ストリング日記..その8
〜マンネリなのだ。えぇ、ごく狭〜い集まりですから...〜
現在・過去..テキトーに思ったコトを書いときます。コレより古い話題は”その@、A、B..”とかにして、以後、放置させていただきます。今後も、放置された「ストリング日記」が増えていくんでしょうね...オノレのストリンギングの未熟さをタナに上げて、しまいには開き直ってしまうという、トンデモないページです。自分のラケットが「こんなテキトーに張られているのか!」って、ビックリしないでちょうだい...。
最近の鬼門ラケットは、ウィルソンのローラー2.6だな。なんたって、デカすぎてフレームは押さえられないし、スロート側の固定が不完全だし、よく切れるし...こりゃ、タイヘンだ。しかし、いつまでこんなタワゴトが続くんでしょうねぇ...
しかも、またもや字ばっかりで疲れるよ...。だけど..オレってヒマ??えぇ..たしかに..
2012年冬某日..「WILSON BLX Six.One Tour その2」
Y本氏の2本目のBLX SIX-ONE TOUR、アメリカのDo It Tennisから購入したUSヴァージョンになります。少し前に国内で購入したJPNヴァージョンが、ほぼ同じストリンギングで346グラム、コッチは360グラムになりました。正確にはコッチのラケットはボトム側3本もVSなので、ラケット自体の重さの違いは12〜13グラムになると思います。持った感じはさほど違いを感じませんが、実際に一日練習や試合を通して使ってみないとホントのところはわからないんでしょうね。おそらくネット上のJPNスペックのバランス表示はアンストラング状態だからナントモ言えないけど、近い数値のような気がします。違うモールがあるのかなぁ?
なぜかこの黒×赤のBLXって、USでもほとんど在庫がなくて、Do It Tennisでもグリップ1に限って$149でした。デザインが人気なかったのかなぁ?結局、新しいシリーズは白が基調で、2つ前の[K]シリーズに逆戻りした感じですもんネ。グリップサイズは1でしたが、レザー巻きということでクッション性が低く、他メーカーのG1.8に相当するような印象です。これならナントカなりそうです。
1本目と同じストリンギングであるVS-ブラック×ブラックヴェノム・ラフの組み合わせです。今回は最後のメインの緩みを気にして、ボトム側のクロスに流し込んでからクロスでタイオフすることに。(だけど、フェデラーはアッサリとメインでタイオフしているなぁ...)ほぼ、前回と同じようなテンションで張り終えました。
Y本氏が自ら希望して注文したVS-ブラックとブラックヴェノムだから、ココでも張るしかないんだけど、はたして結果はどーなんスかね?なるべくメインとクロスのストレス(摩擦)が少ない方がよくスピンがかかる...なんて節もあるし、そーゆー意味では表面が凸のアルパワー・ラフよりは、凹のブラックヴェノム・ラフの方がイイのかな?だけど、ソレだったらフツウの表面加工の無いゴク細ポリもイイってことになるよなぁ...ま、やっぱり結論はスイングがもっとも大事ってことでしょうネ。
2012年冬某日..「YONEX RDS001 MID & V CORE95D」
2本ともI上クンのラケット。全日高室内ダブルスの前に2本とも張り替えることに。
「今度はどーする?」の問いかけに、
「あ..う...いや、もう..なんか、よくかわらないんですよネ...」という答えだったので、テキトーに張り替えることに。だけど、希望を聞いたところで、ソレが実現したこともナイよなぁ...ってことは、最初から言うだけムダってことか。
とりあえず、前もってTWから購入(\744)しておいたグロメットを交換するのだ。オリジナルの透明なゴムバンパーは擦り切れてボロボロ、しかも摩擦熱で変性したのかフレームにコビり付いていました。どーせ見えなくなるから、コビり付いたカスをカッターで削って新しいバンパーとグロメットを装着しました。バンパーが新しいとラケットまで新しく見えるゾ。
さて、かんじんのストリングは、ボク仕様のハイブリッドであるTITANのナチュラル×RA-606を押し付けることに。テンションは少し高めだし、I上クンのハードヒットだったらすぐ切れると思うけどね。
大会当日、I上クンはこの001で比較的強いストロークを連発、A木氏とのペアで見事、優勝でした。決勝戦、ベースラインから2本ストロークが続いて、次のボールを短く落としてやろうと身構えたら、次のストロークはM原先生コーチの右をすり抜け、まさかのストレートへ...あのストロークは速かったなぁ。そう、決勝で負けたのはボクとM原先生コーチです。どーもスミマセンでした...トホホ
1本目の001のストリンギングにけっこう体力を使ってしまった。よく見りゃ、このラケットはヘッドバンパーとグロメットの色が赤と黒の2色になっているのか...というワケで、とりあえずストリングの色を「赤と黒」にしてみることに。ジュリアン・ソレルも真っ青な理由なのだ。
メインはシグナムプロのポリ・デラックスでクロスはマンティス・コンフォートシンセ、56×56でテキトーに張っていきました。たぶんコッチがサブ・ラケットになるだろうから、コレでイイでしょ...ビジュアル的にはいいナ。(テキトーすぎる...)
2012年冬某日..「BABOLAT PURE DRIVE RODDICK GT」
Y口クンのニューラケット。M原先生コーチからの払い下げとなります。なぜならM原先生コーチには”奥様に内緒で購入してしまったニューピュアドラGT” が2本もあるから!(ホットケ!)
ピュアドラGTよりもチョット重量とアタマが重いからスイングウエイトもアップ、そんなハードな1本を振り回せる人が、あますトコなくパワーを伝えるために親切にもブリッジ付近のフレームを厚くしたもんだから、フレックスもチョッピリ硬くなってしまったじゃないの!という、まさにゴリラ仕様?(使っている人、ゴメンナサイ)たぶんロディックはもっと重くして使っているんだろうナ。そーとーの体力がないと、使い続けることが難しいラケットなんでしょうね。
さて、Y口クンがコレを振り回すのか...重さにまかせて当たりの悪いボールがフラフラと何本もコートに収まりそう。そんなラッキーな当たりを増やすためにストリングはマンティス・コンフォート・シンセ、テンションはユルめに52×44〜50、トップに引っ掛けることが多いY口クンだから、クロスのムラを無くすためにショートサイドはボトム側のクロスに流し込んでからタイオフ、ロングサイドでそのまま残りのクロスをボトムからトップに向かって50-48-44と張っていきました。この面の均一性とラケットの重さがあれば、フレーム近くでも勢いで何とかなる...かもヨ。
実際に使ってみましたが、やはり重さは感じるものの、そんなに違和感はありません。ストリングとの相性もあるでしょうが、ユルいストロークは飛びもコントロールも良好、重いだけに足元のボールもウマく合せれば十分な飛びがあります。サーブはボクのヘナチョコスイングではヘッドが走らずイマイチ...総合的な感想は、ヨユウを持って打てるボールはストローク・ボレー・スマッシュ、すべてにおいて強く・重いボールが打てるが、ヨユウがなく、ボールの軌道にウマくラケットを持っていけない場合は凡ミスを連発...重くて競技志向の強いラケットにアリがちな印象ですネ。
Y口クンがコレを使って、安定してサーブが入るようになったら、少しは手ごわくなるかな?
