毎年、秋に行われていた「十勝リーグ団体戦」は、今年はなぜか6月の開催に。6月といえば、コッチじゃ運動会の季節．．．オレもS井先生も、ちょうど子供の小学校の運動会にブチ当たっているじゃないの！本家の広尾Bチームも、Y会長をはじめ、数人が欠場ということで、ほぼ壊滅状態。
かくして、いつもの腫瘍．．．じゃなかった、主要メンバーを欠くチームで参戦することになりました．．．とか言って、実際に参加したメンバーは、そんなコト思っていなかったようですが．．．
この季節はキビシイなぁ。日高地方がどしゃ降りで、十勝方面が曇り〜雨、日曜日の運動会が月曜日に延期でもならない限り、当分出場できそうにないのだ。このままココで生活を続けると仮定すると、次男・三男の小学校卒業まであと9年？．．．9年後もテニスしてるのかな？．．．かなりアヤシイ．．．
さて、まったく関係ありゃしませんが、今回は少しシリアスなハナシをさせてもらうのだ。
先ごろ、臓器移植法について、イロイロな審議がなされているけど、「年齢にかかわらず、臓器摘出が可能」ってのがミソになっている。もちろんコレは、海外で超高額な治療費を支払って移植を受けるしか生きる道が残されていない幼い子供たちに救いの手を差し伸べることに他ならない。限られた命しかない子供を持つ親にとっては、まさに神の救いになるかもしれないのだ。
しかし、多くの人が気づいているように、問題は山積している。欧米とは宗教観の違いや国民性の違い、その他モロモロの違いがあり、この法案が通ったとしても、救われる小さな命は少ないかもしれない。小児の移植コーディネーターってのも、ほぼ未知の分野だし、少なくとも欧米なみの成果が上がるまでには、長い年月が必要になることが予想されるか、もしかしたら何年経っても、この分野での移植は定着しない可能性すらあるかもしれない。
そんなワケで、法案改正の有無にかかわらず、しばらくは現状と変わらない海外での移植に望みをつなぐことになる。「○○ちゃんを救う会」が結成され、多額の寄与により数名が命をつなぐチャンスを与えられる。（しかし国内では善意の象徴のようなこの行為も、残念ながら海外では”臓器の横取り”とさえ言われ、日本への風当たりは強くなる一方のようだ。）
そもそも、このわずかな子供たちの後ろには、バックアップの手立てがなかったり、モロモロの諸事情でアクションを起こしたくとも、起こすことができなかった子供たちが大勢いるハズである。そしてアクションを起こせなかった子供たちの後ろには、出生時に正当な診断を受けられず、手遅れになってしまった子供たち．．．さらにその後ろには病名すらわからないうちに寿命をマットウしてしまった子供たちが少なからずいるハズ．．．
次男が数万人に一人という先天性心疾患であったことから、ネットで次男と同じ症例の子供たちを探しまくりました。その中で、次男の症例に限らず、実に多くの子供たちに出生時、正当な診断が下されていないこと、そのために治療が遅れ、生命の危機にさらされていることを知りました。実際に次男が手術のために入院した向かいのベッドは、出世後、数ヶ月が経過してからやっと診断が付き、急遽、手術のために入院していた赤ちゃんでした。（残念ながら術死という結果に終わったことを後から聞きました．．．合掌）やはり背景には、地方における専門医の不足・医療過疎問題があると思います。次男は出生後6時間で、ほぼ診断・治療方針が決定してラッキーでしたネ。
ダラダラと書いてまいりましたが、よーするに根幹に近い問題にも関心を持ってもらいたいと言うことデス。自分の出したお金が、直接、赤ちゃんの命を救えることになるかもしれない．．．インパクトがありますし、結果はどうであれ、目に見えるものとなるので感心も高まりますよネ。だけど、より多くの病気の子供たちを救うという根本的な解決にはなっていないんじゃないか？．．．と個人的には思っております．．．え？んじゃ、オマエはナニしてんのって？．．．いや、もうオレは次男をはじめ、3人のクソガキの世話でイッパイイッパイで．．．
