ストリング日記..そのD 
2009年春から2009年冬までのタワゴトです。ハイブリッドが多くなりました。〜


 現在・過去..テキトーに思ったコトを書いときます。コレより古い話題は”その@、A、B..”とかにして、以後、放置させていただきます。今後も、放置された「ストリング日記」が増えていくんでしょうね...

 オノレのストリンギングの未熟さをタナに上げて、しまいには開き直ってしまうという、トンデモないページです。自分のラケットが「こんなテキトーに張られているのか!」って、ビックリしないでちょうだい...。
 最近の鬼門ラケットは、ウィルソンのローラー2.6だな。なんたって、デカすぎてフレームは押さえられないし、スロート側の固定が不完全だし、よく切れるし...こりゃ、タイヘンだ。しかし、いつまでこんなタワゴトが続くんでしょうねぇ...
 しかも、またもや字ばっかりで疲れるよ...。だけど..オレってヒマ??えぇ..たしかに..



2009年冬某日..「WILSON nSix-One 95」 〜ハイブリッドでお願いします その3〜

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 新人Y本氏のラケット。最初に張ったプロハリ×TITANでしたが、やはりメインにナチュラルを持ってきた2本目の方が感触がイイということで、このラケットも2本目と同じように、メインにTITAN、クロスにMSVの極細ポリを張ることにしました。前回より飛びを抑える目的で、やや硬く56×50くらいで張っていきました。現在、とっかえひっかえ使用中...2本のnSix-Oneは購入時期にズレがあり、重量的に大きな差はないが、バランスの違いはダレが手にとってもハッキリわかるほど違うのが悩みのタネ。加えて330グラムは最近ちとキツくなってきたY本氏は、新しいラケットを物色中なのだ。ナニがいいかなぁ...って、これまたキリがないんですけどね...

 

2010年冬某日..「PRINCE O3 SPEEDPORT BLACK LB 」

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 ボクのラケット。O3シリーズの感触がイイので、淡い期待を持ってソコソコのスペックである”ブラック”の中古をTWより購入してみました。だいたい期待を持って購入するとイマイチで、「とりあえず押さえておくか..」という程度がラッキーな結果を生む場合が多いのだ。(その他に「カッコイイから..」というのもあるが、ソレはソレで使えなくとも関係無く、手元に置いておくことが重要である)
 さて、318グラムのノーマル状態+たぶんプリンスのマルチの組み合わせでさっそく使ってみたんだけどイマイチ(1コマ目)...O3に期待するスイングスピードのアップが体感できないので、振り抜き重視でヘッドバンパーを取っ払って、”もしかしたら?”という期待を持って、軟らかい感触のポリである”サイバーブルー”を張り上げて304グラム(2コマ目)...だけど、やっぱりポリは厳しくて...アッサリとモノの基本である”オージーシープ・MICRO16”を張り上げて305グラム(3コマ目)...だけど、この軽さ+バランスでは、なぁーんかイマイチ...もうどーでもよくなってスロートの内側に、2枚の鉛を貼り付けて(4コマ目)17グラムアップの322グラムへ(5コマ目)...だけど、コレ以上どーすりゃイイの?ってな感じ。
 フッ...またラケットバッグのコヤシを増やしてしまったワイ。結局、「ラケットいじる前に、まずはストリングでも換えてみろ!」ってなコトでしょうか?

 

2010年冬某日..「HEAD MicroGEL EXTREME PRO」

P1140421.JPG (27165 バイト) M上クンのラケット。前回張ったトップスピン・サイバーフラッシュは、2ヶ月の経過後に角切れ...メインからクロスに流し込む"4"の字固め部分でした。まぁ2ヶ月経過してますし、ミスヒットが多かったからでしょうね、うん、そーに違いナイ。
 本人は特にポリに関しては違和感ナシということで、今回はリールで購入してみたトップスピン・サイバーブルー(1.20)を張ってみることにしました。前回張ったサイバーフラッシュを更に軟らかく改良したものということで、価格もやや高め。単張りで$2.74の差があるんだけど、なぜかリールにすると価格差はたったの$5.00となります。フラッシュの方が722フィートで22フィート長いけど、単張りで100フィート当たり$7.50もあった価格差が、リールでは100フィート当たり$3.77に縮小...なぜだ?フツーに考えれば$100前後になるハズだから、少し得した気分なのだ...えぇ、新年早々、セコい話で申し訳ありません。
 さて、今回もフツーに張っていきましたが、最後の最後で大問題が発生!コレだからポリはなぁ...サイワイ本人はまだ気づいていないし、今回も違和感ナイ様子。コレでイイのだ。(ラッキー)
 新年早々、思い切りコケてしまったのだ。

 

2009年冬某日..「WILSON nSix-One 95」 〜ハイブリッドでお願いします その2〜

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 新人Y本氏が2本目のハイブリッドを注文。1本目はメインにプロハリ・ツアー、クロスにTITANのナチュラルでしたが、結果はイマイチ...今回はメインにTITANのナチュラル、クロスにプロハリ・ツアーに近い(..と思われるであろう)MSVのフォーカスHexを選択、しかも燃えるレッド!1.18ミリの極細ポリで、断面は六角形だそーだ...え?プロハリ・ツアーは八角形だろって?...まぁ、あまり細かいことは気にしないでください。
 今回はY本氏のリクエストのとーり、なんのヒネリもなく、メインからクロスに流し込むことはせずに、キッチリとメインとクロスでストリングを分けることに。(って、コレがフツウなんですけどネ)今までの3本はヨケイなことしたために「場所によってビビリが出る...」と、やや不評。今回はフツウにメインはメインでタイオフ(3コマ目)、クロスはセンターよりやや下から、テンションは53×48くらいで張っていきました。
 Y本氏の評価はカラーリングを除いてオオムネ上々(個人的にはカラーもマッチしていて、カッコイイと思うんだけどなぁ)...だけどボクには、ナチュラルをメインに張ったのにゼンゼン飛ばない印象...ま、本人が良ければソレでイイんですけどネ。

 

 

2009年冬某日..「BABOLAT DRIVE Z-TOUR」 〜ハイブリッドでお願いします〜

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 新人H氏のラケット。A木氏がハイブリッドで使った余りのプロ・ハリケーン・ツアーで、H氏もハイブリッドにすることに。やっぱりメインにナチュラルをもってきた方が自然だよなぁ。ただし、前回と前々回の教訓から、メインとクロスのストリングをキッチリ分けることに...と思ったけど、やっぱりなんかモッタイナイのでボトム側2本だけはナチュラルを流し込むことに。(しかし、いったいナニがモッタイナイのだろう...ココでもにじみ出る貧乏性なのだ)またもやヨケイなことしてしまったワイ。
 さて、55×50くらいで張っていきました。少しユルかったかな?だけどもう寒いしボールも飛ばなくなってくる季節なので、このくらいでイイでしょ。(一人でナットク)実際に少し打ってみましたが、やはり飛びます。このストリングの組み合わせでも、相変わらず「カシャン・カシャン」という音がしますが、そこは一応メインがナチュラルってことで打球感は軟らかめ...だけどラケットの性質上、A木氏のLMラヂカル・ハイブリッドよりは包み込むような感触に欠けるような気がします。
 フラットぎみにポンポンと打ち合っていればラクかもしれませんが、問題はH氏が比較的スピンヤーというこでしょうか...やはり今回の結論も、「やっぱりタテもヨコも、ナチュラルにすればイイんじゃない?」...身もフタもない結論でキョーシュクです...

 

2009年冬某日..「FISCHER M-PRO No.1 98 UL」 〜バランス変更してみました...長いヨ〜

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 さっそくイジってみることにしました。メインラケットに昇格したスピードポートツアーの重量は325グラム。M-PROは299グラムだから、20グラムくらいグリップに鉛を仕込んでみることにしました。そーすりゃバランスも手元に来るでしょう。
 一応、テキトーにバランスを測ってみることにしました。みなさん、わかっているとは思いますが、ラケットには一般にバランスポイントというものがありまして、重量的に二等分されるポイントを意味します。オーバーサイズでフレームの厚いラケットなんかは、トップ側が重くなるのでトップ寄りに、サーブ&ボレーヤーが好むようなラケットはグリップ寄りになります。日本ではグリップからバランスポイントまでの距離で表示されることが多いと思いますが、TWなんかではラケットを二等分した長さからどれだけズレているか、1/8インチを1ポイントとして表示されています。例えば"8ポイントヘッドライト"なんてのは1インチ≒2.54センチだけラケット中心からグリップ寄りにズレたところがバランスポイントになります。これをグリップからの距離に直すとノーマルレングスの27インチだったら、およそ320ミリとなります。ただし、日本ではストリングなしのフレームのみでの数値、TWではストリングを張り上げた状態での数値であることが多いのでヤヤコシイです。ま、あくまで目安としていただければサイワイです。

PB100014.JPG (25480 バイト) テキトーに作製してみました、簡易バランスポイント測定器「やじろべぇクン」。材料はサランラップの芯とメジャーのみ。芯を固定して、ちょうどラケットが床と平行につり合う場所を少しづつラケットをズラしながら探っていきます。バランスが取れたら、ソコからグリップまでの距離を測れば、あ〜ら不思議、テキトーなバランスポイントが測定できるではありませんか...
 このテキトーな計測によると、この時点でのバランスポイントは約338ミリということで、ラケット中心から5ミリだけグリップ寄りにあるようです。

PB100009.JPG (30993 バイト)PB100008.JPG (10843 バイト)PB100010.JPG (6660 バイト)
 参考のため、スピードポートのバランスポイントも測定してみました。結果は約313ミリ、上のM-PROと比べてもグリップ寄りにあることは明白です。数値的には30ミリ、ポイントにして約9ポイントヘッドライトとなるようです。このくらいが気持ちイイとなると、M-PROには相当仕込まなきゃ同じような感触が得られないかもしれませんねぇ...

