「第30回 全十勝団体リーグテニス大会」開催!
〜 今年は本家・分家がそろって昇格なのだ!めでたいですのぉ...〜
去年の悪夢から早一年...1部昇格条件をクリアしながらも、名簿上の不備を指摘されてイッキに3部降格...モンモンとすごしたこの一年、まさに臥薪嘗胆!今年こそ目にモノを見せてやるワ!...って、特に熱心に練習したワケでもないんですけどネ。
M原先生は転勤しちゃったし、S崎氏は月曜日はダメだったいうし、今年もキビシイかなぁ...と思っていたら、バハレーン帰りのS井先生、タマタマ休みのT岡先生弟氏、ついでに十数年ブリにガンジーN川先生が参加してくれることになり、イッキに昇格の可能性が出てきました。
一方、人手不足に悩む本家Bチームの広尾Y会長から助っ人要請が...この分だと、ウチで1人あまる計算になりますので、ボクが十数年ブリに本家に復帰することになりました。
さて、今回もテニスにゃまったく関係ありゃしませんが、十数年ブリにアポイ岳に登る機会がありました。小学4年生の次男の秋の遠足が伝統的に「アポイ登山」でありまして、重症心疾患児の次男の付き添いとしていっしょに登ることになったものです。2年生の時の遠足も同じ「アポイ登山」でしたが、この時は女房といっしょに5合目まで登ることができました。(2年生の場合は余力があれば7合目まで登ることができます)
学校側から示された案は、「とりあえず5合目まで自分のペースで登り、あとは様子見で。先頭グループは12時30分から下山を開始します」とのことでした。次男は「オレは5合目、山小屋あたりかな...」なんて弱気なことを言ってましたが、個人的にはできる限り上へ、できれば、どんな手を使っても頂上まで登ることを考えていました。(女房にもナイショだったけど)
遠足当日の天気は晴れ。自分のクルマでバスの後ろからついて行きました。当日は一般登山者が十数名、町内の別の小学校、えりもの小学校、自衛隊のみなさんも来ており、ケッコウなにぎわいでした。アポイ岳は登山口から5合目までが林間コース、前半は比較的ゆるやかで5合目少し手前からキツクなるでしょうか。次男は徐々に遅れ始め、5合目手前で後続の2年生の先頭集団にいる三男に追い付かれそうになりましたが、ココでオレが山小屋の直前まで次男をおんぶする親バカ作戦を決行、なんとか抜かされることなく5合目の山小屋までたどりつくことができました。
4年生の先頭集団に遅れること約5分、ボクと次男だけ後続集団よりも早く出発し、7合目を目指しました。5合目から7合目は尾根づたいに急峻な岩場が続きます。5合目到着が10:30、残された時間は90分...次男の考えていた当初の予定が5合目とあって、出発直後はややテンションが低かったのですが、途中でペースの遅い他校の小学生を抜かしたことで調子づき、後続集団とほぼ同時に7合目付近に到達することができました。ちなみに途中で某小学校の引率の先生が、嘔吐する直前まで体力を消耗し、生徒たちに「大丈夫?先生...」と心配されていましたネ。(体力無さ過ぎ)
ココから8合目まで”ウマの背”と呼ばれる尾根づたいのコースとなります。比較的平坦なのでココで時間を稼ぐべく、イッキにおんぶして走破!9合目の手前の急峻な岩場もおんぶして11:45に9合目に到達、小休止の後、正午に頂上に到達しました。担任の先生も次男が登頂するとは思っていなかったらしく、やや驚いた表情でしたね。(まぁ、ボクが合計で5回ほどおんぶしてますけど...)みんなでお弁当を食べることができて次男も満足だったんじゃないかな。下山はヘロヘロになった同級生といっしょになったため、かなり遅いペースになり、帰りのバスに乗り遅れるというオマケ付きでしたが、1人、自分の足だけで下山することができた次男でした。
久々の親バカぶりを発揮してしまった今回の登山でしたが、親として同級生たちと同じ風景を見せてやりたかったことにつきます。それがオレの持つ無駄な体力で実現できるなら...ということで、おせっかいにも今回の参加に至りました。ま、金にモノ言わせてエベレスト登るよりも健康的でしょ?
