ストリング日記..その7
〜マンネリなのだ。えぇ、ごく狭〜い集まりですから...〜
現在・過去..テキトーに思ったコトを書いときます。コレより古い話題は”その@、A、B..”とかにして、以後、放置させていただきます。今後も、放置された「ストリング日記」が増えていくんでしょうね...オノレのストリンギングの未熟さをタナに上げて、しまいには開き直ってしまうという、トンデモないページです。自分のラケットが「こんなテキトーに張られているのか!」って、ビックリしないでちょうだい...。
最近の鬼門ラケットは、ウィルソンのローラー2.6だな。なんたって、デカすぎてフレームは押さえられないし、スロート側の固定が不完全だし、よく切れるし...こりゃ、タイヘンだ。しかし、いつまでこんなタワゴトが続くんでしょうねぇ...
しかも、またもや字ばっかりで疲れるよ...。だけど..オレってヒマ??えぇ..たしかに..
2011年夏某日..「PRINCE O3 WHITE」
女房のサブラケット。どーせ切れないだろうから、ゼータクにもナチュラルとポリ系のハイブリッドを要求してきました。今回のホワイトの張替えで、真っ先に変更したのがスロート部分のゴム付きグロメットです。これのおかげで、やや打球感が鈍く感じていたので、付属のゴムなしのフツウのグロメットに変更しました。(コレって国内版にも付属していたのかな?)メインはあやしいナチュラルのTITAN、クロスはシグナムプロのポリデラックス、54×48くらいだったでしょうか?しかし、クロスホールの一部がグロメットレスであることをスッカリ忘れていて、あわててタイオフ用のクロスホールを拡げるため、フレームのカーボンを直接削る始末...かなり時間を浪費してしまった。
張りあがりはやや硬めになってしまったが、やはりゴム付きよりはイイ感触なのだ。しかし、この打球感は女房には不評...バイブレーション・ダンパーを付けられてしまいました。(トホホ..)まぁ、ココがテニスの難しいところでして...
ラケット重量は320グラムオーバー、重さとナチュラルの食いつきを利用して、ヨユウのあるボールは大きなスイングで、スピードボールやボレーにはコンパクトなスイングと押し込みで対応できれば、ナチュラルに助けられることも多いと思うのですが...えぇ、ソレができれば苦労はしませんネ...
2011年夏某日..「WILSON TRIAD 5.0」
M氏のラケット。今やダレも使っていないし、ドコでも見ないし、おそらくウイルソンもスッカリ忘れてしまっているであろうトライアド・システム搭載ラケット。ラケットがグリップ部分とフェイス部分に完全に分離していて、ブリッジ部分を共通の接合部分として特殊製法で貼り合せたラケット...コレで振動吸収は完璧!アナタの肘も大丈夫!ただチョット打球感を感じてもらうために、あえて上級者向けに振動を残したのが、この”5.0”...でしたっけ?本国ではケッコウ破損が多かったらしく、ローラーやパワーホール同様に完全に消えてなくなったシリーズです。
ある晴れた日の屋外で練習中に切れました。どれどれ...一応テックガット・パワーが張ってあったのか...しかも張ったのはちょうど2年前ですか。M氏は常時2〜3本のラケットをその日の気分で使いまわしているため、かなり長持ちしたモヨウ。ちなみにボクは同じストリングを張って、3週間で切れた思い出があります。しかもテックガット系って、長く使っていると表面がパリパリになるし、変色するし、ノッチが深くなってくるとヘンなビビリが出てくるよなぁ...しかし、さすがM氏、そんな細かいことにはこだわらないのだ。
さて、デカラケということで久々にアダプターが登場しました。改めて見ると、作りが粗いナ...よく見りゃフレームに垂直に当たっていないのだ。(今度、直しておきます)
基本的にM氏はナニをどー張っても、それなりに使えてしまう人なので、ストリングもどーでもイイ..じゃなかった、なんでもイイんですが、ココはイチオシのマンティス・コンフォート・シンセだな。60×55くらいで張っていきました。フレームにウレタンが仕込まれているからクロスが通しづらいのだ。たぶんM氏の張替えは数年先だろうし、細かいことは気にしないし、なんの問題もナイでしょうネ。
よーし、順調に消費しているゾ...(これで年内にはストリンガーズ・ワールドからブラックのコンフォート・シンセを通販できるゾ)
2011年夏某日..「DUNLOP AEROGEL 4D 500 MP & WILSON BLX PRO TEAM FX」
2本ともトップK村氏のラケット。トップK村氏のヨネのV-conはフレームにヒビが入っている可能性があるし、ついでに気分を変えてラケットも交換してみることに。TWのセール品でグリップ1で使えそうなラケット数本の中から、この2本を選択していただきました。
サービスストリングのモノ・フィラメントでは衝撃も強いし、打球感もイマイチということで、さっそく新しいマルチであるマンティスのコンフォート・シンセティックを張ってみることにしました。そのままの状態では500はハズした時にやや飛びすぎ、BLXは全般的に飛び不足といった印象でした。ストリング変更でボールホールドが増して、飛び・コントロールが改善されるとイイのですが...しかし、詳細は不明。トップゆえ多忙のため、まだラケットをお渡しすることができない現状であります。イイ方向に向かえばイイんですけどね。
ちなみにこの前、ご本人が使う前にY本氏が「上司のものは部下のもの...」とか言って試打してましたが、ナニか結論はでたのでしょうか?
2011年夏某日..「HEAD MicroGEL RADICAL PRO MP」
新人T村氏のラケット。T村氏もラケットマニアでいろいろなラケットを所有しているが、やや重くてバランスがグリップ寄りのラケットを好む傾向にあるようだ。しばらく張り替えてないということで、むりやりハイブリッドにすることに...
おそらく寿命が短いと思われる表面加工に難アリ+太さにバラつきのあるTITANをメインに、クロスにはポリプラズマをもってきました。”プロ”はメインが16本なのでトップ側4本とボトム側2本のクロスも張ることができました。(ケチなボクの自己満足デス)クロスはややトップ寄りからで、54×48くらい(?)だったでしょうか。(フツウのラヂカルMPはメインが18本だから、クロスを張るときはケッコウ苦労します。)
さてT村氏の感想は...「すぐに、こんな感じになっちゃうモンなんスか?」
日中の屋外コートで数時間使用しただけでサキイカ状態になったナチュラルに不安を隠せないT村氏なのだ。練習の屋外で使うのは止めた方がイイかな?ま、ソコからけっこう粘ってくれると思いますけどネ。
ちなみに不安を感じたT村氏はサブラケットのマイクロジェル・エクストリームに、新しいマルチであるマンティスのコンフォート・シンセティックを張って使用中です。「もっとも安価なマルチ」として購入したストリングなのですが、コレが非常にイイ感触なのです。エクストリームはボクも所有しておりまして、自分のヘナチョコなスイングではコントロール不良という印象でしたが、このストリングに張り替えたら何の違和感もなくボールが打てることを発見しました。ボールホールドも十分です...こりゃイイよ...って、いつもの”気のせい”かもしれないんですけどね...
2011年夏某日..「PRINCE EXO3 IGNITE TEAM 95 A」
A木氏のラケット。グリップアップした2本目のイグナイト・チームになります。最近はフツウのモノ・ストリングであるOG=SHEEP MICROに落ち着いていたのですが、新たなる可能性を求めてポリ系を張ってみることに。
「どんなのがあるの?」
「そーですねぇ...一番軟らかいのがサイバーブルーで、次がサイバーフラッシュ、比較的硬いのがポリプラズマですかねぇ」
「赤いヤツ、アレにしてくれる?」
うーん、ついにA木氏もストリングの性能よりも、カラーを優先させるようになってしまったのだ...
リクエストどおりにシグナムプロのポリ・デラックスを選択、52×50くらいで張っていきました。ビジュアル的にはとてもイイのだ。ラケット重量はグリップアップしたため329グラムに増加、もう1本は322グラム程度だからチョッピリ重いということになりますが、バランスがグリップ寄りなのでさほど変化を感じることはないと思います。
次こそマルチ?珍しくカラーがブラックのマルチがマンティスから出ているんだよなぁ...ストリンガーズ・ワールドに注文しちゃおうかなぁ。
2011年夏某日..「001MID&PRO No.1&O3TOUR」
大会前ということもあり、張替え依頼が殺到なのだ。
まずはI上クンの001MID。サブラケットだが、大会に向けて張り換えることに...なぜか?ソレはメインラケットを紛失したから。トホホホ...
