ストリング日記..そのB 
2006年秋から2008年冬までのタワゴトです...〜


 現在・過去..テキトーに思ったコトを書いときます。コレより古い話題は”その@、A、B..”とかにして、以後、放置させていただきます。今後も、放置された「ストリング日記」が増えていくんでしょうね...

 オノレのストリンギングの未熟さをタナに上げて、しまいには開き直ってしまうという、トンデモないページです。自分のラケットが「こんなテキトーに張られているのか!」って、ビックリしないでちょうだい...。
 最近の鬼門ラケットは、ウィルソンのローラー2.6だな。なんたって、デカすぎてフレームは押さえられないし、スロート側の固定が不完全だし、よく切れるし...こりゃ、タイヘンだ。しかし、いつまでこんなタワゴトが続くんでしょうねぇ...
 しかも、またもや字ばっかりで疲れるよ...。だけど..オレってヒマ??えぇ..たしかに..

 ちなみに使用マシンはコチラ、「EAGNAS 電動ストリングマシーン購入」へ。トラブルがあるたびに、ヒッソリと更新中デス...だけど画像付きの詳細は「ストリング日記」関係に掲載中...まぁ、ドッチでもいいや。

 

2008年冬某日..「HEAD TiS-5」

s5_05.jpg (18740 バイト)s5_02.jpg (8077 バイト)s5_03.jpg (7597 バイト)s5_04.jpg (6285 バイト)
 コレも鉄人S木氏のラケット。ほぼ同時期に切れました。S木氏はハタくようなスイングでスピンもかけるので、切れるのもうなづけます。S木氏はヘッドのこのカタチが好きなのね。コッチはあまり飛ばない仕様でしたっけ?...よく覚えていないが、とりあえず、すでに廃番のゴーセンのテックバイオ16を張ることに。(なぜだ?)
 経年変化のためか、グロメット全体にダメージはあったのですが、クロスのグロメットの1つがハデに裂けているのを発見しました。ヨシ!すっかり忘れていたアレを使う時が来たのだ。TWから仕入れた10フィート$3.50のチュービング・ナイロンで、ストリングガードを試みるのだ。2センチくらいにチューブを切って、ストリングを通して、あとはフツーに...張り上げたところで問題発生。チューブはけっこう硬くて、ストリングに接していない方がフレーム外側に鋭利に飛び出したカッコウになっている。ヘタすりゃ凶器になるので、カッターで削ってみました。ケチらないで、次のクロスホールまで”コ”の字を描くようなカタチでストリングを覆ったほうが無難かもしれません。まぁ今までグロメットの損傷で、フレームにストリングが当たってキズついた状態は見たことがありますが、ストリングが切断されたという経験はナイので、ヨケイなことをしたかもしれませんが、こーでもしなきゃチューブの使い道がナイのだ。
 ちなみにラケットはタテ方向にやや潰れていたモヨウ。女房のTi-S2もそうだけど、このシリーズはなんのヒネリもなく張っていくと、その手の変形をきたす傾向があるのだ。とりあえず、いつものように上下のクロスを張ってから、クロスを上から張っていきました。こーするとほぼ変形ナシで張れると思います。

 

2008年冬某日..「HEAD iS-4 OS」

head_is4_01.jpg (12306 バイト) 鉄人S木氏のラケット。画像が暗いのはケータイで撮影したため。練習中にメインが切れました。本人イワク、やや飛びを重視した冬仕様ラケットで、ヨネックスのストリングがハイブリッドで張られていたと思います。
 インテリシリーズか...人気のTiシリーズにピエゾなんとかを貼り付けて、インパクトの振動を反発エネルギーに換えてしまう究極のテクノロジー搭載!...でしたっけ?打っている本人には、よくわかりませんでしたけどネ。
 そーいえば、昔スキーでも振動を吸収してピコピコ光るヤツがあったなぁ。K2のスキーでウイスラー・ブラコムに行った時にレンタルしたんだけど、昼間だったからわからず...あとでスキーロッカーでゆすってみると、トップ側にミミクソぐらいの大きさで赤く光るダイオードを確認しました。アレって何か意味あったんですかね?ショップのお兄さんにこのスキーを持っていった時は、「Oh!Good choice!」とか言われたけど、エッジがまん丸...勝手にシャープナーで削ってしまった思い出があるのだ。
 さて、ラケットの話に戻ると...ナニ張ったっけ?他のページの更新が忙しくて忘れてしまったのだ。たしかエクテロンのモノを張ったような気がします。アウターにマルチの束線ということで、良く言えばマイルド、悪く言えばボケた打球感が特徴のストリング。このシリーズにはイイかもネ。

 

 

2008年冬某日..「YONEX NANO SPEED RQ7 MP」

yonex_rq701.jpg (33586 バイト) 隣町のI渕さんのラケット。なんでも、人に貸し出すんで、新しく張ってくれとのコト...だけど、「余っている」と言って渡されたストリングがバボのナチュラルガット”VS”のハーフサイズ...緊張するなぁ。
 パッケージから出して、最高級ガットを拝ませてもらいました。フルサイズとはコーティングが違うらしいけど、見た目はテックガットで、感触はウレタンコーティングされたマルチっぽい印象です。「マルチです!」って言われても違和感ないかも。(えぇ、なんたって普段は\1,000以下のストリングしか扱っていませんからネ...)
 さて、当然ハイブリッドになるのですが、その組み合わせはイロイロ...チョット調べてみましたが、ナチュラル・ハイブリッドの最近の流行としては「メインにポリ系+クロスにナチュラル」だそうです。うちにもスーパースマッシュが余っているし、カラーもハニーイエローでいかにもハイブリッドらしいし...だけど、そんなにハードヒットしないんだったら、もっと飛びを重視した方がイイだろうし...って、考えたらキリがないので勝手に「飛び+打感」重視、「メインにナチュラル+クロスにモノ」という中途ハンパなハイブリッドに決定。まぁ、イイんじゃないでしょうか...
 2コマ目はとりあえずナチュラルでメインとトップ側クロス2本を張ったところ。もったいないからギリギリまで使わせてもらいました。曲がるとすぐに白くなるので、ねじれないように慎重に張っていき、一応ノットはダブルで。最近のナチュラルはコーティングが進歩して、フツーのエイト・ノットでも大丈夫らしいですが、雰囲気を出してみました。クロスは太めのモノを中心付近から張っていってクロスにタイオフ。最後はナチュラルのノットの断端に次男の”バルーンふうせん”を塗りつけて終了しました。そうそう、細いストローに付けて膨らませて遊ぶヤツね。コレでほどけてこないと思うよ。
 さて、打ってみたところ...フツー?...トントンとカベ打ちした程度ですが、真ん中でボールを捕らえると、とてもイイ感触でナチュラルの片鱗がうかがえますが、その以外では??
 ハイブリッド張りしている人は、いったいソコに行き着くまで何種類の組み合わせを試しているんだろ?こりゃキリがないと思うヨ。

 

 

2008年冬某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP」

liquid_04.jpg (8521 バイト) 今年の浦河は寒いですのぉ〜...週末に留守にしたら、水道管が凍結してエライ目に会ってしまいました。さて、今年の一発目のラケット、A木氏のルキッドメタルMPです。A木氏はトアルソンをこよなく愛しているので、今回もライヴ・ワイヤーXPを持参です。まだ切れたワケではなかったのですが、ゼイタクなA木氏は今度の「全日高室内ダブルス」に向けて張りなおすことに。
 ライヴ・ワイヤーXPって表面のスベリが悪くて、やや硬く、張りづらいストリングの部類に入ると思います。しかも目の細かいラヂカル...前回と同じようなテンションで張り終えましたが、やっぱり予想よりも硬い張り上がりになってしまった。(えぇ、かなりイイ加減なんですヨ)クロスも気まぐれにボトム側から張っていったので、さらにトップ付近が締まったような気が...
 だけど、このライヴ・ワイヤーって、打ったら十分軟らかい感触が残る。明らかに硬く張りあがってしまった...と思っても、実際に打ってみるとそんな硬さは感じなくて、十分なホールドがある...不思議なストリングなのだ。この点はA木氏も感じているし、気に入っている点でもある...ってコトは、さらにイイ加減に張ってみたとしても、そー大差ないってコトですかネ?(今度やってみよう...)

