ストリング日記..その10
〜マンネリなのだ。えぇ、ごく狭〜い集まりですから...〜
現在・過去..テキトーに思ったコトを書いときます。コレより古い話題は”その@、A、B..”とかにして、以後、放置させていただきます。今後も、放置された「ストリング日記」が増えていくんでしょうね...オノレのストリンギングの未熟さをタナに上げて、しまいには開き直ってしまうという、トンデモないページです。自分のラケットが「こんなテキトーに張られているのか!」って、ビックリしないでちょうだい...。
最近の鬼門ラケットは、ウィルソンのローラー2.6だな。なんたって、デカすぎてフレームは押さえられないし、スロート側の固定が不完全だし、よく切れるし...こりゃ、タイヘンだ。しかし、いつまでこんなタワゴトが続くんでしょうねぇ...
しかも、またもや字ばっかりで疲れるよ...。だけど..オレってヒマ??えぇ..たしかに..
2013年冬某日..「PRINCE EXO3 TOUR 100 16×18」
今は札幌在住のY本氏のラケット。これでラケット置き場がスッキリするのだ。
今回はタテ・ヨコをブラックヴェノム・ラフで...という注文でした。メインは52、クロスは様子を見ながら44〜50くらいで。少し硬かったかな?
このラケットもヘッドバンパーを除去しているので、ところどころチューブを差し込んで張っていきました。バランスが手元に寄っているので、何かイイ感じ...このシリーズの16×18モデルは、是非、ラケットバッグに入れておきたい1本なのだ。
もう少し円高にならないかなぁ...
2013年冬某日..「SRIXON REVO X2.0 & PRINCE EXO3 BLACK 100T」
T岡先生とA木氏のラケット。ともに同じようなところが角切れしてしまいました。2本とも切れたメインに関しては張りたてではなかったので、フレーム形状+経時変化+ミスヒットもろもろ...が重なったものと思われます。場所的に当て皮が有効かもしれませんネ。
O3はノットを作れるホールが限定されるので、メインの中心近くで切れると張り直すしかないのですが、ラッキーにも端だったので引きなおしてタイオフ、無くなったメイン2本は余っているナチュラルで補充してみました。ノットが多くなったけど、これでしばらくは使えるでしょ。
A木氏のラケットもボトム側のクロスに廻していたナチュラルを戻してメインに張りなおしてタイオフ、メイン2本とクロス1本(だったかな?)を余ったナチュラルで補充しました。2本とも1部がパシフィック・トーナメント・クラシックやバボVSになってしまったのだ。
ナチュラルということで、季節、気温の変化など、寒い冬も一つの要因だったかもしれませんネ。あと、やっぱりストリングに負担のかかるフレームってあると思います。昔の軽量オーバーサイズラケットが代表的なものになると思いますが、今では少し軽めの中厚ラケットになるでしょうか。A木氏のラケットはそんな条件には当てはまらないんだけど、何か振動が気になるなぁ...なんて思っていたのですが、この修繕をした10日後の練習中、レシーブでミスヒットした時に、また「ビシッ!」という音とともに反対側の同じところが...トホホホ
同じように修繕して、やたらノットの多いラケットとして使用中です...
2013年冬某日..「SRIXON REVO X2.0 & PRINCE EXO3 BLACK 100T」
まずはA木氏のハイブリッドを張り直し。A木氏のリクエストどおりにクロスをポリプラズマからマンティス・コンフォート・ポリに変更、テンションも35〜40の範囲で張っていきました。
最良のナチュラル×ポリ系のハイブリッドの組み合わせは、メインのナチュラルの動きをジャマしないストリングをクロスに持ってくることだそーです。某ページの検証によると、より重要なメインストリングはインパクト時に少なからずストリングがズレますが、経時的な変化によって、そのズレが戻りにくくなるそーです。その変化がスピン量の低下であり、ひいてはコントロール不良の原因・違和感につながってくるそーです。ゆえに、クロスは極細で少々硬め、表面摩擦の低いポリ系が最適なんじゃなかろーか...ということらしいです。ま、今回の変更は1.18から1.30と、太さに関してはやや逆行しておりますが、A木氏の要望ですので...そして肝心のA木氏のインプレは不明!なぜなら使用数時間でミスヒットによる角切れが発生してしまったから...トホホホ
次はT岡先生のEXO3ブラック。たいそうブラックコードが気に入って使っていましたが、さすがに数ヶ月が経過し、反発力・打球感が低下してきたため張り替えることに。ボクも少し打たせてもらいましたが、やはりブラックコードもポリ系らしからぬ打球感と飛び...最近のポリ系は違和感ありませんなぁ。
ブラックコードをリールで購入することも考えたT岡先生でしたが、やはり昨今の円安がキツイ...ということで、とりあえずマンティス・コンフォート・ポリを張ってみることに。ゲージが太くなった分、ちょっと打球感がボケるかもしれないけど、しばらく使ってみてください。
2013年冬某日..「DUNLOP BIOMIMETIC 200 TOUR」
カッコイイ...使える・使えないは別として、買って良かったボクのラケット。鈍く鉛色に輝くガンメタカラーに、コバルト矢毒ガエルを連想させる鮮やかなスカイブルー...カッコイイ...デザインはモンクの付けようが無いのだ。
以前に200LITEは購入したものの、ちょっと軽くてイマイチだったので、少し重いけど16×19のストリングパターンのTOURを探していたところ、TWの中古コーナーで発見、迷わず注文してしまいました。
張り上がり状態でストリングはメーカー奨励のマルチであるシルク、そのままでは350グラムオーバーのハードスペックだったので、ヘッドバンパー除去、テンション落としてストリング再利用、足りない部分はテキトーなストリングで補って、グリップ削って”テキトーG2”、348グラム・バランス気持ち手前仕様に変更して使用中。カッチリとした打球感!上質なカーボン!重さにまかせて振り切ると、相手のエラーを誘うストロークが打てる!...かも?