アレは日曜日。いつものように屋外での練習を終えて帰宅。月曜日の練習時に使おうと思ったら、バッグの中に赤いメインラケットである"RDis-100MID"がナイ。結局、コートにもなかったし、スポーツセンターにも届いておらず、極めつけはラケットをしまったかどうか、本人もまったく憶えていないということであろうか...前代未聞なのだ。
とりあえず、気を取り直してポリプラズマを張って使用中。ヘッドバンパーの痛みが激しいから、今度ついでにTWから仕入れてみますか。
つづいてY本氏のラケット2本。わざわざこのためにTWから購入したルキシロン・アルパワー・ラフをクロスに使用したハイブリッドを選択。1本はフツウ、もう1本はややユルく、ナチュラルをめいっぱい使う必要はないのでメインとクロスをキッチリとナチュラル・ルキシロンに分けることを重ねて要求されてしまったのだ。
一応、状態のいいTITANのナチュラルを選んで...って、もうハイブリッドの注文は3本目なのでソレナリのものしか残っていないのだ。ショーガナイから太さにムラがあるヤツをフツウに、やや表面加工が粗いヤツをややユクく張っていくことに。画像2枚目は指定どおりにメインをナチュラルだけで張り終えたところ。
さて、クロスにもってきたアルパワー・ラフはフェデラーも使用中だそーでして、お馴染みのアルパワーに表面加工を施したもののようです。見た目にも凸凹しているのがわかります。ラケットのグロメットが経年変化でモロくなっていて破損部分が多数ありましたが、むりやりクロスはクロスでタイオフしました。凸凹すぎてキレイに真っ直ぐ張れないくらい?(手抜き作業じゃありませんヨ...)だけどテンションをかけるとストリング自体が伸びるので、凹凸はやや平らになってしまうような気が...まぁ、Y本氏の感触はオオムネ良好。特にユルく張った方がお気に入り...だけどTITANの表面加工が悪くて、すぐにサキイカ状態になりそうなのだ。ま、ソコはメイン\1,100+クロス\825ということで、あきらめてください...
最後はボクのラケット。今のメインラケットはナチュラル×ポリ系のハイブリッドですが、ナイターなどの湿気の多い日に使用するラケットはマルチ×ポリ系となっております。前回はE-Martix16×ポリ・デラックスでしたが、切れるのは時間の問題となたところで、今回はあまったマルチのテクニ・E-Martix16をメインに、ポリプラズマをクロスにもってきたハイブリッドにしてみました。(メインが足りないので両端はポリプラズマになります。)
感触は...イマイチ?ポリ・デラックスとのハイブリッドに比べると、やや飛び悪しといった印象でした。次回のクロスはポリ・デラックスだな。
そんなワケで4本、張り終えました。肝心の試合結果ですが...えぇ、ココで取り上げるほどのことはないよう思われます。
2011年夏某日..「PRINCE EXO3 IGNITE TEAM 95」
A木氏のラケット。ラケットはこのイグナイト・チームに落ち着いたA木氏だが、ストリング探求の旅は継続中?最近はモノ・ストリングの基本中の基本とも言える安価なOG-SHEEP・MICROに落ち着いている。
在庫は16Gと17Gがあるので、一般論として”ガツン”と打ちたい人は16G、飛び重視で軟らかい打球感がイイ人は17Gを選択すればイイのだ。そこで今回は17Gを選択したA木氏...どんなもんでしょうか?その結論は、週末の「大樹協会杯」で出る予定...だけど、参加のついでに大樹町で「サケ飲んでソバ食べる..」とか言ってるし、すでに多くは期待できない状況なのだ。
だけど、ややフレームが厚く、しかもボックス形状、ねじれ・しなりが少ないイグナイトで、16Gと17Gの違いを如実に感じることはできないかもしれませんナ。そーいえば、まだマルチって張ってませんでしたよね?次はマルチでもイってみますか...ちなみにシールはなぜかテクニの余りモノなのだ。しかもこの画像で、オレの字が汚いことがバレてしまったワイ...
2011年夏某日..「BABOLAT AEROPRO DRIVE CORTEX」 〜ハイブリッド〜
H氏のメインラケット。そろそろ切れそうということで張り替えることに。結局、10ヶ月ほど持ちこたえたようです。4時の方向の磨耗が特に激しく、サキイカ状態、全体的にノッチも入っている状態でした。激安ナチュラルのTITANとしては上出来でしょうか?
さて、ウチのナチュラル在庫状況は、KLIPのレジェンド15LとTITANの15L・16。今回もよりお得なTITANの16Gでいってみましょう。比較的表面加工がキレイなヤツを選択してと...しかし、今回も断端はホールを通らないほど太く、それに続く数十センチは極細...16Gの中に13Gから18Gまでが混在しているのは、さすがTITANなのだ。
とりあえず、極細の部分を除いてメインと上下のクロス2本を54ポンドくらいで張っていきました。画像にあるように、クランプした部分でもないのにテンションをかけただけでちょっぴりサキイカ状態になるのは最近のTITANの特徴でしょうか。
あとはシグナムプロのポリプラズマを様子を見ながら48〜50ポンドくらいで張っていきました。(それにしてもチョット硬かったな?)最近はボクもナチュラル×ポリ系に凝ってますが、個人的にはクロスは最近の柔らか系ポリよりも、古典的ともいえるガッツン系の方が相性がイイような気がします。そんなワケでポリプラズマを選択してみました。(決して在庫処分なんかじゃありませんヨ...)
あとは持ち主であるH氏がどー思うか...しかしまだ渡せておりませんので、詳細不明デス...
2011年春某日..「PRINCE EXO3 GRAPHITE 100S Type-J」
ハードヒッターS崎氏の新兵器。EXO3グラファイトの日本バージョンで、スイングウエイトを落としたり、フレームに細工しているんですって...だけど、S崎氏の腕力と筋力を考えれば、フツウのUS仕様でも十分にイケると思うのは私だけでしょうか?
そんなパワーヒッターの速いスイング+衝撃で、ゴーセンAK-PROがクロスでまさかの角切れ。スピードポートにキズなんかナイので、有り余るチカラ+オフ・センターでのヒットが原因と思われます。シールみたらストリンギングしたのが4月28日ということで、3週間も持たなかったモヨウ。こりゃ不経済なのだ。
ちなみに札幌の某テニススクールで張り上げたものでしたが、すごく凝ったストリンギング・パターンでした。ショートサイドはメイン2本を残してトップ側のクロスへ。トップの1本だけクロスを張ってから、反対側のメインへ。続いて一番下のクロスへ流して、またメインへ。トップ側2本目のクロスに流してから反対側の最後のメインへ。そこから再び下から2番目のクロスへ流して最後のメインを張って指定ホールのメインでタイオフ。コレ読んだ人は、まったくのチンプンカンプンだと思うけど、要するにショートサイドだけで、クロス-メイン-クロス−メイン...と、2周してからメインでタイオフしている。”ダブル・アラウンド・ザ・ワールド”とでも言うのでしょうか?ロングサイドはトップ側の3本目からボトムに向かって張られていました。あまりに凝ったことしてしまったためか、1ヶ所でストリングが交差...ボクもよくありますけどね...
だけど、このパターンって、プリンス奨励なのかなぁ。プリンスのホームページでは、この「Type-J」についてかなり詳細な情報が掲載されているんだけど、その中でもイチ押しのテクノノジーである「J-フレーム」は...フレームの四隅のカーボン強度をわざと落とす→フレームはインパクト時に中央に向かってタワむ→ストリングの伸縮タイミングとフレームの復元が一致(?)→思い通りのコントロールが得られる...というもの。フレームの四隅にアクセントを付けるとすると、フレーム外周をはじめに固めてしまうこの張り方は有効かもしれない...