2012年冬某日..「PRINCE MORE PRECISION OS」
伝説の酔っ払いY氏のラケット。2年ほど張り替えてないし、試合も近いということで、ゴク細のフォルクルのマルチからマンティスのコンフォート・シンセに変更です。テンションは54×48くらいで。ショートサイドでトップ側2本のクロスを張ってからクロスでタイオフ。メインの最後がトップに出るので、ロングサイドはそのままトップからボトムに向かって張っていきました。もちろん最後もタイオフはクロスで。
今やまったく見られなくなったグロメット・レスのモア・シリーズ、その中でもっともフレーム厚の薄いプレシジョン。今どき20mmのストレートビームで、OSサイズは有り得ませんナ。経年変化でゴム加工の表面が粘つくのがタマにキズですが、フツウに使えます。名器だと思うナ。
Y氏はこのラケットを2本所有しており、いつも2本同時に張りかえるのだが、今回はニューラケットの導入を見込んで1本だけ張り替えることにしました。ニューラケットはO3ブラックポート(100)の予定。スペック的にも近いし、ちょっとアタマが重くなるけど、そこはスピードポートの振りぬきの良さでカバーしていただければサイワイです。
2012年冬某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT」
A木氏の新兵器。シャラポワモデルになるそーです。かなりカラーリングが地味ですが、シャラポワはコレで満足しているんでしょうか?(ホットケ!)
一見、「クロスをかたく張り過ぎて、タテに伸びてんじゃないの?」と思うような長いフェイス、軟らかくてフェイス内側が広がっているビッグ・グロメット(ヘッドでは何て言うんだろ?)、スロートの断面は三角形、最近では珍しいメイン・クロス共通ホールなどが目立ちます。共通ホールはプリンスのモア・プレシジョンとかでもありましたね。プリンスはホールが2つ(メインとクロス)ありましたけどネ。
奨励ストリングである”パワーフュージョン”とかいうヤツが張ってありました。(詳細は「浦河らぼ」参照のこと)かなり表面がツルツルしたストリングで、「アッ」と言う間にステンシルが消えてしまいましたネ。
さっそくA木氏お気に入りのマンティス・コンフォート・シンセに変更しました。テンションは52×48くらいで。ダブルホールでタイフはできないから、そのへんでちょっとストリングが重なってしまいました。気をつけないとクロスし易いかもしれません。グロメットが軟らかいだけに伝わるインフォメーションに乏しく、打球感そのものに大きな変化はないように感じますが、フレームの剛性は感じます。面を構えた決め打ちのコントロールは良好...多少エクストリームとカブるような印象はワタシだけでしょうか?
とりあえずA木氏には好評...今までのメインラケットであるEXO3イグナイト・チームの売却先を探すA木氏でありました。
2012年冬某日..「BABOLAT AERO PRO TEAM」
T岡先生のラケット。「病み上がりの体力に、今まで使ってきたプロ・ドライブはキツイ...」ということで、軽い"プロ・チーム"を注文して使っていたんだけど、いつのまにかスロート内側に鉛テープが貼ってあり、ラケット重量は10グラム以上アップ?これならいっそプロ・ドライブで良かったんじゃないかと思うのですが...まぁ、重いラケットから軽いラケットになると、モノ足りないというか、打球感がウスっぺらいというか、ボールがいかないというか...なにかと不満が出てくるかもしれませんねぇ。
さて、そんなモンモンとするT岡先生が選んだアップグレード方法は、VS-タッチ・ブラックの導入。「いやぁ、一度、張ってみたかったんスよ..」ということですが、スピンプレーヤーのT岡先生のスイングじゃ、寿命は極めて短いと思いますヨ。
久しぶりにメインもクロスもナチュラルを張りましたが、バリッとしたVSも、クロスの後半を張るころにはかなりのヨレが....。ナチュラルは2本張りの方がストリング自体へのダメージは少ないかもしれませんネ。
T岡先生がラケットをもどす日も近い?切れたらハイブリッドで張り直し可能ですので...
2012年冬某日..「WILSON BLX Six.One Tour」
Y本氏の新兵器。硬派なフェデラーコスメのTour90なのだ。サイン入り...って、コレってフェデラーのサインでイイんだよね?もしかして逆さま?よくわかりません。札幌市内の某量販店での張り上げキャンセル品らしい。メインがルキシロンのアル・パワーで、クロスがウイルソンのK-GUTというマルチのハイブリッドでした。フレームに少々のキズ有り...もしかしてコレでキャンセルになったのかな?ただの塗装のハガれではなく、ちょっぴり盛り上がっているのがやや気になりますが、周囲に打ち付けたようなキズはなし...詳細不明なのだ。
そして、ココでマンを持してY本氏が投入するのが、VS-ブラックとプリファイバー・ブラックヴェノム・ラフのハイブリッドなのだ〜!高級ガットだけに緊張するなぁ...ま、海外通販して\3,500くらいなんですけどネ...って、それにしても日常張っているストリングの数倍なのだ。手前、表面の凸凹で光って白っぽくみえあるのがブラック・ヴェノム、より黒いのがVS-ブラック。VS-ブラックは光に照らすとグレーっぽく見えるし、テンションをかけるとビヨーンと伸びて色が薄くなるのがわかります。コーティングが硬いので、いつものTITANのあやしいナチュラルのように気を使うことも少ないのだ。とりあえずメインは50ポンドくらいで、最後はむりやりクロスに流し込んでクロスでタイオフしたかったけど、Y本氏にはキッチリとメイン、クロスを分けるように言われているので断念しました。ゴクふつうにVS-ブラックをメインに張り終えたところ。
Y本氏の注文は「やや軟く」ということでしたので、クロスは様子を見ながら45ポンド前後で張っていきました。ま、こんなもんじゃないでしょうか?
打ってみての感想は...重いだけにバックは打ちやすく、面の小ささも感じませんが、フォアがどーにもコートに収まりません。(もちろん自分の実力は無視!)ネットコードを狙うつもりで打つとイイ感じですが、ボールにスピードがのりません。(もちろん自分の実力は無視!)トーゼンですが、当てただけじゃ飛びません...こりゃ修行用ラケットだナ。
重量は346グラム。海外版よりも少し軽いようです。はたして、いつまで使い続けるのか、Y本氏?
2012年冬某日..「YONEX MP-1(90)」
Y本氏宅の押入れから出土したラケット。2005年終了モデルのMP-1...この90サイズが"MP-1"で、よくみんなが使っていた98サイズは"M"とか"Type-S"になるのね。知らんかったワイ。
さて、Y本氏の注文はとりあえずマルチ...「ちょっとアタマが重いからヘッドバンパーでも取っ払ってみますか...」というボクのテキトーな意見も取り入れてみることになりました。
ラケット重量はストリング込みで329グラム、バランスポイントは315mm(8.8ptHL)、ヘッドバンパー部分を切り取ってグロメットのみにして5グラム減としてみました。ちなみにヘッドバンパーは、その昔、ヒマ人N氏からもらった壊れた"Type-S"のものを流用。トップ部分はピッタリでしたが、サイド部分が合わず、5ピースに切り分けて装着しました。だけど、たった5グラム減かぁ...
そんなワケでラケット総重量は324グラム、バランスポイントは4mmズラせて311mm(10ptHL)となりました。だけど、こりゃほとんど気持ちの問題ですナ...
さて、打ってみての感想は...悪くない...けど使えない?オリジナルでもスペック的にラケット総重量は330グラム?フェイス90としてはかなり軽いラケットになるよなぁ...。後継機種の001MIDにしても、やはりフェイス90は振り抜き重視でラケットの重さをボールにブツけていく方が飛びもコントロールも安定するような印象があるので、さらに中途ハンパになってしまったこの仕様は、振っても振ってもボールが行かん...フッ、また不必要なことをしてしまったワイ...(トホホホ)
ストリングがマルチのマンティスCSだったこともイマイチでした。次回は反発重視でモノ17Gがイイと思うナ。
2012年冬某日..「PRINCE GRAPHITE OS(現行モデル)」
S水先生のラケット。珍しく週末の室内練習に現れたS水先生、初めは古いグラファイトを使用していましたが、次に新しいグラファイトを使おうとしてビックリ、この夏に張ったマンティスが切れているではありませんか...