今回もいきなりエラそうなことを言ってしまったワイ．．．ま、次男には行けるところまで行ってもらいましょう。
さて、当日の浦河の天気は曇りで、今にも降り出そうな雲行き。帯広の早朝の天気は霧雨だったようです。天気図でも低気圧に囲まれて、晴れ間は望めそうにない状況なのだ。
コッチの運動会も、アッチの団体戦も多少の雨でも決行だよなぁ．．．せいぜい暖かい格好で参加するのだ。
んじゃ、今年の参加メンバーでも紹介しておくか。
監督はA木氏、主将はI上くん、選手はM上氏・クシさん・T田氏・新人H氏・鉄人S木氏・K村ダンナさん。（個人的な見解だが、新人Hさんは、「オバケのQ太郎」に登場する”ラーメン小池さん”に雰囲気が似ているような気がする．．．）このうち鉄人S木氏とK村ダンナさんが本家Bチームにレンタル移籍予定。
本家はK藤氏・サバレスN野先生・ドリーマー氏と助っ人のミスターXが参加予定。総監督は本家の広尾K藤氏なのだ。
たぶんA木氏のXトレイルとダレかのクルマで帯広の森へ．．．鉄人S木氏とK村ダンナさんとは、現地で合流予定なのだ。
「行き当たりバッタリ」が座右の銘でもある広尾協会なので、チーム分けは現地でテキトーに。コチラから一人が参加不可になったので、K藤総監督が独自に一人調達しているハズ。コレでやっとギリギリの参加人数確保なのだ。
今年はケッコウ人集めに苦労した団体も多かったんじゃないかなぁ。
そのころオレらは．．．今にも雨が降り出しそうな中、観戦準備完了。
オレに「ゼッタイに触るナ！」と言われたHDVカメラをイジるトンデモ次男と、すでにダレる三男。
開会式終了間際から、さっそく雨が落ちてきました．．．
そのころ帯広では．．．昨晩、A木監督が寝ないで考えたというメンバー表をもとに、第一試合に突入。コッチも雨のため、試合は4ゲーム先取ノーアドとなったようです。
スゴイなぁ、A木監督．．．第三試合まで、わざわざメンバー表を作成してプリントアウトまでしているとは。毎年、対戦直前にテキトーに作成・提出するオレのやり方に、多いに不満を抱いていたようだ。
昔1部にいたころに、ペアを決めるのに対戦チームの目の前でジャンケンを始めたら、相手チームから「不真面目ダ！」とか言われて、雰囲気が悪くなったことがあったよなぁ．．．ま、その試合も勝ちましたけどネ。（イヤなチームだったのだ．．．）
そして第一試合の対戦相手は、某ベテランチーム。大樹・広尾の大会や、ウチらの「ウララ杯」でもお馴染みの面々が多数いたモヨウ。
I上クン・T田氏ペア○ 4-2 ×お馴染みU働氏・焼き鳥評論家I泉氏ペア
素晴らしい！強打ペアの勝利なのだ。まず1勝．．．
新人H氏・M上氏ペア× 1-4 ○桜田門H氏・Y本氏ペア
うーん、初対面の新人H氏や若手のM上氏に、桜田門H氏の風貌はキツイ．．．コレで1勝1敗に。
クシさん・A木氏ペア○ 4-2 ×大御所W氏・T田氏ペア
素晴らしい！展開が読めないけど、勝ったのね？これで2勝1敗、チームとして1勝目なのだ。
ヨーシ、さいさきイイぞ。ベテランチームということで、雨の中での試合はややツライところがあったでしょうか？．．．って、もうコッチも人のこと言えませんけどネ。
一方、そのころ長男は．．．競技進行係ということで、下級生の競技入退場に尽力中．．．競技の直前に逃亡を計る、野球少年団後輩のI田クンを取り押さえたトコロ？
すでにみなさん、傘をさしながら観戦中です。
続いての第二試合の対戦相手は、某四文字熟語Bチーム。コチラも先週の大樹町でお目にかかった人たちなのだ。世間は狭い。
I上クン・M上氏ペア○ 4-0 ×K下氏・T田氏ペア
素晴らしい！完全勝利なのだ。まず1勝．．．
新人H氏・A木氏ペア× 2-4 ○K田氏・Y口氏ペア
ウーム．．．新人H氏の調子が上がらないようだ。第一試合と同じ展開で1勝1敗に。
クシさん・T田氏ペア○ 4-1 ×H間氏・K樹氏ペア
素晴らしい！クシさんが2勝目？これで2勝1敗、チームとして2勝目なのだ。