さてと、今回のこと、次男はどー思ったのかなぁ。アイツは楽観的なヤツだからなぁ...自分の体力の限界を思い知った?やっぱり困ったらパパが何とかしてくれると思った?とりあえずみんなとお弁当を食べることができて良かった?...登山前の集合写真ではやや緊張した面持ちだったけど、頂上での集合写真では笑顔になっていたので、まぁ、ヨシとしますか。下山直後は疲れて放心状態でしたけどネ。
時間は午前5:50分ころ。まだ薄暗くて東の空には月も見えているのだ。
まずは大樹あたりのコンビニで朝食、市内に入ってガソリン給油して、女房を「南町」で降ろしてから「自由が丘」に向かう予定です。
あぁ!会場が近づくにつれ、去年の悪夢が走馬灯のようによみがえる...って、今年の会場は「帯広の森」ではなく「自由が丘」でしたネ。ハッハッハ...
8:10ころ到着しました。コート脇に陣取る本家・広尾Bチーム。今日はボクもコッチのチームです。
中央に座るのはM氏...すでに早起きし過ぎて放心状態?
さて、コートの中では、本来、ボクが所属する分家・広尾Aチームの最初の試合が始まっていました。対戦相手はf・Aさん。
まずはNo.3であるA木氏・S井先生ペア。表面がテカっているけど、濡れているワケではないのだ。ハードコートということで、A木氏の早い仕掛けが功を奏すか?
...ところで”f・A”ってナニ?
続いてNo.2はガンジーN川先生・I上クンペア。
じつにガンジーN川先生は十数年ブリの十勝リーグ団体戦参戦、加えてみんなと再開するのも先生が転勤して以来なのだ。
そしてNo.1はT岡ブラザース。兄弟そろってデカイし、弟さんは左利きだし、二人ともパチンコ大好きだし、回転寿司評論家だし、いろんな意味でツケ入るスキがないのだ。
分家Aチームの戦況を見つめるY会長...って、ココのコートを覆うネットの網目が細かくて、ほとんど見えないじゃないの!
ちなみにY会長は、この大会の直前に1人で東南アジアを訪れていました。向かった先はマレーシアで、旅の目的は建造物のツインタワー見学?...アヤシイ...アヤシ過ぎるぞ!Y会長!果たしてそんなモノ見に単身でアジア行くか?ナニかあるに違いない...愛人?クスリ?その他の傾倒した趣味?
やはりナゾの多いY会長であった...
そんなワケでコート内の画像は、主に高台側歩道の細い鉄柵に上がり、交通安全のフニャフニャのノボリにつかまりつつ、バランスを取りながらの撮影となります。コレがけっこうキツかった...
普段は試合の翌日、アポイ登山の翌日だって足に筋肉痛が残ることは、まず無かったんだけど、この試合の翌日は両足のヒラメ筋とアキレス腱の付着部に軽い筋肉痛が発生。いつものように試合じゃそんなに動いてないし、今回はハードコートで展開が早くて、さらに動いてないし...最初は何で筋肉痛なのかサッパリわかりませんでしたが、ビデオを見ていて原因に気が付きました。
ちなみにコートの周囲は住宅街...
半分がテニスコートで、半分は公園になっております。
公園内の木にはトウモロコシが吊るされています。画像におさめることはできませんでしたが、エゾリスくんを何回も見ることができました...って、ウチの近所にもいますけどネ。
ところで後ろの人は...セーフ?
太いシッポと耳毛がリッパなエゾリスくんはこんな感じ。動物写真は著作権がシビアそうなので自分で描いてみました。
ちなみに人間の耳毛が増えても、かわいくもナンともないですネ...って、アンタ、だれ?
駐車場はこんな感じで、ガンバレば27台くらいは停まれるかな?
