなので、あとはK藤氏・K村氏で1勝できればナントカ残留できるかも?





 会場でラケットマニアH氏ご家族にお会いしました。この様子じゃ、あまりテニスしていないようですネ?
 たしかに家族が増えた時って、大きく環境が変わるよね。子育てを20代にもってくるのか、30代にもってくるのか...もっとも、そんなことキチンと考えている人も少ないかもしれないけど、とにかく子育てには体力が必要なのだ。ま、基本的に「親はなくとも子は育つ」ということで...(やっぱり、そーきたか!)
 ちなみに女房には、「子供が産まれてもアンタはまったく変わらなかった...」と、よく言われます...





 さて、今年もコリもせずに”帯広の森”にやってまいりました。我々のブロックには大樹協会杯でK原氏セレクトDVDを2度も獲得してしまったM田氏が率いる”○さのTC”、現帯広在住のT村氏も所属し、去年、惜しくも1部昇格を逃したチーム”幸せ”、去年の3部優勝決定戦で我々に勝利したチーム”勝利”という強敵ぞろい...思わず、我が目を疑ってしまうほど運の悪い組み合わせなのだ。





 ま、当たって砕けろ!...といったトコロでしょうか。コッパ微塵にネ...
 左はウチのエースながら季節的に出張が多く、練習不足ぎみのH山氏、中央は安全運転のS井先生、右はとりあえずオーダーを考えるT田監督。この他に、元コーチながらテニス自体が久しブリのM原先生コーチ、野球の季節が終わり、最近やっとテニスに復帰したS木クン、すでにどーでもいいオレの6人が今年の参加メンバーです。長期出張中のI上クン、実家に帰ってしまったガンジーN川先生が抜けた穴はデカイのだ...
 みなみに安全運転のS井先生ですが、ある日のこと、先行していた黒塗りのアウディが突然、道路中央で停車...恐る恐る抜かそうと思ったその時、アウディが急発進!それから数キロにわたって目の前でジグザグ走行されたり、わざとゆっくり走ったりのいやがらせを受けてしまったそーです。世の中、ヘンなヤツが多いからなぁ...たぶんアウディは更別サーキットに向かう途中で、タイヤを暖めたかったんじゃないでしょうか...(んなバカな...)





 2人の穴は大きかったなぁ...I上クンの来年の長期出張なナイとして、ガンジーN川先生、来年は遊びに来ないかなぁ...
 ガンジ〜!ガンジ〜、カミバァーック...





 さて、さっそく試合が始まりました。対○さのTC、S井先生のサーブがお父さんのフォアに!


 お父さん、S木クンがセンターにチョッピリ動いたことを見逃さず、チカラ強いフォアを振り抜く!


 お父さんのリターンにS木クン、一歩も動けず...トホホホ


 さすが、お父さん、ナイスリターンでした...





 なんのぉ〜!まだまだぁ〜!S井先生のサーブ!子供だからって容赦しないぞ!そもそも、そんなヨユウなんかナイぞ〜!


 サーブはおにいちゃんのフォアへ!おにいちゃんもキレイにフォアを振り抜く!


 あら?けっこう高い軌道だよ、コレ...


 あ...だけどスピンがシッカリかかっているから、ヨユウで入るんですネ...


 どうもスミマセンでした...おにいちゃんもナイスリターンなのだ。





 さぁ!気を取り直して隣りのコートを見てみましょう。T田監督とM原先生コーチが試合中で、M原先生のリターン!
 ラケットもシッカリ下から入っているゾ!久しぶりにテニスしても、このくらいはできるゾ!


 ありゃ?なんかフカしてしまったかも...?


 相手よりも早くアウトを確信して、うなだれるM原先生コーチ...オツカレさまでした...しかし、結果を見るとこの試合は勝利したモヨウ...え?ところでオマエの試合はどーしたのかって?...えぇ、じつはアッサリと負けております...トットと負けたもんだから、こんなにビデオもたくさんあるのだ。いやぁ、H山氏の実力をもってしても勝てないとは...えぇ、ボクという重いお荷物があったものですから...トホホホ...
 チームとしては1勝2敗ということで、さっそく1敗に。うーん、やっぱり2部ともなると、スキがナイですのぉ...





 さて、次の対戦は、結果的に2部優勝となったチーム”幸せ”でした。


 M原先生コーチのやや本気モードのサーブじゃ〜!
 本当はもっとチカラ入れたいんだけど、その瞬間にドコかの筋肉が”ピキッ”とイキそうでコワイ...


 やっぱり体重が○キロ増えたことがイタイのか...しかし、往年のサーブを彷彿させるカラダの反りなのだ!