PB110015.JPG (9919 バイト)PB110017.JPG (18559 バイト)PB110018.JPG (11252 バイト)PB110019.JPG (12102 バイト)
 今回仕込む鉛の総重量は20グラム。これをグリップパレット内側のミゾに、両面テープで貼り付けてみることに。振動が出たらイヤなので、ミゾの幅に合わせて薄い板鉛をカッターで加工しました。これによってラケット重量は320グラム前後で、イイ感じになると思いますが、はたしてバランスポイントはどのくらいズレてくれるのでしょうか...

PB110020.JPG (14099 バイト)PB110021.JPG (6052 バイト) 結果は323ミリで、改造前よりも15ミリほどグリップ寄りに移動させることができました。これはラケット中央よりも約20ミリほどグリップ寄りで、約6ポイントヘッドライトになると思います。
 もうチョット寄せたかったなぁ...ミゾの凸部分を一部分削って、グリップ寄りに鉛を移動してみようかなぁ...それともパレットを固定しているネジを金属にしてみようかなぁ...って、こりゃまたキリがないのだ。
 さて、実際に打ってみての感想は...イイです!振り抜きが良くなったと思います。だけど、願わくばもうチョット頭が軽いほうがイイかなぁ...

 

2009年秋某日..「FISCHER M-PRO No.1 98 UL」

PB060406.JPG (20003 バイト)PB060407.JPG (33296 バイト)P1010387.JPG (9101 バイト)P1010388.JPG (18211 バイト)PB070408.JPG (16243 バイト)
 いつの間にか女房のラケット。(使わないならスピードポート返してもらうゾ)乱打中に角切れしました。フレームに近い場所で連続ヒットした結果だと思います。(不必要にカラダの回転を使うもんだから、ポイントがズレているのだ)
 コレもTWから中古で購入しました。かなりヘタっていまして、ストリングもウイルソンのNXTがノビノビ状態だったと思いますが、とてもイイ感じでボールをコントロールすることができます。とりあえず基本的なOG-SHEEP MICRO17で様子を見ることにして、ついでにグリップを削ってみることにしました。G3でしたが、他社のグリップより太く感じました。グリップはご覧のとおり、エンド部分も一体化しており、プラスチックのネジで止めるパレットタイプです。重量・バランスにバラツキが無いというのが自慢のモデルだけあって造りが凝っているのだ。しかし、そんな企業努力もカエリみずにカッターとヤスリで削ってしまった。フレーム重量は4グラム減の291グラムに...ちょっと取り回しがキツくなったかも?
 モノでも特にモンクありませんが、個人的にはマルチの方が、より明確なインフォメーションを伝えてくれるような気がします。あとは、エンドも少し削ろうかなぁ...バランスも少し手元に寄せたいなぁ...期待感もあるだけに、キリがないのだ。

 

 

2009年秋某日..「HEAD MicroGEL RADICAL OS」

P1010389.JPG (13669 バイト) ボクのラケット。「とりあえず、ラヂカルは押さえておかないと...」という、ほとんど意味のない趣向から、MPとOSを揃えることにしました。TWでなかなか在庫処分にならないから、しょうがなく"USED"で購入しましたが、11月末から$89.95で販売開始になるらしい...まぁ、安かったからいいか。
 購入時に張ってあったのはたぶんヘッドのファイバージェルだったと思います。(かなり使い込んでいたから、文字が読み取りにくかったのだ。)すでにノビノビの感触で、とても評価できない状態だったのでさっそく張りなおすことにしました。選択したストリングはウイルソンのスーパースピン・ヘキサゴナルというモノ・フィラメント(赤)。断面が六角形の色鉛筆みたいなヤツね。はたして六角形状がどれだけスピン量に貢献できるかはハナハダ疑問であるが、OSだけにちょっと硬めにモノを張って、コートに収まるかどうかは別にして、スパン!スパン!と打ち込んでみましょう!...60×55くらいで、クロスは珍しく下から張っていきました。(ちょっぴりタテに潰れちゃったかな?)
 さて、さっそく打ってみましたが...ダメだ...バックはソコソコ打てるけど、なぜかフォアの抑えが効かんのです。トホホ...なんだろなぁ、歴代のラヂカルと言えば、MPもOSも違和感なく打てたのになぁ。組み合わせが悪かったのかなぁ...張ったばかりだから、切ったらもったいないし、もうチョット使わなくては...(結局、ケチなんです)
 フッ...またラケットバッグのコヤシを増やしてしまったワイ...トホホホホ...

 

2009年秋某日..「PRINCE SPEED PORT TOUR 97」

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 ボクのラケット。スピードポートその4になるのかな?すでに寿命をマットウした、のびのびのアスタリスクが張ってありましたが、さすがに飛ばなくなってきたので張り替えました。残る3本に張ってあるのはアスタリスクが1本、マルチが2本...ちょっと気分を変えて、モノの基本であるOG-SHEEP MICRO16を張ってみることにしました。たまたま余っていた、9.5メートルのOG-SHEEPを発見したけど、コレで間に合うのだろうか?
 やや不安をおぼえつつ、ショートサイドをギリギリまで使ってボトム側のクロス2本を張ってタイオフ。残るロングサイドを上から張っていったのですが、最後のクロスが10センチくらい足りなくなってしまった...トホホ。惜しかったなぁ...最後のクロスは極細ポリの黄色いポリ・ファイバーを張ることに。この細さならグロメットを広げる必要もないのだ。さっそく使っていますが、モノの反発も気持ちいいラケットです。
 かくて、ヘンなパターンのラケット完成...みんな「ナニか深い意味があるんじゃないのか?」とか思って、イブカシゲに見ているけど、えぇ、ただ単に足りなくなっただけなんです、ハイ。

 

2009年秋某日..「DUNLOP RIMBREED TOUR」

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 若者Y口クンのラケット。8年ブリに張り替えたOG-SHEEP"バチンッ!"という大きな音とともに、3本いっしょに切れました...3本も一度に切れるとはスゴイ衝撃ですナ。(こりゃ相当、当たってないってコト?)しかも切れたのはボトム寄り。こんなトコロで打っていたのネ。前回は8年も持ちこたえたのに、今回は数ヶ月でした。8年間の間に、なんか別のものになっていたんでしょうか?
 さて、ハードヒットのY口クンということで、今回選択したストリングは、耐久性のみ!のプロフォーム・タフ15Lです。太いために面圧もやや高い傾向があると思われますので、やや控えめに53×48くらいで、クロスは上から張っていきました。太いだけに衝撃もデカイ!あまり飛ばない!小細工できない!...テクニシャンには明らかに不向きなストリングだが、Y口クンくらい振り回すならイイかもね。しかも\200で安いから、打球感が悪くなったらまた張り替えればイイよ...だけど、8年間も同じストリングを張っていただけに、そのへんの感覚がマヒしていたりして...(んな失礼な!)
 はた目から見ていると、サーブも入るようになったし、ストロークもコート内に収まっているモヨウ。ラケットはRIMということで、たぶんラケット自体の反発はもうナイだろうから、ストリングの"たわみ"だけでボールをつかんで飛ばしているような状況かもしれません...そろそろナンカ買う?