まぁ、去年の夏から秋にかけて、けっこう屋外で練習したし、試合もあったし、グリグリのスピンプレーヤーだし、かなりストリングに負荷がかかっていたようです。切れた場所も中心部分のメインのトップ側で、角切れじゃないし、決してストリンギングのせいではないと思いますヨ...
とりあえず同じストリングを選択して同じようなテンションで張っていったつもりでしたが、中心部分のメインを張り終えたところでマシンのポンド表示が48ポンドであることに気がつきました...トホホ。いわゆる正月ボケというやつでしょうか。
引き直してストリングを傷めるのもイヤなので、クロスのテンションを上げてメインのテンションを高く維持、張りあがりもソコソコの面圧が出たと思います。(うん、コレでいいのだ)
そーいえばS水先生にこのこと言ってなかったナ...違和感なく打てていればイイのですが...ま、大きくテンションを変えない限り、一般のプレーヤーがソレに気づくことはほとんどナイ...なんて調査結果もあることですし、初詣でおみくじ引いたら”凶”だった...その程度に考えてもらえばサイワイです。
2012年冬某日..「FISHER PRO No.1(その3)」
Y本氏のラケット。フェデラー仕様のナチュラル×アルパワー・ラフでしたが、ナチュラルがサキイカ状態になって切れてしまいました。いよいよココで次の段階である「VS-ブラック×ブラックヴェノム・ラフ」の高級ハイブリッドに進むのか?...と思われましたが、Y本氏はやや躊躇しているらしく、ココはテキトーなハイブリッドでワン・クッション置くことに。
Y本氏の次なる提案はポリ系×マルチ。あまり違和感がないようにメインのポリ系はトップスピンの極細サイバーブルー(1.20)、クロスにはいつものマンティス・コンフォート・シンセ(1.30)を52×48くらいで張っていきました。ちょっとカラーがボケてしまったなぁ...打球感を無視してブラッディーレッドのポリ・デラックス(シグナムプロ)を張れば、赤×黒だったのに...張ってから気がついたのだ。
さて、本人のインプレションはおおむね良好。(個人的には飛び悪し・打球感ソコソコ...ですけどネ)速いボールに対する反応や、ボールが飛び出すタイミングも違和感ナイらしい。しかし、ユルいボールをネット際ですくってショートクロスを狙ったボールがアッサリとネットしたことには、やや不満が残る様子...
「メインがナ〜チュラルだったら、ネットを越えてくれるんだけどネ〜...」
ま、そのへんが違いでしょうね。速く・大きなスイングでボールをツブしてスピンをかけていくか、ストリングのたわみを利用してボールを引っ掛けていくか...ポリ系をメインに張っていると、この両立はムリなような気がしますけどネ。
ガンガン打ち込んでいくべきか、姑息なネット際の小細工に終始すべきか、ソレが問題なのだ。
2012年冬某日..「PRINCE O3 WHITE」
これも女房のラケット。ナチュラル×ポリ系のハイブリッドでしたが、練習中、ボールヒット時にヘンなところからメインのナチュラルが角切れてしまいました。切れた場所はブリッジ部分の端で、プラスチックピースとはやや離れた部分、ストリングのたわみによってはフレーム内側の加工の粗い部分に接していたかもしれません。シリアスTクンのO3ホワイトもよくココで切れるって言ってたし、寒くて乾燥した季節ということもあって、ココで切れたんだと思います。(ストリンギングうんぬんじゃないと思うヨ...)
ナチュラルはさほど痛んでいないようなので、身内のラケットだし、基本的にケチだし、再利用することに...
とりあえず長い方でメインを張っていきましたが、やはり足りず...しかもこのシリーズはボトム側のクロスがグロメットレスでタイオフホールが見つからず...結果、フレームを直接ホジってホールを広げてからメインをスターティング・クランプで止めつつ、クロスはポリ系を張っていき...そのクロスにメインをタイオフ、最後はやっぱりクロスのタイオフホールが無くなってしまい、苦し紛れに同じクロスでタイオフ...かくてスターティング・クランプ3個を駆使して超テキトーなストリンギングのラケットが完成しました。新年早々、いきなりのワースト・ストリンギングなのだ。
一応、切れた部分はチュービングナイロンで保護したものの、ノットは文字どおりの”ダブルノット”ということで、やや振動アリ、しかも片方のメインは1本がポリ系で、対側は2本がポリ系...もうなんでもアリですナ。
2011年秋某日..「TECNIFIBRE T-FLASH 310XL」
女房のラケット。テクニの”T-FLASH”シリーズで、ヘッドバンパーを取り除いたバランス手元ヴァージョン。プロユースの多い”VO2MAX”シリーズよりもフレームが丸みを帯びていて、ヨコから見るとテーパー状、対して”VO2MAX”シリーズはストレートビームになります。当時としては、このシリーズの上位機種になるのか、飛びを抑えた18×20のストリングパターンでしたが、そのままではヘッドが軽いのに鉄板状態...むりやりメインを2本間引いて使っていたものです。
極細(18G)のフォルクルのマルチが張ってありましたが、練習中にクロスが切れました。中心付近はかなり以前から広い範囲にわたって毛羽立っており、いつ切れるのか...と思っているうちにやっと切れたものです。(クロスが一部アスタリリスクなのは、たしか張り上げた後に予想外に硬くなってしまい、クロスを切ってゴマかしたため)
極細マルチでもなかなか切れないので、女房はゼータクにもナチュラルのハイブリッドを要求...メインはあやしいTITANの16G、クロスは極細ポリ系のトップスピンのサイバーブルー(1.20)を選択、メインは50ポンドくらい、クロスは様子を見ながら35〜45くらい、メインをフツウに18本張りましたが、なんか硬くなりそうなので、トップ側のクロスを1本間引いてみました。(ほとんど変わらないと思いますが...)
まぁ、フツウに打つ分にはイイ感じです。イーブンっぽいバランスで、マイクロジェル・エクストリームみたい。ラケットの先っぽよりも中心〜ボトム寄りで捕らえたボールが振動もなく、飛びもコントロールも良好な気がします。だけど強いボールには負けそう...試合では使えないだろうナ...って、女房のラケットでしたネ。
2011年秋某日..「HEAD YOUTEK SPEED 18×20→16×19」
...というワケで、さっそくやってみました。(下から方から見なきゃ、よくわからないと思いますが...)
トップ側クロスに流し込んだナチュラルを取っ払って、そのままメインにタイオフ、これでナチュラルはメインの16本のみに。クロスはトップ側の3本目から張り始めてボトム側の3本目をスキップ、面圧次第でトップの1本も間引いてみようかと思ったけど、さすがに心モトないので上2本をフツウに張ってクロスでタイオフしました。変更したクロスストリングは極細ポリ系のトップスピン・サイバーフラッシュ(1.20)、テンションは様子を見ながら44〜52ポンドの範囲で張っていきました。手で押した感触としては、かなりタワミが出てイイ感じです。メインの2本だけ間引いても、同じくらいだったかもしれませんネ。
さて、さっそく使ってみましたが...まぁまぁイイ...感じ?前回よりは扱い易くなったことは間違いありません。積極的に打ちにいったボールもほどほどのコントロールですが、試合に使用するにはまだまだ...といった感じでしょうか。ソコソコのスピードボールも打てるようになりましたが、やはり会心の一撃を打っているにもかかわらず、その感触が軽すぎること、そしてその会心の一撃が、M原先生コーチに深く打たれたスピードボールをライジングでムチャ振りした一撃であったことに不満が残るのだ。ま、とりあえず、やっぱりボクにはボールホールドが長いセッティングのラケットがイイ...ということが再認識できましたネ。だけど、試合で使うことはナイだろナ...コレもボクの”趣味の1本”に埋没しそうデス...と同時に、やっぱり16×19モデルへの興味が湧いてきましたネ。(イイ加減にしろ!)