一番手前のオレのクルマは草むらに突っ込んで停車中。まじめに「帯広国際センター」に駐車した選手のみなさん、スミマセン...
コートの下には十勝平野が広がります。立地的に高台にあるので、風対策としてネットの網目が細かいんですかね?昔の画像では金網だけで、コートもテカってませんよね。
さて、会場に戻りまして、まずは1勝して次の対戦相手の試合を観戦するAチームと、お久しブリのガンジーN川先生。
第一試合は2勝1敗だったモヨウ...1-6、6-3、6-5...ありゃ?けっこう危なかったのね?
N川先生は現在はオホーツク方面の某高校で教鞭をとっている。十数年前と比較して、ほとんど風貌に変化は見られないが、独身生活が長いためであろうか、ややホホがコケ、さらにガンジー化が進んでいることが推測される。今シーズンからウチのS崎氏とのペアも復活、ダブルス中心に帯広の試合にも参戦中なのだ。
今日はかつての教え子のI上クンとのペアが実現したり、本家BチームのN野先生とはH大時代に同じ合宿に参加していたことが判明したり、久々の再会に感慨深いものがあったのではないでしょうか...って、けっこうN川先生はドライな人間だからなぁ。N野先生のハナシにも、テキトーにうなずいていたんじゃないの?
我々、本家Bチームの初戦の相手は、クシさん、鉄人S木氏の所属する帯広近郊の某協会でした。
日頃の練習の成果を出すことができるか、クシさん!総監督・鉄人S木氏の采配やいかに? ...って、結果はウチらBチームが、6-2、6-4、4-6の2勝1敗で勝利しました。
本家BチームはK藤氏・K村氏、I田氏・M氏、Y会長・ワシ...の3ペア固定で試合に臨みます。
1試合消化後、あわててオーバーグリップを巻き直すM氏。やけにグリップがテカっていると思ったら、天然のM氏はオーバーグリップの保護ビニールをはがさないで、そのまま使用していたことが判明しました。フツウはラケット持った瞬間に違和感を感じると思うのだが...さすがM氏、グリップが滑ろうがナンだろうが、テニス自体に特に大きな変化はない。そんなコマカイことは、ハルカ昔に超越しているのだ。
一方、公園内の東屋に陣取る分家Aチーム。名簿上はA木氏が監督、I上クンがキャプテン、しかも去年のことがあるので、来るハズのない選手までフルエントリーなのだ。
さて、このへんでビデオキャプチャしたテニス風景でも入れておきますか。試合は3面展開だったから、いっしょに試合していた本家Bチームの試合がほとんどナイのだ。ただし、もっとも盛り上がった予選1位通過を決めた試合はたっぷりあるので後ほど...
これはAチームの第2試合、相手はフランス語で”空”チーム。まずはS井先生のサーブが入って...
続くリターンをボレーして...
浮いてきたボールをA木氏がストレートにスマッシュ!(クロスに落とさないところがミソ?)
空いていたクロスにきたボールをS井先生がすかさず戻ってストレートボレー、見事に決まりました。うーん、なるほど...あくまでA木監督はS井先生に決めてもらいたかったんですネ。トレビァ〜ンな展開なのだ。
しかし、トレビァ〜ンな展開だったにも関わらず、なぜかS井先生はこの後ダブルフォルトを連発、結局このサービズゲームを落とすことに...S井先生、サヴァ?ま、チームとしては勝利ということで、とりあえずメルシィーなのだ。
いや、この姿勢がツライ...
音声にはオレの「オットット...」とかいう声が入っており、バランスを崩しつつ撮影している様子が伺えるんだけど、映像そのものにあまり大きなブレはないことに気がつきました。ダブル補正がけっこう効いているんですネ。
一方、自軍の戦績にアタマを抱える鉄人S木監督?試合ごとにメンバーを交代したり、いろいろとトライしているのですが、ココまでは苦しい内容が続いているモヨウ...
I上クンの強打が炸裂!
