第25回 十勝リーグ団体戦...
〜あ...めまいが...〜
アーさて、今年も十勝リーグ団体戦の季節となりました。去年はダントツの最下位で、アッサリと2部から3部へ降格...今年は「とりあえず3部残留」という低いココロザシを持って臨んだのですが、結果を先に言いますと、今年もダントツの最下位で4部降格が決定...もはやノンストップ!坂道を転げ落ちるがごとく、もうダレにも止められないのだ。浦河町テニス協会ホームページ −第25回 十勝リーグ団体戦 2007−
頼む!ダレか止めてくれぇ〜!...え?オマエがナントカしろって?いや、もう最近のボクはハシにもボウにも...
さて、十分関係あることですが、最近試合に勝てなくなりました。やるべきことはわかっているのですが、どうにもカラダが動かず、ヤラレっぱなしの今日このごろデス。
「少し前ならもうちょっとナントカなったよなぁ...」なんて考えるのですが、フとテニスを始めたころを思い出しました。一通りのショットは打てるのになかなか試合には勝てない。ベテラン選手にネット際にストップボレーなんか落とされちゃったり、緩いボールでコースをつかれちゃったり...でもそのうち互角に渡り合えるようになり、ナントカ勝てるようになり、最後には負ける気がしなくなりました。そしてこのベテラン選手こそが、現在のボクなんじゃないでしょうか?
テニスを始めた年齢にもよりますが、始めてからの数年で急激に技量を身に着け、やがてピークを迎える...ピークは数年持続できるかもしれないが、さらに年齢を重ねるに伴って、体力・技量は下降線をたどり、やがてテニスを始めたころに戻ってしまう...本格的にラケット変更を含めたプレイスタイルを変更する時期に来ているのかもしれません...トシは取りたくないのぉ...
そう!ソコのあなた!そろそろあなたにも、今まで勝てていた相手に勝てなくなる時期が訪れますヨ...え?大きなお世話だ!って?こりゃまた失礼いたしました...
当日の天気は晴れ。去年は前日に練習し過ぎて疲れたため、今年は当日の朝に出発しました。
8:10分ころにコート着...我々の試合コートだけは、9時まで一般解放ということで、どこかの高校生が練習中でした。
ちなみに今年のチーム監督はM氏、主将はI上クンなのだ。
しょーがないので、本家Bチームの様子を見に行きました。今日もニコヤカなY会長。後ろはペアを組むであろうI村氏。実力的にはNo.3として参加する予定。
この他の参加者は、本格的にラケットを持つのは1年半ブリのドリーマー氏、今日もたぶんビール飲むであろうK藤氏、サバレスN野先生、子だくさんI田氏、ヘビースピンK村氏...謙虚に残留を目指す予定。
コートの中ではK藤氏・N野先生が練習中...相手チームが遅れているらしい。
結局、相手チームは高校生の上級者連合チームで、コレが強いのなんの...試合前の練習むなしく、いきなりアッサリと敗退する本家Bチームでありました。
ワシらの第一試合は、ナント鉄人S木の所属するチームでした。去年、4部から昇格、やや平均年齢が高そうだが、今回は強力な助っ人も参加。去年の勢いそのままに2部昇格を目指すのだ。
じつは強力な助っ人は、ボス氏の友人でもあり、かつてS木氏が所属していたサークルの代表でもある”じゃいあん”氏...世間は狭いのだ。”じゃいあん”っていうくらいだから、ボス氏みたいなアンコ型テニスプレーヤーを想像していたんだけど、ガッチリ型で体脂肪率の低そうな方でしたヨ。
手前はA木氏とS井先生。今回はA木氏・M氏、S井先生・I上クン。ワシ・新人T田のペアでいく予定。
さて、無駄と知りつつもオーダーをヒネって、一番手はA木氏・M氏が登場。相手はチーム代表と思われるオジサマと、小柄なテクニシャンタイプのオジサマ。チーム代表がボールを押し込み、テクニシャンのオジサマがトドメを刺す...のがパターンだったのでしょうか?
画像がありませんが、2人のオジサマは目の前に広がるM氏のヘンテコ・テニスワールドにドップリとハマってしまったことに加え、A木氏のちょっとズレたタイミングで繰り出されるショットに対応できずにアッサリと敗退...まったく予想していなかったA木氏・M氏ペアの勝利がチームに転がり込んでくるのであった...
最初の試合でM氏が勝利してしまうなんて...この後、イヤな予感がするのだ。
続いて今年のポイントゲッターと予想していたI上クン・S井先生ペアが登場...えぇ、あくまで自分たちに都合のイイ予想なんですけどネ。S井先生のテクニックにI上クンのハードヒットがカラんでくれることを期待するのだ。
さて、お相手はレフティで薄いグリップの長身の方と、「え?Hさん?ココのチームにいたの?」というほどウチのHさんに似た小柄なお方...まぶかにキャップをかぶったその姿は、背格好はもちろん、スイングやプレースタイル、ふくろはぎの筋肉の付き方までソックリなのだ。ただ、テニスはコチラの方の方が数段ウマかったんですけどネ...