 

 

2009年秋某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP」 〜ハイブリッドでお願いします〜

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PB010414.jpg (19726 バイト) さっそくハイブリッドの注文が来たのだ。A木氏のラケット。注文はメインがナチュラルで、クロスはプロハリ・ツアーということで、メインにはこの前に購入した"TITAN"のハーフセットを使うことに。ハーフだと短いからガットもネジレないし、張りやすいのだ。(しかも"TITAN"はケッコウ硬いし)
 TWの"TITAN"購入者の声は、「張っている途中に切れた!しかも2回も!」とか、「張ってる途中で切れた。ケチらないでKLIPやVSの方が良かったヨ...」とか、相変わらずストリンギングの難しさを語る話題が多いが、とりあえずトラブルなくメインを張り終えたところ。なるべく高級素材を使うべく、上下クロス2本までナチュラルで張ってしまったのだ。前回のY本氏の時はメインとクロスが逆の組み合わせだったけど、やっぱりメインに張ったストリングの特徴が強く出るのがハイブリッドの印象...メインにポリ系じゃ”スピンのよくかかるモノ”と言われれば、それまでだもんなぁ。
 さて、55×52くらいで張り終えました。今回も20本のクロスのうち16本がポリ系という、ヨケイな変形ハイブリッドになのだ。ちなみにクロスは、ほぼ中央から張っていきました。
 打ってみての感想は...イイと思います。スイートスポット付近でボールをフラットに捕らえると、”つかんで放す”というナチュラルの感触が残り、とてもイイ気持ちです。しかし上の部分、ナチュラルとポリの境界でボールを捕らえると、ややガシャってしまい感触悪し...。どこに当たったのかよくわかるので、練習にはイイかもね。
 ハイブリッドは2件目、ナチュラル×ポリ系、ポリ系×ナチュラルというように、ちょうどナチュラルとポリの組み合わせ2通りを経験したことになります。やはり感触がイイのはメインにナチュラルを持ってきた場合だと思いますが、結論としてはゴク当たり前ですが、「やっぱりメインもクロスもナチュラルがイイわ...」ということでしょうか...コレを言ってしまうと身もフタもないんですけどネ。
 ちなみに"TITAN"のパッケージについているシールをハガすと、下から「バドミントン」という文字が...おそらく袋を節約しているためと思われますが、やはりアヤシイ...?

 

2009年秋某日..「HEAD MicroGEL EXTREME PRO」

PB010405.jpg (31644 バイト)pb010406.jpg (23159 バイト)pb010408.jpg (38558 バイト)
 M上クンのラケット。アスタリスク命!カラーストリング命!...のM上クン。前回はエメラルドグリーンのアスタリスク1.30でしたが、屋外でテニスする機会も多く、アッサリと切れました。1.25から1.30にしたたけじゃ、そんなに変わりませんでしたね。アスタリスクはボクも1.25をスピードポート・ツアーに張ってますが、コチラはゼンゼン切れる気配ナシ...もう完全に伸びているような感触デス。やっぱり打ち方の違いでしょうネ。
 さて、もう切れるのはコリゴリということで、今回は勝手にポリ系を張ってみました。このポリ系も、軟らかい感触の部類に入るから、そんなに違和感ナイと思うヨ。選択したのは見た目は前出の”メガ・フォース”?いや”トーナ・ビッグヒッター”?それとも”TiMOバンカー”?...その実態は、トップスピン・サイバーフラッシュだ〜!...ん?知らん?じつはボクも...昔、青い”ポリ・ポーラー”なんてのもあったけど、今回の購入理由は、ズバリ!安いからだ!しかも、TWの限りなくアヤシイ、無責任とも言えるインフォメーションでは、「似たようなストリング」にバボの”プロ・ハリ”、キルシュバウムの”タッチ・ターボ”、ルキシロンの”TiMOバンカー”というリッパなストリングたちが名を連ねているではありませんか!...そんなワケで購入してみました。$5.75で\670です。しかし後から調べてみたら、このストリングは「2006年ドイツ・テニスマガジン」で、最優秀を獲得したらしい。どれだけ権威のある賞なのかわかりませんが、テンション・ロスが少ない、スピン量アップ、コントロール性能高し、ほどほどの快適性を備えているということで、総合的な評価が高かったようです。日本で購入すれば\2,000前後?...高過ぎるのだ。
 M上クンの評価は上々。コレなら当分は切れないし、確実にスピン量は増しているようです。ボクも打ってみましたが、ラケットととの組み合わせもあるかと思いますが、打球音が”バシンッ、バシンッ”とやや気になります。だけど音のわりには感触はマイルドで、やはり最近のポリ系という感じがします。この手のマイルドなポリ系としては最安値でしょうか?...”最安値”...貧乏性のボクにはたまらないです。次回も購入予定です。

 

2009年秋某日..「YONEX RDS001 MID」

PA190380.JPG (29737 バイト)PA190381.JPG (25750 バイト)PA200386.JPG (28110 バイト)PA200387.JPG (32973 バイト)
 上クンのラケット。やっぱり切れました。耐久期間はわずかに1ヶ月半...ポリ系と言えども、さすがに極細の1.10ミリじゃ”あっ”という間ですナ。
 メインが切れたんだけど、やっぱり”軟らかさ”が売りのハイテックだけあって、フツウのシンセティック・ストリング並みに縮んでいます。プロハリとかスーパースマッシュとかなら、ブツッとそのまま切れて、せいぜい1〜2センチくらい縮まるだけだと思います。
 ちなみのI上クンの”ポリファイバー・ハイテック”のインプレッションは、「ズレる...」と一言。ストリングがズレるのではなく、フォアのコントロールがイマイチで、狙った場所よりもやや外にズレる印象...だそーです。やっぱりポリ系といえば、叩いたときのスピンとコントロールが”売り”だよなぁ...ポリエステルとポリエチレンでは、そんなに違うもんなんでしょうか。ポリファイバーは独自のポリ系と思ったほうがイイかもしれませんね。

PA200389.JPG (13741 バイト) さて、次なるI上クンに与えられたストリングは、「シグナム・プロ ポリ・メガフォース16」で、\988ナリ...高い!ウチでは高級ストリングだ。(オレンジの「ポリ・プラズマ」もあるけど、ソレは次回に勝手に張る予定)シグナム・プロのパッケージの裏にはタテ軸にテンション、ヨコ軸に時間をとったグラフがあるんだけど、一番上のオレンジの線が「シグナム・プロ」、そのすぐ下の白線が「ナチュラル」、下降の激しい黒線が「従来のシンセティック」。要するに「シグナム・プロのテンションメンテナンスは、ナチュラルよりも優れているのだ!30日経ってもこのとーり!さすがシグナム・プロ!100人乗ってもダイジョーブ(なんのこっちゃ?)」という図表らしいです。注意書きにも「ウチのテンションロスはとても小さいから、張る時のテンションはいつもよりも10%低くしてネ」との記載あり。
 I上クンはフォアの強打を連発しているので、少なくともポリファイバーよりはイイ感触を得ている様子。ボクも実際に少し打ってみましたが、やはり最近のポリ系らしく、軟らかさを感じます。だけど、張っている時はやっぱりポリで張りづらいんですけどネ。
 コレならI上クンと言えども、しばらく使えそうだなぁ。まぁ、そのうち飛びが落ちたり打球感が悪くなったりしてくるでしょうけど...だけど、30日以降のテンションはどーなっているんだろ?この図ので表されない部分が気になる...40日あたりで、急激に落ち込んでいたらイヤだナ。

 

 

2009年秋某日..「WILSON nSix-One 95」 〜ハイブリッドでお願いします〜

P9260378.JPG (28759 バイト)P9270379.JPG (44996 バイト)P9270380.JPG (37854 バイト)
 新人Y本氏のラケット。Y本氏は前出のフィッシャー・プロNo.1も所有しており、サーブ&ボレー仕様のラケットがお気に入りなのだ。
 さて、渡されたストリングが最近流行りのハイブリッド、プロハリツアー×ナチュラルVS...緊張するなぁ。先ごろTWから購入したんだけど、価格は$28.95、日本円で\3,300くらいでしょうか。国内では送料も入れると\4,000はくだらないのでチョッピリお得でしょうか。ハイブリッドが出たころは、メインにナチュラル、クロスにポリとかでしたが、今の奨励パターンはメインにポリ、クロスにナチュラルだそうです。たぶんメインにナチュラルだったら、すぐに切れちゃうからでしょうね。(営利主義のバボラとしては、メインにナチュラルを持ってきたいところ?)
 さて、またヨケイなことでもしてみますか...久々の2本張りだけど、あまりナチュラルに高いテンションをかけるのもイヤなので、メインのあまりでトップ側とボトム側のクロス1本を先に張ってタイオフすることにしました。まぁ大きな変形はないモデルだと思いますので、ただの蛇足とも言えますナ。クロスはドコから張ろうかなぁ...当たりサワリのないところで、中央ややボトム寄りから張り始めました。なんたってナチュラルですから、ドコから張ってもソレナリの性能を発揮してくれるでしょう。(そー思いたいだけデス...)最後にナチュラルの断端をゴム風船で固めて終了しました。
 新人Y本氏は、特にナニも言っていませんでしたが、このラケットで挑んだ「広尾シーサイド・道新杯」は、ナント全敗で終わったそーです...コレって、「まったくダメだった...」ってコトになるんでしょうか?...たぶん特殊なサーフィスが合わなかったんですよネ?
 個人的にはそー思いたいのですが...