テクニシャン・N川先生のストレートへのロブ・リターン!
T岡先生弟氏のユルいリターン!
コレがイイところにいくのヨ...
T岡先生の躍動感あるリターン!
(ネットでしたけどネ...)
ボレー合戦で浮いたボールを足元に打ち込まれるN川先生でしたが、難なく捕球してオープンコートへ...
しかし、次のボレーをネットに引っ掛けるN川先生...トホホ
3面展開だとアッチ見たりコッチみたりでタイヘンなのだ。
フと横を見ると、桜の木にサルのコシカケがありました。
午前中に予選2試合を消化してAチーム、Bチームとも2勝と絶好調です。我々Bチームは少し時間が空くので昼食を買いに行きました。N野先生の運転で向かった先は、Y会長オススメの近隣のカレー屋さん「ビスターレ・ビスターレ 帯広店」でした。
過去に利用したことがあるにも関わらず、Y会長の案内は混迷を極め、遠回りしながら到着しました。Y会長のオススメはお得なランチメニューでしたが、テイクアウトは不可ということで、フツウにチキンカレー+ライス、またはナンを注文しました。従業員は全員ネパール人(?)といことで、対応したY会長もつられて、おかしなイントネーションで注文してましたね。
「...そのうちぃ、ライスオオモリがぁ、ふたぁつ...ですね〜..?」
「そう、ふたぁつ...」
店内で、やや時間を気にしながら待つこと約20分...人数分のカレーを手に店をあとにしました。そもそも”ビスターレ”とはネパール語で「ゆっくり のんびり」という意味らしい。はたしてこの20分の待ち時間は妥当だったのだろうか?
さて、お味の方は...フツウ?チキンがゴロゴロ入った薄いペースト状のルーで、注目すべきはライスの量...ボクも大盛りライスでしたが、ドンブリ2杯分に相当するであろうライスが詰め込まれていたため、最後はほとんどルーなしのカラ飯状態になってしまいました。ルーとライスのアンバランスが際立つカレーなのだ。
「やっぱりインデアン・カレーで良かったんじゃないの?」K藤氏に突っ込まれるY会長...値段もけっこう高くなっちゃったし、やはりココでもみんなに責められてしまうのでありました...トホホ
午後から残り1試合となりました。すでに分家Aチームはブロック全勝で昇格が決まっております。
そして本家Bチームの予選最後の相手は某四文字熟語チーム。ともにココまで2勝ということで、この試合に勝利した方が昇格となります。
コート内のベンチにはK藤氏、コート外の中央は某四文字熟語チームを牽引するラブラブH間ダンナさん。実はこの時点でY会長・ワシのペアが勝利、K藤氏・K村氏ペアがラブラブH間ダンナさん・ベテランK村氏ペアに惜敗して1勝1敗の五分となっており、すべては最終試合の結果しだいという状況に...そう、コトもあろうに両足肉離れの爆弾を抱えたI田氏と、電池切れ寸前のM氏のペアに、すべてが重くノシかかってくるのであった...
だけど、この時点で1-5?...トホホ
大注目のBコート。本日、もっとも盛り上がった試合の一つだったのではないでしょうか。すでに棒立ちのM氏、両足肉離れのテーピングが痛々しいI田氏。EXOグラファイトがシブイ!
ベンチコートのK藤氏のニラミが効いたのか、ゲームカウントは1-5から2-5へ...って、土俵際で徳俵に足がかかっている状態に変わりはありませんけどネ...
オレの右斜め下方には、某四文字熟語チームのチームメイトが応援中。中央の影はオレの影。
オレがM氏が動くたびに「うわ!やめろ!」、「何で前に来るのよ...」とか言ってましたけど、アレも一種の応援ですので...
まずは相手のサーブ!
I田氏のバックサイド、かなり深いところに入るナイスサーブでしたが...
やや食い込まれたものの、I田氏は何とか前で裁いて、ロブぎみのスライスリターンを返球...
スピードはないものの、かなり深いところに落ちたリターンをサーバーはフォアのトップスピンでクロスに返球!