黙って手にとって眺めているだけでもいいラケットですナ...え?意味がよくわからない?...えぇ、わかる人にわかればイイんですヨ。
2013年冬某日..「SRIXON REVO X2.0」
A木氏が「ダンロップ杯」出場にあたって、スポンサーをヨイショするために購入したラケット。今もインスティクトと併用して使用中ということは、このラケットもソコソコ気に入った部類に入るのでしょうか?A木氏のラケット探求の旅も、少し落ち着いてきたようです...だけど、インスティクトとこのラケット、あまり共通点が無いような気がしますが...(ホットケ!)
テニスに関しては、金に糸目をつけないA木氏の次なる選択は、ナチュラル×ポリ系のハイブリッド。メインにボウブランドのプロフェッショナル、クロスにポリプラズマ(1.18)という、いつもの組み合わせで52×48くらいで張っていきました。
A木氏の評価は「硬い...」ウーン、多少高いテンションでも十分に食いついてくれるのが、ナチュラル×ポリ系ハイブリッドのいいトコロだと思ったのですが...。実際に打ってみますと個人的な感想ですが、さほど硬さは感じませんし、食いつきも十分に感じます。ただし、フレームのしなりが大きいのか、ボックス形状の影響か、意外とインパクト時の衝撃を感じます。たぶんガシャるような打球音も手伝って、そー感じている部分もあるかもしれませんが、あまり気持良くないのは確かでした。バイブラでも付ければ少し印象が変わったかもしれませんでしたネ。
そんなワケで、少し使用した後、A木氏はクロスのテンションを落として張りなおすことを要求...テニス用品に妥協は許さないA木氏なのであった...
2013年冬某日..「DUNLOP 200G XL」
T村氏のラケット。以前もボトム寄りのヘンなところで切れたんだけど、今回も下の方でメインが切れました。ノッチもトップ側よりもボトム側の方が深くなっているのがわかります。T村氏のスイングスタイルだと、このへんが切れやすくなるんでしょうか?珍しいのだ。
さて、去年より引き続き、現在も”マンティス・コンフォート・ポリ”の押し売り運動中ということで、54×50くらいで張っていきました。このコンフォート・ポリ、あまりユルいテンションで張ると、面が暴れてボールの食いつきが悪くなる印象があります。自分のラケットにユルく、44×40くらいで張って試してみたのですが、どーにもボールがつかめず、フカシぎみでコントロール不良でした。(もちろん自分の実力は無視)ポリ系ですが、少し高いテンションの方がシックリくると思います。
T村氏も特に違和感なく使えるイイのですが...ラケット総重量は326グラムになりました。
2013年冬某日..「DUNLOP 200G & YONEX RDS001 MID」
2本ともI上クンのラケット。よく憶えていないけど、200Gは失敗したのね...18×20の密なストリングパターンをスッカリ忘れていたワイ。I上クンは寡黙な人間なので、もう1本の001にも”マンティス・コンフォート・ポリ”が張られてしまったのだ。
イエローの001にイエローの”マンティス・コンフォート・ポリ”...ビジュアル的には申し分ないナ。200Gの足りない部分もラケットに合わせてブラックにすれば良かったかなぁ...ま、どーでもイイことなんですけどネ。
さて、かんじんのI上クンは長期出張中につき、さっぱりテニスに来ていないので、このストリングの評価は不明...しかも帰って来るころには張りたての気持ち良さも無くなってますナ。うーん、タイヘンな仕事なのだ。
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK GRAPHENE SPEED PRO」
高校生のS木クンのラケット。前回はストリングパターンも密だし、冬は寒くて飛びが悪くなるし、とりあえず今どきのポリ系である”マンティス・コンフォート・ポリ”を張ってみたのですが、やっぱりポリプラズマがイイ...ということで、ズーっと使い続けているポリプラズマ(1.18)を50×44くらいで張ってみることにしました。
新しいスピードは18×20のストリングパターンでメイン・クロス共通のダブルホールが4ヶ所もあります。気を付けないと、2コマ目のようにストリングがクロスしてしまうこともありますので...(S木クン、ゴメン)
やはり元気な高校生ということで、速いスイングでスピンをかけるにはコッチの方がシックリくるそうで、フォア・バックともするどいボールが来ます。そのかわりアンフォースド・エラーも多いけどネ...(ホットケ!)
そんなS木クンですが、最近は練習のし過ぎでテニス・エルボーの一歩手前状態?ストローク好きだし、なんか肘に負担のかかりそうなフォアハンド打ってるしなぁ...自分の打点で打てるボールには十分威力があるわけだから、次のボールを楽なカタチでポイントにつなげられればイイのにネ。
2013年冬某日..「PRINCE O3 SPEED PORT BLACK」
伝説の酔っ払いY氏のラケット。ストリングは購入当時のまま、プリンスのモノであるライトニングで使用中でしたが、とりあえず張り替えることに。ズーっとマルチを愛用してきたY氏ということで、マンティスのコンフォート・シンセティックを58×53くらいで張ってみましたが、O3ブラックのパワーとスピードポート効果で、粘り過ぎ+飛び過ぎで、どーにもボールがコートに収まらず...そーゆー意味では、モノ・ストリングのライトニングとの相性が良かったと言えます。
そんなワケで、Y氏のリクエストはウチの協会で流行っている”マンティス・コンフォート・ポリ”。53×46〜50くらいで張っていきました。
Y氏のラケットにポリ系を張るのは初めてだし、どーかと思いましたが、Y氏には非常に好評。オールラウンドにイイ感触を得ているモヨウ。とりあえず良かったデス。
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT & WILSON HYPER HAMMER 4.0 OS」
クシさんご夫婦のラケット。
冬はスキー三昧のクシさん夫婦だけど、とりあえず張り替えることに。どのくらいスキー三昧かって言うと、サホロのシーズン券とトマムのシーズン券を夫婦で同時購入してしまうくらい...スゴ過ぎる。
そんな完全にお金の使い道を間違っているクシさんが今回持ち込んだストリングは、ティアーワンのトライアンフというフツウのマルチ。新しいストリングメーカーみたいで、モニターに応募してタダでもらったものらしいです。夫婦あわせて4枚のシーズン券を購入する傍ら、モニターに応募してタダでストリングを入手するとは...やはりタダモノではないのだ。(ホットケ!)