 

2007年冬某日..「YONEX RDS 001 MID」

signam_spin11.jpg (4972 バイト) またまたI上クンのラケット。練習中にスマッシュしたら切れました。切れたのはメインで中心部分のトップ寄り、タテに引き裂かれた状態で断端が鋭利に尖っていました。ポリが角切れ以外で切れるのを初めて見たのだ。さすが協会一のハードヒッターだ。
 さて、受け取ったラケットをよく見てみると、スイートスポット付近の光沢がなくなっている。さらに指でなでてみると、シグナムプロ・ポリスピンの特徴である表面のスジの感触がなく、ツルツルしており、肉眼でもストリングが扁平しているのがわかる...というワケで、マイクロスコープでのぞいてみました。画像は左から中心付近のメイン、フレーム付近のクロス、メインの断面、クロスの断面デス。断面の画像からアウターラップは追えますので、ストリング自体が”スリ減る”のではなく、繰り返される衝撃で扁平化してしまったようです。
 さて、ナニ張ろうかなぁ...もう寒いし、ココで基本中の基本であるGOSEN OG-SHEEP MICRO16を硬く張ってみることに。飛びすぎかな?まぁすぐ切れるからイイか...そんなハードヒッターのI上クンは、現在、道南の椴法華村(トドホッケ-ムラ)の沖合いにテトラポットを沈めに行っており、しばらくラケットが握れない生活が続いている。帰ってくるころにはストリングも伸びているナ...

 

 

2007年冬某日..「VOLKL C10 PRO Xtended その1」

amemasu.jpg (30518 バイト) ボクのラケット。最近ハードヒットする機会が少ないので、張ってから5ヵ月が経過...ノッチが深くなって、ほとんど首のカワ一枚でつながっている状態が1ヵ月ほど続き、いつ切れるかと思っていたのですが、なかなか切れず。しまいにはコントロール不良+振動も出てきたので張替えました。これからボールも飛ばない季節なのでユルユルの46×42くらいで、クロスはトップから。うん、コレくらいがイイヨ...
 さて、ボクのラケットは見飽きたので、かわりの画像はアメマス。11月末に十勝管内の某河川にてスピナーで釣り上げました。長男・次男を連れて、T会長から教えてもらった「50センチオーバーのアメが入れ食い(?)」という穴場へ。ほぼ同時に到着して、ボクらより先に釣り始めた親子が3人...ボクら親子はカップラーメンをすすりつつ傍観していたのですが、約一時間まったく当たりナシ...ダメもとでコチラも控えめに釣り始めました。長男に「ホレ、こうして糸を人差し指で押さえて...リールを開放して...手首のスナップを効かせて振り下ろして...ルアーの重みを感じたら、ひと指し指を離す!」...そーいった第一投が”ポチャン”と浅瀬に落ちて、「あとはゆっくりと巻き取って...ホラ、スピナーがクルクル回って光っているでしょ?」と言い終えた瞬間にヒット!先行していた親子は羨望のマナザシ...結果、32〜33センチくらいのアメマスが釣れました。長男は「早く離してあげて!」、次男は「チュゲー!(スゲー!)」...リッパな尾ヒレが天然モノを証明しているのだ。だけど、わかる人はわかると思うけど、よく見りゃブレットンのスピナーはアメマスのハナッ面に引っかかった、いわゆる”スレ”状態。スピナーを落とした場所にはまったくサカナの気配はなかったし、腐葉土が堆積した30センチもない浅瀬で、気温もかなり低くて活性も下がっていたハズ。しかもスピナーのトリプルフックは湖底の腐葉土を貫通した状態でアメマスにフッキングしていました。結論としては、湖底でヒッソリと半冬眠状態だったアメマスを偶然、引っ掛けた...ということです。
 今回はこの一匹で終わりでしたが、とりあえず子供たちの前でボウズをまぬがれて、父親としての威厳を保つことができたのだ。それにしても、やはりT会長の釣り情報はアヤシイ...

 

 

2007年秋某日..「YONEX RDS 001 MID」

yonex_rds_4.jpg (9108 バイト)yonex_rds_5.jpg (16006 バイト) またもやI上クンのラケット。スタミナ16は切れたワケではないが、スッカリ反発力がなくなった...という訴えで張替えに。ミッドサイズだし、さすがのI上クンでもなかなか切れませんナ。
 さて、それじゃ仕入れてみたものの、さっぱりお呼びがかからないシグナムプロでも勝手に張ってみるか。見た目はチョット薄めのスーパースマッシュという感じ。さしずめスーパースマッシュが疲労度の高い時のオシッコの色だとすると、このシグナムプロのポリスピード・スピンは、比較的健康時のオシッコの色でやや透明感がある...えぇ、ヘンな例えでスンマセン。表面にスジが入っていて摩擦抵抗アップ、ゆえにスピンが多めにかかる...らしい。スピンがかかるかどうかは別にして表面加工はおもしろいので、興味のある人は「浦河ラボ」へドーゾ。
 「やっぱりポリは張りづらいのぉ〜」とモンクを言いつつ張り上げました。一応ポリということで、やや低めに55×50くらいでフツウに...だけどやっぱりポリはフツウのストリングに比べて作業時間が1.5倍以上かかるナ。
 グリップ上部に付けるバイブレーションストッパーのおかげで、I上クンのラケット重量はついに360グラムに...こりゃ疲れるワ。

 

 

2007年秋某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP & WILSON nCode nSix-One 95」

wilson_61_3.jpg (15078 バイト)wilson_61_1.jpg (11774 バイト) A木氏のラヂカルには話題のトアルソンのアスタリスク、新人の開発N田氏のnコードにはウイルソンのスープリームを張り上げました。
 今回A木氏が持ってきたのは「どんなボールスピードにも対応する」というトアルソンのアスタルスク。速いボールにハジカレることなく、遅いボールはツカミ損ねることなく、捕球率が大幅アップするかもしれないという夢のストリングらしい。(「浦河ラボ」にも載せたけど、断面は本当にアスタリスクマークが浮き出ている。)TNTシリーズ同様にやや伸縮性に欠ける印象だが、いつものように上下のクロスを先に張ってから残りのクロスを上から張っていきました。53×48くらいだったでしょうか(忘れた)。さて、打ってみての感想は、う〜んマイルド、コントロールもスピンのかかり具合も違和感ナシ...ただ不思議なのは相手のボールがある程度早かろうが、遅かろうが、手に残る打球感に大きな変化がなく、ほどほどのホールド感があるということ。まぁ、どんなボールも同じように打ち返してくれるワケじゃないし、もちろん振り遅れまでカバーしてくれるワケじゃないけど、コントロールできる範囲を若干、拡げてくれそうな予感がします。
 次はN田氏のnコード。切れたワケではありませんでしたが、かなりササクレて感触も悪くなったということで張りかえることに。張ってあったストリングはウィルソンのリアクション16。コアにはプレ・ストレッチが施されているからテンション・メンテナンスに優れ、乾いた打球感が売りらしい...そーですか、んじゃとりあえず同じウイルソンを張りましょう。スープリームってヤツです。ウイルソンを代表するマルチ!けっこうなホールド感あり!ボレーも切れる!(..ような気がする)ゴーセンのテックガットをチョット硬くして、「白い恋人」や「赤福」同様、賞味期限を延ばした感じのストリングなのだ。構造的にはリアクションと相対するようなストリングだが、もともと押っ付けぎみのスイングのN田氏には好評...まぁ、着任して早々「こりゃダメだ!」とも言えませんしネ。
 さっそくTWからリアクションも仕入れました。$6.00で、送料・税込で\867也でした。今度、張ってみよう。

 

 