このボールになんと前衛のM氏が反応!正気、いやダイジョウブか?M氏?
そのままラケットを振り下ろしてデュースコートのアレイに打ち込むか、ボールの外側にラケットを入れてアドコートのネット際に落とすのか...それとも期待どおりネットに引っ掛けるとか?
しかし、なんとも中途半端なスイングになってしまい、M氏のハイボレーはフラフラと相手前衛の正面に...ソコ以外のコートはほとんど空いているんですけどネ...
ガラ空きとなったオープンコートに、面を作って”ポコン”と押すことができればOKだったのですが、不意を突かれた相手前衛の方は、あわててしまったのか、ラケットを大きく引いてしまい...
ミスヒット...インパクトで面が上を向いてしまったのだ。ラケット引き過ぎでしたネ。
ボールは”ボヨ〜ン”とアウト...一方、ボールの行方を確認し、安心するM氏。さすがM氏、いつもヒヤヒヤさせてくれるのだ。
ガックリくる某四文字熟語ペア。これでゲームカウントは3-5に...って、まだ十分リードされているんですけどネ。
続いてM氏のサービスゲーム。すでにM氏は電池切れの状態、今は予備電源で起動中なのだ。
前のゲームを引きずっているのか、なんてことないサーブなのに、レシーバーがミスして15-0...
もうすぐ動けなくなることを察知したのか、レシーバーが背を向けているにもかかわらず、サーブを打とうとするM氏...待て!M氏!あわてる○○はもらいが少ないゾ!
ふり向きざまにサーブを打たれたレシーバーはペースを乱されたのか、2球目をフカしてしまい30-0...
次は深いボールをM氏が返球できなくて30-15...
ベンチコーチであるK藤氏は微動だにせず...って、寝てます?
やはりM氏に任せていられないと思ったのか、相手の低いクロスボールに反応するI田氏。残念ながらこのボールはネットを越えず30-30...
次のM氏のサーブをレシーバーがネットに引っ掛けてしまい40-30...
すっかりM氏のヘンテコ・テニスワールドに引き込まれているのだ。
最後はM氏の中ロブをカットしようか、スマッシュしようか迷ってしまいミスヒット...ボールはサイドラインを割ってゲームカウントは4-5に。
あと2ゲーム、ガンバレ!M氏!ヘンテコ・テニスワールド全開だ!
途中からになりますが、第10ゲーム、いいラリーが続いた7球目、センターにコントロールしたI田氏のボールがネットにかかり相手の40-15!マッチポイントを握られてしまった...
ヘタリこむI田氏とは対照的に、淡々とボールを処理するM氏...たぶん、この状況がわかっていないと思います。
40-15!イッキに決めたいところでしたが、相手サーバーの大きくフォルトしたあとのセカンドサーブは、不意をつくアンダーサーブ!会場からドヨメキが!...しかし、コレがまさかのネット...トホホホ
命拾いしたI田氏とM氏であったが、まだ相手の40-30...マッチポイントが続く...
今度は相手サーバーのセカンドサーブが上から入る!ややバランスをくずしながらリターンするI田氏。
ボールは相手前衛の正面へ!しかし、コースはともかく、ネット際に落ちるようなリターンだったため、ポーチはロブボレーぎみになってI田氏の目の前へ...
バックハンドでサーバーにボールを送るI田氏。
その様子をただ傍観するM氏...アブナイ!カラータイマーが、ものスゴイ速さで点滅中のM氏!果たして最後までもつのだろうか?
体力の限界に近づくM氏に気がついたのか、相手はM氏の頭上を狙うストレートロブを選択してきました。イイ作戦なのだ。
反応するM氏...もしかして打つの?...いや、頼むから止めてくれ...関係者一同、そー思っていたに違いない。
関係者一同の願いが通じたのか、M氏がスルーしたボールは、I田氏がクロスにカット。
ボールの行方を見るM氏...いいから早くチェンジしてくれ〜!