2011年秋某日..「HEAD YOUTEK SPEED 18×20」
「え?こんなのも持ってたの?」と思う方もいるでしょうが、やはりコレもボクのラケット。基本的にヘッドのラケットは好きです。昔々、イエロー×ブラックの初代ラヂカル・ミッドプラス(630)をしばらく使っていました。今となってはヘナチョコスイングのボクに使えそうなヘッドのラケットはこのあたりになるでしょうか。ただし18×20の細かいストリングパターンのせいか、やっぱりイマイチなんですけどネ。
前回はナニかを求めてメインにナチュラル、クロスにウレタン系マルチを張ってみたのですが、やはりナニも得られず...スッカリ押入れに放置してあったんだけど、ナチュラルだし、もったいないのでクロスをポリ系に張りなおしてみることにしました。ハイブリッドの組み合わせパターンにはキリがありませんが、バボのページなんかを覗いてみますと、今ではメインにプロハリ・ブラスト×クロスにナチュラル・マルチ・モノ...といった組み合わせを奨励しているようです。たしか昔は”メインにVS×クロスにプロハリ”なんて奨励パターンも掲載されていたような気がしますが、基本的にメインはポリ系となっているモヨウ。
メインにプロハリ・ツアー×クロスにVSというラケットはチョット打ったことがあります。Y本氏のO3ツアーで、アタマがちょっと重いラケットでしたが、打球感は少しコモったモノ・フィラメントみたいな感触、振動は少ないのですがストリングのたわみはあまり感じることができない、だけど飛びは自分の感覚以上...安定してボールをコートに収めるまで少し苦労した記憶があります。(基本的にフラットっぽいスイングなので...)
シッカリしたスイングでシッカリとスピンをかけてボールコントロールするには耐久性の問題もありますし、メインがポリ系になるんでしょうね。個人的にはナチュラルを張る以上、包み込むような打球感は残したいし、耐久性は少し気になるけど、ダレが何と言ってもネット際でのヨケイな小細工も捨てがたい...結果、非奨励パターンであるメインにナチュラルをもってきております。まぁ、使う本人がイイと思えば、ソレでイイんですよ。信じるものは救われるのデス。(ちなみにボクは無宗教です)
ラケットをマシンにややキツく、タテに伸ばして固定してからクロスをカット、先っぽでも拾えるようにトップ側クロス4本がナチュラルでしたが、ボクの場合は上から3本目のクロスと交差するメインが必ず切れることを思い出し、ナチュラル部分を上部2本に修正、シグナムプロ・ポリデラックス(125)をトップ側から張っていきました。(すでにクロスがヨレているのは、もうメインにノッチが入ってしまっているため)まったくテニスには関係ないが、今回もビジュアル的には申し分ナイのだ。
さて、さっそく試してみましたが...やっぱりイマイチ?メインラケットのO3SPツアーほどのナチュラルっぽい打球感は感じられないし、ボールをつかみ損ねることもシバシバ...リターンなどの比較的速いボールに対する反応はイイが、フツウのボールをこちらから十分コントロールするまでには至らず。トホホホ...やはり今回も得られるものは少なかったモヨウ。
やっぱストリングパターンか?(もちろん自分の実力を疑わないのが大前提)次回はクロスを一番細い1.20のサイバーフラッシュに変更、上のクロス1本と両端のメインを間引いて、ムリヤリ16×19のストリングパターンにでもしてみますか...
2011年秋某日..「YONEX RDis 100 MID (2代目)」
I上クンのラケット。1ヵ月半前に張ったポリ系のLA-TESTの"RA-606"ですが、「う...もう、なんか...飛ばなくなった...んスよね...」という訴えで張り替えることに。"RA-606"はテンションロスを気にする、やや高級なポリ系とはチョット違うようですね。
さて、ナニ張ろうかなぁ...在庫する(やや高級な)ポリ系はみんな細くて、I上クンにはイマイチだし...そんなワケで、I上クンの「う...ポリで...」という要望を完全に無視して、フツウのモノの"OG-SHEEP MICRO16"を58×56くらいで硬く張ってみることに。16Gだし、ケッコウな面圧になったゾ。コレでバンバン打ってもらいましょう...って、たぶん1ヵ月も、もたないだろうけどネ...
2011年秋某日..「FISHER PRO No.1 その2」
Y本氏のラケット。これで、晴れてY本氏が使うラケットの全てが”フェデラー仕様ラケット”もどきに移行完了?メインがナチュラルでクロスがルキシロンのアルパワーラフってやつネ。
メインはアヤしいTITANのナチュラル、クロスは凸凹のあるアルパワー(1.25)なんだけど、凸凹があるだけにクロスが不揃いになってしまうのがタマにキズ。今回はY本氏の希望どおりに「やや硬く」張っていきました。実は「やや硬く」という注文をスッカリ忘れていて、クロスを54ポンドで張ってから、クロスも同じようばテンションで張ってゴマかしました。
実際に自分で張っている人はわかっていると思いますが、クロスを高テンションで張ることでメインの高テンションを保ったままストリンギングすることができます。現在使用しているバボの2502は、ラケットの四隅をホールドするダイヤルと、ラケットを上下方向に固定するフックが連動して動きます。順序としては四隅を軽く固定した後に、上下のフレームを固定するフックをフレームにかませてダイヤルがキツくなる程度までフレームを上下に伸ばします。そして再び四隅をホールドするダイヤルを回してフレームを四隅から締め付けると同時にフレームを上下方法に若干伸ばしてからストリングを張り始めます。そんなに高テンションが必要ない時は、様子を見ながらクロスのテンションを落としていきます。この場合、クロスはふくらみ、メインは縮む傾向があるので、ラケットをハズす時にはメインが縮むことが肉眼的にもわかります。
一方、クロスも硬く張った場合はメインも高テンションのままなので、ダイヤルをユルめてもフレームの形はそのまま、場合によってはフレームがタテ方向に痩せてラケットの固定がユルくなってしまうこともあります。理想的には最初に固めたフレーム形状を保てればイイってことになるんでしょうか。(そのまま”スッ”とストレスなくダイヤルが回ってハズれることは滅多にありませんけどネ...)
2011年秋某日..「DUNLOP M-Fil 400」
M輪さんのラケット。練習中にメインが切れました。周囲の人たちは「M輪さんでも切れるんだぁ」...だけど、切れた本人が一番ビックリしていましたね。ストリングは2年以上も前に張ったαGUT-2000、一応分類はマルチ、中芯がマルチでその外側に細いモノが巻きつけられアウターラップで包まれており、マルチのような粘りもなければモノのような反発もナシ、しかも寿命が恐ろしく短いという中途半端なシロモノなのだ。
どのくらい寿命が短いかというと、オレが使えば3週間、ウチのT会長も3ヶ月、しかも生まれて初めて切ってしまい、思わずナミダしてしまったほどだ。このストリングならM輪さんでも切れると思うワ。まだ切ったことのない人にオススメのストリングなのだ。
さて、とりあえず流行っているマンティスのコンフォート・シンセティックをユルめに張っていきました。基本的にストリングが変わっても、テニス自体はさほど変わらないM輪さんなので、たぶんコレでもイイと思います。ただし、今度はマズ切れないと思いますが...