さて、プリンスが力説するこの「J-フレーム」だけど、フレーム強度に変化を持たせ、ボールホールドをアップしてコントロールを向上するというのであれば、最近ではヘッドのフレックス・ポイントがありましたネ。実際にやってみた人も多い(?)と思うけど、フレックス・ポイント搭載のラケットをトップとスロートの部分を持って、(大リーガーが三振してバットを膝でヘシ折るように)ヒザに押し当てると、簡単に曲がります。かなり説得力のある軟さでしたが、ハードヒッター用のラケットからは早々に撤退、今や完全に忘れ去られた機能になってしまいました。理由は簡単、フレーム強度に問題アリ+宣伝モンクほどの効果が得られなかったから。ほぼ中央で折れるから真ん中がヘコむのであって、トップ部分に当たったら外側に折れるだけ?物理的に強度の弱いフレーム部分に瞬発的な復元力が有るとは思えないわナ。当たる場所によって効果が変わってくるんじゃシロウトにはキビシイでしょ...という結論。
対して「J-フレーム」はどうなんだろ?上級者S崎氏に言わせると、思い通りのコントロールが得られる確率は低く、ワンテンポ遅れてボールが飛び出していくようなフレームの軟さに、かえって違和感を感じる...とのことでした。「競技系プレーヤーの求める理想の打球感を実現」と、ある程度打てる人が対象のようですが、そーそー万人ウケするんだったら苦労はないわナ。プリンスが力説するように、いいボールも打てるんだろうけど、いつも打てるとは限らないのは、どのラケットも同じということでしょうか。だから実力のないワシなんかはラケット換えたり、ラケットが決まったらストリングを変えたりテンションを変えたりするワケですヨ...だけど、こんなことしてるからラケットも売れるのか...気がつけばメーカーの思惑にドップリと浸かっている自分がいるのだ。トホホホ...
さて、AKプロに相当するストリングの在庫がないので、すぐに切れない・スピンは比較的よくかかる...ヘッドのリップ・コントロールを少し硬く張ってみました。断面がバウムクーヘンのリボン形状のヤツね。結果は...?比較的伸縮性の低いストリングということで、打球感が悪すぎ?すぐに切れることはないと思いますが、次回は短命覚悟でフツウのモノフィラメントの方がイイかもしれませんね。
2011年春某日..「PRINCE O3TOUR MP(改) その5」
ボクの5本目のO3ツアー改。新品同様の中古品でTWから購入したものでしたが、グリップサイズ1ということで、グリップアップを前提にストックしていたものです。最近テニス協会に復帰した元祖S崎氏への貸し出し用としてストリンギングすることに。
元祖S崎氏もマルチフィラメント大好きということで、とりあえずウイルソンのスープリーム16を張ってみました。テックガットをこよなく愛する元祖S崎氏にとっては、ちょっとボケた打球感が気になるかもしれませんね。
ウチのマルチの在庫は、このほかにテクニのE-Matrix、テックガットプロ。(テックガットプロは\1,200という値段がネックで、長期不良在庫に陥っている。)E-Matrixもスープリームもウレタン配合ということで、好みはあるけど多少、打球感はボケぎみ。キレ重視だとテックガットのようにレジンで固めたマルチの方がイイ感触だよなぁ。次回はレジン系マルチのリールでも仕入れてみようかな?
もっとも重要な価格面から考えると、ストリンガーズ・ワールドから”マンティス コンフォート シンセティック”購入だろうか。ネット仲間の”たかさん”の情報によると、「ヨネのエアロンに似てるかな?」ということです。だけど、また不良在庫が増えるかも...
2011年春某日..「PRINCE GRAPHITE OS」
S水先生のメインラケット。前回と同様にOG-SHEEP MICRO16を希望です。前回は「チョット硬いかな?」という印象だったので、今回は少しテンションを落として54×52〜50くらいで張っていきました。
ストリンギング中に破損するラケットの筆頭になると思いますが、今回も問題なく張ることができました。だけど、改めてグロメットの破損が激しいことが気になります。直接ストリングがフレームにさわるようなホールにはナイロンチューブを通して対処していますが、そろそろ限界でしょうか?そこで、たまたまTWにストリングを注文する機会があったので、グラファイトOSのグロメット($4.99)を注文しようと思ったら、在庫ナシ...やはり人気ラケットの証ですナ。これからも時々チェックしたいと思います。
だけど、この時代のラケットと合致しているのだろうか?S水先生の持っている現行モデルと比べてみなくては...
2011年春某日..「YONEX RDis 100 MID」
I上クンのラケット。シグナムプロのポリ・デラックスを張ってしばらく経っていましたが、さすがに反発がなくなったようです。いつも早い周期でポリ系ストリングを張りかえるI上クンですが、今回のポリ・デラックスに関しては、比較的、使用可能な期間が延長したモヨウ。本人イワく、「ア..う..最初は硬かったんですけど...そのうち馴染んできました...」とのことです。400円の激安ポリ系ということで、バンバン張り替えてくれることを想定していたのですが、今のところ角切れもないし、意外と長持ちするようです。(やっぱり不良在庫ダ...)
さて、そんなI上クンには、伝統的なポリ系であるシグナムプロのポリ・プラズマ(1.23)だナ。その根拠は、角切れアリ!たぶんポリ・デラックスよりも明確に、しかも早くヘタリが来る!在庫不良になるのは時間の問題!...だから、I上クンにバンバン使ってもらいましょう!ってコトです。小さな地域の協会内にもイロイロなシガラミがあるんです、ハイ。
さてと、前回は10.5メートルで張っていったら20センチ足りなくなったからなぁ。ココはヨユウを持って11.2メートルで張っていくか。(結局ケチ)メイン7本分をショートサイドにして張っていきましたが、ドコでどう間違えたのか、メイン6本を張ったところで残り25センチに...なんかウマく張れないラケットなのだ。ショーガナイからボトム側のクロスに流し込んでメインでタイオフ。ロングサイドでボトム側クロスをもう1本通してからメインに上げてトップ側クロス2本を張ってから最後のメインへ。残るクロスはボトム側から張っていきました。54×44〜48くらいで。昔のRQシリーズみたいに変形を気にする必要はナイと思いますが、とりあえずヨネは四隅をある程度固めてからクロスを張っていくことにしております。
I上クンにはコレでバンバン切って、バンバン張り替えてもらうのだ。ちなみにラケット重量はグリップの上に付けたバイブカット(パイプカットではない)も加わってジャスト360グラム...最重量記録更新なのだ。
2011年春某日..「PRINCE O3 HYBRID TOUR 95」
お久しブリの上級者S崎氏のラケット。(7年ブリ?)これでイマダかつてナイほど上級者ぞろいの浦河町テニス協会なのだ。こりゃ今から秋の団体戦が楽しみだ...しかし、往々にして大会当日はナンダカンダでメンバーが揃わず、結局は例年どおりなんてことも?今からシツコク頼んでおかなくては...
O3ハイブリッド・ツアーはクロスのみがOポート。コレであいまいな打球感を解消し、上級者好みの味付けになっているらしい。実際に打ってはいないけど、持った感じは個人的にはややアタマが重く、とっさのボレーに苦労するかも?といった印象。ラケットを受け取った時、やけにタテ長だから、クロスをきつく張り過ぎたのか?...と思いましたが、ストリング切っても同じでした。フレームをタテに使ったスライスなんかはいいボールが打てるかもね。
さて、ゴーセンのテックガット・タフが張ってありました。S崎氏はサーブ&ボレーヤーなので、テックガットが大好きなのだ。耐久性を重視したタフとあって、やや打球感を硬く感じたのか、S崎氏の注文は「ストリングはおまかせで、やや軟く」というもの。ちょうど(在庫処分の)テックガット・パワー16Gがあるんですヨ!(旧パッケージが如実に不良在庫をあらわしているのだ)
...というワケで、テックガット・パワー16Gをメイン52ポンド、クロスは様子を見ながら42〜48ポンドくらいでテキトーに張っていきました。S崎氏の印象はオオムネ良好...だけど、S崎氏もほとんどモンク言わない人だから真相は不明なのだ。
残るテックガットの在庫は1点、今となってはダレにもわからないであろう、コンチータ・マルチネス使用のテックガット・プロ(\1,200))のみとなりました。コチラもよろしくお願いします。ちなみにテックガット・パワーは\850、この値段の違いは不明なのだ...