「ヨシ!今度こそもらった〜!」相手前衛がハイボレーでガラ空きのアド・コートを狙っているゾ!急げ!M氏!早く戻るんだ!
万事休す...ついにM氏のマグレの連続もこれまでか?しかし、相手のハイボレーは、吸い込まれるようにM氏が苦し紛れに出したラケット向かって一直線!
「ボヨヨ〜ン...」
コースなど狙えるハズもなく、M氏が差し出したラケットに偶然当たったようなボールはクロスのライン際へ...
そして見事にコート内に落ちるボール...会場は大爆笑?
まるでスローモーションみたいに見えましたネ。これでデュースです。
その後、M氏相手にサーバーがダブルフォルトしてアドバンテージ・レシーバー(M氏なんだから、入れるだけでイイのにネ)、そして次のポイントもラリーの末に相手のボールがサイドアウト...ついに5-5になってしまいました。
うーん、恐ろしいほどの偶然が重なっているのだ。
そして最終ゲームはI田氏のサーブ。今や流れ的には完全にコッチ、M氏がヘンなことしない限り、このままいけそうな雰囲気なのだ。
ドーパミンが出まくっているのか、肉離れしているハズのI田氏の足取りも軽い。
最終ゲームの一発目、なんとポーチに出てしまうM氏!
さすが神出鬼没のM氏!...って、もうヤケクソ?
しかし、相手前衛がすかさず反応!M氏に戻るヨユウなどナイ!結果を恐れない、いや、無謀な特攻アタックがM氏の身上なのだ。
ボールはライン際にポトリ...
一瞬、アウトにも見えましたが、I田氏は”イン”のコールで0-15。
マズイぞ...今のアタックでM氏の体力がほぼゼロだ...
しかし、次のリターンがネットを越えずに15-15。
先ほどのM氏のポーチがレシーバーにプレッシャーを与えているのか?...って、それはナイか...
続くリターンはコードボールとなりましたが、それに反応するM氏。コレで決めないと次がナイ!
しかし、ボールは相手の目の前へ。アッサリ反応されてしまったのだ。
他に打つ場所はいくらでもあると思うのだが、引っ張りすぎのM氏?イヤ、そんなヨユウはない!コレは本能ダ!
相手のロブボレーはストレートへ...って、ソコにはM氏が...
上の画像で戻るそぶりを見せていたM氏であったが、フェイント?いや、すでに戻る体力がなかっただけでしょうね。
いつもならムダに動いてミスるM氏だが、この動きたくとも動けない状況では足も止まってナイスボレー?
ボールはクロスに決まって30-15。
M氏が2球連続して相手コートに入れるなんて、ミラクルなのだ。
続くI田氏のバックへのナイスサーブをレシーバーが鋭く振り切って、またもやコードボール。M氏の目の前で大きくハネたもんだから、さすがのミラクルM氏もコレには反応できずに30-30...
まずはI田氏のサーブ!
ワイドに決まるナイスサーブ。レシーバーは浅いロブを上げるのがやっとなのだ。
チャンス!M氏!ココで決めなきゃ前衛じゃないゼ!
狙いはもちろんレシーバーが戻りきれていないデュースコートだ!
ジャンプ!最後のチカラを振り絞ってM氏が飛びつく!
しかしボールは吸い込まれるように相手前衛の守備範囲へ...画像を見てもわかるように、相手前衛は一歩も動かずにヨユウを持ってボレー。
練習じゃないんだから...ソコじゃないでしょ...
ボールはセンターに決まって30-40...またもやマッチポイントを相手に握られてしまったのだ。
I田氏のサーブが相手のバックサイドへ。リターナーはストレートへのロブを選択しました。
飛びつくM氏!コレでデュースに持ち込んでやるゼ!
...と思ったら、M氏はこのボールをなぜかスルー...味方にフェイントかけてどーするのよ!