 

 

2009年秋某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL OS」

P9240350.JPG (19461 バイト)P9240353.JPG (17830 バイト) 練習番長クシさんのラケット。本人に言わせるとテニスのヤリ過ぎ?ハタ目から見ると、タダ単にテイクバックの遅れによる打点のズレと、オフセンターでのショットが原因のような気がしますけどネ...
 まぁ、とにかく本人は肘がイタイということで、今回はウイルソンのリアクションを指定してきました。すでにこのラケットについては、ストリンギング上、特に話題はナイのですが、いよいよクランプがヘタってきたのか、”ムギュッ”とクランプしてテンションを開放した時に、ややスベリが出てしまいました。それが右画像...こんなにツメがデカいクランプは存在しないナ。つかんだトコロはしょうがないけど、スベッたところもヨケイに白くなるから一目瞭然なのだ。抵抗の少ないメインでスベることが多いので、マルチを張った時はメインとクロスで白く変色した部分の長さを比べてみるといいのだ。
 いったい何本張ったんだろ?昔は本当にエクセルで「ストリング日記」をつけていて、ラケットの特徴、クロスはトップかボトムか?などの張り方、ストリングの特徴・伸縮の度合い・必要長、失敗したことなどを備考としてタイプしていたんだけど、そのうち面倒になって止めてしまいました。平成13年春から平成18年の夏まで、データとして残っているものが200本...年間平均40本とすると合計320本くらい?...こりゃとっくにクランプの交換時期を過ぎていますナ。そろそろ本気でEAGNASでクランプ注文しようかな?それとも新しいの買っちゃおうかな?ヘヘヘ...

 

2009年秋某日..「YONEX RDS001 MID」

P9210378.JPG (15534 バイト)P9210379.JPG (16400 バイト)P9210380.JPG (19220 バイト)P9210382.JPG (15125 バイト)
 I上クンのラケット。「あ...うぇ...コレ、ナンカ結び目が...」そー言って差し出した001は、ボトム側のノットがほどけてしまっているではありませんか。バイブレーション・ストッパーのスマイリーくんも、渋い顔なのだ。たしか前回はフツウに張っていったから、こりゃショートサイド側でクロスに流し込んでから作ったノットだ。いつものエイトノットだったんだけど、ノットがほどけたのは初めてデス。こりゃミスったなぁ...だけど、張ってから2ヶ月も経過しているし、ヘンな振動でも集中したのかなぁ...と、勝手に結論づけたトコロで、次に張るストリングでも考えるか。
 特にIクンはナニも言ってなかったし、ココらで勝手に新しいストリングでも張ってみることにしましょう。このまえの海外通販で「ポリ祭り」と称して、いくつかポリを仕入れたんだけど、サッパリ引き取り手がナイんだよなぁ...というワケで、ハードヒッターのI上クンに白羽の矢が立ったのでありました。(まったく迷惑なハナシなのだ。)選択したストリングはゴク細のポリファイバーのポリ・ハイテック。1.10ミリの黄色のストリングなのだ。
 ポリファイバーは国内にちゃんと輸入元があり、販売にもチカラが入っているようでイロイロな情報があります。ハイテックは\1,800前後が実売価格のようです。海外通販すると\920だけど、ウチの在庫の中ではかなり高価なストリングになります。メイド・イン・ジャーマニーで素材はストリングとしては新素材であるポリエチレン?...今までの”ポリ系”の素材はポリエステルだったんだって。”エステル”と”エチレン”の違いは?...興味のある人は勝手にググってください。
 これだけ細いとあんまり違和感ナイんじゃない?と、勝手に思い張っていきました。ウラの説明に、「フツウのポリよりも2〜4ポンド高いテンションで張ってくれ」という記載アリ。ソレを信じて58×55くらいでフツウに張っていきました。たしかにこれだけ細いと張りやすいし、グロメットを広げなくともドコでもタイオフできますし、けっこう伸びているのがわかります。"Superior Elasticity"という宣伝モンクはマンザラでもないようです。
 さて、打ってみての感想は...知らん!本人にも聞いてナイ!だって、テニスに行ってないんだもん。たぶんイイんじゃない?

 

2009年秋某日..「PRINCE MORE PRECISION OS」&「PRINCE EXO3 IGNITE TEAM 95」

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 モア・プレOSは伝説の酔っ払いY氏のラケット。Y氏はコレを2本所有しているが、数年前からモア・プレOS+テクニE-Matrix16の組み合わせに落ち着いている。モア・プレOSは薄い均一フレームで、OSモデルにありがちなヨケイなパワーの装飾がなく、今でも操作性の高いラケットだと思う。経年変化でフレームがベタつくのがタマにキズなのだ。
 今回も、もう1本と同様に上下のクロスを先に張ってから、62×58くらいでクロスをトップから張っていきました。当分、この2本でいくんでしょうね...だけど、コレ以前はイロイロなラケットを購入してきたY氏、ある日突然、「あぁー?なんか海外通販するの?んじゃ、オレもテキトーに2本頼むワ...」なんて言い出しそうなのだ。
 もう1本はプリンスの最新シリーズである"EXO3"シリーズのイグナイト・チーム(ちょっと軽いヤツ)。某協会員が購入...(今回も奥さんにナイショかもしれないので、珍しく配慮してみました)他にも緑のグラファイトや黄緑のレベルなんてのもあり、プリンスのプロユース・シリーズになる。そもそも"IGNITE"は「火をつける・燃やす」などの意味があるようだ。赤黒いフレームといい、放火魔が喜びそうなラケットですナ。今回は某氏ご用達のプロハリ・ツアーを張りましたが、次回はブラッディ・レッドの"MSV"のポリでも張ってみましょう。ピッタリだと思いますヨ。
 さて、今回はラケット注文する前に某氏に「55ポンドで...」と、プロハリ・ツアーを渡されてしまったのだ。スピードポートのため、特にクロスの摩擦抵抗が少なくなるので、クロスはやや落としぎみ、新品なので何のヒネリもなくフツウに張っていきました。ちなみにボクのスピートポート・ツアーのスピードポートはハマリません。ストリングパターンは同じですが、コッチのラケットの方が全体的にアナが小さく、感覚も狭くなっています。
 ラケット張り上げ重量は324グラムだけど、やはりバランスがトップ寄りということで、やや重たく感じます。フレーム形状もボックスに近く、いかにも剛性が高そうです。さて、チョット打ってみましたが...フツウ?やはり少し重く感じますが、スピードポートの作用もあるのか、そんなに取り回しのキツさは感じませんでした。ただし、ボクのようなヘナチョコ・プレーヤーにとっては実際の試合となるとビミョーなバランスかもしれません。ストリングのおかげもあるでしょうが、スピンはよくかかっていると思います。サーブのコントロールも比較的ラクです。相手の速いリターンをハーブバウンドで処理した際、チョット合わせ損ねたと思ったのですが、ボールに押されることなく、イメージどおりに返球することができたりもしました。まぁバランスの関係もあるでしょうが、フレーム剛性の高さとスピードポートによるスポットの拡大を感じます。「グラファイトやレベルを使ってみたいんだけど、チョット...ねぇ?」という人向けでしょうか...(なんのこっちゃ?)
 だけど、某氏はバボラの柑橘系ラケットはどーするんだろ?コッチに換えるのかな?今でも時々、LMラヂカルも使っているようだし...って、"某氏"って、もうバレバレですがナ...

 

 

2009年秋某日..「HEAD MicroGEL EXTREME PRO」

P9120350.JPG (19779 バイト)P9120352.JPG (23204 バイト)P9120353.JPG (18985 バイト) M上クンのラケット。予想していたとおり、前回張った黒いアスタリスク125は1ヶ月半で昇天してしまいました。スピン系だし、屋外でも練習するこの季節はそんなもんかもしれませんネ。
 さて、今回入手したのは130のエメラルドグリーン。こりゃキレイなカラーなのだ。「135はなかったの?」の問いに、「だってぇ、135のカラーは、ホワイトしかないんですよぉ」...ココまでストリングのイロにこだわっていたとは...
 今回もそのまま、クロスはボトムから張っていきました。テンションも同じくらいだったでしょうか。125に比べると、チョッピリ面圧が高くなっているでしょうね。M上クンにはオオムネ好評でした。
 張り上げてから、白いバスタオルの上に置いてみました。束になればキレイなエメラルドグリーンも、実際にラケットに張ってみると、薄いグリーン?これじゃテニスしていてもあまり目立たないなぁ。まわりが白いと目立つかもしれませんねぇ...雪中テニスとかしてみます?