さて、このマルチは奥様のハンマーに、クシさんのインスティクトにはいつものOG-SHEEP MICRO16を張っていきました。軽量・反発重視のオーバーサイズラケットにマルチ...もう忘れてしまったけど、クシさんの指定テンションが、かなり低かったような気がします。この手のラケットにマルチをユルく張ると、ムダにインパクトが伸びて、かえってコントロール不良に陥るかも?...ま、ソコはセンスのある奥様なので修正できると思いますけどネ。
2013年冬某日..「YAMAHA EX-110 PROTO」
懐かしいラケットは、町のカオ役でもあるベテランU山氏のラケット。バスケットボール協会の重鎮であり、テニス協会員ではないが、テニスはウチのT会長に比べて格段にウマイ。(比較すること自体、失礼か...)以前に長年使用していたラケットはフレームにヒビが入っておりストリンギングは断念、その後、知り合いにもらったこのラケットを使用中だったモヨウ。経年変化でしょうか、メインをタイオフした場所で切れてしまったようです。
サバティーニの使用モデルとして有名だったラケットで、少なくとも17〜18年前のものになると思いますが、とってもキレイです。オーバーサイズということで、自作アダプターを付けて、マルチのマンティスCSを52×48くらいで張っていきました。張り上がり重量は349グラム...重いの一言デス。
最後の肖像権を無視した画像は2012のもの...イイ...
2013年冬某日..「PRINCE EXO3 BLACK 100T」
T岡先生の新兵器で2本所有中。"Type-J"ということで、日本向けヴァージョンらしいです。名前は”ブラック”ですが、やや青っぽい配色でカラーも日本向け(?)といった雰囲気です。海外にも"100Team"っていうラケットがあって、スペックは100、27インチ、アンストラングで278グラム(type-Jは305グラム)、フレーム厚は23-24-22、あとのデータは国内ホームページに「ストラング・アンストラング」の表示がないため詳細不明ですが、ラケット重量に大きな違いがあるモヨウ。もっとも基本的なフレーム厚が同じなので、ところどころにバランスを考えて鉛でも仕込んであるのかな?
T岡先生はとりあえずナチュラル(TITAN 15L)×ポリ系(ポリプラズマ 1.18)のハイブリッド、加えて少し細めのグリップ2が気になるということで、グリップアップ・スリーブを使ってグリップ3へアップしてみました。オマケに手元の重量が約10グラムアップしてしまった...ま、手元なのでほとんど気にならないと思いますけどネ。
T岡先生の印象は、室内ではやや”食いすぎ・飛びすぎ”といった感じなので、今後は屋外で使用する予定...って、来年の春?クロスのポリがヘタるかもしれませんヨ。
もう1本はブラックコードが張ってあって、コチラは好印象らしい。もともとホールド感もパワーもあるラケットだけに、あまり粘るセッティングだと、かえってコントロールしづらいかもしれませんネ。
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT」
A木氏のインスティクト。A木氏もチマタ(えぇ、かなり狭い地域なんですけどネ)でウワサのマンティス・コンフォート・ポリを張ってみることに。A木氏も特に違和感なく使えているモヨウ。
「(ストリングが)ズレないのがイイね...」
ま、ソコはポリ系なのでズレは少ないのですが...ソコに食いつくとはチョット意外でしたネ。できれば他の感想をお聞きしたかったのですが...
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK GRAPHENE SPEED PRO」
高校生のS木クンの新兵器で、ヘッドのグラフィン?シリーズのジョコビッチ・モデル(宣伝上の)。チョッピリ使われているオレンジ色とカーボン調の配色は、昔のTi-ラヂカルを思い出しますネ。
いっしょに写っているのはS木クンの修学旅行のお土産であるクッキー...なんて義理堅い高校生なんだ!いやぁ、感心するネ、S木クンには。高校のパンフレットにも在校生の1人として紹介されているし、とってもイイ好青年デス。(クッキーもらったから言ってるワケじゃないヨ)
グラフィンは軽くて強いカーボンの一種?コレをラケットのシャフト部分に使っちゃったから、軽くなった分は配分自由!グリップに持ってくれば操作性アップ!ヘッドに持ってくればパワーアップ間違いナシ!...なんですって。まぁ、メーカーの宣伝モンクなので、あとは使う人の”気持ち”しだいでしょうネ。
新しいラケットはストリングパターンが18×20、ダブルホールがあるから、あまり凝ったことするとノットホールがなくなっちゃうので、今回はフツウにメインにタイオフしました。3コマ目はそんなダブルホールのフレームの外側...グロメットが軟らかいのか、ストリングの通し方によってはズレが生じてしまう可能性アリ。コレは無理矢理グロメットを合わせた上で引きました。ストリングは押し売り中のマンティス・コンフォート・ポリを54×48くらいで。いつものポリプラズマでも良かったかもしれないけど、冬場でボールも飛ばなくなるし、ストリングパターンも密になっているし、コッチの方がイイんじゃない?
張り上げ重量は330グラムオーバー、ハタから見ていると、以前のスピードよりやや使い辛そう?16×19に間引いてポリプラズマ張ってみる?