しかしI田氏はM氏のことはあまり信用していないので、アッサリとこのボールをカバー...センターにロブを上げたところ。
この後、双方にビビリが入ったのか、ロブ合戦が3〜4本続きましたが、短くなったロブをカットするM氏。
アレイ付近に落とせると効果的だが...
正直者のM氏のボールは、待ち構える後衛の目の前に...アッサリとクロスに返されたところ。
相手後衛も前に出てきました。ストレートは固められているし、M氏のポジションが悪くてセンターはガラ空きだし、ココはクロスに沈めるか、それとも前に来た後衛の正面に一発、打っておくべきか...スライスぎみに送ったI田氏のボールは...
見事に前に出てきた後衛の足元へ。合わせることができず、ボールは後ろへ...
これはI田氏のナイスショットでしたネ。
コレでデュース。小躍りするI田氏と、まったく無感動なM氏が対照的なのだ。すでに思考停止中?
さぁ!勝利まであと2ポイントなのだ。
I田氏のサーブ!このゲームはほとんどファーストサーブが入っているゾ!
このファーストサーブもワイドのいいところへ...
反応するレシーバーでしたが、わずかに及ばず...
この土壇場でサービスエースはスゴイ!ナイスサーブ!I田氏!
再びガッツポーズのI田氏と、淡々とポジションを移動するM氏。あと1ポイント...エネルギーは残っているのだろうか...
これでアドバンテージこっち、逆マッチポイントになってしまったのだ。
そしてまたもやI田氏のナイスサーブがレシーバーのバックサイドへ。
出るのか?M氏?...いや、ココは”待て”のサインだ。頼むからソコに居てくれ!
レシーバーはバックハンドで捕球、イイ当たりだったようですが...
しかし、返球はコードに一直線...無情にも白いベルト部分に当たり、ネットを越えることはできず...
この瞬間にI田氏・M氏ペアの大逆転勝利が決まり、チームとしても2勝1敗で勝利、予選リーグ全勝で2部昇格も決めてしまいました。
ハイタッチするI田氏・M氏ペアと、ボーゼンとする某四文字熟語チームのペア。
1-5からの大逆転とは恐れ入りましたネ...
広尾Bチームを2部に昇格させた立役者のI田氏とM氏。ふりかえってみますと、この大事な1勝が、二人の本日唯一の勝利となりました。
さすが、ヤルときゃヤル二人なのだ。
それにしても試合の様子をキャプチャし過ぎたナ...見ている方も飽きてきたでしょ?だって作っているオレが飽きてくるんだから...
「いやぁ〜、昇格しちゃったヨ...どーしましょ...」得意満面のM氏の隣りで、困惑の色を隠せないY会長。
ネガティブなY会長のことだから、来年また降格することなんか考えているんでしょ?
ブロック1位抜けが確定したものの、順位決定戦は最後ということで、両チームともしばらく待たされることに...スッカリ体が冷えてしまったワイ。
ちなみにこの空き時間を利用して、T岡ブラザースが近隣の回転寿司「まつりや」を訪問、少しツマんでみたのですが、「ウワサほどのものじゃない...」という結論に達したモヨウ。もうちょっと根室方面に近づかないとダメなんですかね?
あまりにヒマなので、雑誌を購入したY会長。愛読書は「少年ジャンプ」だ。
「いいトシして、そんなもん読んで...」隣りは苦言を呈するK村氏。
「うーん、ヒマだ...」
後ろ姿がナマめかしいのはN野先生。出張帰り、加えて原因不明の激ヤセに見舞われており、本日は補欠...M氏のかわりに出たらよかったのにね。
一方、鉄人S木氏が仕切る某協会チーム。予選をもう1試合残しており、その試合で勝利しなくては降格が決定?...クシさんの表情も、相変わらず冴えないのだ...
ちなみに試合の途中経過はこんな感じでした。
すっかり日も陰り、寒くなった会場で、防寒対策にポンチョを羽織るY会長。マレーシアでスコールに遭った時に重宝したようだが、Y会長が着るとテルテル坊主状態なのだ。
ヨケイなテルテル坊主の出現で、雲行きもあやしくなってきたゾ...