2007年秋某日..「HEAD FLEX POINT4」

head_fp4.jpg (21510 バイト) 女房のラケット。数ヶ月前に購入したウイルソンのW4は降格、コレが現在のメインラケットに昇格している。中厚でややトップ寄りのバランス、ヘッドのスイングスタイルでは"S4"の表示だから、ソコソコ振っていく人向けなんでしょうか?
 「コレがフレックスポイントかぁ...」下に掲載したエアフローも穴あきだけど、コッチが元祖シリーズということでサイドのフレックスポイントを強調したデザインなのだ。どれどれ...フレックスポイントの部分を両手で握って、グゥーッと曲げてみると...おぉ!変形するゾ!この程度のチカラで変形が目に見えるんなら、インパクトの時もかなり変形しているかもしれません。だけど、折れるとしたらココ以外ないでしょうネ。
 さて、女房はかなり振るタイプなので、最初のタタキ台としてOG-SHEEP MICRO16を62×58くらいで張っていきました。(チョット硬かったかな?)打ってみての感想は...とにかく”ガシャンガシャン”という打球音が気になる...特にスポットをはずした時に著明。だけどコントロールもつけやすいし、イイところで打てたボールはケッコウ伸びている様子。もっとテンションを低くした方が、ラクにボールをつかめるような雰囲気なのだ。次回は少し落としてみましょう。(そのときまで女房が使っていたら...ですが)
 うーん、さすがヘッド、フレームをわざと変形させるというスゴイ逆転の発想!...しかしそのわりにはユーザーの感じた進化はビビたるものだったかもしれない今回のフレックスポイント...すでに主流はマイクロジェルに移行しているし、やっぱりフレームに細工するよりも、素材で勝負ってのが王道なんでしょうか。

 

 

2007年秋某日..「HEAD AIRFLOW 7」

head_af3_1.jpg (18388 バイト)head_af3_2.jpg (14467 バイト) 女房の昼間のテニス仲間のラケット。このシリーズではもっともパワーがあるラケットで、ストングを張り上げての重量はナント260ギラム以下...オーバーグリップがあるから、おそらく本当は250グラム以下と思われます。
 アガシの奥さんになったグラフが開発に携わったことでも有名...アガシはプリンスからドネー、そしてヘッド...ラヂカルシリーズといえばアガシ..じつはストリングパターンも重量も市販のモノとはまったくの別物だったんですけどネ。対してグラフはダンロップからウィルソン...ヘッドに寝返るなんて、こりゃダンナのアタマ同様に、うまく丸め込まれたんでしょうか?...えぇ、メーカーもヘッドだけにネ。お後がヨロシイようで...まぁ、とにかく軽いけどそんなに打ち負けない、今までの女性モデルはチョット違うらしいデス。
 切れたワケではないのですが、以前の気持ち良さはなくなった...ということに加え、奥様の注文は「強いボールを打ちたい!」...I上クンみたいにボソッと「硬く..」なんてよりは、よっぽど明確な注文だが、ストリングの変更だけではチョット難しい注文でしょうか。もともと張ってあったストリングはヘッドのFXPというヤツで、ポリアミド配合で打感重視、しかもコントロールも耐久性もアリ...ホントか?んじゃ、ウチの最高級ストリングであるゴーセンのポリ・マルチ16(\900)を張ることに。だけど再現できるのは手元に残るチョット重い打球感だけでしょうか...まぁ奥様にはとりあえずOKをもらっているのでヨシとさせていただきます。

 

2007年夏某日..「YONEX RDS 001 MID」

yone_rds03.jpg (13021 バイト) I上クンのラケット。まだ”スーパーテックAK”が切れていなかったけど、ササクレ立ってきたし、感触が悪くなってきたということで張り替えることに。ハードヒット命!のI上クンでも、さすがにミッド90サイズじゃストリングもなかなか切れないナ。
 本人は「硬めに..」と、ボソッと一言。切れないフツウのモノ・フィラメントの在庫は、ウイルソン・スタミナ16とゴーセン・プロフォーム・タフ15L。面が小さいと太いストリングじゃ衝撃もアップするかも?ってコトで、おせっかいにも価格の高いスタミナ16を選択。えぇ、まぁ\600か、\300かの違いなんですけどネ。
 さて、前回はいつものように上下のクロスを張ってから残りのクロスを張っていったんだけど、ミッドサイズじゃクロステンションのバラつきが返球可能な打球面を狭めているんじゃないか?と心配になったので、フツウに張ることにしました。フレームも小さいし、角張っていて丈夫そうだし、大きな変形はナイ..ということにさせていただきます。
 最後のメインがボトム側にくるので、ショートサイドのメインを2本残してクロスへ→ボトム側クロスを2本やや硬く張ってからメインへ→メイン1本を残して、珍しくそのままメインでタイオフ→ロングサイドをボトム側3本目に流して対側のメインへ→トップ側クロスの1本目からズーッと下へ→クロスへタイオフ...62×58〜50くらいでテキトーに張っていきました。ショートサイドの最後が直接タイオフになるので、一応テンションを+10Lbsにしたけど、たぶんユルんでいるでしょうね...
 さて、打ってみての感想は...イイ!...「シュポーンッ、シュポーン..」と心地よい打球感!多少乱暴に振り回しても、キッチリとコートに収まるスピン性能!振り切った時の満足感!...イイ!イイよ!ただし練習で使う場合にネ...こりゃ重くて試合じゃ使えないナ。やっぱりこの手のラケットって、ナニを張ってもソコソコ打てるような気がします。


2007年夏某日..「WILSON  nCODE  nTOUR 95 」&「VOLKL C10 PRO Xtended」

n_tour.jpg (9793 バイト)tf_matrix.jpg (6061 バイト) 新人公務員T田氏のnCODEと、ボクのラケットに張ったE-Matrix。E-Matrixはパッケージも変わって、シールも白く、ストリングを束ねる結束バンドもオシャレになったのだ...えぇ、ただソレだけです。
 新人T田氏のラケットは、nツアー。以前はA木さんもチョコっと使っていたナ。ウイルソンの看板モデルなのだ。T田氏はヘビースピナーでスイングスピードもスゴク速い。(練習中にストリングが切れたこともわからないくらい)
 張ってあったストリングはバボのファイバープレミアム、切れた箇所は10時方向でしかも”角切れ”。小石でも入っていたのかなぁ...それによく見りゃストリングがフレームの外で交差しているし、ノットがスムース側に出てるゾ。こりゃストリンギングに問題アリか?(相変わらず他人にはキビシイの..)
 さて、ファイバープレミアムか...ファイバーツアーとかATPツアーと同じような系統になるんでしょうね。オレの勝手な思い込みによると、バボのマルチはカチッと硬い印象。まぁ、E-Matrixに慣れてしまった人間ということで、他のマルチを硬く感じるのは当たり前でしょうか。硬い感触のマルチかぁ...おぉ!(在庫処分の...ヒミツ)ゴーセン・テックバイオがあるじゃないか!...というワケで、いつものように張っていきました。この手のラケットはキチッとイイところに当たっていれば、ストリングはあまり関係ナイような気がするので、コレで勝手にヨシとさせていだだきます、ハイ。張り上げ重量は317グラムでした。

 