2011年秋某日..「BABOLAT VS TOUCH VS BLACK」
ボクが張ったワケじゃないけど、M原先生コーチが自分のラケットに張った"VS-BLACK"。
「え?ナチュラルなのにブラック?」ダレしもそー思ったバボのナチュラルガットで、新テクノロジー"BT7"を採用しているそーです。"BT7"はガットの原料となるバンド(帯状の牛の腸)を従来の21o幅13本から42o幅7本に変更したもの。それぞれのバンド間の接着面積が増えて結束力が高まり、耐久性が15%向上したけど、打球感は若干硬めになってしまいました...というもの。バボもいろいろ苦労しているのかなぁ...商品コンセプトの変更を余儀なくされる状況なんでしょうかネ?
張り上げた見た目はちょっとツヤのない黒、今までVS-チーム125を張り続けてきたM原先生コーチの印象も、「最初はチョット硬いかなぁって思いましたけど、だいぶイイ感じッス!」というものでしたが、現在は「やっぱりチョット硬かったッス..」に変更されている。しかも中心部分の色がハゲて、ほとんどフツウのナチュラル状態なのだ。
国内でも\5,000を切る価格で購入可能なようですが、コチラは"Do It Tennis"から海外通販して\3,524でした。
2011年秋某日..「PRINCE EXO3 GRAPHITE 100S Type-J」
ハードヒッターS崎氏のラケット。
AKプロ→リップ・コントロール→コンフォート・シンセティックと、マルチ、もしくはマルチっぽいモノを張ってきましたが、御本人は未だナットクせず...初心にかえって(?)”モノフィラメントの中のモノフィラメント”と言えるOG-SHEEP MICRO16を張ってみることにしました。このストリングを張るのは久しブリなのだ。
最初に張ったAKプロの印象が良かったそーですが、AKプロはいわゆる”モノ・マルチ”ということで、あえて言うならこのMICRO16が一番近いかもしれません。
ちょっと硬めの56×52くらいで張っていきました。S崎氏の印象は、「意外とイイかも...」ということで、もう1本のType-JにもMICRO16を少々テンションを落として張り上げております。
いろいろ手持ちのストリングはありますが、コレがイイですか...S崎氏のハードヒットなら、たぶんすぐに切れると思いますが、\300なのでヨシとしますか...もう少しホールドが欲しいならMICRO17、打球感無視でガツンといきたいならTUFF15Lという選択肢もありますので。
2011年秋某日..「PRINCE O3TOUR MP(改)」
ボクのメインラケット。夏の間、主に試合と室内練習で使っていたナチュラル×ポリ系のハイブリッドです。しばらく前からメインのナチュラルがサキイカ状態でしたが、室内で練習中に切れました。前回同様、クロスには"LA-TEST"のRA-606、メインのナチュラルにはアヤシイTITANの15Lを持ってきました。今回のTITANは透明度が高くて表面加工も良さそうだし、先端部分を含めて太さもほぼ一定なのだ。(ラッキー)
前回はリユースということでメインの長さが足りず、両端2本のメインもポリ系になっちゃったけど、今回はゼータクに上3本、下2本のクロスもナチュラルにしてしまった。メインは52ポンド、クロスは様子を見ながら40〜45ポンドくらいで張っていきました。ナチュラルの比率が上がった分、最初はチョット飛びすぎと思ったけど、そのうち馴染んできました。これから寒くなってボールも飛ばなくなってくるし、ちょうどエエ感じでしょうか。
またしばらくはコレで行きたいと思います。
2011年秋某日..「BABLAT DRIVE Z (たぶん)」
Y本氏が自宅の押入れにて発見したラケット。どうやらその昔、奥様が使っていたものらしい。新しいナニかを求めてストリングを張り替えることに...すでにY本氏も気がついていると思いますが、そんな時はナニも得られない場合がほとんどですよネ...
使用素材であるザイロンは、ケブラーの2倍の強度を持ち、600℃でも分解しないスーパー線維。防弾チョッキに使われているような線維だ。そーいえば、ウチの長男のキミハウスのランドセルの素材もザイロンで、「ナイフで切ってもキズつかない」って書いてましたっけ?いざという時には球よけにもなってくれる強力なラケットなのだ。だけどフツウに使って真ん中に当たらないのに、飛んできたタマをラケットをタテにして遮るなんで、不可能ですネ...
バボの高級マルチであるATPツアーが張られていましたが、ソレを切ってブラックのマンティス・コンフォート・シンセティックをゆるめに50×45くらいで張っていきました。このザイロン・シリーズですが、ナニをどー張っても”カシャン、カシャン”と乾いた音と振動が出ますよね。今回もやっぱりそんな感じです。
軽くて振り回せるし、スピン性能も高いので、一生懸命に振ればイイ球がいくと思いますが、疲れちゃうし、あの打球感はパスですナ。
Y本氏は時々使っているようですが、ナニか得られるものはありましたでしょうか?
2011年秋某日..「HEAD MICROGEL EXTREME PRO」
熱い男、T村氏のラケット。T村氏もイロイロなラケットを所有しているけど、このへんの中厚ラケットがちょうどイイのかな?屋外で練習中に切れました。T村氏も珍しくクロスが切れるタイプなのね。
切れたストリングはマンティスのコンフォート・シンンセティックというマルチ。切れ口から言って正統派マルチであることが証明されたマンティスのマルチなのだ。これで200メートルリールで53ポンド(だいたい\8,000くらい)は安い。今回追加購入したブラックは、1張り\500でOKなのだ。さすが、”より良い品質のものをより良い価格で”をうたいモンクにするマンティス!創設者のマーチン・アルドリッチさん(だっけ?)も、こんな極東の田舎で、その恩恵にあずかるシロウトテニスプレーヤーが多数いるなんて知ったら、さぞや、お喜びでしょう...うん、うん...アルドリッチさんの”どや顔”が目に浮かぶ...(って、どんな顔か知りませんけどネ)
だけど国内小売価格を見てみると、だいたい\1,900くらい?まぁ、それでもマルチとしては安い部類に入るんだろうけど、とても国内で購入する気にはなれませんナ。
さて、T村氏のラケットには、あらたに仕入れたブラックのコンフォート・シンセティックを前回と同様、54×50くらいで張っていきました。なかなか見た目もイイ感じです。
2011年秋某日..「YONEX RDis 100 MID (2代目)」
I上クンのラケット。「え?見つかったの?」...そんなことを思い出したアナタは、このコンテンツを熟読しているかたです。今後もヨロシクお願いします。
行方不明になったI上クンの"RDis 100 MID"だけど、結局見つからず...そこで代わりに"V CORE 95 D"を購入したんだけど、コレがタダのウスっぺらいフツウのラケットということでI上クンは満足できず、2本目の購入に踏み切ったものです。
とりあえずポリ系で、在庫するものの中では一番太い1.27のLA-TESTの"RA-606"を張ってみることにしました。少し硬め56×52くらいだったでしょうか。夜光オレンジということで、ビジュアル的にはイイ感じですナ。
"RA-606"は国内でも比較的格安に購入できるポリ系で、”飛びと軟さを両立”したストリングだそーです。ハードヒッターのI上クンにとっては、打球感重視で購入した極細のサイバーブルー・フラッシュ(1.20)なんかよりは、コッチの方がイイかな?
そんなI上クンのインプレッションは、「...あ..う..ふ、フツウ...?」
参考になりましたでしょうか...?