 

2009年秋某日..「HEAD MicroGEL EXTREME」

P9050345.JPG (17742 バイト)P9050347.JPG (13711 バイト) 練習番長であるクシさんのラケット。うしろはお絵かきする三男Kスケ。じゅうたんとフローリングのハザマで、ものスゴク書きづらい場所なんだけど、そんなことはまったく気にしないのが三男だ。
 クシさんは週末は必ずと言っていいほど、屋外のクレーコートで練習しているので、ストリングの消耗もハゲしい。さて、ナニ張ろうかなぁ...受け取った女房はナニも言われていないし、300円もくくり付けられていないし、今回は勝手にやや飛び重視でエクテロンのモノ・ストリングを選択してみました。
 「エクテロン?」なじみがないメーカーだと思いますが、ラケットボールで有名なメーカーで、プリンスと同じ会社らしいです。今ではTWのテニス・ストリングコーナーにエクテロンのストリングはありませんが、RW(Racquetball Warehouse)のストリングコーナーでは購入可能です。基本的にテニスとラケットボールで使われるストリングは共通で、一般的なモノ・フィラメントあればOKのようです。テクニ、ヘッド、ガンマ、ウイルソン、アシャウエイなんかのテニス・ストリングも掲載されています。
 エクテロン・パワープレイはアウターがマルチなので、フツウのマルチよりはソフトな打球感だけど、もちろんマルチのような食い付きはナシ。ドッチつかずのストリングという意味ではアルファガット2000とイイ勝負なのだ。とりあえず、ボールは飛んでくれると思うヨ。

 

2009年夏某日..「TECNIFIBRE T・FLASH 310XL」

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 さぁ、みなさんの期待どーり、またヨケイなことをしてみましょう...
 18×20の密なストリングパターン+モノ・ストリングという組み合わせは、へなちょこサーブ&へたれボレーヤーのボクにとっては致命的。そこで、今回も少しラケット重量とスイングウエイトを軽くして、細いマルチでも張ってみることにしました。幸いにもこのラケットには換えグロメットのオマケが付いていたので、ココロおきなくイジルことができます。
 さて、ラケットのみの重量は313グラムでした。そこでトップを覆うヘッドバンパー付きのグロメットをパチパチとハズして、バンパー部分をハサミでジョキジョキ...再びハメ込んで、余分な部分をカッターで削り取りました。
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 この時点でラケット重量は305グラムとなり、マイナス8グラムの減量に成功。(んなオオゲサな...)ストリングは18Gの細いフォルクルのマルチである"POWER FIBER"を選択、上下のクロス数本を先に張ってから、残りのクロスを上から張っていきました。タイオフは無理矢理クロス、テンションは控えめに55×48くらいで張っていきました。張り上げ重量は319グラムとなりましたが、まだバランスがトップ寄りなのか、いつも使っているスピードポート・ツアーやX10に比べると、少々重たく感じます。
 さて、打ってみての感触は...ダメだ...まだトップが重い。だいぶ振れるようになったけど、どうもインパクトの感触が悪い。この密なストリングパターンでは、ココらへんが限界か?
 あとはグリップをガンマのHi-Techに換えて、両端のメイン2本と上下のクロス2本を勝手にスキップ、ムリクリ16×18のストリングパターンにして、E-Matrixをユルユルに張れば、もう少しイイ感触が得られるかもしれませんネ...って、ソコまでするなら最初からこんなラケット買うな!って言われそうですナ...ふっ、またラケットバッグのコヤシを増やしてしまったワイ...トホホホ。

 

2009年夏某日..「DUNLOP RIMBREED TOUR」

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 こりゃ懐かしいラケットなのだ。高校生のころから付き合いのあったY口クンのリムブリード・ツアー。オレンジが配色された"S"よりチョッピリ軽いモデル。今は200Gなどのワールドワイドモデルに押されぎみですが、当時は人気ラケットで、使っていた人も多かったと思います。
 最近、帰郷して熱心に練習参加中のY口クンだが、先日、屋外コートで切れました。聞けば、「8年ブリに切れた...」そうです。8年はスゴイ...見れば、確かにシールの日付は01/05/25、しかもこりゃオレの字じゃないの!そーだ、あのころはシールを作って使っていたもんなぁ。このストリング日記が本格的に始まる少し前、ストリングマシンも以前のバネ式で、今の電動マシンに変更になる1ヶ月前くらいに張ったものであることが判明しました。当時は何のヒネリもなく張っていたことがうかがえましたネ。
 さて、とりあえず1張り\300の基本ストリングであるOG-SHEEP MICRO17を選択、10年前のRIMということで、上下のクロス数本を先に張ってから、残りのクロスを上から張っていきました。RIMと言えば日本ダンロップのオリジナルで、振動吸収に優れたナイロンリム製法のこと。カーボンを固める樹脂にナイロンを採用したから軟らかいんだけど、モロイ...ヘタリが異常に早いとか、よく割れるとか言われていましたが、今はどーなんでしょ?最近はメッキリ使っている人を見なくなりましたけどネ。
 8年間も使えたのは振動吸収に優れたナイロンリム製法のおかげ?フツウはモノ・ストリングがヘタってくると、振動が強くなったり、明らかに飛ばなくなったりするもんなんですが...だけど、きっとRIMもかなりヘタっているハズだよなぁ。
 ものすごく感触の悪いラケットで今まで練習していたと思われるY口クン...”若い”ってイイのだ。

 

 

2009年夏某日..「HEAD MicroGEL EXTREME PRO」

P7280282.JPG (29111 バイト)P7280283.JPG (22128 バイト) M上クンのラケット。(元オレのラケット)人気ラケットであるエクストリームをチョットだけ重くしたもの。ブリッジの文字が白抜きなのが目印なのだ。
 今回も前回同様にアスタリスク125を持参。もちろんカラーはブラックだ。(個人的には緑がイイな。)使用期間は約2ヵ月半でメインの中央部が切れました。屋外コートでもやっているし、ほぼ標準的な耐久性でしょうか。
 さて、前回は少しヒネってクロスをトップから張っていったので、今回は最近のマイブームでもある「そのまんま張り」にしてみました。「そのまんま張り」とは、呼んで字のごとく、ほとんど考えないでフツーに張っていくこと。もともとボクがストリングパターンを変更してクロスをトップから張っていったり、上下のクロス数本をやや高テンションで先に張り上げてから、残ったクロスを張ったりした理由の一つは、フレームの変形を抑えるためです。ボクのX10や女房の元メインラケットであるTi-S2、今は2〜3人しか所有していないけど、Ti-ラヂカルOS、旧200Gなんかも比較的変形しやすいラケットだと思いますが、最近は素材が進歩したのか、ストリンギング中に目に見えて変形するようなラケットは、ほとんど無くなったように思うのです。それだったら、そのまんま張ろうじゃないの...ってことになってきました。(えぇ、決して手抜きなんかじゃありませんヨ...)
 このラケットもストリングパターンどおり、ショートサイドはボトム側のクロス2本を通してからスターティングクランプで止めて、ロングサイドを3本目から通して、そのまま残りのクロスをボトムからトップに張っていってメインでタイオフ。その後、ショートサイドをクロスでタイオフしました。下から張っていったから、チョット前回よりも硬いかな?まぁ、とりあえず使ってみてください。
 アスタリスクシリーズは、1.20〜1.35まで太さが揃っている。トアルソンの紹介ページにわざわざ断面も掲載されているが、やはり想像していたとおり、ミソとなるコア部分は不変で、その周囲を取り巻く側糸の太さの違いが、直接ストリリングの太さに反映しているようだ。究極のストリングと言えども、やはり耐久性と打感の両立はムリってことか...。個人的には1.30で、とてもイイ感触を得ています。M上クンのテニスなら、1.35の方がイイかも?たぶん1.25はすぐ切れると思うヨ。

 

2009年夏某日..「VOLKL C10 PRO XTENDED その3」...またグリップパレット交換

P7240287.JPG (10693 バイト)P7270293.JPG (14072 バイト)P7270294.JPG (9561 バイト) さて、前回ムリクリにヘッドのグリップパレットを貼り付けたフォルクルのX10ですが、グリップ形状が限りなく正方形になっていました。もうチョット角を落とそうと削ったら、フレームが出てくるし...グリップチェンジの時に気なってしょうがないのだ。
 そんな時にO3ツアーを手にして、あまり出番のなかったX10でしたが、ある日BBSで話題に上がったTW-EUをダラダラと見ていると...な、なんと!フォルクルのグリップパレットが掲載されているではありませんか!こりゃ買いだ!テクニのラケットも在庫処分じゃないか!日本じゃ有り得ないバボのウエアもセール価格じゃないか!ユーロはチョット高いけど、注文するしかない!...ってことで、注文しちゃいました。(詳細はそのうち「海外通販するぞ」に掲載します。)
 届いたグリップパレットは、エンドキャップ付き。もちろんX10にジャストフィットなのだ。ヘッドのグリップパレットをはがし、付着したシリコンを削り、ボンドで貼り付けました。結局、ヘッドのパレットをムダにしてしまったのだ。モッタイナイことしたなぁ。
 パレットはフォルクルのどのラケットにも共通のようで、やや長めだったので余分な部分を切り取って形成、エンドキャップもボンドで固定しました。センサーグリップの底の部分は単なるウレタンで、エンド部分だけがゴムになっています。”ブタの鼻”のエンドは、いまやC10だけのようです。
 あとはガンマのリプレイスメントを巻きなおして完成。やっぱり本物はシックリくるけど、今回は鋲を打ってないので、使っているうちにグリップエンドがグラついてくるかも?