2007年夏某日..「DUNLOP RIM プロフェッショナルX」

rim5_1.jpg (13153 バイト)rim5_2.jpg (11136 バイト)rim5_4.jpg (10536 バイト)
 新人K村ダンナさんのラケット。友達からのもらい物らしいが、その友達はこの手のラケットをタダでメーカーからもらえるほどの実力者らしい。さっそく使わせてもらったところ、とにかくミクロスーパーが固く張ってあって、シッカリ振らないと飛びもコントロールもイマイチ...RIMって、こんなラケットだっけ?RIMブリードツアーとか、ツアーSとか、鈴木タカオモデルなんかの印象が強くって、しなるラケット・粘るフレームを想像していたのだ。スペック的にはフェイスも100だし、フレームも少し厚いし、グロメットもバボみたいに膨らんでいるし、重量も軽め。おそらく上級者である友達がこのラケットを使うとすれば、コチンコチンに硬く張って、これでもかっ!てくらい振り回してストリングを切りまくっていたに違いない。(実際、そうらしい..)どのくらい硬く張っているのかストリングメーターで測ってみたところ、メインの中心付近で50Lbs前後、ところによっては55Lbsという測定結果に。ちなみにワシのラケットは53LbsくらいでE-Matrixを張っていくと、張りあがり直後で30Lbsほどに数値が出る。一概に比較は不可能だが、張り上げから時間も経過しているし、おそらく65Lbsオーバーはカタイところだと思うナ。
 さて、ほとんど遊びのないセッティングなので、初級者であるダンナさんのために張りなおすことにしました。ストリングはフツウのモノの代表であるOG-SHEEP MICRO17を選択、53×48くらいで張っていくことに。グロメットが盛り上がっているせいか、やや硬く張りあがった印象。直後のストリングメーターでの計測値は、メインの中心付近で35Lbs前後...まぁこんなもんでしょ。
 実際に打ってみての感想は...”バシンッバシンッ”という打球音が気になる...打ちに行ったらフカシてしまうし、ヘッドが重くてサーブの時に手首がイタイ...そのかわりトッサのリターンはウマくコントロールできてしまう...まぁ、やはり自分のラケットがイイよ、ということで...
 とりあえずバイブレーション・ストッパーでも付けて使ってもらいましょ。

 

2007年春某日..「WILSON W4 サベージ・ライム」

w4l_01.jpg (19126 バイト)w4l_02_.jpg (11871 バイト) 女房のラケット。
 ホントはヘッドのエアフローシリーズが欲しかったようだけど、出たばかりで一向に値が下がらないため、他のラケットを物色していたところ、札幌市内の量販店で\8,999で発見。とりあえず安いし、やや競技っぽいスペックなので購入してみることに。
 ハデなラケットだけど、女性向けにデザインを重視、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応したシリーズ、一応、”んコード”だそうです。
 グリップは2だけど、「1デス..」と言われれば、そのままウナづいてしまうほど細く、スロート部分が膨らんだデュアル・テーパー形状、フレームは厚くて断面は三角のティア・ドロップ形状、メイン・クロスにストリングの可動域を広げる細工付き。結局、見た目は今のラケットの”Ti-S2”みたいなのだ。
 さて、たぶんまたムチャ振りするだろうから、TNTファット・コア16をやや硬めに張ることに。いつものように上下を固めてからクロスをトップ側から張っていきました。インプレッションはほぼ想像どおり...ストリングのせいもあるけど、ホールドは十分...だけど軽いだけにある程度振らなきゃボールの方向性が一致しないような気がする。(オレだけ?)まぁ、しばらく使ってみるとイイのだ。あと特筆すべきは、このリッパなラケットケース...ものスゴク固くてウチワがわりになるし、その気になれば凶器にもなりそうだし、この物騒な世の中、くだものナイフくらいの攻撃だったら防げるかもしれません。

 

 

2007年春某日..「VOLKL C10 PRO Xtended ヨッシィー仕様」

c10_y4.jpg (10585 バイト)c10_y5.jpg (12942 バイト) センセーション・スープリームが切れてしまったんだけど、同時にこの春、ヨッシィーの札幌への転勤が決定。札幌じゃソーソー張り替えることもできなくなるだろうから、「切れない・ユルまない」がうたいモンクのウイルソン・スタミナ16を張ることに。
 TWのサービス・ストリングでもあるスタミナ16...焼肉くさいネーミングが気になるけど、やや硬めのフツウのモノという印象。表面はツルツルしていて張りやすいのだ。まぁ。コレでしばらくは使えるでしょ。元気でネ...

 

2007年冬某日..「DUNLOP M-Fil 200 Plus(海外バージョン0.5インチロング)」

m_fil200_01.jpg (15210 バイト)m_fil200_02.jpg (16381 バイト)うーむむ..コレがニュー200Gか...って、チマタじゃすでにエアロジェルなんとかってラケットが出回っていますが、オレにとっては安いが一番!TWの在庫処分品なのだ。スペック的には愛機のX10とほぼ同様だが、SW重量がチョット重い。決定的な違いはフレーム形状かな?X10のフレーム断面は角がとれたダ円形状、コッチはボックス形状だ。期待できそう。デザインは大幅に変更され、200→2HUNDRED、「ブリテン・デザイン」というロゴ、スペックはフェイスのフレーム内側に刻まれ、エンドキャップは取り外し可。なんでも”M-Fil”ってマルチフィラメントの略らしい。(よくわからんけどネ)
 「ちょっとアンタ、それってダレのラケット?」
 「・・・・・・」
たしかにX10は全部で4本、「こりゃ一生モノだな..」と言い続けて数年が経過しているが、加齢変化による影響が最近、目立ち始めましたし、つい安かったものですから...
 女房の視線を気にしつつ、張り上げたストリングはファニチャーA木氏のLMラヂカルについていたTNT2。LMラヂカルMPとこの200Gはフェイス面積はいっしょ、ストリングパターンはラヂカル18×20、200Gは16×19、十分間に合うハズだ。もともと伸びにくいそうだし、プレ・ストレッチングしたと思えばいいや。とりあえず58×53くらい、クロスはトップから張っていきました。残り15センチで完了...スリルあるなぁ。
 さて、打ってみての感想は...イイ!面の安定性が高くて、ライジングで多少ポイントがズレても十分コントロールできる!ストロークは明らかにX10よりもイイ!旧200G(おそらく本家M-Fil200も)ほどの重厚感はナイが、気持ちイイのだ。(もしかしたらTNT2のおかげだったりして...)ボレーもイイんだけど、サーブがねぇ...どうにもヘッドが走らない。X10と同じ感覚だとフカシしてしまうのだ。ヒネくれたサーブはワシの最大の武器だからなぁ。(オレの勝手な思い込み)次回はやっぱりE-Matrixでも張ってみましょ。それともX10にTNT2を張ってみるかなぁ...とりあえず、しばらく使ってみます。

 

 

2007年冬某日..「BABOLAT VS NCT CONTROL OS」

babo_nct01.jpg (12801 バイト)babo_nct02.jpg (14177 バイト)babo_nct03.jpg (9738 バイト) 3コマ目は長男の資源ゴミの再利用法。
 自分の趣味趣向でラケットを買い続けていたために、ラケットバッグの中身は一般ウケしないものばかり...
 初級者の女性に「ナニかいいラケットな〜い?」と聞かれて、300グラムオーバーのTiラヂカルじゃ、さらに信頼を失くすこと間違いナシ。んなワケで、ココらで軽量・高反発ラケットでも仕入れてみることに。TWの在庫処分品を物色していると、このラケットが目に留まりました。他にもイロイロありましたが、グリップ2って案外少なく、なんか良さそう...というテキトーな主観から購入してみることに。
 ヘッドのTi-Sシリーズのようなティアドロップ形状!ナノテクノラジー!ウーファー!軽量260グラム!フレックス72!フェイス103?フレーム厚22ミリ?...ん?やけにフレーム薄くないか?またヘンなラケットを買っちまったか?一抹の不安を抱えながら、最初のタタキ台としてゴーセンOG-SHEEP MICRO16を55×50くらいで張っていくことに。バボラのラケットを張るのは久しぶりだなぁ...ウーファーなんたらでグロメット部分のテンションロスが少ないのか、MP-1同様にデカいフェイスにもかかわらず、張りあがりは予想より硬い印象。
 さて、打ってみての感想は...飛ばねぇ...ワシのラケットより明らかに飛ばない。奨励ストリングはウレタン配合のエクセル・プレミアムだったけど、真に受けてE-Matrixでも張るべきだったかなぁ。方向性はイイ感じだけど、初心者のラケットじゃないような気が...いったいダレが使うんだ?
 一番気になったのは、このラケットのケースがデカくてラケットバッグに収まらないことでした...トホホ
 

 