2013年冬某日..「YONEX VCORE Tour 89」
I上クンのラケット。ボウブランドのナチュラルとポリデラックスのハイブリッドでしたが、練習中にメインのナチュラルが切れました。やっぱり全体的にサキイカ状態になる前に切れてしまった。まぁ、10ヶ月もったのでヨシとしますか。
さて、さっそくマンティス・コンフォート・ポリでも張るか。リクエストどおりに少し硬めに56×52くらいで張っていきました。I上クンは多くを語らないんだけど、イイ感触を得たモヨウ。これならかなり振っていけると思うヨ。
2013年秋某日..「HEAD YOUTEK IG PRESTIGE PRO」
S崎氏のラケット。順調なペースでE-Matrix16を切り続けており、のこるは3本。そろそろカウントダウン開始なのだ。
今回も46×46で張っていきました。今では340グラム前後の重さも気にならなくなったそーで、いよいよスキがなくなってきたのだ。もしもタイミングが悪くてE-Matrixが在庫ナシになったら、マンティス・コンフォート・ポリエステルでも張ってみますか。(やっぱり、そーきたか)
2013年秋某日..「PRINCE O3 SPEEDPORT MP(改)」
ボクのラケット。興味本位で購入したマンティス・コンフォート・ポリエステル17でしたが、やっぱり自分で使ってみないことには人にも勧めにくい...ということで、普段はポリ系をメインに張らないボクですが、試しに張ってみることにしました。
マルチやモノだったら9.5メートルで張れるラケットですが、ポリ系ということで10.5メートルを切って張っていきました。テンションはメインが52、クロスは様子を見ながら44〜50くらいで張っていきました。ポリスター・クラシックなどの硬派なポリ系に比べますと、明らかに軟らかく、明らかに伸びます。クロスも通しやすく、ストリンギングしやすいポリ系になると思います。
さて、さっそく打ってみましたが...「イイ!すごくイイ!コレでポリ?」というのが第一印象。最初の球出しのインパクトでポリらしからぬホールド感と打球感...ホールド感があってボールの押し出しにもヨユウがあるから、飛びも方向性も自分のイメージにとても近い。当てるだけのスイングでも十分な飛びが得られるし、速く大きなスイングでもちゃんとボールが相手コートに収まります。もともとフォアが苦手でフカしぎみなので、そのへんに大きな変化はないのですが、ボールコンタクトの幅が広がったのか、バックハンドの返球率がやや上がったような気がします。ボレーの感触もよく、今まで使っていたマルチやハイブリッド(ナチュラル×ポリ系)と比べ、なんら遜色ありません。そして特筆すべきは、その振動の少なさ...ポリを張ったラケットなんてチョコっと借りて打つ程度だったけど、それでも”バッシンバッシン”と腕・肩にきて、次の日は肘に違和感が残ることさえあるが、ソレが一切ない!...ま、今までマトモにポリ系を張ったことがないので、かなりヒイキめに見ているのかもしれませんが、2週間使用してナンの違和感もありません。こりゃ不思議なストリングです。最新のポリ系はこんな傾向なんですかネ?
ストリングフォーラムへの投稿によると、「とにかくソフトでコントロール良好、その反面、スピンのかかりはイマイチ...」という意見が多いようです。なんでも特別の化学的処理を施してあり、パワーを損なうことなく、今までのポリにない快適さとソフトな打球感を実現したそーです。たしかにポリとは思えないストリングなのだ。\400だし、オススメの逸品ですナ。
2013年秋某日..「HEAD iS4 iS6 、MICROGEL EXTREME MP」
鉄人S木氏の2本とクシさんのラケット。十勝リーグ団体戦に合わせて張り替えることに。コレで預かっていたラケットはほぼ無くなり、スッキリしたラケット置き場。あとはA元氏の1本が残るのみなのだ。(ところでA元氏は研修からいつ帰ってくるんだろ?)
リクエストどおりにiS4にはスープリーム16、iS6にはファイバージェル・パワー17、エクストリームにはMICRO16を張っていきました。鉄人S木氏の2本はアダプターを付けて固定しますが、フレームが軟らかくてギシギシするためスリル満点です。経年変化から言っても、破損するとすれば鉄人S木氏のラケットでしょうね。
クシさんの張替え回数はハンパじゃないよなぁ。テニスすることよりも、ストリング切ることが目的になっている?こりゃフレームの寿命も短いかもしれませんヨ。今度、マンティス・コンフォート・ポリでも張ってみますか。ポリとは思えない軟らかさなのだ。
2013年秋某日..「HEAD LM RADICAL MP」
S井先生のラケット。十勝リーグ団体戦に向けて張り替えることにしました。メインにプロハリケーン、クロスにフツウのモノが張られていたようですが、OG-SHEEP MICRO17に変更です。
現行モデルのラヂカルからは、ついに18×20のパターンはなくなりました。このころと比べると、かなり変わった趣になっているんでしょうね。
さて、試合の方はソコソコで、3部優勝に貢献したS井先生でしたが、主に使用したラケットは、貸し出し中の”BLXスチーム100”?...ま、ラヂカルに比べるとスチームの方が扱い易いかもしれませんネ。
「買取りを検討中」ということで、一つヨロシクお願いします...
2013年秋某日..「YONEX MP-5i」
M氏のラケットで国内未発売ラケット。ヘッドのファイバージェル・パワーが張ってありましたが、練習中に”ビチッ!”とメインが切れました。使用期間は1年半くらい?M氏にしては短い寿命でしたネ。
さて、M氏は特にナニも言ってなかったし、ココはストリンガーズ・ワールドから届いたばかりのマンティス・コンフォート・ポリエステル(1.25)を張ってみるか...だけど、ダレにも張ってないし、どんなストリングかもわからないもんなぁ。いくら鈍感なM氏でも、飛びが悪かったらモンク言うかもしれないし...そんなワケで、控えめにクロスに張ってみることに。
ナニを張ろうが基本的にM氏は気にしないので、メインに中古のバボのATPツアー(だったかな?)、クロスにマンティス・コンフォート・ポリエステル(1.25)を52×48くらいでテキトーに張っていきました。マンティスCPは光沢のあるスーパースマッシュみたいなハニーイエロー、シャランシャランしているところはポリっぽいけど、他のポリ系なんかと比べると、軟らかくて伸縮性があり、ストリンギングがラクです。
さて、本人が練習に来る前に、勝手に打ってみましたが...飛ばん...メインに張ってないのでマンティスCPの詳細は不明、しかもこのフレームとの相性が悪いのか、打球感も悪い。ストリングが変わってもM氏のテニスに変化はないだろうしいっそのこと、メインもクロスもマンティスにして、「ハイ、フツウのモノね...」って渡せば良かったナ...ま、今回はマンティスCPに触れるのが目的だったので、コレで良しとしますか。(肝心のラケットの持ち主が、完全にカヤの外ですけどネ...)
