ストリング日記..その11
 

マンネリなのだ。えぇ、ごく狭〜い集まりですから...〜


 現在・過去..テキトーに思ったコトを書いときます。コレより古い話題は”その@、A、B..”とかにして、以後、放置させていただきます。今後も、放置された「ストリング日記」が増えていくんでしょうね...

 オノレのストリンギングの未熟さをタナに上げて、しまいには開き直ってしまうというトンデモないページです。アナタのラケットが、単なる個人の趣味の一環として独創的(テキトー)、かつ実験的に張られていたり、単なる思い付きの手法や、不良在庫ストリングを押し付けられたりしている事実、しかも都合の悪いことには一切、触れないページです。
 自分のラケットが「こんなにテキトーに張られているのか!?」って、ビックリしないでちょうだい...

  

2015年夏某日..「ADIDAS adiBARRICADE 2 」


 T村氏のラケット。転勤前の駆け込み張替えなのだ。
  T村氏もイロイロなラケットを持っているけど、さすがに使っていない1本になるであろうアディダスのラケット。
ダレも使っているところを見ていないだけに、そーゆー意味では貴重なラケットだが、バランス的にかなり重く感じてしまうし、1日を通じてこのラケットを安定して振り続けることは難しいと思うナ。ダレも使っていない理由がわかるヨ。(ホットケ!)
 とりあえず、格安マルチのプロズ・プロ、クレイコート・プラスを56×52くらい、少し硬めに張っていきました。それでも、勝手に走るヘッドのおかげでブっ飛び仕様になっているかもしれませんが...

 

2015年夏某日..「HEAD MICROGEL EXTREME MP」


 T村氏のラケット。T村氏もいよいよ転勤ということで、今にも切れそうなナチュラル×ポリ系のハイブリッドを張り直すことに。思い起こせば、このラケット、6mのナチュラルを勘違いして半分に切ってしまったために変態3本張りになっていました。今回はその変態張りが功を奏して、メインの中心部分だけを張り替えることに。しかもタダ、状態のいい中古のナチュラルで...かくて、中心部分だけがボウブランドのプロフェッショナル、両サイドはパシフィック・トーナメントプロ・クラシック、クロスはテキトーなポリ系を張ってみました。これでまたしばらく使えるんじゃない?だけど、オレの知る限り、ボウブランドのナチュラルが一番耐久性が低いから、すぐに切れると思うけどネ。 

 

2015年夏某日..「S木クン弟のラケット もろもろ」


 S木クンからのオサガリもあって、4本のラケットを使いまわし中?メインは赤のイグナイト・チームらしいです。イグナイトはオレのメインラケットのツアーと同じストリングパターンだから、30分もかからないで張り上げることができるけど、最近のヘッドはダブルホールを採用しているから、クロスでタイオフしようとするとメインからクロスへの流し込みのタイミングが難しい...そもそもスピードのストリングパターンを勘違いして15センチ足りなくなってしまったワイ。しかもダブルホールの影響で、こんな高い位置で...どーもスミマセン

 スピードとイグナイトはプロズ・プロのヴェンデッタ、インスティクトはマンティスのコンフォート・ポリ、ピュアドラはヴェンデッタとポリプラズマのハイブリッドにしてみました。えぇ、特に深い意味はありゃしません。
 弟クンはこれらのラケットで日胆地区の団体戦で準優勝、見事に全道大会への出場を決めたらしいデス。全道大会への出場はI上クンの世代以来?うーん、スバラシイのだ。

 

2015年夏某日..「BABOLAT PURE STRIKE 16×19」


 S崎氏の新兵器なんだけど、イマイチ効果が出ず?...というワケで、よりヘビーなボールを打つためにストリングをマルチからポリ系に張り替えてみることにしました。ストリングはT岡先生のテクニのブラックコードを選択、おそらく初めてのポリ系ということで、やや控えめに52×48くらいで張っていきました。

 今どきのポリ系ってことで、フツウに使っているS崎氏ですが、やはりインパクトの衝撃は気になるモヨウ。S崎氏といえども、このトシでのポリ系への移行は、肘への負担も大きいか?...そんなワケで、もう次のラケットに触手を伸ばすS崎氏であった...

 

2015年春某日..「PRINCE O3 WHITE」


 女房の2本目のラケット。かなりキズが多かったけど、ボクが札幌市内南区の某中古ショップにて\2980で購入してきました。TW-USなんかで$59くらいで売られていたこともあったんだけど、いつしかプリンスも購入できなくなったため国内でも探していました。まぁ、フレームのクラックはないようなのでヨシとしますか...
 とりあえずマルチのマンティス・ツアー・コンフォートを54×46〜50くらいで張っていきました。今まで使っていたナチュラル×ポリ系のハイブリッドの1本目を差し置いて、コチラがメインラケットに昇格したモヨウ。女房にとってはコッチの方がレスポンスがイイのかな?
 中古ラケットには当たりハズレがあると思いますが、個人的にはあまり気にしていません。一説によると、ラケットにおける最大のストレスは”張替えである”というのがありまして、何千回ラリーしようが、フレームを多少コートにコスりつけようが、複数回の張替えの方が、カーボン繊維の微細な断裂につながっている可能性大?こりゃボクのラケットが一番ヘタっているかもしれませんネ。

 