2007年冬某日..「PRINCE TT HORNET OS 2002」

tt_h04.jpg (14224 バイト)tt_h05.jpg (12908 バイト) S井先生のラケット。
 ボワンボワンのボ〜ケボケであるE-Matrix16から、GAMMAのTNT2ファットコアに変更。え?なんでファットコアかって?...新しくTWから仕入れたから...見たとおりケースなしだけど10束入って$49.99だからお買い得でした。(結局、安いから...ってコトです、ハイ)
 モノなのに軟い、軟いのに高反発で腕にもやさしいTNTは好印象だったし、S井先生にはイロイロなストリングを試験中なのだ。
 ココで「がんまぁ?」って思った人も多いと思いますが、そう、国内は「TOA-東亜ストリングス」から販売されています。一方アメリカではTNT加工がGAMMAの専売特許みたいになるようです。
 さて、先生のラケットはグロメットに細工がしてあって、ホールド感+有効面積がアップしたラケット。いろいろ試してみたけど、まだ結論は出ていないのだ。(まぁ、どーでもイイ..とも言えますナ)あまりユルく張ると飛びすぎるかもしれないので、やや硬く60×56くらい、クロスはボトムから張っていきました。張りあがりは硬いと思うかもしれないけど、TNTは打つとコレまた違う印象だと思いますヨ。
 まだまだS井先生の探求の旅は続くのであった...って、ココで一考察を。プリンスのラケットって、”パフォーマンスインデックス”っていう指標がついてますよね。ヘッドの”スイングインデックス”と同じようなもんだと思いますが、このラケットのインデックスは935(たしか..)、競技性の強いモデルが700前後、中厚軽量モデルが1000以上になり、数値が低いほど”フルスピード+フルスイング”という領域に入るようです。この指標を鵜呑みにすれば、先生のラケットは「ややコンパクトなスイングで飛び重視モデル」ってコトになるんスかね?
 前のラケットがYAMAHAの旧FXだし、ハタから見ているとスイングがデカイしなぁ...次はいよいよポリでしょうか?

 

 

2007年冬某日..「YONEX RDS 001 MID」

yone_rds01.jpg (14944 バイト)yone_rds02.jpg (7113 バイト) I上クンのニューラケット。宣伝文句は「シャフトにゴムメタル!(?)」と、「ヒューイットも使っている(ハズ)」..まぁ、どっちもどーでもイイや。
 ハードヒットに命をかける!芯を食った時のコノ快感!しなるフレーム!うーん、マンダム!ただしボールの行方はボールに聞いてくれ...そんなI上クンが200Gから変更なのだ。フェイスが90SQとチョコっと狭いけど、見た目も打った感じもMIDプラスとさほど変わらん印象...だけど、ソコはいわゆる競技モデル、ある程度の振り抜きと、中心部付近でボールを捕らえることのできる安定したスイングが必要でしょうね。
 さて、GOSENの”スーパーテックAK”が張ってあったのですが、「全日高ダブルス選手権」に向けて張りなおすことに。たまたま在庫に”スーパーテックAKプロ”があったので、ソレを選択...しかし、たしかこの”AK”はアンナ・クルニコワのイニシャルだよなぁ...今ごろどーしているんでしょ、彼女?..って、今も細々とテニスしていて、WTAランキングでシングルス70位、ダブルス29位だそーです。(ネットって便利だなぁ..)
 んじゃハードヒット”命”のI上クンだから、60×56ポンドくらいで張っていくきゃ。ラケットを見ると、なんのヒネリもなく、クロスがボトムからトップへ向かって張られていました。オマケにミスヒットでフレームにマジックインキが。(右画像参照。ボールの取り換え時期を知るために、ボールにマジックでアルファベットを記入しているんだけど、時間が経っていないとボールヒット時に黒くなる。スイートスポットが黒くなる人は比較的ウマイ人、いろんなトコに付いている人は、そーじゃナイ人)...なんかヨケイなことしなきゃ気が済まないなぁ...というワケで、ショートサイドでトップ側クロス2本とボトム側クロス3本を張ってクロスにタイオフ。ロングサイドで残ったクロスをボトム側から張り上げてクロスにタイオフ、いつものようにクロスを3ブロックに分けて張り上げ完了...しかし待てよ..もともとフェイスが小さいのに、そんなことしたら、クロスのバラつきから今まで捕れていたボールもネットを越えないかも。
 こりゃヨケイなことしたなぁ...(だから試合結果もヒミツ...)

 

 

2007年冬某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP」

liquid_03.jpg (14552 バイト) ファニチャーA木氏のラケット。TNT2が張ってあったんだけど、感触が違うということで2本ともライヴ・ワイヤーXPにすることに。(まだまだ使えそうなのに、ゼイタクなのだ。)
 ヘソ曲がりとしては、同じ張り方じゃおもしろくナイので、テンションは同じで今度はムリクリ上からクロスを張っていくことに。あまり深く考えていなかったので、ショートサイドは最後のメインを残してクロスへ流してトップ側クロス2本を張ってクロスでタイオフ。ロングサイドでボトム側クロスを3本張ってから最後のメインを下から上に張ってクロスへ。そして上から下に向かってタイオフはクロスで。コレで少しはヒット時のホールド感アップか?えぇ、まぁそんなつもりで打ってみると、そんな感じがするかもね。
 現在A木氏は全日高ダブルス選手権に向けて特訓中なのだ。もう結果は出ているんだけど、ヒミツ...大会の様子はもう少ししたらアップ予定ダ。(平成19年2月19日現在)

 

 

2007年冬某日..「HEAD CALIBRE 660」

head_cal.jpg (28850 バイト) いつも忘れたころにヒョッコリと練習に現れるI野クンのラケット。以前に来たのは数年前?時々ケガとかして病院に来ていたようだけど、今回は全豪オープンに刺激されて練習にやってきたらしい。
 I野クンのラケットといっても、コスモバルク担当で度々テレビにも登場する競馬師S崎氏からのもらいモノ。たしかS崎氏が学生時代に使っていたとか言ってたから、かれこれ15〜16年モノ?ネット上でもほとんど情報のない「ヘッド カリバー660」ってヤツ。中厚っぽいブレイド形状、このミッドサイズはムスターモデルだったらしい。年数が経っているけど大丈夫なんだろうか...
 さてと...なんたってI野クンはインターハイ選手だからなぁ...チカラまかせのサーブもストロークも、ツボに入れば十分脅威になるのだ。どっしりとして軸があり、スイングにブレが少ないが、バックハンドとボレーに難あり...あっ、言い忘れていたけど、I野クンは砲丸投げと円盤投げのインターハイ選手ネ。え?テニスに関係ナイって?まぁコマカイことは気にしないでください...
 んじゃ、パワーが有り余っているI野クンだから、ゴーセンのプロフォーム・タフでも張っておこう。ラケットに表示されている奨励テンションは、61〜71ポンドとか書いてあったっけ。今どきスゴイ数字ですな。ストリングは太いので60×55くらいで張るか。古いラケットで破損の可能性もあったかもしれないけど、特にトラブルもなく終了。かなり硬い印象だけど、I野クンだから関係ないだろうナ。
 だけどこのラケット、トップ側のグロメットが極端に短く、ストリングが直接フレームに接している部分もアリ。最初にちゃんとハメ込まなかったのかなぁ...コレでノーマルとは考えにくい。ハメ直すことも考えたけど、長年のクセは直りそうもないようだし、そのまま張っちゃいました。ストリング張り上げで重量347グラムは立派の一言デス...