2013年秋某日..「PRINCE O3 SPEEDPORT MP(改)」
ボクのラケット。前はナニが張ってあったかなぁ...頻繁に張り替えるから覚えていないや。とりあえずメインで使うつもりなので、いつものハイブリッドにすることに。メインにボウブランド、クロスにポリプラズマ(1.18)を持ってきました。
透明感があってキレイなボウブランドのナチュラルだけど、スピン主体の人にとっては寿命が短く、やや不経済な傾向ありだと思います。(T岡先生に張ったら寿命短かったからなぁ)ボクはそんなにスピンヤーではないので長持ちすると思いますけどネ。
これでとりあえず購入可能な(安価な)ナチュラルはほとんど試してみたことになりますが...ボウブランド・プロフェッショナルは透明感があって軟らかく、打球間もソフト。しかしコーティングが薄いのか、耐久性が悪くてノッチが入るとイッキに切れる傾向あり。全体的にボソボソしたり、サキイカ状態になる前に切れてしまうのは、ケチなボクにとっては耐えられないことなのだ。TITANにしろパシフィックにしろ、サキイカ状態になってから発揮するホールド感が特筆モノなのにねぇ...
...というワケでボウブランド・プロフェッショナルは、今ある在庫限りですナ。ダレに張ろうかなぁ...フラットぎみに打つことが多くて、ストリングもめったに切れない人...T会長とか?(どーやってハナシ持っていこうかなぁ)
2013年秋某日..「YONEX RDS001 MID」
I上クンのラケット。I上クンも3〜4本のラケットを使い回しており、そのち3本はナチュラル×ポリ系のハイブリッド。なんだかんだでこのラケットは1年くらい持ったのかな?
今回はハードヒットの感覚を取り戻すため(?)、フツウにポリ系を張ってみることに。この時はポリスター・クラシックとシグナムプロ・ポリデラックスしかなかったので、軟らかい方をメインに持ってきました。
なんとも中途半端な組み合わせだなぁ...I上クンはいつもモンク言わないからよくわからないけど、やっぱりイマイチだったんでしょ?次は期待のマンティス・コンフォート・ポリエステル張るから、それまで我慢してちょーだい。
2013年秋某日..「BABOLAT AEROPRO DRIVE」
T岡先生のラケット。ピュアドライブGTと併用中...しかし、最近はEXO3ブラック?T岡先生もイロイロと試験中なのだ。
コッチのラケットもナチュラル×ポリ系のハイブリッドにしてみました。メインはパシフィック・トーナメントプロ・クラシック15Lで、クロスはトップスピンのサイバーフラッシュ(1.20)です。前回のピュアドラGTと同じ組み合わせになります。54×48くらいで、ナチュラルはクロスに流し込むことなくフツウに張り終えました。T岡先生の感触はオオムネ良好です。
やや透明感に欠けるパシフィックのナチュラルですが、値段と耐久性のバランスを考えると、今のところ一番でしょうか。値段を度外視すると、やっぱりバボのVSになると思いますが、基本的には高いのは却下ですナ。(ケチだから...)
2013年夏某日..「SRIXON REVO X2.0」
A木氏の新兵器。フェイス98、ボックス形状と20〜21mmの薄いフレーム厚でホールド感は十分、ある程度のスイングあ要求されるとともに、ちょっとアタマが重い分、試合後半に取り回しがキツくなるかも?...そんな印象です。
ウイルソンのNXTが張ってありましたが、飛びが悪いと感じたのか、いつものマンティス・CS16に張り替えることに。54×50くらいで張っていきました。A木氏の印象はおおむね良好...
実はこのラケット、A木氏・T村氏ペアが、今年のダンロップ杯・男子B級の苫小牧地区代表になってしまいまして、スポンサーをヨイショするために購入したもの?
大会が終わったら、トットとインスティクトに戻ったりして...
2013年夏某日..「HEAD YOUTEK IG SPEED 16×19 ,MICROGEL EXTREME MP」
2本とも高校生のS木クンに貸し出し中のラケット。エクストリームはT会長の所有。ズーっとポリプラズマを張っていたけど、ついにコレが最後の1張りになりました。しょーがないからエクストリームにはポリスター・クラシック(1.20)、スピードには以後、ブラッディ・レッドのシグナムプロ・ポリデラックスを張っていくことに。さすがにスピードにポリスター・クラシックでは、どー張っても飛びが悪いしネ。
見た目は赤くてカッコイイが、ゴクゴクふつうのポリ系という印象のポリデラックス。どのへんが”デラックス”なのか、思わずツッコミたくなるようなストリング...ボクはメインにポリ系を持ってくることはないので詳細不明ですが、ストリンギングしていてポリプラズマより軟らかくて、少し伸びることはわかります。おそらくテンションメンテナンスもやや劣るかもしれません。S木クンのインプレは、やはりポリプラズマに比較すると、やや飛びすぎだそーです。54×48くらいで張っていったけど、もうチョット硬く張っても良かったかな?
ちなみにこの円安ですが、S木クンのためにポリプラズマ(1.18)、I上クンのためにマンティス・コンフォート・ポリエステル(1.25)をストリンガーズ・ワールドに注文してしまいました。楽しみなのだ...
2013年夏某日..「PRINCE EXO3 TOUR 100 16×18」
今は札幌在住のY本氏の新兵器。ダビド・フェレーロ使用モデルということで、ワシも使っている”O3TOUR”の後継モデルになるのでしょうか。ただし、スペック的にはフェイス100となります。
とりあえず購入してみたY本氏でしたが、ロクに使いもせずに今回もヘッドバンパーを取っ払い、手元にバランスを寄せてみることに。自作簡易バランス測定器によると、オーバーグリップを巻いた状態で約315mm、8.8ポイントヘッドライトとなります。TW-USのストラング状態でのデータが7ポイントヘッドライトなので、まぁ、こんなもんだと思われます。この状態でのラケット総重量は332グラム、ヘッドバンパーは7グラムでした。
さて、張り替えるストリングはY本氏がキープしていたVSタッチ・ブラック×ブラック・ヴェノム・ラフ。54×48くらいだったでしょうか。張りあがりの総重量は、7グラムのヘッドバンパーを除去したにも関わらず331グラム、バランスも約312mmで9.7ポイントヘッドライトという結果に...つまり数値上、今回は、ほとんど変化ナシってことになりました。(Y本氏はどー感じたかな?)