2011年秋某日..「YONEX ARCSABER 7」
久々に登場の鉄人S木氏のバドミントンラケット。9月末の「十勝リーグ団体戦」で受け取り、翌々日の「広尾シーサイド道新杯」にて受け渡し済みです。
今回のS木氏の選択ストリングは「強チタン」、しかもカラーはレモンイエローです。他にも赤・黒・白・ピンク・フラッシュイエロー・ブルーベリー・ブライトオレンジ・ペパーミント・シアン...って、10色もあるんかい!お店は全色在庫しているんでしょうか?そのへんがなぜか気になります...
えー、クランプとフックをバドミントン用に変更してと...前回の失敗を教訓にメインの数を確認しながら張っていきました。今回もヨケイなことして上下のクロスを張ってから、残るクロスをトップから張っていきました。バドミントンラケットはメイン・クロス共通のホールが多いので、ヨケイなことするとノットを作る時にホールが狭くてやや苦労しますネ。
...というワケで無事に張り終えました。今回はほぼノーミスかな?...え?...最後の画像、右側ボトム寄りのフレーム外に回し込んだストリングが、やけに長いじゃないかって?...スルドイ指摘なのだ。
2011年秋某日..「BABOLAT PUREDRIVE CORTEX」
ボクのラケット...って、去年の夏にTWから新古品(張り上げ未使用品)として$99で購入したものの、個人的には使用時間は延べ2時間?完全にラケットバッグのコヤシになっていたものです。M原先生コーチもピュアドラGTを使っているし、久しブリに使ってみることにしました。
まずはプロハリ・ツアーじゃナニをどーやってもムリなので、マンティスのマルチに変更してテンションは54×50くらい、ついでにアタマを軽くするためヘッドバンパーを取っ払いました。コレで張り上げ重量はジャスト300グラム、持っても操作性アップの予感がします。実際に使ってみますと...プロハリよりはイイ感じ。もともと面安定性の高いラケットだけど、マルチの食いつきも手伝ってボレーはとてもイイ感触ですが、あとは...可もなく不可もなく?
フツウにラリーしたり、速いボールに対しても合わせにいっているうちは、スピードもコントロールも良好なのですが、サーブを含め、こちらから積極的に振っていくようなボールは、思うようなスピードも出ないし、しかも多少フカしぎみ。(もちろん自分の実力は無視!)どうもボクのようなヘナチョコスイングでは、一生懸命に振っても、ボールの威力・スピードに直結してくれない印象。ストリングを換えても、やっぱりフレームのやや厚いラケットは使いこなすことができないようです...って、10年以上前からわかっていることなんですけどネ...え?んじゃ、なんでそんなラケット買うのか?って?...いや、なんとなく...
ちなみにこのラケットは現在はY口クン所有となっております。Y口くんのスイングだったら、M-Fil-200よりもコッチの方が合っていることが、ハタ目からも見て取れますネ。
2011年秋某日..「HEAD Ti-s2・is-2・Ti-s5・is-6・PRINCE O3 Hybrid Hornet OS」
全部、鉄人S木氏のラケット。8月末に開催された日高町の「クルミちゃんカップ」の時に受け取り、約1ヶ月後の「全十勝リーグ団体戦」の時に引渡すことができました。
まずは、「あのきれいなオレンジのヤツ」という注文のO3ハイブリッド・ホーネットOS。ストリングはRA-TEASTというスイスのメーカーの標準的なポリ系とも言えるRA-606(1.27)ってヤツです。使えるか・使えないかは別として、ビジュアル的には申し分ナイのだ。
次はis-6にゴーセンのマルチであるランプリール16です。一応、分類上はテックガット系で、本家テックガットのコーティングをレジンからポリウレタンに変更してホールド感をアップさせたものらしい...テックガットを愛用してきた人が”キレ”を捨ててコチラを選択するとは思えませんが、とりあえずTWで在庫処分で安かったため購入したものです。ちなみに国内では\2,600くらいですか...4倍の値段ダ...高すぎる。
あとは、話題のマンティス・コンフォート・シンセティック、ヘッド・ファイバージェル、ヘッド・RIPコントロールを渡されたメモ用紙のとおり(?)に張り上げました。以前のように、あまり頻繁に張替えする機会もないので、比較的長持ちすると言われているマルチ系を選択したモヨウです。
ついでにもう一つ、今回はTi-s2のグリップアップ(1→2)も依頼されました。グリップにオーバーグリップ3重巻きで対処していたようです。この状態でのバランスをテキトーに測ってみると356ミリ、ラケット重量は271グラムとなりました。続いてグリップアップスリーブを半分に切って・カブせて・縮めて、ガンマのハイテック・リプレイスメントグリップを巻いて269グラム、バランスは358ミリとなりました。スペック的に大きな変化はなかったようです。
2011年夏某日..「PRINCE GRAPHITE OS(現行モデル)」
S水先生のラケット。つい最近、TWより購入した現行モデルのグラファイトになります。いつもOG-SHEEP MICRO17でしたが、今回はやはり話題の「マンティス・コンフォート・シンセティック16」をリクエストされました。
いつも硬めにモノ・ストリングを張っていたS水先生のリクエストは60ポンドでしたが、ソレでは感触がかなり悪くなってしまうかも...ということで、勝手に56×54くらいで張っていきました。(それでも十分に硬いと思いますけどね)テンションに関して同僚のM原先生コーチにチョット不満も漏らしていたようですが、実際に使ってみてのS水先生の印象はオオムネ良好のようです。それにしても張り上げ重量345グラムはリッパです...
さて、200メートルのリールも残りわずかとなってきた「マンティス・コンフォート・シンセティック16」ですが、オールランダーな格安マルチということで十分に評価に値するストリングだと思います。ただ、このマルチ、マルチのくせになかなか切れません。まぁ、ソレはソレでイイのですが、「最初の気持ちイイ打球感が薄れてきたような気がする...」という声を聞くようになりました。ボクも若干、飛びが悪くなってきたような印象を抱きつつあります。
「マルチ=切れるまで使える」という考えがありましたが、コレはチョット違う印象。(あくまで個人的な印象なんですけどネ)
まぁ、そんなこと感じる前に確実に切れてしまうテックガットなんかよりは、よっぽど経済的でイイと思いますけどネ。
2011年夏某日..「PRINCE EXO3 GRAPHITE 100S Type-J 2本」
上級者S崎氏の2本。話題のマンティスをテンションを変えて...というリクエストでした。なんか「マンティス」以外は張れないような雰囲気になっていますが、別に何でもイイんですヨ。
1本は56×54、もう1本は52×48くらい?すでに忘れてしまいましたが、とにかく1本は少しユルく張ってみました。最初に張ってあったようにダブル・アラウンド・ザ・ワールドにでも挑戦してみようと思いましたが、時間の関係で断念、ほとんど何のヒネリもなく張り終えました。(それが一番イイかも?)
S崎氏の印象は、「スライスサーブの感触はイイけど、ストロークの感触が...」ということでした。インパクト時の粘りがやや気になるモヨウ。ストロークのスピードにこだわるS崎氏だから、自分のスイングスピードに見合ったボールの飛び出しを期待したようですが、ソコはマルチなのでチョット...やっぱり最初に張っていたモノ・マルチとも言えるAKスピードとかがイイんでしょうか。だけど、S崎氏ならナニ張ってもイイような気がしますけどネ...