 

 

2006年冬某日..「WILSON ハイパーハンマー5.6 OS」

wilson_hh56.jpg (6923 バイト) T会長のラケット。約1年前に張り替えたTECBIO16が、練習中に切れました。切れたのはややボトム寄りのメイン。さほどノッチは入っていなかったので、やや納得のいかないT会長であったが、ストリングを切って優越感にヒタってしまうのであった。
 T会長は不良在庫のTECBIO16をいたく気に入っており、今回もこのストリングを指定。たぶん意地悪して違うストリングを張り上げても、「うん、うん、コレだよ、コレ」とか言いそうだが、素直に指定どおりのストリングを選択。これから寒くなってボールも飛ばなくなるだろうし、少しクロスのテンションを落として張り上げました。今回はノーミス...呪われたT会長のラケットとしては珍しいのだ。
 週末は忙しくて張ることができず、月曜日の練習時にはボクのラケットを貸し出したのだが、NXGグラファイトOS、カタパルト10、C10X、どのラケットを使っても、やや卓球打ちに近いT会長のスイングでは、ネットをやっと越える程度のカスれたボールしか来ない。スッカリ、”ハイパーハンマー+ローラー効果”のラケットに慣れきってしまったモヨウ。まぁ、ラケット自体はパワーもあるけど、ホールドもあるので、幅の広いスイングに対応できると思いますけどネ
 画像を残しておくのを忘れましたけど、ローラーをラケットに固定しているビス部分の陥没が、以前に比べて深くなったような気がします。そのうちローラーがハズレたりして...ダレか、そんなトラブルになった人います?

 今回は前回とほぼ同じなので、前回のラベルに張り上げ日だけを書き込んだのだ。

 

 

2006年秋某日..「HEAD Ti-S2」

head_is2.jpg (18679 バイト) 女房のラケット。女房は2本のS2を所有。「自分や人のラケットばかり張り替えているけど、たまにワタシのラケットも張り替えてヨ」そー言われて約半年が経過していたのだ。
 1年前にエクテロンのパワープレーというヤツが張られていました。コアはモノなんだけど、周囲に細いマルチが巻かれていて、打球感がソフト...ってヤツね。モノなのにハッキリしない打球感に、違和感を持つ人も多いと思われるストリングです。もう1本のラケットには、廃盤になったウイルソンのセンセーション・アイスが張ってあるんだけど、今回、女房はソレに似たようなストリングを要求...でもナイものはナイし、だいいち有ったらオレが自分のラケットに張るワ。ユルみは少ないし、シャープな食いつきと打球感...かなりイイ印象でしたからネ。
 さて、どーしよう?どーせ振り回すんだろうから、飛びをやや抑えたマルチにしておくか...というワケで、不良在庫のTECBIO16でも張りましょう。(よし!いいペースで減っているゾ!)
 このラケットもトップが潰れる変形を起こし易いので、ショートサイドでトップ側2本のクロスとボトム側2本のクロスを先に張ってタイオフ。ロングサイドで残りのクロスを下から張っていきました。張りあがりに女房は「硬い!」と一言...まぁ、そのテニススタイルじゃ、あまり関係ないと思うヨ。
 さて、実際に打ってみての感想は、「前のよりはイイ..」ホラ、良くなったでしょ?だけど、女房のアタマには全盛時のハードヒットした時の感覚が強く残っているらしく、新しいラケットに触手を伸ばし始めたモヨウ。そうそう、昔の感覚で、「あのラケットだったら、もっといいタマが打てるかも?」って、つい思っちゃうんだよね。だけどー、現実は違うんだよネ。しかもー、新しいラケットを買ってみたものの、結局、モトに戻っちゃうんだよね。気ーづいちゃった、気ーづいちゃった、ワーイワイ!

 

 

2006年秋某日..「PRINCE MORE PRECISION OS」

more_p03.jpg (12283 バイト) 2本とも伝説のヨッパライY氏のラケット。Y氏は1年に1回は張り替えないと気がすまない人なのだ。
 さて、コレで今週だけで張替えが5本か...週末は家にいないし、今週は平日待機が一日あるし...張っている途中で呼ばれたら、クランプしたまま最低でも30分は放置されるだろうな...だけど、最近は夜はサッパリ呼ばれないし、待機の日しかないなぁ...というワケで、呼ばれないことを祈りつつ、2本をいっぺんに張り上げることに。しかし、この判断が、のちの悲劇を生むことになろうとは、この時は知るヨシもなかった...気になる失敗は、このあとスグ!(まったく関係ないが、次男は最近、唐突に「きゃめんライダーきゃぶと!このあとチュグ!」を連呼している。本当は「ボウケンジャー」を見たいらしいが、寝坊スケのために起きられず、テレビをつけると、仮面ライダー放送直前のこの番宣画面に出くわすようだ。)
 さて、んじゃ今回はY氏に2種類の異なったマルチを体験していただきましょう...一つはTECBIO16(ハッキリ言って在庫処分!よくわからないマルチ代表!)、そしてもう一つはE-Matrix16(ウレタン配合!ボケた打球感を持つマルチ代表!)デス。張り方はいつものように先にトップ側2本のクロスとボトム側2本のクロスを先に張ってダブルホールをかわし、クロスは...どっちからだっけ?ともかく、電話が鳴らないことを気にしつつ、1本目のTECBIO16を張り上げ完了。この時点で日付が変わっていたでしょうか...続いて2本目も、目をこすりながら1時ころ終了。いやぁ〜、呼ばれなくて良かった...んが、何かが違う..よく見りゃボトム側に目飛ばし発見!...しかも、さらによく見りゃ、ボトム側2本のクロスにわたって目飛ばしが散在しているではありませんか!ゲゲゲ!集中力が思いっきり低下していましたネ...しかも、張り上がってから気が付くという大ボケぶり。いくらタダとはいえ、こりゃヒドイな。やっぱりナニゴトもヨユウ持ってやらんと、リスクが高くなりますナ。こりゃ加齢を含めた人間工学的な問題でしょうね...うん、そーに違いナイ。
 さて、コトの次第を説明されたY氏、チラッとラケットを見て、「あぁ、サンキュ..」さすが、オトコの中のオトコ、伝説のヨッパライY氏、そんなコマイことなんか気にならないのだ。(スンマセン...)

 

2006年秋某日..「WILSON HYPER HAMMER2.6 ROLLER & HEAD Ti-S4」

hh_26.jpg (18116 バイト) 鍋T夫妻のラケット。近々復帰するらしく、張替えることに。ローラー2.6か...鬼門ラケットだな。しかも今回の鍋TのリクエストはスベリやすいTECBIO16を62ポンドで...イヤな予感がするのだ。
 さて、鬼門ラケットからいくか..2本いっぺんに引っ張ってぇ〜♪片方はスターティングクランプで止めてぇ〜♪片方はボトムで止めてぇ〜♪開放したらもう一回引っ張ってぇ〜..あっ!○×#★・・・グリッパーも狭く調整したんだけどなぁ...えぇ、ナニが起こったかは、ご想像にオマカセします。
 しょうがないから、片方のクランプにスベリ止めにスターティングクランプをかませて、反対側のメインをイッキに5本くらい張ってから、止めてある反対側を張っていきました。ココまできたら大丈夫、ひとまず安心なのだ。

 ストリングに一番チカラが加わるのは最初のメインの一本。グロメットとの摩擦は1ヵ所しかないし、張力を吸収してくれるストリングも1本だけです。牽引部から伝わる張力のほとんど全てが、1本のクランプにかかるわけでして、スベルとしたらココらへんになるハズです。ココをスターティングクランプで二重に止めて、最初の2〜3本をクリアできればOK。張力を吸収してくれるストリングが増えていくワケだし、最初に止めたクランプに加わる張力は、減るコトはあっても増えることはナイのだ。(この張り方は、ショップでのストリンギング経験のある方から教えてもらいました。)コレからはTECBIO16はこの張り方でいこう。
 しかし、以前に比べればクランプのツカミが低下したことは間違いありません。もう200本くらい張ったことになるし、そろそろ取替え時期かもしれませんネ。今回もやはり鬼門ラケットと言うべきか、それとも鬼門ストリングと言うべきか?もちろんローラー特有のビビリもビンビンきているのだ。
 次は鍋T女房のラケット、Ti-S4。広尾のY会長もシルバーのS4持っていたな。フツウに前回同様にOG-SHEEP MICRO17を張っていきました。ちなみに日本未発売だけどS1ってのもありました。知ってた?ヨーク部分の色がS1は青、S2が赤、S4が黄色なのだ...えぇ、どーでもイイことですね。
 