最初に張ってあったストリングが、たぶんプリンスのライトニングというよく伸びるモノ・フィラメント、そこにナチュラルとポリ系を持ってきたために、ヘッドバンパーのマイナス7グラムがほぼ相殺されてしまったようです。ま、”ヘッドバンパーなし”という事実がありますので、あとは気持ちで操作性アップを狙いたいトコロですナ。
ちなみにこのラケット、フェレーロ使用モデルとして売り出していますが、国内では加えてJ・フレーム、TCTグロメット、エアブリッジ...なんてテクノロジーが宣伝モンクになっている。だけどTW-USで紹介されているのは”EXO3”のみ...グロメットの素材なんて気にならないし、エアブリッジ(こんな言い方しているとは知らんかった)は前からあるし、大きな影響があるとすればフレーム強度に変化を持たせたJ・フレーム構造になると思うけど、TW-USではノータッチ?そもそもフレームが違う?見た目はまったく同じなんですけどね...
わざわざ日本モデルだけ特注しているとは思えないし、プリンスのホームページにも「海外品とは異なります」の記載はないのだ。まぁ、この宣伝モンクで売り上げがアップが見込めるのが日本市場なんでしょうか...
ハナシは変わりますが、大樹協会杯に備えて張り替えた人たちの戦績ですが、T岡先生・I上クンペアが準優勝でした...え?他の人たち?ココで言うほどの戦績では...結論!「テニスは道具の効果よりも実力が出る!」...えぇ、あたらまえのコトですね。
2013年夏某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT 2本」
大会前ということもあって、ラケット置き場は満載なのだ。ショップの「試打ラケットコーナー」みたいですナ。
さて、1本はA木氏のインスティクト。ナチュラル×ポリ系のハイブリッドでしたが、使おうと思ってバッグから取り出してみると、なんとフレームの外で角切れしているではありませんか!...なんか前回も打ち合っている最中に同じようなところで切れていたような気がするなぁ...A木氏の打ち方が、フレームと接するストリングの特定の部分に連続的に負荷を加えている可能性が示唆されるのだ...って、よーするに真ん中に当たってナイってこと?(ホットケ!)今回はフツウにマンティスのコンフォート・シンセを張って終了しております。
もう1本は帯広在住のクシさんのインスティクト。「コート開き」の時に張ったばかりでしたが、間もなくT村氏が帯広から預かってきたものです。週末の大会で会うのに合わせて張り上げました。ストリングは前回と同じく、あやしく光る紫のツルツルストリング。希望どおりに45ポンドで張り終えました。右画像は余ったストリング...よく伸びるストリングということもあって、トータルで3メートルくらい余ったかな?このラケットだったら、ポリ系以外は10mもあれば十分だと思うナ。
さて、くしくも今回登場したラケットの持ち主は、全員、この週末のテニス大会に参加予定なのだ。いったいどーなることやら...「ストリングを張り替えても、勝敗にはほとんど関係ナイ」ことだけが証明されてもねぇ...(ホットケ!)
2013年夏某日..「DUNLOP 200G XL」
T村氏のラケット。まだ切れてないし、色もハゲてないけど、「切れそうなところがある...」ということで張り替えることに。ん?ドコだ?...目を凝らしてよく見ると、8時方向にアウターラップだけが完全になくなってコアがむき出しになっている部分を発見しました。フツウはトップ側のストリングがダメージを受けるハズなんだけど...前回のストリンギング時にナニかダメージを与えてしまったかも?チョット不思議なのだ。
さて、ラケットは女房が受け取ったので本人の希望を聞くことができなかったけど、ま、こんなもんでしょ...これから暑い季節、やや飛びを抑えるためにクロスはサイバーフラッシュからポリスター・クラシックに勝手に変更してみました。テンションは52×40〜45くらいだったかな?まだ本人に渡してないから詳細不明だけど、こんなもんでしょ?コレで週末の試合に臨んでもらうのだ。さて、どーなることやら...
2013年春某日..「BABOLAT PURE DRIVE GT」
T岡先生のラケット。2ヶ月前にボウ・ブランド×サイバーフラッシュのハイブリッドを張ったばかりでしたが、アッサリ切れてしまいました。湿気の多いナイターで一度使用したことも手伝ってか、今まで一番短い寿命でした。メインのナチュラルの中心部分が切れていたのですが、周辺に大きなダメージはなく、まんべんなく浅いノッチが入っている程度でした。やっぱりボウ・ブランドのプロフェッショナルって、他のナチュラルに比べると、耐久性が低いかもしれませんネ。
さて、「やっぱりハイブリッドがいい...」というT岡先生だったので、今度は”コシ”のあるナチュラル、パシフィックのトーナメント・プロ・クラシックをメインに選択してみました。同じようなテンションにしても、やや張り上がりが硬く感じるパシフィックですが、実際に打ってみると、そんな感じは払拭されるハズですので...(ホントか?)クロスは前回と同じく、軟らかい部類に入るであろう、トップスピン・サイバーフラッシュ17を張っていきました。52×44〜48くらいだったかな?まだ感想聞いてないけど、イイでしょ?(これまたホントか?)
サイバーフラッシュも残り僅かになってきました。ヘンなところから引っ張ったから、カラまってしまった。気が付けばポリ・プラズマもOG-SHEEP MICRO16も残り僅か...せめて1ポンド=130円くらいにならないかなぁ...
2013年夏某日..「HEAD YOUTEK IG PRESTIGE PRO」
元祖S崎氏のラケット。ボチボチ他の管内の大会にも出場し始めたということで、練習にも熱が入り、結果、ストリングは2ヶ月持たず...気が付けばE-Matrixの在庫はコレで最後になってしまった。本人の希望もあり、ただいま緊急輸入中です。
さて、季節も暑くなり、少し飛び過ぎを意識したのか、S崎氏はタテ・ヨコ同じテンションで張ってみることを提案。希望どうり46×46くらい、ノットの手前だけ55くらいで張り終えました。まぁ、クロスは上から張ることになるからタワむ部分も上にズレるわけで、そんなに違和感はないと思いますが、ご覧のとおり、明らかにタテ方向に伸びてしまいました。もう1本と並べてみましたが、4〜5mmは伸びたかな?
よくスライスがかかりそーだナ...