2011年春某日..「BABOLAT DRIVE Z-TOUR」 〜ハイブリッド〜
H氏のラケット。前回はTITANナチュラル×サイバーフラッシュのハイブリッド。なんだかんだで約1年も切れずに使用してきましたが、ポリ系であるクロスのサイバーフラッシュの方がヘタってきたのか、飛びが悪くなってきたとのことです。さすがに1年間も使い込むとTITANのナチュラルはサキイカ状態なのだ。外観を気にしなかったらクロスだけ張り替える手もありましたが、おそらく切れるのは時間の問題でしょうから、素直に張り替えることにしました。
今回の注文もハイブリッド。最近、粗悪品が目立つTITANナチュラルですが、比較的状態がイイ16Gを選択、クロスにはヘタリにくいであろうマルチのE-Matrix16を張ることにしました。まずはナチュラルでメインのすべてと上下のクロス2本を張ってクロスでタイオフ。(ケチだからメいっぱい使わないと気がすまないのだ。)クロスは中心よりもやや上から張っていきました。52×50〜46くらいだったでしょうか。
このラケットはナニを張っても”カシャンカシャン”とヘンな音が出るんだけど、今回はどう?最近ではボクのユーテック・スピード(18×20)もナチュラル×マルチの組み合わせなのにバイブラ・ストッパーなしでは打てないし、ナニかラケットの材質にでも原因があるんでしょうネ。まだ打ってみてないので、次回、打ってみなくては...
2011年春某日..「WILSON BLX Six-One Lite」
Y本氏依頼のラケット。奥様が使う予定だそーです。ウイルソンのニューシリーズで"バサルトファイバー"が上質の打球感を与えてくれる...らしい?デザインは申し分ないラケットです。黒×赤×ゴールドがカッコイイのだ。
フェイス102、ストリング張って270グラム、バランスはヘッド寄りで、フレーム厚は23〜24ミリのスペック。これじゃラケット自体にそんなにパワーはないよなぁ。やっぱりある程度、振ることが前提のラケットなんでしょうか?Y本氏も"ぽよよ〜んスイング"の奥様を心配してか、今回はヘッド・ファイバージェル17をややユルく張ってみることに...結果は...知らん!(その後を聞いていませんので...)
たぶん腕力のある人が打ってみたらソコソコ打てるんでしょうが、腕力のない人が速いボールをブロックしたり、前でさばくにはやや心もとないスペックで、なんとも評価のしようがありません。最近はどのモデルでも、このような"Lite"モデルが設定されていますが、個人的には「その昔、ラケットを振り回していた人が体力の衰えを感じて、さほどボールスピードのないテニス環境に移行した時に使うモデル?」のような気がします。どんなに素材が進歩しても、結局、ボールの持つ運動エネルギーを上回るエネルギーをスイングによって与えなければ、ボールはコントロールできないよなぁ。
ちなみにTWのインフォメーションでは「初めて大人用のラケットに移行するジュニアや、より操作性を高めたい中級者」...が、このラケットの対象者となっております。(なんかビミョーに国内とスペックが違うけど...)
2011年春某日..「その他」
バボ2502の下に、リールを吊り下げてみました。コレでクルクルとストリングを引き出して効率的にストリングがカットできるゾ...って、改めて大量のリールがあることに気がつきました。コレって、いつなくなるんだろ...?トホホホ
MICRO16と17は定期的に需要があるからイイけど、ポリ系は完全にカブっているじゃないか!...というワケで、切り売りさせていただきたいと思います。ホームストリンガーの方、もしくは近所に持ち込みでストリンギングしてくれるショップなどがある方、よろしければどーでしょうか?
「GOSEN OG-SHEEP PROFORM TUFF 15L」
残り少ないですが、ただただ耐久性を求めるアナタに...\200/11m
「SIGNUMPRO POLY DELUXE 1.25」
明るいレッドが売り。たしかに軟らかく違和感はあまりナイ...と思います...\400/11m
「SIGNUMPRO POLY PLASMA 1.23」
今となっては硬派なポリ系だが、コレがイイ!という人も多いハズ...\500/11m
「TOPSPIN CYBER FLASH 1.20」
軟らかいポリ系ということで、ドイツ本国では人気あるらしいデス...\500/11m
「TOPSPIN CYBER BLUE 1.20」
上のサイバーフラッシュに、さらに快適性を求めたもの。たしかにボクが知る上で、もっともヤワイ...\500/11m
ほとんど「頼むから買ってくれ〜!」コーナーみたいになってきたゾ。発送はメール便、ゆう貯ダイレクトの送金なら手数料なナシですね。
よろしくお願いします...
2011年春某日..「PRINCE EXO3 IGNITE TEAM 95」
A木氏の2本目のイグナイト・チーム。グリップにビニールはついたままでヘッドバンパーにキズは一切ナシ、フレームの2ヶ所に小傷アリ、ストリングを通した痕はアリ...というTWの極上のUSED品だったのですが、グリップ3を購入したところ、送られてきたのはグリップ1でした。(詳細は「海外通販するぞ その48」を参照のこと)結果的には、お金は返金+ラケットはコッチのものとなりましたので、とりあえずOG-SHEEP MICROを張って306グラム、しかし、いくらなんでもグリップ1は細いということで、グリップアップをしてみることに。
さて、ブ厚いノリみたいなのがグリップアップ・スリーブです。初めて使うことになったのですが、改めて手にとってその重さに驚きました。なんと18グラムもある...手元が重くなるので、持った感じはかえって軽く感じるかもしれないが、バランスを考えると18グラムは大きい...そこで少し切って10グラム分をカブせてみることに。
えー、まずはこんなふうにグリップにカブせまして、次にドライヤーでスリーブに熱を加えていきます。グリップエンド部分は太いので、比較的短時間で密着してくるのですが、残る部分は根気よくドライヤーを当てていきます...んが、、ややメンドクサくなってきたので、ヘンなニオイがするまでドライヤーの先端をコスリ付けつつ、さらに熱を加え続けますとアーラ、不思議!ピッタリとグリップにフィットするではありませんか。まったくムラなく、キレイに処理できました。ダレでもできると思いますヨ。さて、実際にノギスで測ってみたところ、30.6ミリ→32.2ミリ、25.0ミリ→ 26.4ミリとなっていました...だけど、このラケットのグリップ2の実際のサイズが不明なので、なんとも言えません...
まぁ、たしかに太くなったのでコレでヨシとさせていただきます。
ちなみにこのラケットはA木氏に\500で引き取られていきましたが、家具職人のA木氏はさらにバルサ材にてグリップアップ、好みのグリップ3に改造済みです。しかもバルサ材の方が軽いのでバランスへの影響も少ないようです。
初めて使ってみたグリップアップ・スリーブですが簡単なのが○、重くなるのが×といったトコロでしょうか?もっと内径をシビアに設定すれば、重量も抑えられてイイと思いますけどネ。
2011年春某日..「HEAD YOUTEK SPEED 18×20」
ボクの趣味のラケット。16×19の"LITE"が軽いながらもイイ感触だったので、ソレよりも重い、フツウのSPEEDを購入してみました。本当は16×19のモデルが欲しかったんだけど、注文した時は16×19が$149、18×20が$129ということで、ケチなボクは18×20を選択してしまいました。しかし皮肉なことに、購入して1週間後にすべて$99に値下げ...トホホホ。
さて、そんなラケットですがアンストラングで購入してヘッドバンパーを取ってE-Matrixを張って323グラム...だけどなんかシックリこないので、ヘッドバンパーを戻してゼータクにメインにKLIPのナチュラルを張って、クロスにE-Matrixを張って使用中...しかし、ビジュアル的にも打球感的にもイマイチで、ナチュラルを張ったにも関わらず、バイブラストッパーは必需品なのだ。
フォアの打点がO3に比べるとシックリこないが、ボール自体はケッコウいってると思うし、たしかにスイングスピードに応じてスピンもよくかかる...しかし個人的には感触がチョット...。やろうとしていることはやれているんだけど、ナニを打っても手に残るのは同じような乾いた打球感。やっぱり密なストリングパターンのせいかなぁ...え?ソレなりに打てているんだから、イイんじゃないかって?シロウトのくせに、そんな細かいこと気にするなって?...えぇ、仰せのとおりです、ハイ。以後も時々、黙って使わせていただきます...