2015年春某日..「BABOLAT PURE DRIVE FRENCH OPEN」



 S木クンのニューラケット。就職して初めての給料で購入したもの。最初の給料でラケットを購入することはココロに決めていたらしい...というか、他に使い道がナイ?マジメですのぉ...
 さて、もともと興味のあったピュアドラだったけど、ちょっとデザインの違うものがイイ...ということで、全仏モデルを選択。今じゃウインブルドンの緑のラケットもあるんですね。バボも商魂がたくましくなってきたナ。
 張りあがりで某国内ショップから購入したもので、軟らかいポリ系らしきストリングが2本張りで張られていましたが、注目すべきはそのノット...トップ側のノットはリング付き、ボトム側のノットはストリング断面が3つ?なんじゃこりゃ?ボトム側のノットを引き出してみるとタダのエイトノット?"く"の字に折れ曲がった部分は特にノットには寄与していないような...ググってみますと、結び目の小さいエイトノットの弱点でもあるグロメットへの陥入を防ぐ目的で、エイトノットを結んだあとにもう一つ結び目をつくる方法のようです。それにしても何でボトム側にはリングないんだろ?
 個人的には、ノットはほぼ100%エイトノットにしています。本来の指定ホール以外のクロスホールを少し広げてタイオフすることが多いので、ノットがグロメット内に陥没したことはありませんし、今までノットがほどけてしまったのは、ポリ系で1回あっただけかな?そのときもノットはほどけてしまったけど、ストリング自体に緩みはなかったし、ある程度のテンションがかかっていれば、どー結ぼうとストリングが大きく緩むことはナイと思うんだけどなぁ。そもそもスイートスポットからはずれた遠い場所のストリングが多少ユルんでも、あまり関係ナイだろうし、それがアナタのテニスにどー影響するの?...すでに開き直りともとれる表現ですが、シロウト的にはそー思っております。
 とりあえず、やや飛びを抑える目的でポリファイバーのブラックヴェノム・ラフ17Gを54×46〜50程度で張っていきました。(決して在庫処分じゃありませんヨ...)S木クンは気に入っている様子。ボクも少し打ってみましたが、やはりポリらしからぬ飛びと、ソコソコのボールホールドもあると思います。すでに複数回、このブラックヴェノムを張っていますが、この前は最後のノットを作ろうとした時、引っ張り過ぎて切れてしまいました...トホホ。エイトノットで最初のリングの締めつけの時でしたが、ブラックヴェノムは柔らかいわりに伸縮性が悪いというか、他のポリ系に比較して張力がダイレクトに伝わりにくいというか...えぇ、単なるミスなんですけどネ。またノットの多いラケットになってしまって、どーもスンマセン...

 

2015年春某日..「SRIXON REVO X2.0」


 また切れたA木氏のラケット。さすがにもう部分的な修繕は不可能ということで、またもやハイブリッドで張り直すことに。メインは改心した(?)TITAN、クロスは「打球感>飛び」ということで、ブラックヴェノム・ラフを選択しました。昨年TW-USから購入したTAiTANのナチュラルですが、パッケージは密封されているし、どれも透明感があってササクレているようなものもナシ。どれもかつてない高いほどのクオリティにビックリなのだ。ま、それでも油断はできないと思いますけどネ。

 今までのキレまくりの経緯がありますので、メインの各所にアテ皮を追加して張っていきました。ブラックヴェノムをクロスに張ったのは2本目ですが、緩く張っても、少し硬く張っても面圧にさほどの変化はナシ、飛びもさほど変化ナシ?...な印象。ナチュラルとのハイブリッドとしてはイマイチかな?A木氏もすぐに飛びの悪さを感じ取り、トットと飛び重視のセッティングに張り直すことに。今ではプロズプロのヴェンデッタを50〜42くらいのテンションで張って使用中です。どう?これなら飛ぶでしょ?

 

2015年春某日..「PRINCE EXO3 BLACK 100T&O3 SPEEDPORT RED


 T岡先生の2本と、Y田さんの彼氏のO3レッド。T岡先生の2本にはブラックコード、Y田さんの彼氏のラケットには勝手にブラックヴェノム・ラフを張ってみました。

 T岡先生のラケットは1本がスピードポートで、1本はストリングホール...このことをスッカリ忘れてしまい、ストリングホールの方は最後のクロスがなくなってしまったワイ...以前にも同じミスをしたような気がするのだ。毎度どうもスミマセン...ま、そのくらいスピードポートの方が、クロスの摩擦・ストレスがナイっていうことで...他のホームストリンガーさんの参考になればサイワイです。(苦しい...)
 Y田さんの彼氏は「ご飯を1日に5〜6杯食べなきゃ気がすまない」という人で、見た目も完全にパワーヒッターなんだけど、そんな人がO3レッド?...完全に間違ったラケットを使っているナ。そんなワケでオセッカイにもポリ系を張ってみました。まずはこれでラケットを大きく振ってみますか...まだ小さなスイングにまとまっていなければイイのですが。

 

2015年春某日..「YAMAHA PROTO-03」


 すんごく懐かしいラケットは前出のY田さんの彼氏のラケット。O3レッドとは対極をなすようなラケットなのだ。

 テクニのXR-3がフツウに張られていました。某スクールで張ったモヨウ。ややトップ部分が偏平化していたのかな?メインの最後がボトム側に出るタイプのラケットなので、フツウに張っていくとクロスはボトムからトップに向かって張ることになりますが、そーするとトップのツブレがとれないまま張りあがるんだよネ。最近のラケットはフレーム強度が上がって、あまり変形を気にすることはなくなったと思うけど、今でもプレステージとか昔のラケットを張る時で変形を抑えたいときはクロスをトップから張っていくことが多いナ。
 さて、一応マルチが張ってあったので、今回もウチの激安マルチであるプロズプロのクレイコート・プラスをやや硬めに56×52くらいで張っていきました。ショートサイドはメイン1本を残してトップ側クロス2本をテンションアップして張ってクロスでタイオフ、ロングサイドはボトム側クロス1本を張ってから最後のメインをボトムからトップに張って、残るクロスはトップから張っていきました。ちょっとは変形を抑えられたでしょうか。張りあがりは迫力の346グラムでした。
 勝手に使ってみました。経年変化もあるでしょうが、いつのも調子で打つと、ボールはネットを越えるか超えないか...といった感じ。全身を使って打ち込むとソコソコのボールが打てるのですが、打てども打てども...といった感じのアリ地獄状態なのだ。こりゃツライ...スイングの70%くらいがラケットに吸い込まれているんじゃないだろうか。 今のラケットはイイね...