2013年夏某日..「YONEX RDis 100 MID (初代)」
I上クンのラケット...そう、今を去ること2年前、屋外テニスコートで紛失したラケットが発見されました!発見したのはオレ...ちょうどこの時期、町主催の「テニス教室」を開催していたんだけど、ラケットを持っていない参加者といっしょにラケットを借りようと思ってスポーツセンターの器具室に入る機会がありました。案内してくれたスポーツセンターのおじさんが、「このあたりが硬式のラケットかな?...ホレ、こんなのもあるんだワ。忘れ物みたいなんだけど、なんか高そうなラケットだから、ダレにも貸し出していなかったんだけど...」そー言って差し出したラケットは、赤くて薄いヨネックスのラケット...って、こりゃI上クンのラケットじゃないの!
かくて2年ブリにI上クンのもとに戻ってきたRDis100でした...だけど、なくなった時、スポーツセンターに問い合わせしたよなぁ...しかも紛失物とわかっていながら「貸し出しコーナー」に保管?こりゃスポーツセンターの管理体制に不備アリでしょうか。ま、とりあえず戻ってきて良かったのだ。
張りっぱなしのポリ・プラズマは完全にヘタっているので、トーゼン張り替えることに。I上クンの希望はやっぱりナチュラル×ポリ系のハイブリッドなのだ。今回はボウ・ブランドのプロフェッショナル(チャンピオンシップの下位モデルで安いヤツ)と、物置で発見した”ポリノバ”っていうポリを張ってみることに。
ボウ・ブランドのプロフェッショナルはこれで3本目だけど、よく伸びて軟らかい反面、やはり耐久性がTITANやパシフィックと比べて低い印象です。なんか密度が低いというか軽いというか、、同じようなテンションで張っても、張り上がりの面圧も低い感じがする。まぁ、打球感は悪くないからイイんだけど、全体的にサキイカ状態になる前に切れそうな雰囲気です。この軟さはケチなオレとしては少し気になるなぁ...
一方、クロスは”ポリノバ”...M原先生コーチにもらったヤツだったかなぁ?なんか聞いたことある名前だと思ったら、悪徳イグナスのストリンギングマシーン購入の際に、安く買えるストリングだったことを思い出しました。見た目はキルシュバウムのスーパースマッシュよりも、やや薄いハニーゴールドで、ポリとしては軟らかい印象。少し前に、同じ組み合わせで自分のラケットにも張りましたが、思っていたよりも面圧が出ず、インパクトでボールがやや暴れる感じがしたので、今回はクロスもやや高いテンションで張っていきました。結局、52×50前後だったかな?(ちなみに自分のラケットは、すぐにクロスだけポリスター・クラシックに変更しました)それにしてもボウ・ブランドとの組み合わせもあるのか、少し軟らかい印象です。
さて、久々に戻ってきたラケットで打ってみたI上クンでしたが、最近の練習不足もあり、今ではかつて薄っぺらい打球感が気に入らなかった”お手軽ツアーモデルのV-Core89”の方が好印象の様子。
「あ...いや...なんか...コッチの方が打ちやすいような気がするんスよね...」そろそろI上クンも、ラケットの大幅な変更を考える時期にきているんじゃないの?
2013年夏某日..「WILSON nCODE nps 95」
某施設所長氏のラケット。転勤して来て間もない頃、長らく張りっぱなしだったモノ・ストリングが切れた際、「んじゃ、せっかくだから張ってもらおうかな...」と言って張ったマルチのマンティス・コンフォート・シンセティック16がお気に入りなのだ。
今回はまだ切れていませんでしたが、表面のブラックがハゲて、マルチと言えどもかなりヘタっているようなので、同じストリングに張り替えることに。こーして見ると、ちょうどラケットのフレームの白いところ(なんだっけ?ウイルソンの膨らんでいるところ)でボールを捕らえていることがわかりますネ。所長氏には「あ、やっぱり違うワ、イイわ...」と好印象なのだ。
ストリングのカラーについては、アウターラップの下の束線に着色しているものが多いと思うけど、基本的なマルチと言えるコンフォート・シンセティックはマルチ・フィラメント・コア+アウターラップという単純な構造になるだけに、アウターラップへの着色になるんでしょうね。いっそのこと、着色なしで白いストリングにしたら、少し安くなるかも?または全12色を揃えても面白いかもしれませんネ。(硬派なマンティスにソレはないか...)
2013年夏某日..「HEAD YOUTEK IG SPEED 16×19」
高校生のS木クンに貸し出し中のワシのラケット。S木クンはこのラケットとポリ・プラズマの取り合わせをタイヘン気に入っているモヨウ。某地方大会も、ポリ・プラズマで臨もうとしたのだが、残念ながら大会当日の練習で切れてしまい、急遽、顧問の先生が近隣のドコかで張ってきたのがこのストリングでしたが、コレもアッサリ切れてしまいました。しかも珍しくクロスが切れたのね。
「なんじゃ?このストリングは...?」切れる前にチョット打たせてもらいましたが、打球間はやや乾いたマルチ。ゲージも細いのでソコソコの食い付きはあるが、インパクトを意識して押し出さないと、明らかに飛びもコントロールも悪い印象。インパクトよりもスイングの勢いでボールを運ぶS木クンにとっては完全なミスチョイスなんじゃないだろーか?...そんなこと思いましたが、実際、本人もシックリこなかったそーです。
張られていたストリングはテクニの「XR1」、ゲージはたぶん17Gだったと思います。「XR1」はマルチ、中心に四角形のコアがあってウレタン配合、耐久性重視のコーティングがしてあるらしい。テクニのマルチといえば、安い「E-Matrix」しかまともに使ったことがないけれど、たまたま中古ラケットに張ってあった「バイフェイズ」も使用経験アリです。ボールホールドではバイフェイズが上のような気がしますが、共通して言えることは「叩けるマルチ」ということでしょうか。時代を反映してか、大きなスイングとパワーラケットでも”飛ばない・粘らないマルチ”という印象です。「ポリを使うには、肘がチョットね...」というハードヒッターが対象になるのでしょうか。明らかに昔はなかったカテゴリーじゃないだろか。
とりあえず本人がお気に入りのポリ・プラズマを52×47くらいで張っていきました。本人はいたく気に入っているのでOKでしょうか。順調にポリ・プラズマの在庫も消費中なのだ。(今後も頼むぜ、S木クン...)