2011年春某日..「PRINCE O3TOUR MP(改)」
これもボクのラケット。感触のいいナチュラル(VS)×ポリ系(キルシュバウム・スーパースマッシュ)のハイブリッドは、緊急帰国中のS井先生に貸し出し中ということで、もう一本も同じハイブリッドにしてみることにしました。やはり余りもののVSでメインとトップ側のクロス2本を張ってタイオフ、残りはポリプラズマ(123)で張っていきました。スーパースマッシュに比べればポリプラズマの方が硬いのか、ハイブリッド1号よりは少し硬めになりましたが、コチラもイイ感触です。
メインにナチュラルを持ってくると、スイングの最後のひとコスリや、ひと押しが効いてくるというか、粘り強いというか...自分のタイミングで打てず、押し込まれたようなボールでも相手コートに収まったりすることが多々あります。粗悪品のTITANのナチュラルもあるし、ボクのメインラケットはしばらくハイブリッドでいくことにしようっと。
2011年春某日..「PRINCE O3TOUR MP(改)」
ボクのラケット。とりあえずメインもクロスもE-Matrixのラケットも手元に置いて置かねば...ということで、だいぶ前に張ったモノ・ストリングから変更しました。
たしかこのラケットはTWから"USED"で購入、かなりグリップがヘタっていましたので、ついでに交換することに。交換するのは、この前TW-EUから仕入れた安いプロ・ケネックスのリプレイスメント・グリップ。国内では同じものは見当たらないようです。(よく調べてないけれど)
ちょっとウエット感が強くて軟らかめ。全体的に素材自体が薄いからクッション性も薄い印象。強く握るとグリップが今までよりも細く感じるくらい軟らかく、個人的にはイマイチです。やっぱり硬くて吸水性のないガンマのHi-Techが一番だな。まぁ、\350だからヨシとしますか。
2011年春某日..「FISCHER M-PRO No.1」
今や女房のサブ・ラケット。だいぶ前にOG-SHEEP MICROを張ったままだったので、ナニか張り替えてみることに。
さて、なんにしよーかなぁ...って、身内だし、ココは超不良在庫である、今は亡きバボ・VSシンセティックを張ってみることに。旧パッケージが懐かし過ぎるのだ。中芯のコアはポリアミド配合ということで、国内モデルのインターナショナル・ツアーと一致します。一説によると"同じもの"という説もあるのですが、両方使ったことのあるボクは、少なくともアウターラップは違う印象があります。国内ではすでに廃盤ということで、後継ストリングは"エヌ・ビィ"っていうんですって。シンプルな構造のモノ・フィラメントだったら、太さ以外にソレほど大きな違いは出ないんじゃないか...というのがボクの印象。だったら安いOG-SHEEP MICROに限る!というのが結論なのだ。(結局、ケチなだけなんですが...)
ビジュアル的にはイイなぁ。ついでにグリップにシールを貼りました。グリップを削った時にココに貼ってあったフィッシャーのマーク(ジャムの明治屋と同じ)のついたビニールカバーがあったのですが、どんなボンドを使ってもすぐにハガれてくるので変更しました。素材はなんだろ?ポリカーボネート系?まったく関係ないことだが気になるのだ...
さて、そんな在庫処分に貢献してくれた女房ですが、最近サブ・ラケットをO3ホワイトに変更...あわれ、M-PROは放置されております...
2011年春某日..「PRINCE O3TOUR MP(改)」
ボクのラケット。いつものテクニのE-Matrixが張ってありましたが、いつものように同じ場所で切れました。ラケットが変更になっても、いつも切れるのはメインのトップ寄り1/3付近です。だけど、いつもノッチが入るのはメインだけで、なぜかクロスはほとんど無傷です。
そんなワケで、ケチなボクは無傷の部分を再利用することに。メインの中心部分の12本と、トップのクロス2本を張ってタイオフ、残りをすでに不良在庫になりつつあるシグナムプロ・ポリデラックスで張っていきました。テンションは52×42〜46くらい?あまり硬くならないようにテキトーに張っていきました。ビジュアル的にはイイ感じ。(最近はコレばかりですが...)やっぱり少し飛ばないけど、そんなに違和感ありません。
まぁ、このラケットは5本ありますので、メインで使うラケット以外はこんな調子で、実験的にオチャラケ張りでもしていこうと思っています。
2011年春某日..「PRINCE O3 XF WHITE MP」&バボ2502トラブル(トホホホ)
画像はこの春に転勤となったO原さんのラケットをセットしたところ...しかありませんが、ソレはこの後、バボ2502がエラーを出し、ストリンギングができなくなってしまったため。(トホホホホ...)
いつものように最初のメインの2本をはさんでスイッチを入れたところ、「ピーッ」と長いビープ音が鳴ってテンションヘッドは微動だにせず、ソレっきり状態に。何度かメインスイッチを入れなおしてみても結果は同じでした。ヒューズや電源まわりが原因だったらスイッチオン時のビープ音も鳴らないだろうし、とりあえずカバーをはずして基盤類をチェックしてみました。膨らんだコンデンサもないし、リレーがコゲついている様子もないし、ハンダが浮いている様子もナシ。
続いてテンションヘッドの位置検出をしている2ヶ所のマイクロスイッチを調べてみましたが、スイッチ自体は正常に動作している。最初のテンションヘッドの位置が悪いのかと思い、ズラしてみようとしてもモーターがロックしているからほとんど動かず...今度はスイッチの方をはずしてみました。仮想的にテンションヘッドが中途半端な位置に止まっていることになるので、これで電源を入れればテンションヘッドが初期位置に戻るかも?そこでスイッチを元に戻せば復帰するかも?...そんな希望的観測でスイッチをいれてみたところ、テンションヘッドが動き出してオーバーラン検出のマイクロスイッチに引っかかって停止、ダメもとでその状態でマイクロスイッチを元にもどして再びスイッチを入れたところ、初期状態に戻って停止しました。やっぱりマイクロスイッチ自体はなんともナイ。コレで戻ったのか?スイッチを押してみると、なんと正常に”スーッ”とジョーが移動するではありませんか!(ラッキー)
なぜか最初のテンションヘッドの位置検出に失敗しているようです。電源を落とすと、また同じエラーの繰り返しです。とりあえずマイクロスイッチが設置されている金属板のビスをはずして外部からON/OFFできるようにし、電源投入時にOFF、テンションヘッドが動いたことを確認してからONにして初期状態を復元することにしました。
一応、正確なテンションが再現できているのかキャリブレーションしてみたところ、なぜかキッチリ10ポンドアップという結果に...トホホホ。コッチの初期設定も失われてしまったようです。まぁ、張れない状態ではないけど、この状態が続くのはマズイよなぁ。それにスッカリ忘れていたけど、EAGNASのSmart6000も、まったく返ってくる気配がナイ。(4月下旬現在、修理に出して4ヶ月が経過中...トホホ)
次の日、改めてググってみると、”グランド・スラム・ストリンガース”というサイトのマシン・フォーラムに同じ症状を発見しました。
「リミットスイッチの交換なら$20、オートゼロボードの故障なら$175、マザボなら$250かなぁ...」なんていう情報もあったのですが、とりあえずマシンリセットに関する情報があったので、ソレを試してみました。
1.テンションボタンを押しながらスイッチ・オン
2.「ピ...ピピピ」のビープ音でメンテナンスモードに入ったことを確認
3.(たぶん)オートゼロボードのツマミをビープ音が出るまで調整
4.10秒間放置、さらに電源を切って1分放置
5.電源を投入して動作確認
コレで見事に完全復帰しました。めでたし、めでたし...だけど、なぜ初期設定が消えたかは不明です。
しかしネットって便利だなぁ。今回もネットの情報に救われたのだ。みなさんも同じ症状が出たときには是非、試してみてください...って、現在このマシンは国内に何台あるんでしょうね?