ちなみにコレを武器にM原先生コーチとの最強ペアで、苫小牧の試合に参戦じゃ〜!...という予定だったのですが、S崎氏は天気が荒れると自宅待機となる職種のため、台風12号の余波で大会が行われたにもかかわらず試合には出られず...前回も同じ理由でデフォになっているし、S崎氏は雨男なんでしょうか。前回の豪雨では、国道をふさいだ落石をパンチで粉砕したS崎氏、今回は氾濫した元浦川に飛び込んで決壊を防いだそうです。サスガなのだ。
2011年夏某日..「PRINCE O3TOUR MP(改)」
ボクのラケット。中古VS×ポリ・プラズマのハイブリッドが練習中に切れましたので、またもやハイブリッドにしてみることに。今回はメインに中古のTITANのナチュラル、クロスにM原先生コーチからもらった「LA-TEST LA-606(1.27)」というポリを使ってみました。M原先生コーチも、生徒さんからもらったそうですが、基本的にポリ系は使わないということでボクにまわってきました。
「RA-TEST」はスイスのストリングメーカーで、所在はチューリッヒのすぐ近くです。"RA-606"は国内通販でも格安に購入できる”飛びと軟さ”を両立したポリ系ストリングだそーです。ハイブリッドなので”飛びと軟さ”を両立しているかどーかはわかりませんが、少なくともナチュラルとのハイブリッドとして使うクロスとしては非常にイイ感触です。イロイロ張ってみましたが、クロスにはモノよりもマルチ、マルチよりもポリ、そして同じポリ系でもシンプルで安価なポリ系の方がイイような気がしてます。
今回も中古ナチュラルということで長さが足りず、両端のメイン2本とクロスがポリという変態張りに。泊りがけでテニスしに行く土曜日の朝に、急いで張り上げたんだけど、なーんか振動がある...って、よく見りゃトップ側クロスに目飛ばしを発見しました。トホホホ...急ぐとロクなことありませんのぉ。自分のラケットで良かったヨ。
54×45〜50くらいでテキトーに張っていきましたが、イイ感触です。次回もクロスは"RA-606"に決定なのだ。
2011年夏某日..「HEAD MicroGEL RADICAL PRO MP」
ボクのラケットでしたが、新人T村氏に引き取られたラケット。
「とりあえずラヂカルは押さえておかなくては...」という、一般的には考えられない理由で購入した1本でしたが、トーゼンのごとくラケットバッグのコヤシになっておりました。どーもマイクロジェル・シリーズの”パキャンッ!”とした軽い打球感がイマイチなのだ...え?購入した理由も理解できないが、使えない理由もサッパリ理解できない?えぇ、ホットイテください。
さて、「とりあえずビール」...というように、今、ウチの協会では「とりあえずマンティス」...ということになっております。ラケット自体にパワーがないフレーム厚のうすいラケットでも、ほどほどの相性という印象です。55×50くらいで張っていきました。(たぶん)
まぁ、たぶんイイんじゃないでしょうか?(詳細不明)とりあえず、順調にマンティス・コンフォート・シンセティックを消費中...
2011年夏某日..「YONEX RDX300 & RDX500」
2本ともH田先生のラケット。もう1本所有しているラケットもヨネックスだし、”ヨネ命”のH田先生なのだ。フォアのタテ回転重視のH田先生のスイングなら、この選択もナットクでしょうか。
今回、H田先生は”マイ・ストリング”も持参。持参したストリングは、GOSEN OG-SHEEP MICROU 15Lという耐久性重視のハードヒッター仕様。ただのMICRO、ちょっと耐久性を上げたMICRO SUPER、そしてMICROUとは?...今となっては知る由もないのだ。ま、1.35だから打球感は望めないし、90SQRのRDX500に張るのはちょっとキビシイと思ったので、500には勝手にOG-SHEEP MICRO17を張ってみました。「少しユルく..」という先生の希望で300はMICROUを44×40、500にはMICRO17を52×48くらいで張っていきました。ヨネックスということで、一応、ショートサイドでトップ側のクロス2本を張ってから残りのクロスを張っていきました。
同じシリーズだけど、スペック的には対極的な2本なのだ。今年の「コート開き」でRDX500を借りました。90SQRとは知らずに使っていたけど、ほとんど違和感なく使えました。(酔っ払っていたから?)だけど改めて持つと、やっぱり重いな...
とりあえずH田先生にはコレでフォアを打ってもらいましょう。(そろそろバックも本格的に練習する?)
500は300より、ちょうど一回りフェイスが小さいのだ。
2011年夏某日..「WILSON nCODE SIX-ONE TOUR」
Y口クンの修行用ラケット。もとは新人T村氏のラケットでしたが、なぜかY口クンのラケットに。バボのエクセル・プレミアムが張ってありましたが、この前の雨の大会で試合中に切れてしまったため、同じマルチのマンティス・コンフォート・シンセティックに張り替えることにしました。
ボックス形状で上質なカーボンの打球感、90SQRだけど、そんなに狭く感じるワケじゃないし、一般向けの95SQRよりも振りぬきがイイし、なんたって気持ちいいラケット。(試合で使えるかどうかは別にしてネ...)言わずと知れたフェデラー使用ラケット..ではなく、フェデラーが使用したラケットと同じデザインのラケットなのだ。
さて、ストリングをどー張ってもY口クンにはちょっとキビしいラケットだけど、54×48くらいでテキトーに張っていきました。この手のラケットって、ゆっくりしたスイングでもシッカリとボールを捕らえることができたら、かなりいいボールが行くもんです。重いし面が小さいから、テイクバックなしでもシッカリとカラダの前でブロックするようにボレーできれば、ソコソコのボールが行くもんデス。Y口クンにも、まずはソレを目指してもらいたいんだけど、できたら苦労しないわナ...Y口クンの苦悩は続く...
2011年夏某日..「DUNLOP BIOMIMETIC 300 TOUR」
Y本氏の一番新しいラケットであるが、不幸にも「すべてのオレのラケットをフェデラー仕様モドキにする!」という崇高な計画の第4弾の生け贄となるハメに。ハイブリッドの組み合わせは前回同様にパシフィック・トーナメントプロ・クラシック×ルキシロン・アルパワー・ラフです。
「う〜ん、ユルめがイイかなぁ〜..」という要望で、メインを50ポンドくらいで張っていきましたが、このラケットのストリングパターンは18×20、メインを16本張り終えたところで残りギリギリとなり、ノットをうまく作れるかどうかアヤしくなってきたので、ココはムリせずに16本でタイオフしました。つくりがシッカリしていてあまり伸びないのか、はたまた前回半分に切ったときに間違えていたのか、真相は闇の中なのだ。
ま、ショーガナイから残るメインとクロスをアルパワーで張っていきました。(今回はケチらず6mとりましたヨ)トップ側から様子を見ながら張っていったのですが、明らかに硬い...中心付近は40ポンドにしてみたけど、やっぱり硬い。(ポリ系だからテンション落としても、そんなに大きく変わるワケないわナ...)やっぱりストリングパターンがねぇ...それに、あまりユルく張って振動が出てもイヤだしねぇ...って言うことで、今回もカンベンしてもらいたいと思います。(トホホホ)
2011年夏某日..「YONEX V CORE 95 D」
I上クンの新兵器。結局、紛失した"RDis-100MID"は見つからず、とりあえずニューラケットを購入してしまったそーです。購入時のストリングはハデなフラッシュイエローの”ポリツアープロ 125”。なんの工夫やヒネリもなく2本張りで張られていました。このストリングのヨネの宣伝モンクは「柔らかめの打球感でヒジに優しく、ハードヒットがコントロールできる。緩み感を抑えたポリエステルストリング」...だそーです。ポリ系を使用する人が「肘に優しい柔らかめの打球感」を求めているかどうか、「柔かめの打球感」でハードヒットを体感できるのか、突っ込みどころ満載のヨネらしいコメントなのだ。
だいたいポリ系が好きな人って、ハードヒットしたり厚いスピンでコントロールする人だよなぁ。多少、カラダに悪いとわかっていても”ハードヒット命”の人が大半だし、今さらヨネがポリを出したって付け合せのサービスストリングとして売るしかナイような気がしますけどネ。お金持ちで有名プロを多く抱えるがゆえに考え付く販売戦略なんでしょうか。ウチに在庫があるから言うワケじゃありませんが、「ポリ系なら、男は黙ってシグナムプロ!」と、声を大にして言いたいところデス。
さて、「あ..う..なんか、肘も痛いんですよね..このストリング..」というI上クンの訴えに対応できるのは、やはりマンティスだ!(ホントか?)...えぇ、個人的にはそんな気がします。I上クンのスイングだったら、たぶんすぐに切れると思うけど、少し硬く、56×56くらいで張って打球感をキツくしてみることに。普段はポリ系を張ってきたI上クン、マルチとしてはややカッチリとした打球感のマンティス・コンフォート・シンセティックですが、久しぶりの打球感に「や..ヤワい..ですネ..」I上クンは寡黙な人間なので、ソレ以上のことは不明でした。
ボクも勝手に使ってみましたが、第一印象は”フツウのラケット”でした。今までのRDs001MIDやRDis-100MIDは中身が詰まった感じの重いラケットで、ラケットごとボールにぶつけていくような印象。ゆえにポリ系とも相性が良く、多少乱暴に振り回してもボールがコートに収まってくれましたが、このラケットは簡単に打ち負けてしまいそうな芯の無さを感じちゃいます。こりゃI上クンが001に戻る日も近いかも?