一方、試合の方は...I上クンのハードヒットがなかなかコートに収まらず...トホホ。ミッドサイズのラケットとシグナム・プロのポリ・スピード・スピンじゃ、屋外ではイマイチだったかなぁ。最初は競っていたんだけど、そのうちズルズルとイッテしまいましたとさ...
コレで1勝1敗か...ココでワシとT田氏の出番なのだ。相手はその後の試合を見る限り、チームでもっとも活躍することになる助っ人の”じゃいあん”氏ペア。パワーと小技もきく”じゃいあん”氏と、レフティで丁寧にボールを送ってくる人のペアなのだ。レフティの人をチョコっと攻めて2〜3ゲーム取ったんだけど、要所でワシが「コレでもか!」ってくらいミスを連発...ありゃペアのT田氏も”ムッ”としてたナ。
オレはもうダメだ...前にもドコかで書いたけど、明らかに”できるコト”が減って”できないコト”が加速度的に増えている今日コノゴロです。もう、ただ返球するだけで満足すべきなんだろーなぁ...トシは取りたくないのだ。
...というワケで、1勝2敗で初戦を落とし、降格に一歩近づいてしまったのだ。
唯一の1勝をモギ取り、上機嫌のM氏と十勝リーグでは初勝利のA木氏...M氏はしゃべりの方も舌好調なのだ。
一方、右はハラワタの煮えくり返るT田氏...ニガ笑いだが、カラダは怒りに震えているのだ。いやぁ、メンボクない...
あとからS井先生が。「Kさん、どこかカラダの具合でも悪いんじゃないですか?」って心配するほどヒドイ試合だったんだけど、そーねぇ...あえて言わせてもらうと、たぶん「アタマ」が悪いんだと思います...ハイ。
次の試合に出場するS木氏。(メチャクチャ小さいけど、向こう側の前衛)
ウチらとの対戦の時もS木氏が出てくると思ったのに、本人イワク「ボクはNo.4くらいかなぁ〜」...やられたのだ。
結局、S木氏のチームがブロック勝ち抜けで2部昇格へ。おめでとうございました。
続いて2戦目は近所の畜産系大学テニス部。おそらくレギュラークラスの参加は2〜3人くらいだったと思うけど、やっぱ学生さんはパワーありますネ。
ワシとT田氏の相手は、バルデラマみたいなレフティの上級者と、おそらくテニスを始めて数年のフォアストローク命の長身の若者。若者のベースラインからのストロークは2球と続かなかったんだけど、バルデラマに崩されてアッサリと敗退...若いってイイのだ。
この場面はなんだろ?コートにワシ一人だけど...たしか、相手の当たり損ないの短いボールをハーフバウンドで殺してオープンコートに送ったところ?若者が走り込んでいるけど、ノットアップだったと思います。
I上クンとS井先生は、比較的バランスのとれたペアと対戦。ココがNo.1ペアだったでしょうか。
I上クンも若者らしくハードヒットで対抗、少し返球率も上がってきたかな?...しかし結果は敗退。トホホホ...
すでにチームとしては2連敗、”グッ”とイッキに降格をタグリ寄せてしまったワイ。
もうチームとしての負けは決定しているが、もしも三つ巴になった場合のことを考えれば、1勝するに越したことはナイのだ。まぁ、その可能性も極めて少ないと思いますけどネ。
A木氏・M氏の相手ペアは、二人ともこの春に入学してから希望に燃えてテニス部に入部しました...といった印象の二人。すでに合コンも数回の経験があるが、テニス公式戦では未勝利...といった雰囲気ダ。(えぇ、勝手に想像してみました。)
手前の茶髪集団はそんな二人を見守るチームメイト。M氏の意外なテニスは今後の参考になったであろうか?...え?テニススタイルよりも、M氏自身に生物行動学的に興味が有る?うーん、さすが畜産系、M氏の不可解な動きに野生のニオイを感じたんですね?今後の研究課題にしていただければサイワイです...って、一応M氏は、「ヒト科ヒト属ヒト種」になると思われます、ハイ。
ところで試合の方は、攻めどころはいくらでもあったハズだが、途中から謙虚につないできた相手に根負け...ココが唯一、勝てる可能性があったのになぁ。
それにしても、見事にオーダーもスベっているのだ。
そんなウチらチームの窮地をアザ笑うがごとく、ビール片手に通り過ぎる広尾K藤氏。「いや、アッチでもらったんだよねぇ〜..」
相変わらず不謹慎極まりないのだ。
そして運命の第3戦、相手は広尾・浦河方面でもおなじみのN野氏率いる某クラブチーム。N野氏のチームも未勝利らしく、コレに勝ったチームが3部残留、そしてトーゼンだが負けたチームが4部降格...来年は帯広の森に出入り禁止になるのだ。
試合はI上クン・S井先生ペアとN野氏・O氏ペア。なかなか競っていたように見えましたが、やっぱりこの試合も負け...ショックでよく憶えてないし、画像もナイけど、ココでも3敗を喫して降格が決定...あっ、メマイが...