 

2009年夏某日..「WILSON TRIAD 5.0」

P7230282.JPG (16921 バイト)P7230285.JPG (18140 バイト)P7230283.JPG (15322 バイト) M氏のラケット。ちょうど一年前に張ったスーパーテクミーだかナンだかいうストリングが、今回もクロスで切れました。
 今では、ほとんどお目にかかれないトライアドシリーズ...フレーム上部とグリップ部分が分離しており、ブリッジ部分で特殊技術によって接着されたラケット...トライド5は若干の振動を残し、イヤミがない程度の打球感で上級者も納得の一本...らしい。
 M氏も衝動的にイロイロなラケットを購入しているんだけど、結局、コレに戻ってしまう。M氏の究極に1本なのだ。
 さて、M氏は特にナニも言ってなかったので、選択したストリングはウチの在庫では高級マルチストリングに属するテックガット・パワー16。なんと\900もするのだ!(いいペースで在庫処分が進んでいるゾ)まぁ、M氏の場合はナンでもイイでしょう。「弘法筆を選ばず」なのだ。
 張り方はショートサイドでボトム側のクロス2本を張ってクロスでタイオフ。ロングサイドでトップ側のクロス2本を張ってから最後のメインをトップからボトムに通してクロスに流し込み、残ったクロスはボトムからトップに向かって張っていきました。たぶん屋外コートでもやるから、3ヶ月くらいで切れるんじゃないかなぁ。(次もテックガットだな...)

 

2009年夏某日..「PRINCE SPEED PORT TOUR 97」

P7060250.JPG (21442 バイト)P7150282.JPG (29995 バイト)P7150283.JPG (24219 バイト)
 3本あるうちの1本で、女房が使っていたヤツです。ストリングはもっとも切れやすいマルチのE-Matrx16が張ってありました。きれた箇所は予想していたとおり、メインのフレームとストリングが直に接していたところでした。おそらくアウターラップが磨耗していたところにミスヒットが重なり、アウターが破損、そーなると破断までにそう時間はかからないと思います。あとの2本も同じ張り方で、アスタリスク、フォルクルの極細マルチであるパワーファイバー18Gが張ってありますが、今のところ切れる予兆はありません。
 やっぱりココで切れましたネ。京都の”たかさん”から、グロメットホール陥没やストリング破断の多発という指摘もあったし、今回はとりあえずナロンチューブを使いまくってみることにしました。(グロメットホールの陥没防止には効果が薄いと思いますが)
 選択したストリングはOG-SHEEP MICRO17。一番最初に購入して、好感触を得たストリングです。今回もアナ無しのスピードポートを選択、クロスは上から張ってみました。テンションはチョット硬めの62×60〜58くらいで。これで最初の好印象が得られるハズ...
 さて、さっそく使ってみましたが、しばらく使っていたノビノビのアスタリスクに慣れてしまったのか、最初のような好印象は得られませんでした。張りたての反発が、かえって余分な感じです。こんなんだったかなぁ...もうちょっと”スパーン!”と当てられたような気がするのだが...硬すぎたのかなぁ。今、張っているアスタリスクは、実はA木氏のラケットに張ってあった中古品。”異弾性複合コア”というものが、いったいどのくらいの間、機能を維持できるのかよくわかりませんが、ソレナリに使えています。たまたまボールの飛び出しが、スイングと一致しているのかもしれません。
 こりゃ、次はどうしよう...あと試してないのは、スピードポート+マルチ(やや硬く)か。やっぱりキリがないや...

 

2009年夏某日..「BABOLAT AEROPRO DRIVE CORTEX」

p7150280.jpg (9437 バイト)P7150281.JPG (15358 バイト)P7150279.JPG (21685 バイト) ついに柑橘系の人気ラケットの登場なのだ。バボの”アエロプロ・ドライブ・コアテックス”、膝が痛いナダルが使用中のラケットです。プロハリ・ツアーといっしょにこのラケットを持ってきたのはA木氏。(やはり今回も奥さんにはナイショらしい...)
 もう去年のハナシなんだけど、ボス氏がこの組み合わせで使っていたものをA木氏が借りて使ってみたら、スゴクいい感触を得たらしい。以来、その感触が忘れられなかったA木氏であったが、この度、やっと奥さんにナイショで手に入れることができたモヨウ...(A木氏も懲りませんネ)
 このラケットもフレームが厚いし、大きな変形はないだろうと勝手に判断、フツウに張っていくことにしました。ショートサイドはメインを張り終えたあとにボトム側でクロス2本を張ってクロスでタイオフ。ロングサイドで残ったクロスを下から張って、最後はメインでタイオフしました。A木氏の注文は58ポンドでしたが、バボにはウーファーがついているので張りあがりはやや硬い印象。ラケット重量は322グラム、カタログスペックのスイングウエイトは324グラム、個人的にはかなり重く感じます。以前に打った時の印象は、ヘッドのエクストリーム・プロと同様に、「フツウにただラリーを続けるだけだったら、かなりラクなラケット」でした。ただし、自分で積極的に打ち込んでいくような場合は、それなりのスイングが要求されると思います。結論としては、「かなり疲れるラケット」でした。ボクが一生懸命に振っても、あまりボールがいってくれないようです。しかし、面の安定性は高いので、ボレーなんかもラクでした。(こりゃナダルの膝も悪くなるワ)
 A木氏も、以前と同じ感触が得られればイイんですけどネ。

 

2009年夏某日..「HEAD MicroGEL EXTREME」

p7050245.jpg (15744 バイト)P7050246.JPG (17260 バイト)P7050247.JPG (13609 バイト)P7050248.JPG (12791 バイト)P7050249.JPG (15924 バイト)
 クシさんのラケット。最近、M氏から譲り受けたもので、LMラヂカルと併用中。コッチもイイ感じで打てているらしい。クシさんのリクエストは基本的なOG-SHEEP MICRO17。スロートにくくりつけられた封筒には代金\300が...律儀な公務員なのだ。
 さて、今日はどうしようかなぁ。最近のラケットは非常に変形に強い印象なので、ミョーにストリング・パターンを変更してクロスのバラツキを増やすよりも、ごくフツウに張ることも多くなってます。このマイクロジェルも今回はフツウに、クロスはボトムから、タイオフも指定ホールを使って張ることにしました。(ある意味ラクなのだ。)女房と話をしながら張っていて、クロスのテンションを落とすのを忘れ、やや硬く張りあがりましたが、後でクシさんから「少し硬めに..」という要望が出たのでちょうど良かったのだ。(たぶん打ってみても、そんなに違いはないと思いますけどネ)
 2009年モデルのエクストリームは、フレームに変更はなく、グロメットがテフロン加工されているそうです。摩擦が低下して、ストリングの可動域が広がるってことでイイんでしょうか。それにテフロンのグロメットだけ購入できれば、2009年モデルにバージョンアップできるのかな?もしできたら、チョットと得した気分ですね。
 さて、LMラヂカルOSとエクストリームですが、クシさんに言わせると、サーブの感触がよく、タマ際に強いのがエクストリーム、オールマイティに打てるけど、重さが気になるLMラヂカル...なんだそーです。果たしてどちらがメイン・ラケットの座を射止めるのでしょうか?
 たぶん、しばらく迷ったあげく、また違うラケットに手を出すと思いますヨ...

 

 

2009年夏某日..「FISCHER PRO Number1」

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 こりゃ懐かしいラケットなのだ。新人Y本氏のサブ・ラケット。ジャムの明治屋みたいなマークの”フィッシャー・プロ・ナンバー1”なのだ。フィッシャーといえば、昔からバキューム・テクノロジーで、特にスキーで有名でしたよネ。RC4シリーズとか、今でもワールドカップで多くの選手が使用していると思いますが、バキューム・テクノロジーってのは、カーボンの隙間をケイ素か何かで埋めて、より強く・粘りのあるカーボンを精製する技術でしたっけ?今じゃ当たり前の高品質カーボンですが、そのハシリがフィッシャーだったと思います。
 さて、プロ・ナンバー1ですか...言わずと知れたイフゲニィ・カフェルニコフが愛用したモデルで、フィッシャーラケットの看板モデルでもあります。カフェルニコフが愛用したモデルはスロート部分が赤で、トップ側はシルバーのモデルでしたっけ?これは何代目のプロ・ワンになるんでしょう。今ではM-PRO・ONEとか言って、「インパクトの衝撃を電磁力に換え、ラケット両サイドに相反する磁極を発生させることによって、ラケットのゆがみが戻る速度を格段にアップ、ボールにより強いパワーを与える...」という最新機能のオマケ付き...正直、サッパリわかりませんが、今でも看板モデルであることに違いはナイようです。
 ラケットに数年間も張りっぱなしだったストリングは、ゴーセンのアンナ・クルニコワ・モデル。今でもゴーセンのページに”AKシリーズ”が存在してますけど、「A=Anna K=Kournikova」ってことは一切触れられていないようです。何か商標契約の関係でもあるんでしょうか?
 さて、Y本氏のリクエストは細いマルチということで、フォルクルのパワーファイバー18Gを勝手に選択してみました。パワーファイバーはTWの在庫処分で$4.95、なんだかんだで\550。極細の18Gということで、外人さんが使うとすぐに切れちゃうんじゃないでしょうか。張り方は上下のクロスを張ってから、残りのクロスをトップから張っていってフツウにタイオフ。(グロメットがところどころ破損していたので、ややビビリが入りました。)張り上げ重量は意外にも311グラム。トーナグリップ二重巻きだったので、さらに軽いはず。このモデルは、かなり軽かったんですね。