うーん、調子イイぞ。クシさんもやればできるんでしょ。
そのころ長男は．．．定番の徒競走である120メートル走で疾走中。
オレがガキのころは、ただ単に背丈の順番に並んで出走していたけど、今はわざわざタイムを計って出走順を決めているらしい。あまり大きな差が出ないように配慮しているためでしょうか。
長男のタイムはクラスで4番目、つまり出走は最終組のトップ4で争われるワケで、タイム的には長男が一番キツイ。結果は予想どおりの4着でした。最初のコーナーでなんとかインに入ることができれば、3位に食い込めたかなぁ。スタートの出遅れが痛かったのだ。
続いての第三試合の対戦相手は、これまたお馴染みの面々が集う、A野TCのAチーム。コチラも先週の大樹町でお目にかかった人たちがチラホラ．．．こうして見ると、いつも同じようなメンツが集まって試合しているんですねぇ。
I上クン・A木氏ペア○ 4-3 ×S木氏・バボラーU田氏ペア
素晴らしい！I上クンは3勝目、さすが主将なのだ。まず1勝．．．
新人H氏・T田氏ペア× 1-4 ピンクキャップ○T谷氏・A田氏ペア
ココは仕方がナイなぁ．．．新人H氏は3敗目？（ホットケ！）また1勝1敗に。
クシさん・M上氏ペア× 3-4 ○I出氏・スライスM谷氏ペア
あ、メマイが．．．聞けば、1-3の劣勢を跳ね返して3-3の40-0まで行ったものの、そこからポイントを奪えずに敗退したモヨウ。状況的には完全に相手が不利だったような気がしますが．．．まるでM氏のような負け方なのだ。クシさんは第２のM氏になりうるかも？コレでチームとしては2勝1敗か．．．
そのころ長男は．．．借り物競争に参加中。長男のお題は「おイナリさん」でした。
いきなりパンツを下げて、○茎を持ち上げ、寒さに縮む○嚢を指差し、「おイナリさん！」と叫ぶんじゃないかと一瞬不安になりましたが、長男は比較的マジメなのでフツウに観戦席のおじさんから「おイナリさん」をもらっているトコロ。
ドコのドナタかは存じませんが、ご協力ありがとうございました。
午前中の競技も終わり、お弁当は校内でいただくことになりました。食べ終わって、さっそく音楽室で遊ぶ次男・三男．．．っと、ココでA木監督から電話が．．．
「コッチは雨で途中中止になりました．．．」
3試合を消化、残り2試合を残して中止という結果になりました。うーん、残念。勝ち越しも見えていたのになぁ。とりあえず、雨の中、オツカレさまでした。
さて、コチラの運動会も、時々強まる雨脚のために、午後の競技を減らして行われることになりました。
ちなみに残る対戦相手は、某病院チームと、身内の本家Bチームでした。本家Bチームはこの時点で1勝2敗。結果はどーなるんでしょ？参加費が戻ってくるなんてハナシや、再試合のウサワも流れているのだ。
午後はドロだらけになりながら組み体操を熱演。こりゃタイヘンだ．．．ドロって繊維の奥まで入り込んで、なかなか落ちませんよね？．．．って、ソッチかい！
そして競技の最後を飾るのは、学年代表によるリレーです。1年生から6年生まで、1学年男女各4人の代表を選抜し、4チームによる対戦となります。
長男の所属する赤チームが終始リードを保ち、そのまま優勝でした。長男もリードを保ったまま6年生女子にバトンを渡すことができました。いやぁ、抜かされなくて良かった。親としては、少しハラハラしましたネ。
雨の中、帯広に行った人も、コッチで運動会に参加した人も観戦した人もオツカレさまでした。天気には勝てないですナ。
．．．というワケで、団体戦の結果が詳細不明ですが、クシさんも真っ青の”親バカ”運動会とのむりやりコラボレーション企画、いかがだったでしょうか？．．．え？運動会の方にウエイトが置かれている？えぇ、、まぁコッチは何たって身内のことですから．．．
とりあえず、みなさん雨の中、オツカレさまでした。来年もこの季節だったら、またみんなでガンバッテね〜
浦河町テニス協会ホームページ −十勝リーグ団体戦2009−