 ビヨンビヨンに伸びきったナチュラルとの相互作用で、ボールに勢いをつけるのだ!
 ちなみにM原先生コーチのメインラケットはラヂカルですが、あまりに飛びが悪いので旧ラケットのピュアドラに変更中...


 どーだ!なんかカラダの節々がすでにイタイけど、動かないで打つボールは、まだマシだぞ!


 ヨーシ、ヨシ...相手のリターンは大きくアウトしてサービスエースなのだ。





 「どりゃ〜!」M原先生コーチのジャンピング・ハイ・ボレーが炸裂!...したんだけど、結局、敗戦...もちろん、S井先生・S木クンペア、H山氏・ワシもサックリと負けて3敗。チームとしても、いまだ未勝利なのだ。トホホホホ...





 ちなみに、その隣りのコートでは女子3部の試合が進行中。右側は女王O田サマ・Y岡さんペア。





 まだ勝ちのないウチらにおかまいなく試合はススム...
 もう一つのブロックの方が、ユルい試合をしているように見えるのはオレだけなのか?...えぇ、実力がナイ人間の曇った目を通して試合を見ているからでしょうネ...





 ハイハイ、負けましたヨ...しかも、ペアとしてもたった1勝しかしていませんヨ...やや悲愴感が漂う広尾Aチーム。
 S井先生とS木クンは、昼食を買出し中でした。しかもS木クンは、先ほど抜け出してスポーツ店でニューラケットを購入、その張りあがったラケットを受け取りにいったらしい。薄給のほとんどをラケットにつぎ込んでしまうS木クンなのだ。





 さて、どんなに負けていても、人間ハラはへるもの...ココらで少し遅い昼食となりました。S井先生らが買ってきてくれた、各種の「インデアン・カレー」なのだ。
 毎度、言ってるけど、”インディアン”じゃなくて”インデアン”、大阪にも同じ名前、同じようなマークの老舗があるらしいが、そんなこと知ったこっちゃない。フツーに安くてフツー以上にウマいカレーなのだ。いつか「辛口」を選んで後半ややキツくなり、いつか「大盛り」を選んでやはり後半ややキツくなった経験から、オレが注文するのはフツウのカレーのフツウ盛り。
 右はM原先生コーチが注文した”大盛り”...フツーに完食していましたが、ココらへんに動きが鈍くなった原因があるように思えるのですが...(ホットケ!)





 と、そこへ現帯広在住の元協会員であるT村氏一家が、自身の所属するチーム”幸せ”の応援に駆けつけました。産まれたばかりの次男をダッコして、イクメンぶりを必要以上にアピールするT村氏と、「別にカートに乗せてくればラクだったんじゃないの?」という雰囲気が漂う奥様...?
 ウチも3人いたけど、みんな前向きにカートに乗せて移動していたナ。ダッコヒモもあったけど、メンドクサイし、重いし、荷物は持てないし、スキンシップ最善説はオレは信じないし、使ったことなかったなぁ...それにカートに乗せていると、スレ違う人たちに、「アラ、ボクちゃん、かわいいわねぇ〜」なんて言われたりして、それがまた気分が良かったナ。(あぁ、オレは親バカさ)しかし、そんな3人も、今やほとんど大人、反抗期のクソガキ、単なるクソガキに...かわいいのも今のうちだけなのだ。T村氏も覚悟しておくよーに...





 一方、T村家長男は...コートで試合中の見知らぬ人たちに向かって、「ガンバレ〜!」と応援しているのかと思ったら、「あ、ヘンなのぉ〜...」とダメ出し?やはり普段からテニスを見ているのか、だいたいの雰囲気でポイントの良し悪しがわかるようだ。辛口のコメントに慌てるT村氏でした...
 ちなみにT村氏が今回参加できなかった理由は、冬場に痛めた手首の調子が悪かったことと、育児でナニかと忙しいから...だそーです。やはり家族が増えると環境が変わりますからねぇ...え?オレが言うことじゃないって?こりゃまた失礼いたしました...





 さて、予選ブロック最後のお相手は去年の3部優勝決定戦で負けたチーム”勝利”でした。S木クン・S井先生の対戦相手は、去年、I上クンの両足を痙攣に追い込んだテクニシャンのおじさまのペア。
 とりあえずS木クンがストレートにロブレシーブ...


 おじさまのスマッシュがセンターに...


 S井先生が再びロブ...しかし、やや勢いに押され浅いボールに...


 おじさまは迷うことなく前につめつつドライブボレー...攻撃的なのだ。


 ボールは速かったが、コース的にはS井先生の正面ということで、S井先生はストレートロブ、相手のバック側に上げることができました。これならかなり自信がないと攻撃的なバックハンド・ハイボレーはないゾ...