 

2009年夏某日..「WILSON  nCODE  nTOUR 95 」

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 ハードヒッターT田氏のラケット。T田氏はこのラケットの他に、もう一本”nTOUR-Two”も所有している。ちょっと色がゴールドっぽいオレンジのヤツね。ココ最近、ポリに変更してからというもの、ファースト・サーブが入る入る...ハードヒッターT田氏のサーブは弾丸サーブなのだが、それまでは練習でファーストが入る確率は20%以下だったのに...(ホットケ!)
 気を良くしたT田氏が、このラケットにもバボのプロハリ・ツアーを某ショップで張ったのが火曜日、そして初めて使ってみた金曜日の練習中に、まさかの角切れ...トホホホ。まぁ、T田氏はスイングスピードも速いし、フレームに近いところでヒットしたんでしょうね。
 さて、ポリですか...ありますヨ、T田氏に最適と思われるポリが!そう!サンプラスのソックリさんの写真がついたトーナのポリが!その名も”ビッグ・ヒッター”!...そのまんまですがナ。最適かどうかは別にして、もう一つのテクニのポリよりはマシでしょう...(おっと、決して不良在庫なんかじゃありませんヨ)
 だいぶ前にI上クンの200Gに張って以来だなぁ。見た目はティモ・バンカーみたいで、張り上げ直後は感触良かったけど、すぐに食い付かなくなったってI上クンが言ってました。あのころは一般ウケするポリ系と言えばルキシロンくらいしかなかったと思うけど、今ではたくさんのポリ系が出てきて、かなりのウエイトを占めている。こんな時代が来るなんて予想できませんでしたネ。(オレだけ?)
 さて、62ポンドくらいで硬く張っていきました。(クロスはトップから)さっそく、もう一本のプロハリ・ツアーと比較してみましたが、やはりプロハリ・ツアーの方が感触がイイような気がします。ビッグ・ヒッターはやや大味にボールが飛び出していく印象ですが、プロハリ・ツアーはホールド感もあり、よりコントロールがアップするような印象です。(えぇ、あくまで私見ですヨ...)A木氏もお気に入りだし、人気が高いこともナットクできるストリングなのだ。
 ちなみに切ったその日に張り上げて、翌日の試合に備えたT田氏でしたが、結果は...トホホ。張り上げ直後に切れたんじゃ、精神的にも経済的にもダメージがデカ過ぎるのだ...

 

2009年春某日..「BABOLAT DRIVE Z-LITE」

P5280104.JPG (33633 バイト)p5280108.jpg (15053 バイト) コレも新人H氏のラケット。同じ時期に購入したんでしょうか?コチラにもバボのブリオが同じテンションで張ってあったようです。季節やサーフィスで使い分けていたんでしょうか?コチラは”ライト”ということで、少し軽くしてバランスをちょっとトップ寄りにして、フレックスを少し落としたモデルだそーデス。
 本来ならば同じストリングを張るところですが、前出のリアクションが気に入るとは限らないし、ラケットが変われば打球感も変わるでしょうし、コチラにはモノ・フィラメントの王道であるOG-SHEEP MICRO17を試験的に、かつ勝手に張ってみました。
 H氏は金曜日の練習に来ていなかったので感想は聞けませんでしたが、勝手に少し打ってみたところ、やはり”カシャンカシャン”という音がするような気が...ドコからくる音なんだろ?自分のヘタレたスイングでは、やや飛び悪し。やはり軽いラケットは難しいのだ。
 ちなみにボトム側のメインのグロメットの1つがちぎれていて、ストリングが直接フレームに接する恐れがありましたので、久しブリにチュービングナイロンを使ってみました。(まぁ、ストリング保護にはほとんど関係ナイと思いますけどネ)ラケット総重量を測るの忘れていましたが、たぶん275グラム前後だと思います。

 

2009年春某日..「BABOLAT DRIVE Z-TOUR」

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 新人H氏のラケット。Nプロも使っていたバボラのザイロン・シリーズなのだ。ザイロンのおかげで軽くて剛性アップ、どんどん振っていきましょう!ってモデルのようです。今のモデルはシャフトに最近流行りのコア・テックスが仕込んであり、カラーもパステル調なのだ。ピュア・コンとピュア・ドラしかなかった時代が懐かしいですねぇ...(しんみり)
 さて、張ってあったシールによると、ストリングはバボラ「BR10」...名のあるストリンガーが張ったものらしい。是非、ストリングパターンを見てみたかったナ。だけど「BR10」?バボラもゴーセンみたいにコード番号があったっけ?って、あとで考えてみたらブリオね。シントロニック・ブリオでした。耐久性重視で少し太い中芯の寄せ集め構造でモノ・マルチ(?)に属するモヨウ。(ズーっと昔に初代ピュア・ドラ+ブリオを打ったことがあるけど、当然、憶えていません!)
 ご本人の希望は打球感重視。ちなみにフレーム内側に記載された奨励ストリングは、VSナチュラルとエクセル・プレミアム。(なんておせっかいなインフォメーションなんだ!)営利マル出しのバボだけど、一応コレに近い在庫ストリングは、リアクション16あたり?ウレタン配合でチョット丈夫ってコトで、コレでイイんじゃないでしょうか...(H氏は特に何も言ってなかったし)ちなみに真ん中の画像右下は、ウイルソンのストリングに付属しているシールなんだけど、この粘着力がモノスゴク低い。どんな表面加工のラケットに貼っても、1時間ともたないのだ。キレイにハガれるのはイイんだけど、このシールを使う人もいないから、そんなに問題にならないんでしょうね。ダレか貼っている人っているんだろーか?
 張り方はいつものようにショートサイドでトップ側2本を張って、珍しくメインでタイオフ。(今はそんなことナイと思いますが、その昔、初代ピュアドラのグロメットが裂けまくったことを思い出してビビってしまいました。)残ったクロスは上から張っていきました。
 NプロのZ-ドライブしか打ったことありませんが、打った時に”カシャンカシャン”という音が気になった記憶があります。今回はウレタン配合のストリングということで、ヘンな音はやや抑えられていると思いますヨ。
 ストリング張り上げでラケット重量は307グラムでした。

 

2009年春某日..「YONEX RDS001 MID&PRINCE SPEED PORT TOUR 97&VOLKL C10 PRO XTENDED その2」

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 I上クンの”コンクェストTi”を張った001は、やはり使用期間2週間、数回の練習であえなく昇天...ダメだ、こりゃ。んなワケで、今回はOG-SHEEP MICRO16でも「粘りがある」と言われるアンバーを60×55ポンドくらいで、しかも珍しくフツウにクロスはボトムからトップに向かって張っていきました。少し硬いところでストロークが打てると思うんだけど、どう?「ぁ、ぅ...イイ感じデス...」うん、問題ナイようですネ。
 あとの2本はボクのラケット。サーブ練習中、X10は珍しく中心付近が切れました。”その2”ラケットは少しテンションが高い方です。グリップを改造した”その3”ですが、グリップエンドのゴムキャップがグラついてきたので取り除いたら、ナンかヘン...なので、最近はコレがO3と並んでメインラケット。今回も少し硬めに、いつもの"E-Matrix16"を張りました。結局、大事なところではコッチを使うことになるんでしょうネ。
 もう一本は最初に購入したO3で、"OG-SHEEP MICRO17"からアンバーの"OG-SHEEP MICRO16"に張り替えました。個人的な印象ですが、モノ・ストリングのヘタリがハッキリとしてきたためデス。具体的には振動が増えて、ホールドが落ちてしまったような気がしました。
 さて、ココでテキトーなモノの経験上のインプレッションですが、最初から硬めの打球感でアウターにノッチが入ると、さらに打球感が悪くなるけど、なかなか切れない、しまいには「頼むから切れてくれ!」と祈ってしまうプリンスのデュラフレックス。やはり張りたてが気持ちイイけど、少し経つと飛びもホールドもダウン、だけどフツウに使えてそのうち切れるOG-SHEEP MICRO。同様に軟らかい感触が持続するけど、ある日突然に”ビヨ〜ン”と伸びて寿命をマットウするインターナショナル・ツアー...まぁ、どんなモノ・ストリングも同じように遅かれ早かれヘタってくるのですが、ラケットの特性でしょうか、今回は短期間で急激に変化したような気がします。
 あとの2本にはマルチが張ってあるし、そんなに使い込んでないので、気になる変化は今のところはナシです。案外、ストリングに負担のかかるラケット?もしくはトップ側もグロメットレスだから、伝わるインフォメーションもダイレクト?...結論はオレの思い過ごしでしょうネ。単なる推測と欺瞞に満ちたレポートをトットと終えます。
 追伸...17Gから16Gに変更ですが、結果はイマイチ。なぜだ?そんなに変わるもんじゃナシ...確かに17Gの方がイイ感触だったよなぁ...