そして、やっと優勝決定戦が始まりました。ま、結果はわかりきっていたんですけどね。
まずは第一試合がI上クン・N川先生ペアVSワシ・Y会長でしたが、アッサリと6-3でI上クン・N川先生ペアの勝利でした。相手がN川先生ということで、ややキビシイところを狙ったオレのボールが、ことごとくアウト...ほとんど自滅だったナ。だけど、あとでビデオ見てたら、けっこう他の試合でN川先生がチョンボしてたことが発覚...フツウに攻めていたら、もう1ゲームくらい取れたかも?昔のウマいイメージがあるもんだから、ついキビシいコースを狙ってしまったワイ。
画像はココのコートの使用料金表。クレーで凸凹だけど、ウチの町営コートはタダ、水・土曜日のナイター設備を使ってもタダなのだ。そーいった点では、田舎はイイな。
続いて第二試合はA木氏・S井先生ペアとK藤氏・K村氏ペアの対戦。この試合はかなり拮抗していましたが、ドッチが勝ったんですかね?
どーして詳細不明なのか?...それはこの試合中に、隣りの第三試合が「アッ」という間に終わり、分家Aチームの優勝が確定したため...
そして、コレが「アッ」という間に終わってしまった第三試合、T岡ブラザースとI田氏・M氏ペアの対戦。I田氏のリターンを見送るM氏の姿勢が、すでにアブナイ...幽体離脱中?
さっきの試合ですべてを使い果たしてしまった2人に、抵抗するチカラは残っていませんでしたネ。
ちなみに上の第二試合は、もう2ゲームくらいで終わりそうだったので、大会本部のご厚意により続行されました。すでに「帯広テニス協会」のホームページに結果が掲載されていますが、6-2でK藤氏・K村氏ペアの勝利だったようです。惜しかったなぁ...オレがフツウにN川先生を攻めていれば、もしかしたら...って、ソレはないか。
全試合日程を終了し、会場をあとにするクシさん。オツカレさまでした...
最後に記念撮影でも...優勝チームにはトロフィーとメダルが贈られます。
「雰囲気だけでも...」ということで、ボクもトロフィーを持たせてもらいました。いつもなら、試合終了後は幽体離脱しているハズのM氏が、腕組みして仁王立ち...最後のチカラを振り絞ってカッコつけているモヨウ。
Y会長のお土産。わざわざありがとうございます。マレーシア・オープンのパンフレット、地元の豆菓子、使い捨てパンツ...
マレーシア・オープンは9月末の開催で、第一シードはフェレーロ、決勝戦のチケットは特等席・ランチ付きで525リンギット、日本円で15,800円、さらに準々決勝あたりだったら10,500円でディナー付き...観戦する予定はまったくありゃしませんが、ディナー付きがイイかな。
お菓子は豆をつぶしてチョッピリ辛くして大量の油で揚げたもの...”ピリ辛+油っぽい”のは東南アジアの定番でしょうか。
そして使い捨てパンツ...一応、綿100%の品質です。洗濯するのもメンドクサイし、持ち帰るのも荷物になるし、あとは災害時の備えになるというものです。今回の旅行でY会長も着用したんでしょうか?(決して想像したくありませんが...)
というワケで、今年の十勝リーグも終了です。一年で2部に復帰できてラッキーでしたね。来年もこの顔ブレだったら、とりあえず残留はカタいかな?問題は本家Bチームが残留できるかどうかでしょうか...(ホットケ!)
来年の会場はドコかなぁ...個人的にはオムニよりもコッチの方がイイかな。ま、ドコでやっても実力は変わらないんですけどネ...
来週は「シーサイド道新杯」か...4週連続でテニス大会が続くので、ページの更新もタイヘンなのだ...って、テキトーにアップして終わりなんですけどね。
さて、Y会長からもらった使い捨てパンツはウチの「うらら杯」の景品にでもしようかな?
浦河町テニス協会ホームページ −十勝リーグ団体戦2013−