 

 

2006年秋某日..「WILSON TRIAD 5.0」

triad5k.jpg (25444 バイト) M氏も同じラケットを持っているけど、コレは主に”奥様テニス”方面でご活躍のK藤さんのラケット。受け取った時に気になったのが、今にもハガれ落ちそうなバラバラに巻かれたグリップ。はがしてみると...両面テープがはがされていない...えぇ、まぁ一応両面テープをはがしてから巻いていただけると、おそらくグリップに固定されると思いますので...うーん、予想外の巻き方なのだ。
 ラケットはなぜか2本張り..久しぶりに見ました。町内某店で張ったらしく、テンションはかなり低いモヨウ。リクエストどおりにOG-SHEEP MICRO16を張り上げましたが、張り替え前に比べると、かなり硬くなってしまったでしょうか...
 「トコロ変わればマシンも変わる・マシンが変われば人も変わる・人の張り方十人十色・テンションなんて、そんなもの..」うーん、思わず詩を詠んでしまいました。




2006年秋某日..「PRINCE TT VENDETTA OS」

tt_v_06.jpg (13403 バイト) Hさんのラケット。ポリ・マルチも切れました。HさんもI上クンと並ぶストリングブレーカーなのだ。やはりスイングとTTベンデッタOSの粗いストリングパターンが関係しているものと思われます。
 さて、次はナニ張ろうかなぁ...ポリも考えましたが、飛びと耐久性を重視して、新しく仕入れた"GOSEN PROFORM TUFF 15L"を張ってみることに。見た目はOG-SHEEPと変わらないが、15Lということで明らかに太い。感触は硬く、表面の抵抗も少ない印象。耐久性を上げるために、アウターラップの厚みでも増したんでしょうか?(今度、拡大してみます)
 太くなったことで伸縮性が低下し、面圧が上がったり、ストリング同士の摩擦面積が増えてズレにくくなることが予想されますので、いつもよりはやや低いテンションで張っていきました。張り上げての印象は、ふ、太い..ストリングパターンが密に見える。(んなオオゲサな..)打ってみての感想は、硬めのモノ..そのまんまですがナ..ホールド感はダウンですが、反発は十分、スポットをハズした時の振動がやや大きくなったでしょうか。あまりコマカイこと気にしないストリングブレーカーにオススメです。フツウに使えると思います。
 たまたまHさんと打ち合う機会があったのですが、厚く当たっているバックハンドストロークがパワーアップしたモヨウ。何球かスライスでも合わせ損ねてしまいました。
 ゲージが太くなるとボールとの摩擦面積が増えるからスピン性能がアップ..いやいや、細いゲージでボールを十分ホールドした方がスピンがかかるし、太いゲージは伸縮性が悪いからスイングによってはボールをつかみ損ねるかもヨ..ナニをか言わんヤ、太いと切れにくいでしょ!あぁ、オレはケチなんだよ!ホットイテくれ!...諸説ありますが、まぁ本人のテニススタイル次第でしょうか...16と15L、0.1ミリにも満たない違いなんですけどネ。






2006年秋某日..「PRINCE TRIPLE THEAT APROACH」

tt_ap.jpg (21045 バイト) 新人で初心者であるK村ダンナさんのラケット。弟さんからもらったもので、数年間張りっぱなし...ということで、張り替えることに。最初はダンナさんのスイングもユルイし、ストリングうんぬんじゃなかろう..と思っていたのですが、実際に打ってみると反発がナイのはもちろん、ヘンな振動もあったので、やはり張り替えることに。ストリングは可もなく不可もなく..ということで、OG-SHEEP MICRO17を選択しました。
 TTアプローチは以前にファッションブチックSクンも使っていたな。ゴクふつうのラケットで、ヘンに飛ぶこともないし、スイングと飛びの関係を体得するのに適したモデルだったと思う。ダンナさんは長身だし、大型の単車にマタガッテいるし、パワーリフトもできるし、次はジャックナイフと300オーバーに挑戦中だし、ビックサーバーでも目指してもらいますか。
 画像じゃわかりヅライけど、TTアプローチって、ダブルホールがトップ側に2ヶ所あります。フレームに開ける穴の数を減らしてフレーム強度低下とホール間の陥没を防ぐ..ってヤツね。そのかわり確実にグロメットは痛んでくるでしょうね。張り替え回数が増えれば、裂けてくること間違いナシなのだ。モア・コンにも採用されていますが、透明でやや弾力性のあるグロメットに改良されているモヨウ。張り替えるたびに、メイン→クロス、クロス→メインと交互に入れ替えれば、少しは長持ちするかも...だけど、失敗したように見えるナ。(このラケットのダブルホールの一つも、両方向に拡がっている..こりゃたぶん失敗ですナ)
 いつものように、先にトップ側のクロスを張ることで、ダブルホール付近のストリングの重なりは回避、58Pくらいでフツウに張り終えました。
 テニスにおいて背がデカイことは、すでに十分なアドヴァンテージ、奥さんのタマ感もスルドイのだ。ご夫婦ともども以後も続けてもらいたいところデス。


 

2006年秋某日..「HEAD LIQUIDMETAL RADICAL MP 2本」

liquid_02.jpg (17830 バイト) 2本ともファニチャーA木氏のラケット。本人は太くて固い..じゃなかった、フツウに太いグリップが好み。しかし国内ではせいぜいグリップ3まで...在庫処分に入っていたTWからグリップ4を通販しました。ラケットは張りあがり状態だったのですが、そのオマケのモノ・フィラメントが気に入らずに2本いっぺんに張り直すことに。まぁ、フツウのモノ・フィラメントを張って、スパーンっと振り抜くのも、ラヂカルの一つの使い方ですけどね。
 マニアの域の近づきつつあるA木氏は、今回も自ら”TNT2”と”ライヴ・ワイヤーXP”の2本のストリングを用意。TOAが好きなのネ...”TNT2”は「2種類のそれぞれ異なる特徴を持つモノフィラメントをブレンドし、従来のTNTよりも反発性能とソフトフィーリングをグレードアップさせ、ウルトラコーティングのスーパーTNT照射を施したニューモデル」だそーデス。”ウルトラコーティング”に”スーパー照射”だもん...マンガの世界みたいですナ。”ライヴ・ワイヤーXP”は、従来のライヴ・ワイヤーの耐久性をアップさせたものらしい。硬い感触と見た目は、イソ・スピードの”コントロール”にソックリなのだ。
 さて、2本とも同じ張り方、同じ55ポンドくらいのテンションで張っていきました。いつものように上下のクロスを先に張ってから、残りのクロスを下から張って、タイオフは2ヶ所ともクロスで。同じように張っているのだが、XPの方がやや硬く、伸びも悪い。TNT2もTNTと同様に、フツウのモノよりは伸びが悪い印象。結果、XPの方がTNT2よりも、30センチ以上も必要長が長くなってしまった。両方とも張り上がりは硬い印象だけど、目の細かいラヂカルだから、ある程度はナニをどー張っても、そー感じるかもしれませんね。
 さて、実際に打ってみると、TNT2は硬い印象に反してソフト。カツン・カツンと当たっているハズなのに、手元に残る打球感はマイルド。(ラケットのせいもあるけど..以前のnコードとTNTの組み合わせでは、コレほど感じられなかったなぁ)ホールドは長くは感じないが、ボールの飛び出す方向はほぼ一致しており、ストリング自体の反発を十分感じる。張りたてのテックガットに反発力をプラスしたような印象なのだ。キチンとスイングする人には、とても気持ちのいいストリングかもしれません。(たぶんオレの思い込み..)
 XPはストリング自体が伸びなかったなぁ...とか思いつつ、打ってみたら大間違い。コッチの方がハルカにソフトな打球感とホールド感がある...不思議なストリングなのだ。
 くしくも、A木氏もボクも好印象を持ったのはXPの方...やっぱりキチンとスイングできないからでしょうか?(ホットケ!)まぁ、ラクができるのはXPの方だと思いますけどね。
 張り上げ重量は、325グラム(TNT2)と324グラム(XP)でした。US仕様になるんでしょうか、グリップエンドが国内ものとは違って、かなり質素なつくりです。