 

2009年春某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP」

p5180104.jpg (17694 バイト) A木氏のラケット。この際、2本とも形状が8角形バボラのプロハリケーン・ツアーに統一することに。
 やはりポリ系は張りづらいですのぉ...練習時間の直前にあわてて張って持っていったから、どーやって張ったのか憶えてないや。とりあえず、60ポンドの硬めです。
 このラケットにはアスタリスクが張ってあったんだけど、ソレを切ってプロハリ・ツアーに変更。2本とも同じストリングを張ってしまったということは、コレに落ち着くのか?A木氏...とうとうストリング探求の旅に、終止符が打たれるのでしょうか?

 

2009年春某日..「BS AXE PROBEAM MID」

P5140099.JPG (19332 バイト) またもやクシさんのラケット。次はどーしたいんでしょうか?ナンかイロイロ言ってたけど、忘れちゃったのでコッチでテキトーに張らせてもらいました。
 選択したのは在庫するストリングの中でも、比較的高級品に属する”テックガット・パワー”、なんと\850もするのだ!(旧パッケージが不良在庫を物語る...)

 ゴーセンのマルチといえば”テックガット”、「自分がウマくなったんじゃないのか?」と勘違いするようなボレーの好感触、軟らかい中にキレがある!賞味期限は3週間?そのうち変色してパリパリしてきて突然プッツン!数々の伝説を持つテックガットですが、どーだったでしょうか?...「気持ちイイ..」恍惚の表情を浮かべるクシさん。ま、結果オーライということで...だけどクシさんって、ボレーしないよなぁ...ストロークばかりしていたら、アっちゅー間に切れると思うよ。
 次はナニ張ろうかな?(次はラメ入りの”テックガット・テックプロ”で\1,200を請求してみよう...)


2009年春某日..「HEAD MicroGEL EXTREME PRO&PRINCE O3 WHITE」

P5090098.JPG (30643 バイト)P508009_.jpg (17719 バイト) 気温も上がってきて、テニスの季節到来なのだ。大会も近いし、忙しくなってきました。(真ん中は、またクシさんのラケットなので省略)
 あとの2本は新人M上氏のラケット。今まではO3がメインラケットだったんだけど、最近エクストリーム・プロに変更。さらにストリングをアスタリスクに変更、ついでにO3も長い間張りっぱなしだったパワジー・ハイライフも張り替えることに。
 それにしても、アスタリスクって、すごいカラーバリエーションがあるんですね。しかし、なぜかM上氏の選択は黒光りするブラック...(身内に不幸でもあったのでしょうか?)まぁ、色でストリングの性能にそんなに差異が出るとは考えにくいので、ナンでもイイんですけどね。ただし、OG-SHEEP MICROに関しては、アンバーがもっとも粘りがあると言われている。言われてみると、そんな気がしないでもナイ...若干、芯があるような感触をオボエルのは私だけでしょうか?今はクリアとアンバーの2色を在庫してますので、違いを感じたい人はいつでもドーゾです。
 ハナシはさらにソレるが、アスタリスクは\1,500前後(送料別)でネット通販されているようです。TWでは$13.95だから、アスタリスクに関してはお買い得感はナイのだ。TNT処理ナシで、日本-アメリカ往復の送料が発生しないから?...だけど、GOSENも日本製だけど安いし...考えると夜も眠れないのだ。アスタリスク-レンコン...とことん断面にこだわるトアルソンの次のストリングは、”KINTARO-AME”に決定だナ。
 結局、エクストリームはショートサイドでトップ側のクロスを一本だけ張ってタイオフ。残りのクロスは上から張っていきました。ついでにタイオフは意地でもクロスで...だけど、このラケットフレームも変形が少なそうなので、フツウに張ってみてもイイかもしれませんネ。
 さて、もう一本のO3にはウイルソンのリアクション16を張ってみました。張り方は以前のM関クンのラケットと同様、ヘンなクロスホールでむりやりタイオフしました。同じハイ・ライフといえども、すでに寿命をマットウしていたパワジーに比べれば、打球感はイイ感じ...らしい。試合に使うとしたらコッチかもネ。



2009年春某日..「YONEX RDS001 MID&HEAD LM RADICAL OS」

090507_08.jpg (15931 バイト) ストリングブレーカーI上クンの001と、S井先生のラヂカルMP。I上クンの001には、自身の持込みストリングであるバボの"コンクェストTi"、S井先生のラヂカルには細めの"OG-SHEEP MICRO17"を張りました。
 001はMIDサイズだし、フレームの四隅の強度も他のヨネのモデルより強いだろう...と勝手に解釈して、最近はフツウにヒネリを入れないで張っている。"コンクェストTi"は表面がチタンコーティングらしいので、ツルツルして張りやすいけど、この表面にすぐにノッチが入り、「あっ」と言う間に切れることが多い。十勝管内のテニス大会の景品でもらったものだと思うけど、コレ張った人である程度ラケット振る人は、2ヵ月モタナイんじゃないかな?しかもハードヒットのI上クンだし...すぐに切れると思うよ...なんて書いていたら、ココをアップする前にやっぱり切れました。2週間もたなかったのね...このストリングはダメだナ。
 一方、S井先生は特に不満はナイということで、深い意味もなく細めの17Gを張ってみました。
 まったくストリンギングには関係ナイけど、毎年、秋に行われる「十勝リーグ団体戦」が、今年は6月開催...S井先生もオレも子供の運動会で出られないじゃないの。オレの連続出場記録が...ま、あとは若手に丸投げなのだ。とりあえず、3部残留を目指してもらいましょう。



2009年春某日..「DUNLOP RIM Proffesional X&PRINCE O3 HORNET OS&PRINCE SPEED PORT TOUR 97」

090507_01.jpg (25252 バイト)090507_07.jpg (20105 バイト) イッキに4本も張ってしまった。転勤が決まったK村夫婦の2本と、オレの2本。
 転勤前に張っておこう...というワケで、K村奥様のホーネットOSはTWのサービスストリングであるスタミナ16からファットコア16に、ダンナさんのサブ・ラケットであるRIMはタダでもらったスタミナ16を張ることに。コレで新天地でもテニスに励んでもらいましょう!...しかしその後、奥様の妊娠が発覚してテニスはしばらく休業、律儀なダンナさんも出産まで胎教に協力するためにスクール入りを取りやめ、細々とテニスすることに...スバラシイ夫婦愛なのだ。ま、奥さんはしばらくテニスできないかもしれないけど、ラケットはO3だし、ストリングの劣化はあまり関係ないテニスだから問題ナイでしょ。(んな失礼ナ!)

090507_02.jpg (8531 バイト)090507_03.jpg (5592 バイト) さて、ボクのラケットですが、下にも書いてあるように2本追加購入してしまいました。デモ・ラケットということで張りあがりで$79.99/1本、グリップ3でしたが、スピードポート装着モデル1本とストリングホール装着モデル1本を注文しました。さっそくそのまま(サービス・ストリングはスタミナ16)打ってみましたが、スピードポートだろうがストリングホールだろうが、こりゃただの重いラケット...ダメだ、こりゃ...ということで、トットと切ってマルチを張ってみることにしました。ストリングホールモデルにはフォルクルの極細マルチであるパワーファイバー18Gを58×55ポンドくらいで、スピードポートモデルにはおなじみのE-Matrix16を50×45ポンドくらいで張ってみました。もちろんヘッドバンパーを取っ払って、グリップ削ってデス。
 打ってみての感触は...ソレナリ?感触が良かったのはストリングホール+硬めのマルチの方でした。ストリングホールだと打球感と方向性がシッカリしてきますが、やはり飛びはダウン。対してスピードポート+軟いマルチだと、楽に飛ばすことはできますが、ボケた打球感がやや気になります。コレであと試してないのは、ストリングホール+軟いマルチとスピードポート+硬めのマルチか...こりゃキリがないゾ。とりあえず、機会があれば試してみようと思いますが、今までのベストは「スピードポート+フツウのモノ・ストリング"OG-SHEEP MICRO16"をやや硬め」でしょうか?個人的な見解ですが、最初に張ったこのパターンが一番イイ取り合わせのような気がします。ただし、ストリングの劣化が早いというか、他のラケットに比べ、明らかに短期間で振動が増えたり、飛びが落ちたりするような気がします。構造上、余すトコなくストリングが収縮しているのかなぁ?けっこうストリングに負担のかかるラケットかもしれませんネ。

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浦河町テニス協会ホームページ −ストリング日記 その5

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