2011年冬某日..「DUNLOP MFIL200 & FISHER PRO No.1」
Y口クンとY本氏のラケット。
Y口クンの「以前に張った銀色のヤツがイイと思うんですけど...」という、サイバーフラッシュを希望する声をほとんど無視して張り上げたのは、シグナムプロのポリ・デラックス(1.25)。だって、ダレも張ってくれないんだもん...。ビジュアル的にはイイんじゃない?もう一本のテクニ・スピンファイアよりはズッとイイと思うヨ。うん、コレでいいのだ。
Y本氏の「もうチョット引っ掛かりを...」という要望に、粘るE-Matrix17を張ってみました。Y本氏は比較的スイングが大きいので、やや硬く54×50くらいで張っていったでしょうか。硬く張ってもユルく張っても、いろんなスイングに対応してくれるストリングだと思っています。硬く張って速いボールに合わせていくのもヨシ、ユルく張ってコンタクトを十分感じながらコントロールするもヨシ...ただし耐久性は悪いので、オーバーサイズでストリングパターンが粗いラケットなんかに張ると、アッという間に切れてしまうと思いますけどネ。
Y本氏の反応はオオムネ良好ということで、これまた、コレでいいのだ。
2011年冬某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP その2」
A木氏のラケット。1本目のLMはナチュラル×ポリ系のハイブリッド、このラケットにはプロハリ・ツアーが張ってましたが、もうヘタっているし、気分転換に張りなおし(?)といったトコロでしょうか。
ストリングはフツウのモノであるオージーシープ・MICRO17ですが、さて、どーやって張ろうかなぁ...とりあえず今回はトップからクロスを張ってみますか。このラケットはそのままヒネリなく張っていくと最後のメインはボトム側に出るので、ロングサイドをそのままボトムで止めてショートサイドでトップ側のクロス2本、ボトム側のクロス2本を張ってクロスでタイオフ、残りのクロスをボトムから張っていきました...って、「ソレってフツウじゃないの?」という突っ込みが入りそうですが、ストリングをケチって10.8メートルくらいで張っているので、ショートサイドでいかに多くのクロスを張れるか...が問題となるのデス。
どーでしょう?やや硬い部分がトップ側に移って、よりハードヒットできるようになりましたか?ま、クロスをトップから張るか、ボトムから張るか...ほとんど”気持ち”の問題ですので...
2011年冬某日..「HEAD LIQUIDMETAL 8 OS」
鉄人S木氏のラケット。最初に張ってあったのはヘッドのフツウのモノ・ストリングでステンシル入り。ボクもちょっと使ってみたけど振動はあるし、インパクトは甘いし、明らかに飛びすぎな印象...って、”飛び”は保障付きのラケットなんですけどネ。
さて、このラケットも要アダプタか?と思いましたが、このサイズ(112)がアダプタなしでストリンギングできる限界サイズのようです。ヨークに接するように着けられた振動吸収ピースをズラして、むりやりフックをネジ込んで張り始めました。少しは感触が良くなるように17GのOG-SHEEP MICROをやや硬く54×48くらいで...結果は...知らん!ま、ナニをどー張っても”ガシャガシャ”という感触はとれそうもないラケットなので、17Gでチョッピリ打球感アップということでムリヤリまとめさせていただきます...フツウのスイングでは明らかにオーバーパワーラケットなのだ。
2011年冬某日..「PRINCE O3 BLACK MP STRINGHOLE」」
上級者S崎氏のラケット。もう1本のストリングホールはノーマルカラーのグロメットでケブラー×モノのハイブリッド、こちらのオシャレなカラーのラケットにはグロメットのカラーに合わせて蛍光オレンジのポリ系と思われるストリングが張ってありました。(画像ナシ、しかもストリング名は不明...)国内ヴァージョンにはいろんなカラーグロメットが用意されているんだけど、S崎氏の強打に耐えられなかったのか、メインのトップに2ヶ所の割れを発見。カラーグロメットはやや強度に問題アリかもネ。
さらに画像のようにヨーク-スロート部分の両側・両面に塗装のヒビ割れを発見。面圧の高いガチガチラケットを超スピードで振るもんだから、ラケット自体も悲鳴をあげているモヨウ。ヘッドとか使っていたら、間違いなく折れているんじゃないだろうか?
今回のS崎氏のリクエストはモノ・ストリングということで、標準的なOG-SHEEP MICRO16を硬めに張っていくことにしました。ついでにクロスをボトムから張って、(気持ち)打球感も硬くしてみよう...ってことで、ショートサイドの最後のメインをボトムからトップに張ってからトップのクロスへ→反対側の最後のメインをトップからボトムに張ってボトム側のクロス2本を張ってクロスでタイオフ。ボトム側に出たロングサイドで残りのクロスをボトムからトップに向かって張っていきました。テンションは56×52、旧マシンでは確実に65Pオーバー?たぶんすぐに切れると思うヨ...S崎氏のハードヒットだったら2週間くらいかも?ま、\300だからまたドーゾです。
2011年冬某日..「HEAD iS4 OS」
鉄人S木氏のラケット。「マルチをやや硬く..」というリクエストだったので、ウレタン配合のウイルソンのシュープリーム16を選択、56P...と思ったけど、チョット怖いので52×50くらいで張っていきました。コレでも旧マシンの60×55くらいでしょうか。
今回もアダプタを使用したんだけど、このiS4のサイズがとてもビミョー...スロートと一番下のクロスとの間隔が、アダプタ部分よりも狭くてストリングが金属部分に接してしまう。さらにテキトーにラケットを置いて固定したもんだから、中心からハズレてボトム側の最後のクロスがクランプベースの可動域外へ...結果、一番下のクロスはクランプできず、まさかの2本引きになってしまったワイ。まぁ、スイートスポットからは遠く離れているということで、カンベンしてください...ついでにラケットをひっくり返すのを忘れて、ノットが表にでてしまったのだ。(こんなコマカイことはイイか?)
アダプタを使う時はラケットを中心に置くようにしなくては...あとは15〜20ミリくらいのアダプタがもう一つあればイイな。
2011年冬某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP」
A木氏のサブ・ラケット。(一応メインはEXO3イグナイト・チームのはずだが、最近はコレを使用中...またラケット変更するかも?)
TITANのナチュラルを張って1年以上が経過していましたが、メインが5時方向のフレーム外で切れてしまいました。やっぱりナチュラルは鋭角に曲がるところはアテ革をした方がイイようです。
さて、1年以上が経過していますが、まだスイートスポット付近に大きな劣化はなかったので、ケチって部分的に張りなおすことにしました。
切れたのはショートサイドだったので、その2本手前で引きなおしてスターティングクランプで固定、ロングサイドをほどいて残りのメインと上下のクロス数本を張ってタイオフ。残りのクロスはポリ・プラズマ123を張って、テキトーなナチュラル×ポリ系のハイブリッドが完成しました。
一年前のTITANは透明感があって長持ちしたと思いますが、それでも切れた箇所と同様に、フレームの外で何箇所かの劣化・割れが確認できました。またこのヘンから切れてしまうような気がします。
モッタイナイからナチュラルを張りなおしたのは3回目だけど、比べてみると、やっぱりコーティングとか結合力とか、バボのVSって優秀なんだなぁって、つくづく思います。
2011年冬某日..「HEAD Ti-s6」
鉄人S木氏のラケット。(バドミントンしたあとにテニスやったら、メチャクチャ違和感があるような気がしますが...)
このラケットもタテ長のティアドロップ形状ということで、自作アダプターのお世話に。S木氏のリクエストは人気のリップコントロール16。はたして軽量ラケットとの相性はどうか?ストリング自体は硬い部類に入ると思うので、軽量ラケットでは衝撃が大きくなってしまうかもしれませんネ。あと、張る前に点検してみましたが、スロート部分を持ってトントンと叩くと、グリップ付近で振動があるようです。またグリップエンドの振動吸収材がハガレかかっている可能性があるかもしれませんネ。
さて、「やや硬く..」という注文だったので52×48くらい(旧マシンの60×55相当?)で張っていきました。トップヘビーでうまくハカリの上に横たえることができなかったので、珍しく立ててみました。
2011年冬某日..「YONEXのバドミントンラケット2本」
鉄人S木氏のバドミントンラケット。前回はストリングパターンを間違えてしまうという痛恨のミスを犯してしまったのだ。今回はやや慎重にいかなくては...