 

2015年冬某日..「モロモロ...」


 屋外テニスシーズンが過ぎ、S木氏、クシさんのラケットがT村氏経由で張替えに。ウイルソンのツアーはM上クンのサブラケット、ズーっとフックに掛けっぱなしなのはA元氏のミズノのラケット...(ぜんぜん会えないなぁ...)
 いつものように注文どうり(ホントか?)に張り終えました。S木氏のiS-6は、相変わらずスリル満点...ストリングを引くと「ギチギチッ」という音と共にフレームがきしみます。だけど、このシリーズは昔っからこんな感じ?当時新品だった女房のiS-2もこんな感じだったことをハタと思い出しました。経年変化はあるでしょうが、この音が特に異常ということはないかもしれませんネ...とか言って、そのうち「バキッ!」といくんでしょうネ...

 

2015年冬某日..「PRINCE SYNERGY TOUR DB」


 こりゃ懐かしいラケットなのだ。十数年ブリにテニスに復帰した、あなかしこS井クンのラケット。オレも持っていたけど、たぶんコレは鍋Tのラケットだな。たしか107のオーバーサイズだけど、当時のOSサイズのラケットとしては飛びが抑えられて、MPと変わりないコントロールを持つオールラウンドな1本だったと思います。ブリッジ部分が中空(ダブル・ブリッジ=DB)になっていて、そこにシリコンが入っている。現行のウォリアーシリーズにも採用されている息の長〜いシステムだけど、たしかこのへんのラケットから始まっていると思います。「振動吸収に優れる!」という売りモンクなんだけど、あなかしこS井クンには、さらに振動が気になるモヨウ?さらにバイブラを付けて使用中...
 まだ昔のカンが戻らないS井クン、とりあえずフツウのモノフィラメントであるウイルソンのスタミナ16(タダ)、グリップがコタコタだったのでゴーセンのリプレイスメントと交換してみました。温故知新ということで、ラケット自体は今でもフツウに使えると思います。あとはS井クンのカンが戻るのを待つのみでしょうか?

 

2014年冬某日..「BABOLAT PURE STRIKE 16×19」


 S崎氏の新兵器。しばらくユーテック・プレステージを使っていたS崎氏でしたが、やはりそのラケット重量が試合後半に及ぼす影響が大きくなることから変更を決意、このラケットに白羽の矢が立ったモヨウ。
 バボの売り言葉によるとフレーム断面はボックスと楕円のハイブリッド、ピュア・ストームとピュア・ドラの中間的な位置づけになるんでしょうか。フレームサイドの溝でスイートスポットは10%アップ...この形状は他のメーカーにもあるよね。バボらしからぬ蛍光色を使用しながら、やはり思い切った配色はできずにベースはカーボン・ブラックというところがバボらしいネ。正面から見たらフレームもスロートも薄くてヘッドのプレステージみたいだけど、横から見ると21-23-21のテーパー状でネジレにくく、フレーム剛性は高そうな感じです。いつものようにテクニのE-Matrixを52×52くらいで張っていきました。
 「弘法筆を選ばず」ということで、S崎氏はフツウに使用中です。特に問題はないように見えますが、ボールのキャリーはチョッピリ落ちたかも?プレステージを使っている時に比べると、予想を上回るヒネくれたボールはなくなったように感じます。ま、このラケットでもフルスイングされたら、なかなか捕れないボールがガンガン来るんですけどネ。
 そろそろネタも出尽くした感じのあるバボラですが、次なる展開は"BABOLAT PLAY"なるセンサー内臓ラケットだそーです。グリップに仕込まれたセンサーで、アナタの試合内容解析!解析結果はスマホに表示!提供される情報は、インパクトの位置・ストロークの内容(フォア、バック、スマッシュ、サーブ)・ヒットする強さ・その他モロモロ...もしも故障したらグリップだけ交換?ラケットをクルクル回す人は、バックハンドとフォアハンドはどーやって判断するの?最初にキャリブレーションするの?サーブとスマッシュの判断はインターバル時間?ダブルスでなかなかボールが来なくて、久しぶりのショットがスマッシュだったら、ソレはサーブに認識されないの?
 疑問は尽きないし、さらにググれば知ることができるかもしれませんが、基本的に興味がナイのでコレ以上の掘り下げはナシです。実際に使用した結果が、パワーもテクニックも耐久力もイマイチ...思わず「そんなコト、わかっとるワイ!」っていうのがオチでしょうか。いまさら高い投資して、自分の実力を確認する必要もナイと思いますけどネ。

 

2014年冬某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT」


 A木氏のラケット。ナチュラルのボウブランド・プロフェッショナルと、ポリ系であるマンティスのコンフォート・ポリのハイブリッドでしたが、意外にもクロスのポリが裂けてしまいました。ココが裂けるとはなぁ...ミスヒット?(ホットケ!)ノットを作ったクロスなので、そのへんのストリングへのダメージもありと思われますが...
 とりあえず同じストリングでクロスだけ張りなおしました。そのまま切れた部分だけ交換しようかと思いましたが、インスティクトのクロスホールが特殊でノットが作れないので諦めました。
 ポリ系とは思えない軟らかさのコンフォート・ポリだけど、こんなカタチで裂けたのは3本目かな。やや切れやすいポリになるかもしれませんネ。 

 

2014年冬某日..「BABOLAT PURE DRIVE 107」


 T田氏のラケット。グリグリのスピンプレーヤーのT田氏はクロスが切れるのね。ウチでクロスが切れる人は、I上クン、T会長(ナンの参考にもならないけど)についで3人目なのだ。

 ボレーなんかのタッチショットも重視するT田氏が好んで使用しているのは、マンティスのツアー・コンフォート。今回も同じストリングを選択しました。
 前にも書いたけど、一見ピュアドラですが、ちょっと軽くてオーバーサイズの"107"になります。夏に2本目を購入するときに相談を受けましたが、その時は円安の影響もあり、国内価格と海外価格に差がありませんでしたが、2015年5月現在ではチョッピリ安くなってTW-EUで112ユーロ、なんだかんだで2万円くらい?やっぱり国内の方が安いかもしれませんネ。それにしてもバボラはヘッドやウイルソンのように安くなりませんナ...価格カルテルでもあるんじゃないだろうか?