最後の画像は雨の中、試合会場に向かう途中での1コマ。先行するワンボックスカーの後ろにククリ付けられているのはエゾシカくん。ワンボックスカーは”通行止”を無視して直進、迂回した我々の前に再び現れた時にはシカはいませんでした。”通行止”の先にあるゴミ処理場に棄ててきただけ?結局のところナゾなのだ...
2011年夏某日..「VOLKL CATAPULT10」
ボクのラケット。久しぶりに押入れから引っ張り出してきましたのは、明日の試合が雨になりそうだからです。明日は某ラケットメーカーが主催する大会の苫小牧地区予選があるのですが、Y口クンとのペアで"B"クラスに参戦予定。しかし明日の降水確率は実に80%...メインで使っているナチュラル×ポリ系ハイブリッドじゃもたないし、やや硬く張ってしまったマンティスでは飛びが悪いかもしれないし、保険をかけるつもりでややユルく、52×48くらいでマンティスを張っていきました。
懐かしいラケットなのだ。フォルクルラケットの各シリーズにおいて最高の栄誉と賞賛に値する称号である"10"を名乗ることを許されたモデル!フレームサイドに配置されたカーボンがボールホールドをアップするカタパルト・システム搭載!シブいカラー!(経年変化でちょっとベタついているけど)しかもほとんど使っていないから新品同様じゃないか!...ま、改めて使ってみますと、確かにラクです。ユルく張ったせいもありますが、屋外でラクにボールを飛ばせますし、昔のラケットですが違和感なく使えます。コントロールを考えると、もうチョット硬く張っても良かったかな?...って、結局、当日の試合では使用せず...試合も予選リーグで敗退してしまったのだ。(トホホホホ...)
せっかく張ったので、しばらくは屋外で使ってみたいと思います。
2011年夏某日..「FISCHER BLACK GRANITE No.1」
Y本氏のラケット。パシフィックのナチュラルは初登場なので、ゼータクに画像を使ってみたいと思います。
Y本氏の「すべてのオレのラケットをフェデラー仕様モドキにする!」という崇高な計画の第3弾なのだ。今回はやや高級なパシフィックのナチュラル、その中でもスタンダードなモデル、カッコつけないで言うと一番安いヤツを張ってみることにしました。パシフィックのナチュラルは他にバボVSチームよりも高いオレンジパッケージの”プライムガット オレンジブル”、ただの”プライムガット”、このクラシックよりチョット長持ちする”タフ”なんかがあります。「トリプルシールテクノロジーですべての性能がアップ!」...しているそーです。たしかに上質さを感じます。表面はスベスベしていてシャランシャランと音がします。太さも均一で透明感も端から端までいっしょです。ハーフサイズで\200〜\300の違いだったら、TITANよりもコッチの方が断然イイのだ。
さて、注文どうり、やや軟く・クロスにナチュラルは流し込まないように張っていきました。メインは50ポンド、クロスは様子を見ながら40〜45ポンドくらいで張っていきましたが、チョット最後に問題発生...ま、直接プレーには関係しない領域ということで、カンベンしてもらいたいと思います。(そーいえば、まだY本氏に言ってなかったなぁ...)
2011年夏某日..「PRINCE EXO3 IGNITE TEAM 95A & PRINCE O3TOUR MP(改)」
A木氏とボクのラケット。A木氏は、この前張ったばかりのポリデラックスを切って、もう1本もマンティス・コンフォート・シンセに変更しました。決して押し売りなんかじゃありませんヨ、T村氏のエクストリーム同様、ネジれの少ないイグナイトとの相性も、とてもイイと思います。
今まで、いろいろストリングを変えてきたA木氏のイグナイト・チーム。ハードヒットが好きなA木氏が今まで張ったストリングはプロハリ・ツアー、TNTファットコア、OG-SHEEP MICRO、etc...テンションを変えたり、太さを変えたり、クロスを上から張ったり下から張ったり...いろいろ試行錯誤してみたのですが、実際に使っている本人を差し置いて、個人的な印象はイマイチでした。何というか、球離れが早いというか、ネジレを利用したスイングができないというか、ボクのヘナチョコスイングでは、どのストリングを張ろうがコントロール不良でした。一番マシだったのがOG-SHEEP MICRO17という細めのモノでしたので、さらにホールド感を増すために話題の(?)マンティス・コンフォート・シンセティックを張ってみることにしたのですが、試打してビックリ!なんの違和感もなく打てるではありませんか!方向性と飛びの両立性もバッチリです。一瞬、ボクもこのラケット買おうかと思っちゃったほどです。(..とか言って、買いませんけどネ)
ネジレの少ないフレームに、コンフォート・シンセのマルチの軟らかさが加わり、丁度イイ感触が得られたようです。こりゃベストマッチだ!...と叫んだのですが、肝心のA木氏は「そう..?」というツレナイ返事だったことが、唯一の気がかりな点でしょうか...だけど、少なくとも前よりはイイ感じになったと思いますヨ。(ボクは満足です、ハイ)
続いて自分のラケットにもしつこくマンティスを張ってみることに。今まで張ってイイ感触が得られたのは、いづれも中厚で比較的ネジレの少ないラケットだったと思うのですが、自分の薄いフレームに張ってみてどうか?...を実験するためです。ノッチが入って切れる寸前のマルチ×ポリプラズマを切って張っていきました。54×50くらいで張っていったけど、チョット硬かったなか?インパクトの衝撃がマルチとは思えないほど大きくなってしまったけど、いつものフニャフニャのE-Matrixに比較してだから、問題になる程度ではないと思います。あとは遅いスイングスピード時のボールの引っかかりと、飛びがチョット悪い印象ですが、ボレーのコントロールはとてもイイ感触です。次回は少しユルく張ってみようと思います。
ちなみにグロメットを取っ払っているので、ストリングとフレームが接している部分はアウターラップだけでつながっているようです。次回はちゃんとナイロンチューブに通さなくては...(ちなみにキズがひどいのはTWから”デモ・ラケット”の払い下げとして購入したためです。$49だったかな?だからフレーム陥没覚悟でグロメットを取っ払っております。良い子のみなさんは、あまりマネしませんように...)
浦河町テニス協会ホームページ −ストリング日記 その8−