まずは12時と6時の方向に装着するフックを出っ張りの大きなヤツに変更、さらにクランプもEAGNASのマシンに付属してきたバドミントン用に変更して張り始めました。テンションは22〜24ポンドということでしたが、やや控えめに18〜22ポンドくらいで張っていきました。このへんのローテンションだったら、そのまま張っても良かったかもしれません。今回もトップ側のクロスを2本だけ固めてから残りのメイン・クロスを張っていきました。もともとフレーム形状が違う2本なのでナントモ言えませんが、青いラケットはトップがさらにトンガってしまったような印象...(ま、いいか)
バドミントンのストリングはとても細く、加えてメイン・クロス共通のホールがあるのでノットに苦労します。エイトノットでは完全にホールに埋没しそうだったので、あわててダブルノットでコブを大きくしてみました。だけどテニスみたいに最後に強く引っ張れないので、かなりユルんでしまいました。目打ちとか使った方がイイのかなぁ...
とりあえず、ストリングパターンは合致していると思いますので、今回はヨシとさせていただきます。ちなみに2本とも張り上げ重量は100グラム未満でした。
2011年冬某日..「WILSON HYPER HAMMER 4.0 OS」
クシさん奥さんのラケット。奥さんは他にもヘッドのプロテクターOSを所有。比較的軽量オーバーサイズのアタマが重いラケットが好きなのね。
クシさん持参のリップ・コントロール17を張ろうと思ってマシンにセットしたところで問題発生...やっぱり自作のアダプターがデカ過ぎて、このままではボトム側の最後のクロスが張れないことが判明。10ミリ切断して再セット...だけど仕上げが粗くて面がツライチにならず。そこでEAGNASのマシンに付いてきた交換用のコマを装着してアダプターVer.2が完成しました。コレならOKだナ。
一応ズレの少ないボトム側に装着して張っていきました。特に問題はなかったデス。リップコントロール自体が少し硬いストリングなので、あまりユルく張って振動が多くなってもイヤなので、注文は軟くということでしたが50×45くらいで張っていったと思います。これでも旧マシンの58×53くらいかな?
ココで懐かしいHH4.0について触れておくと、28インチロングでフェイスは110、ストラングウエイト280グラムの5ポイントヘッドヘビーモデルなのだ。軽量オーバーサイズのラケットは必ずトップヘビーでフレーム厚が厚い。ゆえにフレームも硬い。なぜか?...ソレはラケットを振らないで当てにいくことを前提としているから。だから比較的大きなスイング軌道が効率よく体得できないような人が使うべき。ちゃんとしたテイクバックから、ラケットの軌道にボールを載せていける人だったら、始めたばかりの人だろうが、非力な人だろうが、ナンだろうが、絶対に張り上げで300グラム前後、フェイスも100前後、バランスはイーブン近くかグリップ寄り(トップライト)を個人的にはすすめたいトコロですな。
「初心者=軽量ラケット」という考えは、ナンの根拠もないと思うヨ...
2011年冬某日..「PRINCE O3 WHITE MP」
M輪さんのラケット。新年早々、練習中に切れたのですが、切れた箇所はフツウ想像できないクロスのフレーム付近。第一、ストリングが切れること自体、やや考えにくいM輪さんなのに、度重なるミスヒットもココまでくれば本物か?...そんな失礼なことを考えつつ、受け取ったラケットを見てビックリ!明らかに切れた箇所のフレームに陥没が生じているではありませんか!しかも明らかな部分で2箇所、反対側のフレームにもややケバ立った部分があり、全体的にクロスのホール加工に難アリといえる状態です。「スロート近くの小さなホールの出口部分の加工が粗くて、ソコでよく切れる」という話はシリアスT君らから聞いたことがあるO3ホワイトだけど、O3の命とも言えるデカいクロスホールでコレはマズイな...というワケで、これっでもか!ってくらい画像を付けてみました。(TWに言ったらナントカしてくれるのかな?)
ちなみにTWのフォーラムでは「O3ホワイトだけど、なんの問題もなさそうなクロスホールで角切れしたんだけど...」という質問に、「サイバーフラッシュが切れやすいのさ...ミスヒットでもしたんでしょ?」というツッコミの入ったスレットがあった他は特に情報ナシ。(ザっと見ただけだけど)
とりあえず凹凸をヤスリで削ってからチュービングナイロンを通してOG-SHEEP MICRO17を44×40くらいで張っていきました。(旧マシンの55×50くらいに相当するんじゃないだろうか?)凹みはフレームの陥没というより、塗料の軟らかい部分にストリングがメリ込んだような状態でした。厚く塗りすぎたんでしょうか?
TWからの購入は2010年の秋、夏ごろにはwebから消えていましたが、9月の短期間に再度、セールラケットとして$94.95で販売されていたものです。ダレかこの同時期に購入した人います?クロスホールどうなってます?
2010年冬某日..「HEAD YOUTEK EXTREME MP」
ボクの趣味のラケット。イギリスのストリンガーズワールドから仕入れました。本当はレザーグリップで重い"PRO"が欲しかったんだけど、ダレか使ってくれるかもしれない...という淡い期待を持って万人受けするフツウの"MP"にしました。
ヘッドのソニック・プロという細いポリ系ストリングがやや硬く張ってあったんだけど、どうにも小細工できないのでフツウのOG-SHEEP MICRO17を55×50くらいで張っていきました。ついでに8グラムのヘッドバンパーも除去、総重量が303グラムと少し軽くなってしまったけど、それよりもニューマシンのバボラの張り上がりが、やはり硬い...摩擦の少ないテフロン・グロメットのせいもチョッピリあるかもしれないけど、今までの55ポンドからは、カケ離れた硬さになってしまった。打ってみてもイマイチ...そんなワケで、一度伸びたMICRO17を48ポンドで張りなおして足りない分はソニック・プロで代用、上半分が黒いヘンなラケットが誕生しました。
打ってみての感想は...違和感アリ。へんなハイブリッドということで、「カシャンカシャン」と振動があるし、打球感も悪い。こりゃダメだということで、またもやクロスのソニック・プロを除去してメインと同じストリングを40ポンドくらいで張ってみました。
だいぶ良くなったと思うけど、コレだと打ち込んでいった時はややパワーオーバー気味?むしろ、ややユルいスイングで合わせにいった方がコントロールも飛びも良好な印象。このフレーム厚に加えて、もともとスイングスタイルも"L3"、モノ・ストリングでフツウに押し出しただけじゃオーバーも納得でしょうか?もっとスピンを意識したスイングしないとダメなんでしょうネ。
フ...また使えないラケットを購入してしまったワイ...(ダレか使います?)
ついでにタテ長ラケット用にアクリル板を削ってアダプタを自作してみました。
だけど、よく見たらフレームと接する部分が垂直になってないなぁ...しかも長過ぎ?一番上のクロスが張れないかも?
ま、オイオイ修正を加えていきたいと思います。
2010年冬某日..「HEAD Ti-s6」
鉄人S木氏のラケット。「ワタシも張ってみたいぃ!」という強い要望で、Y本氏お気に入りのヘッド・ファイバージェル17を張ってみることにしました。
えぇーっと、それではラケットをセットしてと...ん?デカイ!これじゃ0時・6時方向で押さえることができないじゃありませんか!...うーん。もともとプロ仕様のラケットを想定しているためか、この手のタテ長のティアドロップ形状は想定外か?アダプターなしで押さえることは不可能なのだ。
しょーがないから、タマタマあったプラスチックの歯車をかませて、56×50くらいで恐る恐る張り始めました。もともと表面がキシキシしたシブい感触のファイバージェルですが、引いてみると「ギシギシギシッー!」とスゴイ音にビビリまくり...オマケに固定が甘いもんだからフレームもヨレまくり。バボのマシンは精度が高いだけに、不完全なフレーム固定のシワ寄せがモロにフレームに来る感じ...結果、フレームにキズがついてしまった。(どーもスミマセン)アダプタが売ってますけど、けっこうなお値段です。今のところ問題となるラケットはこの一本だけなので、そのうちアクリル板でも削って自作してみようと思います。
さて、売ってみての感想は...個人的には全般的に飛びすぎと思いますが、ボヨンボヨンと合わせているうちは飛びもコントロールも良好です。だけど速いスイングスピードで打ち込んでいくと壊れそうな音がするし、どーもヨケイなホールドが増すのか、ボールの飛び出す方向がスイングと一致しない。(もちろん自分の実力は無視!)