 

2014年秋某日..「WILSON  K  FACTOR  [K]   BLADE TOUR 93」


 強打のM上クンのラケット。マンティスのコンフォート・ポリを張ったのですが、感触がイマイチ→激安マルチのPPクレイコート・プラスを張る→とてもイイ感じで打てていたと思うけど屋外で使用したこともあり、わずか1ヶ月で切れる→もったいないので切れたストリングを再利用してメインを張って、残るメインとクロスはシグナムプロのポリ・デラックスを張る→しかし、また再利用したメインが切れる→切れたメインを取り除いて極太モノのプロフォーム・タフを張る...うーん、苦労したなぁ。
 いくらなんでもポロフォーム・タフは、そー簡単には切れないだろうと思いますが、その後、どーなったかは不明...なぜなら仕事の関係でぜんぜんテニス来てないから。たいへんな仕事だなぁ...

 

2014年秋某日..「BABOLAT PURE DRIVE 」


 久しぶりに帰省したY口クンのラケット。国民に仕える公僕ということで、ほぼ制限速度を厳守して帰省したモヨウ。オレなら気が狂いそうになるだろうな。
 バボのブラストが張ってあったかな?とりあえず、コートに収まるかどうかは別にして、強打の大好きなY口クンなので、やはりポリ系にしてみましょう...ってことで、ポリファイバーのブラック・ヴェノム・ラフを張ってみることにしました。ポリファイバーにも、いつのまにか日本代理店があったんですね...知らなかったのだ。

 さて、ポリはポリでもポリオレフィン使用!ポリエステル?ポリエチレン?ポリスチレン?ポリプロピレン?...ポポポッポリっていったい!?まぁボクは敢えて言うなら物理専攻なので、このヘンはサッパリですし、ポリ系ストリングはハイブリッドでクロスに張るだけなので深く調べる気はありゃしません...あしからず。
 ポリ系だけど、比較的よく伸びる印象で、表面に凸凹があるのでストリンギングも楽です。ポリ系なのに、あまり張り上がりが硬くならないような気がします。ボクのラケットにもナチュラルとのハイブリッドでクロスに張ってみましたが、緩く張っても飛びはイマイチでした。少なくともボクのヘナチョコスイング+ナチュラルとのハイブリッドとしてのクロスには不適なようです。(大多数の人にはまったく無益な情報ですが...)

 メーカーの言うことにゃ、軟らかくてホールド感アップ!テンション維持性能も高くて気持ち良く長時間プレイできるんですって...もともとは現札幌在住のY本氏のリクエストで購入したブラックヴェノム・ラフの200mリール...半分はY本氏が引き取って、残りはコチラで消費する予定なのですが、人気はイマイチ。みなさんの注文をお待ちしております...

 

2014年秋某日..「POWERANGLE CENTRIC」

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 ボクの趣味のラケット。TW-EUのデモ・ラケットだったものを中古で購入してみました。モデル的にはトップヘビー&やや軽量のお気楽モデルになると思います。

 珍しいラケットはいくつかあると思いますが。コレもその一つ...ストリングがナナメとなります。ナナメであることの効能は、メイン・クロスとも、ほぼ同じ長さとなり、フレーム近くでもストリングのたわみがあるのでスイートスポットが広くなる。ラケットを真横・真縦に使って振ることはほとんどなく、実はナナメに当たることが多いので、ストリングもナナメに張れば効率よくボールをコンタクトできるからスピン・コントロールがアップする...らしい。
 実際に使ってみると、ナニも考えないで今までどーりのラケットの感覚で振るとホームラン確実で、単なるトップヘビーなパワーラケットですが、スピンを意識することなく、フラットぎみにネットコードあたりを狙うと、ちょうどエエ感じでコートに収まると思います。サーブをフラットぎみに打っても、ちゃんと回転がかかってコートに収まります。ボレーも相当ヨケイなことしない限り、フツウにコントロールできます。非常にラクなラケットには違いありませんが、まだまだラケットを振りたい人にとっては消化不良でしょうか。あまりラケットを振らないオバちゃんや、ベテランプレーヤー向きかもしれませんネ。
 さて、ポリが硬く張ってあったので、さっそくプロズプロのクレイコート・プラスを54ポンドくらいで張っていきました。フレームにストリンギングの順番となる番号が記載されているので迷うことはありません。パワーアングルのホームページにもストリンギング方法が載っているので、併せて参考にしつつ張っていきました。クランプもナナメに移動するので、同じクランプで次に張ったストリングをクランプすることはできません。(わかるかな?)いちいちスターティング・クランプで交互にフレームの外で止めつつの作業になります。いっぺんに片側だけ張っていけば効率よくクランプできますが、フレーム自体に特に補強はなく、やはり交互に張らないと破損の可能性大と思われます。
 特に気になったのがフレームの内側の押さえが完全にストリングと干渉すること。テックガットなら切れていると思うナ。この手のフックだったら干渉間違いナシだから、もっと棒形状のフックに替えたりした方がイイんでしょうね...って、超マイナーラケットだけに、ソコまでする必要はないか。
 とりあえず、手元において置く予定です...