 

 

2006年秋某日..「WILSON TRIAD 5.0」

triad5.jpg (13225 バイト) なぜかM氏のラケット。衝動買いしたものらしい。フレーム部分とグリップ部分に分けて、あとからくっつけたラケット。ソコソコの打球感と、トライアドシリーズの中では振っていけるラケットとして、もっとも売れたモデルだったんじゃないでしょうか?今ではカタログからもハズレて、国内でも在庫処分中のようです。
 新しいラケットということで、一応、スキップホールを確認しながら張っていきました。パワーホール付きだから、ヘンなところでタイオフできないや...たまにはフツウに張ってみよう。まぁ、不快な振動は取り除くらしいから、ストリンギングはあまり気にしなくともOKってコトですかね?しかも、M氏のラケットだし...M氏はナニ使っても関係ナイからなぁ。
 ついでにM氏から手渡されたストリングは...「ぶっ飛びHAMMER」なるヘンなストリング。さすがM氏、目の付けドコロが一般人とは明らかに違うのだ。


客     「この”ぶっ飛び”って、どのくらい”ぶっ飛ぶ”んですか?」
店員 「そーですねぇ、飛び重視モデルなので、かなり”ぶっ飛ぶ”と思いますヨ。」
客     「ふーん、そんなに”ぶっ飛ぶ”んですか...」
店員 「えぇ、なんたってネーミングが”ぶっ飛び”ですからねぇ..」
客     「ボクも試合中にスーパープレー連発で”ぶっ飛んで”みたいなぁ..」
店員 「こんなストリング買う人は、違う意味で”ぶっ飛ぶ”しかナイと思いますヨ。」
客    「”ぶっ飛ばされ”てぇーのか?コノヤロ..」


 やや人目を気にしながらじゃないと、ウッカリ声にも出せない恥ずかしいネーミングだ。ついでにM氏には、このラケットとストリングで、行けるトコロまで”ぶっ飛んで”もらいましょう。
 

 

 

2006年秋某日..「HEAD Ti-RADICAL OS」 

ti_radical_01.jpg (18271 バイト)ti_radical_02.jpg (10774 バイト) タッキーのラケット。試合が近い→しかもペアは上司→上司はウマイ→出るのはCクラス→もしかして勝てるかも..というワケで、ハリキッて練習中に切れました。中心部のメインにだいぶノッチが入っていたのを気にしていたタッキーですが、そのうち得意のフレームショットが炸裂、スポットから遠く離れたメインが切れてしまいました。トホホホ...
 まだ練習中だったので、いろいろなラケットを使ってみたタッキーでしたが、自分のナゲヤリなスイングには、「オーバーサイズのラケット+あまり粘らない飛びを抑えたマルチ」がベストであることを再認識できたモヨウ...というワケで、前回と同じTEC BIO16を選択。(えぇ、決して在庫処分じゃありませんヨ..)
 ラヂカルOSは〜最後のメインを張る前にぃ〜トップ側のクロスを張って〜タテ方向のツブレを防止してぇ〜フンフン..あとはテキトーにクロスを下から張ってぇ〜...ハナ歌まじりに最後のクロスを通したところで..ん?上・下・上・下・上・上..うえ?ありゃ?目飛ばししちゃった?よく見りゃ最初に張ったトップ側のクロスの2本目の端っこが”上・上”状態。アチャー...コレを直すとしたら、ショートサイドのタイオフを切って、ボトム側クロスを2本ほどいて最後のメインを抜いて、正規の下にくぐらせて、またメインに通してクロスに流し込んでタイオフ。だけどボトム側クロスが1本足りないから、張り上げたロングサイドもほどいて、足りないクロスに流し込んで、また張り上げていく..って、んなコトできるかー!いくらヒマなオレでもコレはムリだ。(職場にマシンを置いてイイならデキるかもしれないが..)
 ...というワケで、振動防止にストリングガードを突っ込んでアッサリ終了。まぁ、端っこだし、気にならないでしょうってコトで、ひとつヨロシクお願いします...そして、そんなラケットで挑んだテニス大会で、アッサリ優勝!ほーら、こんな些細なコトは、プレーには関係ないでしょ?(もっとも優勝は上司のおかげか...)

 

 

2006年秋某日..「PRINCE PRECISION CRONOS OS」

pp_lite02.jpg (11137 バイト) H山さんが最近購入したラケット。見た目は愛用するプレシジョン・ライトOSに似ているが、オマケに"CRONOS"っていう名前がついているし、持った感じも、おそろしく重い。ネット上での情報も、重さ程度しかわからない。そもそも”CRONOS”で検索しても、ホラー映画の題名だったり、ゲームのキャラだったり、語源がよくわからんのだ。”KRONOS”だったら、「ギリシア神話で、天空の神ウラノスと大地の女神ガイアの末子。父の王位を奪ったが、のちにわが子ゼウスに征服され、地底に幽閉された。ローマ神話のサトゥルヌスと同一視された。」ふーん、ゴヤの「我が子を喰らうサトゥルヌス」と関係があるのか...って、スペリング違うし、どーでもイイことですナ。
 さて、もともとショッキング・ピンクという、すごいカラーのミクロ・スーパー16が張ってありましたが、本人が「シックリこない..」ということで、わざわざ格下のミクロ17に張りなおすことに。いつものようにフツウに張り上げましたが、ラケット重量を量ってビックリ、ナント331グラム...ダレのラケットよりも重い..しかも持った感じも重いし、手首を悪くしそうなラケットだ。コレは使わない方がイイと思いますよ、ハイ。

 

 

2006年秋某日..「DUNLOP 200G」

200g_20.jpg (20135 バイト)200g_21.jpg (21966 バイト) I上クンのラケット。下にも書いたけど、「へぇ〜、こんなになるんだぁ..」って感心しているうちに、使っていたもう一本の200Gが突然切れて、しょうがなくコレを使ったら、またすぐ切れました。2分以内に2本切れたことになる。さすが、協会一のストリングブレーカーだ。
 しかしコノ画像を見る限り、ボールをまさにスイートスポットで捕らえているんだなぁ...I上クンって、もしかしてウマイかも?(長男Kスケに言わせると、ハードヒットを連発するI上が、一番テニスがウマく見えるらしい。)
 さて、ナニ張るかなぁ...どーせI上クンは道南の海にテトラポット沈めに行ってるし、しばらく帰ってこないだろうから、TWでナニか注文してみるか...ということで、1本はどーでもいいTECNIFUBREのモノ・フィラメント、もう一本はTWから仕入れた”TECNIFIBRE SPINFIRE”というポリを張ってみることに。SPINFIREはポリの中芯にポリマルチのアウターラップをかぶせたものらしい。表面はツルツルしているけど、感触はやっぱりポリ、張ってみるとやっぱりポリ、張りあがったらやっぱりポリでした。まぁ、ポリマルチのアウターがある分、チョッピリ感触がイイかもしれませんが、また1ヶ月くらいでボソボソになるか、ヘタってしまうんでしょうネ。

200g_22.jpg (12302 バイト)200g_23.jpg (15344 バイト)
 昔は”ポリ”っていったら、バボの”スーパーストロングプレイ(現ポリモノ)”とか、ゴーセンのポリロンとか、とにかく硬くて、5センチくらいに切ったらツマヨウジにも使えそうでしたが、キルシュバウム系の柔らかいポリを知り、これまでとは異なった感触を持つルキシロン系が出現し、現在では”硬めのモノ”と言われても納得してしまいそうなポリが主流になっています。この前も、友人のバボのプロハリを打ってみたのですが、青くなかったら気が付かなかったと思います。
 これからはこの手のポリばかりになるんでしょうね。

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浦河町テニス協会ホームページ −ストリング日記 そのB

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