この手の軽量ラケットとは相性がイマイチかもしれませんネ。
2010年冬某日..「BRIDGESTONE PROBEAM MID」
M本先生のラケット。多忙のため、めったにラケットを握れないM本先生であるが、スイングが大きく、振るときゃ振るのでストリングへの負担は大きいと思われます。久しぶりの練習時にメインが切れたモヨウ。
先生の注文は前回と同じOG-SHEEP MICRO17、54×50くらいでクロスはトップから張っていきましたが、やっぱりバボのマシンになって少し硬めに張り上がってしまった...ま、たぶん渡すのは数週間後になると思いますので、そのころにはほどよく伸びているんじゃないでしょうか?
「来年は体重を10キロ落として、I上クンと勝負したいデス!」そー忘年会で語ってしまったM本先生でしたが、果たして...?
2010年冬某日..「FISHER PRO No.1(その2)」
Y本氏の2本目のプロNo.1。シントロニック・ブリオが張ってありましたが、1本目に張ったヘッド・ファイバージェル17が気に入り、さらなる期待を持ってチョッピリ太い16Gを張ってみることにしました。薄いスロート、しぼれたブリッジ、質の高いカーボン...ブルー×ゴールトのプロ・バキュームのシェイプが色濃く残っているのだ。かなり昔のモデルになるでしょうが、ボレーとかしやすいし、今でも十分通用するラケットだと思います。
いつものとおりにクロスでタイオフしようと思いましたが、グロメットの材質が硬いタイプなのか、かなり多くのグロメットが割れていたので、そのまま指定どおりのホールでタイオフしました。チョッピリ太くなって、やや打ち応え感が増した感じになるのでしょうか?
さて、プロワンといえば、初代がレッド×シルバーのモデル、次がこのブラック×レッド×ホワイト、次がブラック×レッド、次にシワが寄った"FT"、その後"M-Speed"、そして最新が"グラナイト"?...シワを入れたころからおかしくなってしまったプロ・ナンバー1なのだ。
ストリンギングに関しては真新しいことがなかったので、プロ・ナンバー1の歴史をテキトーにヒモといてしまいました。
2010年冬某日..「YONEX RDis 100 MID」
I上クンの新兵器。珍しくI上クンから、「あ...う...コレって、海外通販であります...か?」という依頼がありました。TWでは$129、送料を入れると\16,500くらいだったので、国内で探したところオークションで\13,000というのを発見、これなら送料込みで\13,500、ストリングを張っても\14,000で収まりそうなので、本人に確認をとってトットと落札しました。金曜日の夜に落札して月曜日の練習に渡すことができました。今使っている001MIDがTWの在庫処分で$89だった時にススメたんだけど、コレを狙っていたのね?
RDis100は一応このシリーズの最上級モデル。20ミリのフラットビーム、ラケット重量325グラムのハードスペックモデルなのだ。ストリングは勝手にシグナムプロのポリ・デラックス(1.25)を選択。やはり赤ラケには赤いストリングでしょ。(ほとんどS木氏と同じ発想)テンションは56×52くらいで張っていきました。001と同じくらいだと思って、10.5メートルを切って張っていったところ20センチ足りず...トホホ。イキナリ新しいラケットのグロメットを不要に広げてしまったのだ。張りあがりはもちろん硬め、張り上げ重量347グラム、たぶんI上クンは振動吸収のゴムバンドを付けるから、総重量350グラムオーバーは確実なのだ。(オツカレさまです...)
さて、打たせてもらいましたが...001?ラケットのしなりはあまり感じられず、重いラケット重量を利用して、ラケットごとぶつけていくような感触。多少のムチャ振りでも、ボールがちゃんとコートに収まるし、とりあえず振り切ればスポットをハズしても飛びとコントロールはマズマズ。MIDサイズのちょっぴり小さいフェイスサイズはまったく気にならない...コレって、"001"の印象とすごくダブるような気がします。"001"をひっくり返して"100"にしたんじゃないの?と思いたくなるようなネーミングなのだ。
振り切れる体力が続けばイイけど、やっぱり個人的には重すぎ。ハードヒットならポリとの相性もイイと思うけど、打ち込んでいくボールはもちろん、コントロールするボールもある程度振らなきゃズレる印象...こりゃ疲れるワ。ストリンギングでスイングの幅は広がるだろうけど、ラケットの重さは変わらないし、そんな小細工する人だったら最初からこの手のラケットは買わないだろナ。
「強打”命”!」I上クンみたいにベースラインから打ち込んでいける人のためのラケットなのだ。
2010年冬某日..「PRINCE O3 Hybrid Hornet OS」
鉄人S木氏のラケット。TWから購入したもので、サービスストリングのウイルソン・スタミナ16が張ってあったと思います。このたびは「赤×黒のラケットには赤いストリングが似合うだろう」という理由で、ストリンガーズ・ワールドから仕入れたシグナムプロの"ポリ・デラックス(1.25)"を張ってみることに...えぇ、すべて鉄人S木氏の要望デス。
テンションは少し低く53×48くらいかなぁ...と思いましたが、ポリ・デラックスは今まで使っていたトップスピンのサイバー系よりも、やや伸びが悪い印象。(それでも一応、シグナムプロの中ではマイルドな部類に入るようです)けっこう硬くなってきたのでメインの外側は50ポンド、クロスは48から45ポンド...しまいには40ポンドくらいで張っていきました。
ビジュアル的にはイイなぁ...打ってみての感想は、打球感もマイルドで、飛びすぎも抑えられてイイ感じ。いいトコロで捕らえたボールは「カツーンッ」という感触とともに相手コートに突き刺さる!(...感じ?)だけど、やっぱりラケットが軽い分だけ振らなきゃイカンですのぉ。合わせ損ねたら飛びもコントロールも不良、中心部分以外で十分なホールドは望めそうもないのだ。このへんはやっぱりナンダカンダ言ってもポリですな。バンバン振れる人ならイイけど、軽量オーバーサイズにポリってのは、やっぱり矛盾しているような気がします。
ま、今回はカラーリングがすべてでしたので、これでヨシとさせていただきます...(S木氏の注文も、だんだんテキトーになってきたなぁ..)
2010年冬某日..「YONEX RDS003」
クシさんのラケット。クシさんのラケットは張替え回数が多く、真新しい話題もないので省略されることが多いのだが、今回からニューマシン導入ということで紹介させていただきます。
マシンは中古のバボ2502。EAGNASの"Smart6000"が故障続きで、修理のためにはベースごと返送しなければならず、それでは応急使用中のマシンも使用不可になるということで、新しいマシンの購入に踏み切りました。オークションのほとんど”ジャンク状態”で落札という賭けに出たところ、結果は”吉”...良かった。詳細は「ウチのストリングマシン」に掲載中です。
さて、今回のクシさんの注文はヘッドのリップ・コントロール17を「やや軟く」...でしたっけ?You-Tubeで同じマシンを使ってストリンギングしている動画を参考に張り始めました。ヨネのラケットとしては、もう少しトップ寄りの1時・11時の方向を押さえたいところでしたが、バボのマシンはアームが固定されているので、押さえの位置を変えることは不可能なのだ。しかし、そこはバボ、かなり堅固にフレームを押さえることができてます。
まずはショートサイドの最後のメインを残してトップ側のクロス2本を張ってからクロスでタイオフ。ロングサイドはボトム側クロスを1本張ってから最後のメインへ...残るクロスはトップから張って完成しました。やはりバボ、クランプのズレもほとんど無いし、ターンテーブルのユガミもない。フレーム近くで確実にクランプできるし、スイッチの配置も効率的でスピーディーな作業が可能なのだ。
うーん、イイね。EAGNASなんてオモチャみたいに思えてきたよ...ん?しかし待てよ、ロスが少ないってことは、以前と比べると張りあがりは硬くなるワケで...いつもの感覚で54×50くらいで張っていったと思いますが、できあがりは、感覚的には少なくとも58、いや60オーバー?
えー、とりあえずニューマシンは以前と比較して確実に硬い張りあがりとなることがわかりました...と言うか、コレがホントの硬さなんでしょうね。今回も注文とはウラハラに硬い張りあがりになってしまったワイ。クシさんにおかれましては、”人柱的ストリンギング依頼”ありがとうございました。依頼のタイミングが悪かった...ということで一つ、ご了承願えればと思っております...アーメン。
浦河町テニス協会ホームページ −ストリング日記 その7−