  

2014年秋某日..「PRINCE SHARK MP(たぶん)」

P1012528.JPG (34389 バイト) T村氏奥様のラケット。昔のシャラポワモデルになります。なんで画像が1枚、しかも中途半端にメインを通してクロスに回してタイオフした画像...そのワケは、プロズプロのクレイコート・プラスを10.5メートル測ってとってみたところ、途中で引っかかりが...なんかの拍子にカラまったのかと思い、そのまま切って張りはじめましたが、その引っかかりはストリングとストリングの結び目であることが発覚...結果、4メートル+6.5メートルの2本張りになってしまい、メインが中途半端に。
 しかしなぜ、こんなところに結び目が...と、ココであることを思い出しました。このリールで購入したクレイコート・プラスは、10メートルのオマケ付き。もしかして、この結び目までがオマケ?だけど、もう3本くらい張ってるよ...30メートル以上は確実に消費しているよ。それにフツウはリールって、長さを計器で測っているんじゃないの?
 ナゾだらけのプロズプロなんだけど、このクレイコート・プラスに関しては耐久性が悪く、ハードヒッターには不向きであることは言えると思います。

 

2014年秋某日..「WILSON PRO OPEN BLX」

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 コレもボクのラケット。スティーム2本を購入するついでに購入。2本も4本も送料は変わらなかったと思います。コレはアンストラングでしたので、さっそくナチュラル×ポリ系のハイブリッドにしてみました。メインはパシフィックのトーナメント・プロ・クラシック、クロスはポリプラズマ1.18です。いつものように、もったいないので余ったメインはクロスに通してからタイオフしました。

 阪神ファンにオススメのキレイなラケットなのだ。去年のスティーム100BLXが好印象だったので、最近のウイルソンに関しては抵抗がありません。このラケットもフツウに打てますが、フラットぎみに打つことの多いボクにとっては、やはりオーバーパワーになるでしょうか。ナチュラルのハイブリッドということで、インパクトにやや幅が出ている分、調整は可能なんだけど、やっぱり調子コイテ速いスイングでフラットぎみに打ち込むとオーバー?やっぱりスピンでコントロールするモデルなんでしょうね。見た目もピュアドラみたいですもんネ。
 とりえあず女房のサブ・ラケットの1本に昇格...ってことは、テクニのT-FLASH 310XLが降格。ボクのパソコンデスクの横にウチ捨てられております。一応、コレもナチュラル×ポリ系のハイブリッドなんだけどなぁ...ダレか使ってみます?

 

2014年秋某日..「WILSON STEAM 99」

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 ボクのラケット。TW-EUでグリップ1に限って50.34ユーロだったので、思わず2本購入してしまいました。グリップが細かったらチューブでグリップアップでもしようと思っていたのですが、実際に持ってみるとこのシリーズのG1はボクのO3のG1.8くらい(?)の感触で、なんら違和感ありませんでした。アンストラングで注文しましたが、ウイルソンのウレタン配合の標準的マルチであるセンセーションが、いかにもテキトーにユルく張られていましたので、打球感ボケボケで不自然な飛び...さっそくマンティスのマルチであるツアーコンフォートを少し硬めに54×50くらいで張り替えてみました。

 やっぱり反発の強いストリングの方が違和感がないのかな?ユルく張ってあった時は、スイングとボールの飛び出しがなかなか一致しなかったけど、これなら特に不都合なく使えます。ただ、なんか手元に打球感が残らないというか、しなりが感じられないというか...ごくフツウのモノ・フィラメントで衝撃をかせいでもイイかもしれません。ただし上級者とスピードボールを打ち合うには、ややパワー不足?(もちろん自分の実力は無視!)女性かジュニアが使ってもイイかもネ。スピン中心の若者S木クンには好感触のようですが...
 スティーム99と言えば、一応、ニシコリ・モデルということだけど、そもそもニシコリが実際に使っているラケットとはストリングパターンも違うし、プロがこんな軽いもの使っているハズはないナ。ちなみに国内モデルはストリングパターンが粗いヤツしか売ってないのね?なんか、すぐ切れそう...

 

2014年秋某日..「DONNAY X-DUAL SILVER LITE99」

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 ボクの趣味のラケット。$40のドネーのラケットバッグがオマケでついてくる...の売り言葉につられて購入。ありあわせのナチュラルをメインに張って、やわらかポリ系のプロズプロ・ヴェンデッタをクロスにもってきて完成...52×48くらいで、やや飛び重視にしたつもり。だけど、やたらノットの多いラケットになってしまった。ラケット総重量は339グラムなんだけど、データ上はストラング状態で300グラムくらいのハズ。ナチュラルだから多少重くなるかもしれないけど、30グラムオーバーの誤差はないよなぁ...このドネーのシリーズにはラケットの重さやバランスを変えることのできるカスタマイズ・キットってのが別売りであるんだけど、ナニか付け間違えているのかな?それとも、またDo it Tennisのハンスにやられたか?今度、アンストラング状態で測ってみなくちゃ。

 さて、さすがに339グラムは重いけど、トップライト気味なので振り出しのタイミングを計ることができれば、ラクにボールを運べますし、とりあえず前でボールをさばければ高い確率でボールはネットを越えてくれます。16mm〜18mmの極薄フレームが生むダイレクトな感触が心地イイのぉ...しかし、試合では使えそうもないから、やっぱり趣味の1本に決定なのだ。

  