一方の本家Bチームはブロック内3位ということで、5・6位決定戦へ。
ウチらのブロックの試合が終わるのを成人雑誌を読みつつ待っているY会長。おそらくイヤラしいグラビアを見ているに違いナイ。
そして試合は順位決定戦へ...でも7位だろうが8位だろうが、降格は決定なんですけどネ。向こうのブロックの最下位は某お役所チーム。2部昇格を果たした一昨年は勝利しているのだが...
順位決定戦は先に2勝したら終わりなので、ワシとT田氏が最初の試合に出場。相手は比較的若者(総務課主事)&オジサマ(経済産業課課長補佐)ペア。( )の中はオレの個人的な想像ネ。
総務課主事のショットが安定していなかったのが狙い所だったけど、経済産業課課長補佐のネット際での決定率が高く、一時リードされてしまった。ココでもオレの調子はサッパリで、ボレーミスを連発...しまいには経済産業課課長補佐に狙われる始末だったけど、それなりのテニスで勝利...本日、最初で最後の勝利なのだ。それにしても、今日は最初から最後まで実力が出まくりでした。
手前は次の試合に出るI上クンとS井先生。「もう、オレ疲れちゃったから、オレらまで回さないで...」M氏の期待にこたえることができるのであろうか?
隣のコートでは、本家広尾Bも某クラブチームと対戦中。手前はお久しブリのドリーマー氏&N野先生ペア。
順位決定戦の詳細が不明だが、とりあえず残留を決めて笑顔で会場を後にする本家広尾Bチーム。オツカレさまでした...えぇ、コッチは特に言うことありません...
I上クンとS井先生の相手は、ラグビー体型のハードヒッター(スポーツ振興課主事)&アンガールズ田中の雰囲気を持つ長身の若者(市民サービス課主事)ペア。もちろん( )の中はオレの個人的な想像ネ。
スポーツ振興課主事が厚いグリップでグリグリと打ち込んできたもんだから、トーゼン二人の狙いは市民サービス課主事へ...しかし、コレが曲者。けっして流暢なラケットさばきではないのだが、サーブ・リターン・ボレーをソツなくこなしてポイントをゲット。I上クンとS井先生はココでも敗退して本日の未勝利が確定したのであった...
うーん、未勝利か...こりゃ”混ぜるなキケン”ペアでしたネ...トホホホ。
前半の勢いはドコへやら...本日も放心状態のM氏。
出番が近づいていることすらわかっていない様子。
そして1勝1敗で迎えた最後の試合にA木氏・M氏が登場。今回はナニかと見せ場の多い二人だ。
相手はレフティの若者(会計課主事)&昔はかなりブイブイいわせた上品なオジサマ(建築課部長)ペア。えぇ、もちろん( )の中はオレの個人的な想像ネ。
ココでもM氏は最後の力をフリ絞ってヘンテコ・テニスワールドを展開、A木氏のボールの見極めも良く、確実にチャンスボールをポイントに繋げるテニスに、会計課主事と建築課部長がミスを連発。ついにゲームカウント5-5となり、タイブレークへ。M氏がタイブレークを理解しておらず、建築課部長に教えを請う場面もあったが、なんとか集中を保ちカウントは5-2とリード...しかし!いや、やはりというべきか、こんなトコロでM氏が電池切れ...
結局6-8でいつものように逆転負け。チームとしては見事な全敗...ペアとしての勝利はわずか2勝...モンクなし、ダントツの3部最下位が決定!...えぇ、ホットイテください。
その後、S井先生がよくご家族で利用する市内の居酒屋へ...そーいえば昼食を食べていなかったのだ。
手前は「天むすセット」を頼んだものの、オマケのウドンがフツウの一人前...加えてソフトボールのような天むす+山盛りのザンギに圧倒されるM氏。個人的には久々に勝ってしまったものだから、気分は上々なのだ。
中央は十勝リーグ初の1勝に祝杯を上げるA木氏。オレが行き帰りの運転だったから、飲める人は飲めば良かったのに。4部降格ということで、みんな遠慮していたのかな?
奥はついでに帯広で車検も済ませたS井先生。いわゆるスピード車検ですナ。ちなみにオレのゲルビアは、車検上「フトントガラスのキズ」+「タイヤケースからハミ出たタイヤ」という問題があるために、地元の整備工場で大目に見てもらうしかないのだ。
あーぁ、今年も降格かぁ...今のままじゃ、ワシらには4部がお似合いだ。オレはもうこれ以上どーにもならないから、来年は他のみんなにガンバッテもらうのだ。んじゃヨロシク〜