 しかし、敵もさる者、S木クンのポジションを確認したのか、クロスに短く落としてきました。


 前に誘き出されたS木クンは、スライスでストレートロブを狙いますが、十分な高さはかせげず...

 
 おじさまはヨユウを持ってアレイにハイボレー...


 アッサリおじさまの餌食になってしまったのだ。やっぱり相手のインパクトの時に前に行くべきだったナ...





 さて、画像がナイので、ホームを狙う三男の画像をムリヤリ突っ込んでおきますが、対チーム”勝利”の第2戦はH山氏・ワシのペアが、若者&長身のおにいさんペアに6-5で辛勝、ペアとして貴重な2勝目を上げてしまいました。(ちょっと最後にマクられてヒヤヒヤしましたけどネ...)
 ま、チーム”勝利”も残念ながら予選ブロック内で、すでにチーム”幸せ”に負けていたし、やっと勝たせてもらった...という感じでしたネ。





 そして第3試合はT田監督・M原先生コーチペアと、若者ペアの対戦となりました。ココで勝利できればチームとして1勝でしたが、アッチの青い小柄なおにいちゃんがウマいんだよなぁ...
 そんな、やや一方的な試合の中から、貴重なポイントのシーン。T田監督がクロスのラリーに持ち込む!


 振り抜いたグリグリのフォアは高い弾道で相手コートへ...


 深いボールが青いおにいちゃんのバックへ...
 ストレートはないと判断したのか、M原先生コーチはスルスルとセンターへ...


 ボールは予想どおり、M原先生コーチが待ち構えるセンターへ...


 カラダを入れてバックで押し込むM原先生コーチ...


 ジャストミートしたボールが前衛の赤いおにいさんを襲う!


 ストロークより速いボールに赤いおにいさんは反応できず...うーん、ナイスボレー。
 さすがM原先生コーチ、今回も「ラケットのグリップの太さは、自分の○ンコの太さがイイ」とか、ワケのわからないことを言ってたけど、ヤルときゃヤルのだ。






 そして予選ブロック4位が確定して、2部の7・8位決定戦へ...上位の順位決定戦が優先なので、我々の試合は後回しに...ほとんど、忘れ去られていたモヨウ。とうとうナイターになってしまったワイ...
 順位決定戦のお相手は某お役所チーム。H山氏・M原先生コーチが勝利して、S井先生・ワシがアッサリと負けて、勝敗の行方はS木クン・T田監督の最終戦へ。
 あの時間帯での試合はオジサンには辛い...ボールがよく見えないのよ。だけど照明がついても内容的には変わりなかったから...やっぱり実力ですか...どーもスミマセン。





 試合をしているのはこのコートだけ...本当に最後の試合になってしまったワイ。試合は一進一退...





 相手のナイスボレーあり...


 相手の”味方へのフェイント”&ナイス・リカバリーあり...


 S木クンのストレートアタックもあり...


 しかし、このボールは...


 ...アウトのジャッジ?...


 ...チャレンジすれば良かったナ...


 そんなこんなで、5-5でむかえた最終ゲームでしたが、流れ的にはアッチの中、相手のスーパークロスが炸裂して...


 万事休す...コレで文句なしの2部最下位が決定...オツカレさまでした。





 うーん...なんという不運な組み合わせだったんだ...





 あまりの惨敗に、ホーホーのテイで帯広の森をあとにすることに...トホホホ。ショックで画像もないので、ムリヤリ三男&BBを突っ込んでおきます...
 ちなみに3部の本家Bチームもブロックで最下位、しかもチームとしてもペアとしても未勝利の完全最下位が決定、順位決定戦で、かろうじてウチの助っ人T田氏のペアが1勝をもぎとったそーな...とりあえず、T田氏は1勝できて良かったナ。

 ...というワケで、3部の助っ人T田氏も合流して、再びS井先生の運転で浦河へ...重苦しい雰囲気が車内を包む...いやぁ、参ったネ。実力の差と言ってしまえば、それまでなんだけど、やっぱりワシらには3部あたりでプレイするのが似合っているんでしょうネ。個人的には正直、オムニコートでテニスする機会がほとんどナイので、優位な試合の進め方がわからないのだ。練習は体育館がメインで、屋外で試合するのは「コート開き」と、ドコかの大会の時だけだもんなぁ...温室育ちにはキツい2部でした。来年は3部でソコソコの試合をしたいですネ。
 ちなみにS先生のクルマはセンターラインを超えたら”ピピピッ”と音がしたり、イロイロとおせっかいなメッセージが出るんだけど、ちょうどウチの前にさしかかった時に、「運転時間が2時間になりました。そろそろ休憩してはいかがでしょうか?」なるメッセージが...どこかのヒューズを抜いたら黙ってくれるのかな?

 

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