2014年秋某日..「PRINCE O3 SPEEDPORT BLACK LB」

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 T村氏のラケット。こんなラケットもあったのね?...そして、ついにこのストリングを張るときがきたのだ!(って、テキトーになぐり書きしているページなので、時系列はバラバラなんですけどネ)そう、このストリングとは、激安ストリングメーカー、プロズプロのソフトポリ、ヴェンデッタである。ドコにも記載はないけど、ラケット・デポUKの商品説明ページには"Made in Japan"の文字!カラーは見たこともないオリーブ色!なにがスゴイって、1張りの価格が\200...今までの最低価格であるポリスター・クラシックの\250を\50も下回ってしまうのだ。さらに聞いて驚け、プロズプロの最安ストリングは12.5ポンド、2リールくらい注文すれば送料を入れても\200以下になるのだ。ご興味のある人はラケット・デポUKへ。

 さて、激安ばかりが強調されているけど、このヴェンデッタは”もっともソフトなポリ”という売りモンクのストリング。たしかによく伸びるし、ストリンギングもラクなのだ。勝手に打ってみましたが、ポリらしからぬ打球感と違和感のない飛び...やはり、今度は自分のO3に張って試してみなくては。

 

2014年秋某日..「PRINCE O3 WHITE」

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 女房のラケット。女房も肘が時々イタイということで、ナチュラル×ポリ系のハイブリッドで使用中。昔の初代O3ラケットということで、ボトム側にグロメットレスの部分があり、ソコでナチュラルが切れてしまいました...と言っても、1年半くらい持ったことになりますか。

 滅多に切れないということで、余っていた高級ナチュラルであるVSタッチ、しかもブラックをメインに張ることにしました。前回、切れたグロメットレスの部分にはフレームを直接削ってチューブを通して対処、なぜかクロスの長さを間違えて切ってしまい、ソコも余っていたストリングで対処、結果、クロスはマンティス・パワーポリとシグナムプロ・ポリプラズマが混在する変態ストリンギング・ラケットに...
 テンションは52×50〜46くらいで。前回と同じように張ったから、そんなに違和感はないと思うんだけど、ブラックという色が気になるのか、使った後に「この黒いのがナチュラルなの?」なんて聞いてくる始末...打ったら、わかると思うんだけどなぁ...
 次回はナチュラルカラーのOG-SHEEP MICROをメインに張って、「ハイ、いつものネ」って、渡してみようかなぁ...

 

2014年秋某日..「WILSON  K  FACTOR  [K]   BLADE TOUR 93」

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 新人のM上クンのラケット。カラダもデカいし、モノゴコロついたころからテニスしているだけあって、サーブ、ストロークが鋭く、速い!...あとはボレーの感覚が戻れば言うことナシ?積極的に練習にも参加してくれているし、同僚のT任クンと同じく、期待の新人の一人なのだ。

 そんなM上クンのラケットは硬派な[K]BLADE TOUR93。I上クンと同じく、小さい面でシリアスなツアーモデルが好みなのネ。マルチが硬めに張ってありましたが、本人が「何でもイイです...」なんて言うもんだから、ハードヒットに耐えうるであろうマンティス・コンフォート・ポリを53ポンドくらいで張っていきました。ストリングパターンが18×20ということで、10.3mでギリギリでした。残り5センチでエイトノットでタイオフして終了しました。さて、本人の感想は...フラット系ストロークはコントロールしやすいが、スピンがかかりにくい印象。加えて、振れない時の飛びが著しく悪く、球ギワに弱い...ま、面の小さいラケットにポリ系を硬く張ったら、そんな感じになるでしょうか。やっぱりマンティス・コンフォート・ポリは、スピン系のハードヒッターには不評ですナ。

 

2014年秋某日..「WILSON  K  FACTOR  [K]   BLADE TOUR 93」

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 というワケで、トットと張り替えることに。今度は最近仕入れた激安ストリングメーカーのプロズプロのマルチ、クレイコート・プラスを張ってみることに。55×52くらいだったでしょうか。前回に比べると、もちろん飛びもコントロールも特に問題ナシ!...ということでしたが、残念ながら1ヶ月持たずに切れました。ま、屋外での使用も多かったし、激安だし、こんなもんじゃないでしょうか。

 

2014年秋某日..「HEAD LM RADICAL MP、 WILSON STEAM99、 YONEX VCORE Tour 89」

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 秋の大会シーズンを迎え、S井先生の2本、I上クンの1本を張り直すことになりました。S井先生が最近メインで使っているスティーム99は、マンティス・コンフォート・ポリからプロズプロのマルチであるクレイコート・プラスへ変更、サブラケットのラヂカルは今までどおりのOG-SHEEP MICRO17を張りました。

 最近仕入れた激安ストリングメーカーのプロズプロのマルチ、クレイコート・プラスは建築現場で使われるトラロープみたいな模様。純粋なマイクロファイバーを束ねたマルチではなく、中芯がマイクロファイバー、その周りに耐久性を高める層があったりして、モノ・マルチっぽい印象...ただし、メーカーの説明なので真偽のほどは?...そのうちマイクロスコープで覗いてみようと思います。
 さて、肝心のクレイコート・プラスですが、打った感じはポコンポコンと軽快な反発があると思うのですが、そー感じるのは最初だけ?そのうち特にナニも感じることなく、やや間延びしたような感触を残しつつ使うことになりますが、ホールド感は十分ありますし、飛びもコントロールも特に違和感はないと思います。ただ”クレイコート”というわりには耐久性はイマイチ?ストリング自体も軟らかく、ストリンギングしますと”ビヨーン”と伸びますし、ストリンギング中に1回切れてしまいましたし、ハードヒッターの新人M上クンは1ヶ月もちませんでした。アウターラップにノッチが入ってからは、かなり早い感じです。ま、1張り\320だからイイか...
 残る1本はI上クンのVCOREなんだけど、いつものように特にナニも言わなかったので、勝手にクレイコート・プラスを硬めに張っていくことにしました。フェイス89に58ポンドくらいでメインを張っていったのですが、ロングサイドをスターティング・クランプで止めて、ショートサイドを先にトップ側のクロスに流し込んでタイオフ、改めてロングサイドを引きなおしたこところ、”プッツリ”と切れてしまいました。スターティング・クランプで止めた部分がスベったのか、ストリングのアウターラップをキズつけてしまったようです。かくて、不幸にもI上クンのラケットは、クロスにポリ系を持ってきたテキトーなハイブリッドに...トホホホ。なぜかI上クンのラケットの失敗率は、格段に高いのだ。

 

2014年夏某日..「BABOLAT PURE DRIVE 107」

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 新人T田氏の2本目のラケット。ご本人はコレを生涯の一本として、2本目の購入に踏み切ったモヨウ。もう一本が298グラムだから、ちょっとバラつきがあるのかな?ま、バボラだからしょうがないでしょうか。

 さて、1本目にはマンティスのマルチであるコンフォート・シンセが張ってありましたので、2本目は少し違った感触のマンティス・コンフォート・ポリを張ってみることにしました。テンションは54×50くらいで。結果は...1本目のマルチを使い続け、それが切れてしまった後は、やはりマンティスのマルチである赤のツアー・コンフォートに張り替えて使用中...つまりマルチがイイってことネ。
 フラットぎみに打つ人には、けっこう評判がいいコンフォート・ポリなんだけど、スピンヤーにとってはボールが引っかかりにくいというのが共通した意見なのだ。それにこのラケットに張ると、ガシャって感触もイマイチかな?
 トットと切って、次はプロズプロのマルチ、クレイコート・プラスでも張ってみますか...

 

 

2014年夏某日..「PRINCE O3 SPEEDPORT MP(改)」

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 ボクのラケット。マンティスのコンフォート・ポリとコンフォート・シンセティックの200mリールを使い切ったので、代わりにパワー・ポリとツアー・シンセティックの200mリールを購入してみました。やはり自分で実際に使ってみなくては...

 コンフォート・ポリがポリらしからぬ打球感と飛びだったので、パワー・ポリも同じような傾向でチョッピリ硬派な要素を加味したポリなんじゃないだろーか...勝手にそんな期待を持っていたのですが、実際に打ってみると残念ながらタダの昔のポリ?たまたまイイ感じで捕らえた場合はスピードボールを打ち込むこともできたのですが、そんなボールは数えるほど...少なくともボクのこのラケットとボクのヘンチョコスイングではミスマッチ、振動も衝撃も大きくてスッカリ手首が痛くなってしまいました。ハードヒッターのI上クンあたりに黙って張るしかないナ。こりゃ失敗してしまった。\550/11mでヨロシクお願いします...
 そんなワケでパワー・ポリは使用20分でツアー・シンセに張替えです。下にも書いていますけど、コンフォート・シンセに比べるとカチッとした打球感で粘りも少なめ、やや反発重視になっていると思います。特に違和感はなく、T田氏やT会長にも好評なんだけど、自分が使うとしたらインパクトに幅を持たせることのできるコンフォート・シンセの方がイイかなぁ...
 大きな期待を持って購入したパワー・ポリとツアー・シンセでしたが、パワー・ポリは期待ハズレということで、この数日後にコンフォート・ポリをイギリスの"Raquet Depot UK"にスピード注文しています。コンフォート・シンセもどーしよーかなぁ...あっても損はナイよなぁ...って、他にも不良在庫抱えていますけどネ。

 

2014年夏某日..「WILSON HYPER HAMMER 5.6 OS」

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 ウチのT会長のラケット。ココ数年、練習中にストリングを切ることが快感となっているため、耐久性の低いストリングをあえて使用中。前回はテクニのE-Matrix16を張って1年半が経過...かなりケバだった部分が広がってから、さらに数週間が経過、やっと切れました。その数週間のあいだ、T会長は「切れる!もーすぐ切れるヨ、コレ!」と言って、みんなにラケットを見せまくっていましたネ。

 さて、今回はマンティスのマルチであるツアーコンフォートを張ってみました。理由は買ったばかりのストリングで、張ってみたかったから...赤いカラーはタマタマです。いままで使用していたマンティスのコンフォート・シンセティックよりもチョッピリ高級で、構造的にはアウターラップの下に細いモノ・フィラメントが巻かれており、耐久性と反発アプップ、そのかわり打球感がチョッピリ硬くてホールドがやや低下...そんな印象です。ただし、T会長のこのラケットじゃ、そんな感じはしないかも?とりあえずT会長は「イイ!イイよ、Kクン!」を連発しているのでヨシとさせていただきます。
 上の画像で「ん?」と思ったアナタは鋭い...そう、ボトム側クロスが1本足りません。ま、特に支障はナイということで...だけど耐久性がアップしているから、今回はなかなか切れないかもしれませんネ。

 

2014年夏某日..「SRIXON REVO X2.0」

P7032236.JPG (23869 バイト) またもや登場のA木氏のラケット。だけど、外観は変わりなし...今回はクロスだけが切れました。
 クロスはポリ系のマンティス・コンフォート・ポリなので、ポリ系の中では軟い部類に属すると思いますが、そーそー切れるものではありません。今回も練習中に”ビシッ!”という音とともに切れたのですが、切れた箇所はボトム側のノット付近のフレーム内でした。つまり一般的な角切れではなく、クランプによるダメージも一因になっている可能性があるのですが、やっぱり主因はミスヒット?(ホットケ!)
 だけど、ミスヒットはだれにでもあるワケで、その際にストリングが受けたダメージの蓄積+ストリンギング時の負荷が、ストリングの耐性を超えた場合に破断に至ると考えられますが、こーやって何回もいろんなトコロが切れると、ラケットの構造自体も疑いたくなるよなぁ...ミスヒット時の振動が、イヤなカタチで集中する箇所がボトム側にあるかも?他の人はどーなんでしょ?それともコレってA木氏だけの問題?

 

2014年夏某日..「HEAD MICROGEL EXTREME MP」

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 T村氏のラケット。メインがナチュラル、クロスがポリ系のハイブリッドでしたが、練習中にメインのトップ側が、ようやく切れました。トップのナチュラルが、ほぼサキイカ状態でしたが、そこからケッコウ長持ちしましたネ。

 さて、T村氏は同じハイブリッドを要求してきましたので、在庫の「訳ありナチュラル」を格安で張ることにしました。「訳ありナチュラル」は、ボクが間違って6mのナチュラルを勘違いして2等分してしまったものです。自分のO3に張ろうと思ってボウブランド・プロフェッショナルを手にとってシゴきつつ、真ん中でパチンと切ってみたものの、なーんか短くない?あわてて測ってみたら1本が3mチョット...やってしまったワイ。この長さじゃボクのOラケットのタイオフ可能なホールまでとどかないのだ。トホホホ...かくて「訳ありナンチュラル」となってしまったのでありました...
 だけどフツウのグロメットだったら。3m×2本でも張れるゾ...まずはメインの中心の8本を引いて、ボトム側で2本のスターティング・クランプを用いて固定...もう1本はボトム側の一番下のクロスに通して片側をクランプで固定、メインに流し込んで残りのメインを張ったら、あらかじめ広げておいた最初のクロスホールでタイオフ、もう片方も同じように張ってタイオフ。最後にスターティング・クランプで止めていたメインを引きなおして、あとかた張ったメインにタイオフ...これでメインのすべてとボトム側クロス1本にナチュラルを張ることができました。ま、テンションにムラが生じるのは間違いないけど、なんたって「訳あり」ですから...
 あとはシグナムプロ・ポロプラズマ1.18をクロスに張っていきました。技術上の問題は、メインからクロスに流し込む部分の角度がキツイ...ココで角切れするかも?...ま、そこは格安\1,000の「訳あり」ですから...

 

 

2014年夏某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT」

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 A木氏のラケット。サケとテニスに関してリッチなA木氏は、こちらのラケットもナチュラル×ポリ系のハイブリッドにすることに。

 ナチュラルはボウブランド、ポリ系はマンティス・コンフォート・ポリ、52×46前後で張っていきました。共通ホールが4ヵ所あるので、チョッピリ神経を使います...って、ヨケイなことしなけりゃ、ゼンゼン悩むこともナイんですけどネ。
 A木氏はナンか言ってたっけ?...ま、スリクソンよりは気持ち良く打てると思いますヨ...

 

 

2014年夏某日..「HEAD YOUTEK IG PRESTIGE PRO」

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 S崎氏の2本のラケット。いつも張っているE-Matrixが在庫切れということで、気分転換も兼ねて違うストリングを張ってみることに。

 1本はヘッドのファイバージェル・パワー...で張り上がりは硬くなっちゃうんだけど、実際に打ってみるとイイ感じで食い付いてくれるホールド感重視のマルチフィラメントなのだ。張っている時の伸びしろが大きくて、「ビヨーン!」と伸びる、しかも表面がキシキシしてスベリが悪いから、グロメットとの摩擦音も「ギチギチギチー!」とすごい音がするのだ。予想どおり硬くなったけど、ボレーの切れなんかはE-Matrixに比べると気持ち良く感じるし、なかり長持ちすると思うよ。
 もう1本は某大会の景品にもらったバボのエヌ・ヴィ(?)というモノ・フィラメント。構造的にはフツウのモノ、昔のインターナショナル・ツアー、ワールドワイドモデルで言えば、バボ・シンセティックみたい?...よーするにバボの安価なシンセティックってことネ。だけど\1,400もするとは...こりゃボッタクリだナ。
 肝心のS崎氏は...「弘法筆を選ばず」ということで、ストリングが替わっても鋭いショット連発なのだ。

 

2014年夏某日..「BABOLAT PURE DRIVE 107」

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 新人T田氏のラケット。グリグリのスピンヤーなので、ピュアドラもうなづけると思っていたのだが、ラケットを持ってビックリ...チョッピリ軽めでフェイス107のオーバーサイズだったとは...てっきりフツウのPDかと思ってました。ヨネのマルチが硬めに張ってありましたが、練習中に切れてしまったモヨウ...って、あれだけコスれば切れるわナ。しかもT田氏はクロスが切れるのね。

 ヨネの850みたいな「カチッ」としたマルチは、ウチにはないなぁ...かなりスイングスピードが速いから、比較的硬いマルチを硬めに張って、スピンとホールドの両立を図っていたんだろうなぁ...なんて思っていたのですが、ご本人は「イヤ...別に...何でもイイんですけどネ...」という発言。ま、あれだけ振れれば、いくらでも調節が利くんでしょうね。
 というワケで、ウチでマルチと言えばマンティス・コンフォート・シンセティックなのだ。タマ離れ重視で56×52くらい、やや硬めに張っていきました。ご本人の感想は「いやぁ〜、食いつきがイイ感じデスよ...」と、おおむね好評です。クロスに負担がかかるスイングのようなので、次回はメインにナチュラル、クロスのポリ系でも持ってきますか...
 ちなみにこれでマンティス・コンフォート・シンセティック200mを使い切りました。これが2リール目だから、400mを使い切ったことになりますね。そこで、ストリンガーズ・ワールドに次のマルチであるマンティス・ツアー・コンフォートを注文しちゃいました。チョッピリ高価だし、期待が持てるかも!詳細はそのうち...

 

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浦河町テニス協会ホームページ −ストリング日記 その11−
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