ちなみに以前のラケットで臨んだ某地方大会は、惨敗だったそーです...トホホ
2013年春某日..「HEAD YOUTEK IG PRESTIGE PRO」
最近、鉄人S木氏から2本、クシさんから2本のストリンギングを依頼されて、ラケットの置き場所に困ってしまったので、テキトーなフックを作ってみました。パソコンデスクの横の食器棚にL字フックをネジ止めして、それにむりやり金属の棒を固定して完成なのだ。
さてと、やはり2ヶ月もたなかったS崎氏のプレステージ。今回もテクニのE-Matrixだけど、これで在庫はあと1個に...ワシが使うことを止めてから、一時、不良在庫になりかけたのだが...円安だけに今の\500から\600前後への値上がりは避けられない状況なのだ。また200メートルリールがTWで復活してくれないかなぁ。同じような感触で、ちょっぴりシャープなウレタンマルチにウィルソンのセンセーションがあると思うけど、やっぱり価格を考えるとE-Matrixだよなぁ。
”弘法筆を選ばず”...ココはS崎氏にマンティス・コンフォート・シンセに慣れてもらうかな?
2013年春某日..「BRIDGESTONE Accim PROBEAM 105」
フックにはワシのラケットバッグに入りきらないラケットも引っ掛けてあり、かなりにぎやかなのだ。
さて、今回は町主催のテニス教室に現れた新人さんのラケット、懐かしいプロビームなのだ。モノ・ストリングが数年間張りっぱなしということで、ユルユル・ダラダラ状態...お近づきのしるしにサービスで張り替えることに。OGシープ・ミクロ17を54×50くらいで張っていきました。
ところで"Accim"ってナンだっけ?今やネット上にも情報がない。名器プロビームのマイナーチェンジで、1インチロング、95と105のフェイスサイズがあったのかな?赤×白の初代プロビーム、赤×白+緑のアクセントの入った"リミデッド"あたりが、このモデルのピークだったでしょうか。グラファイトを意識したダブルブリッヂ、均一のボックスフレーム、当時はケッコウ使っている人も多かったのではないでしょうか。
さて、新人さんにはまだ渡していないので詳細は不明ですが、少なくとも数年間張りっぱなしという状態よりはマシだと思いますヨ。これを機会に続けていただけたらサイワイです。
2013年春某日..「HEAD LM RADICAL OS」
今は帯広在住のクシさんのラケット。鉄人S木氏、Y口クン、実家が帯広のT村氏らと早朝テニスで汗を流しているらしい。今回はT村氏がラケットを預かりウチに宅配、「コート開き」に来るついでに受け取ってしまう計画なのだ。
さーて、久々のオーバーサイズだなぁ...クシさんのリクエストはOGシープ・ミクロ16、10.5mくらいかな?そんなテキトーな予想で張り始めたんだけど、15センチ足りず...トホホ。しょーがないからタイオフできるところでタイオフして、残りは、せめてラケットの色に合わせてハンパなLA-606を張って終了しました。ま、こんなところにナニを張ろうが、特にショットには関係ないと思われますので...
2013年夏某日..「HEAD MICROGEL EXTREME MP」
クシさんの2本目のラケット。コッチは張りなれたエクストリームということで、10.2mでOKなのだ。またもやリクエストにそってOGシープ・ミクロ16を張っていきました。ホラ、10.2mでも張れたでしょ?
もっとも基本的なモノフィラメント・ストリングであるOGシープ・ミクロも16Gと17G、2種類揃えているんだけど、最近はめっきり張る人がいなくなりましたね。久々にワシも屋外コート用に張ってみようかな?価格も\300なのでヨロシクお願いします...
2013年春某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT」
コレもクシさんのラケット。「コート開き」当日に持ってきたもの。こんなラケットもあったのね?それにしてもストリングブレーカーのクシさんなのだ。
インスティクトってヤツね。一応シャラポワモデルでウチのA木氏も使用中。今どき共通ホールがある珍しいラケットなのだ。画像の雰囲気がいつもと違うのは屋外で撮影したため。
ストリングはクシさんの持ち込みなんだけど、なぞの激安ストリングらしい。色はディープパープルでラメ入りの16G、表面がやけにツルツルしていて軟らかい。とても張り易かったので、ちょっと家に戻るついでに25分くらいで(テキトーに)張り終えました。長さも十分にあったから、共通ホールがあっても特に考える必要がないのだ。(そーいえばテンション聞いてなかったなぁ)
今回はクシさんのラケットを3本張ったけど、この一貫性のない3本を使いまわしているとは...ある意味テクニシャンなのだ。
2013年春某日..「PRINCE O3 TOUR(改)」
ワシのラケット...と言いたいところだけど、先ごろ中東から無事帰国したS井先生のラケット。勤務先の中東の某テニスショップで在庫処分中だったものを購入したらしい。世界中どこでも投売り状態だったモヨウ。そのままのノーマル状態で使用していましたが、やはりノーマルのバランスではキビシイということで、こちらもヘッドバンパー取っ払い仕様、加えて「おまかせします...」の社交辞令にナチュラル×ポリ系ハイブリッドを押し付けることに。
比較的状態のいいTITANのナチュラルにポリプラズマ(1.23)を張っていきました。やや緩めに52×44〜40くらいで。ま、YAMAHAのEXに慣れきってしまったS井先生には、このくらいでイイんじゃないでしょうか。(ホントか?)
さて、肝心のS井先生は、昔から使い続けているLMラヂカルMPも併用して使用中...ソッチの打球感の方がイイ?そーですか...んじゃ次はLMラヂカルMPのメインを間引いて16×19くらい、ストリングはマルチにでもしてみますか...
2013年春某日..「HEAD YOUTEK IG SPEED 16×19」
ワシのラケットだけど、どーにもシックリこないのでラケットバッグの肥やしになっていましたが、協会の練習にもカオを出している高校生のS木クンに貸し出してみることに。マルチが張ってありましたが、すぐに切れてしまったので張りなおすことにしましたが、本人イワク、「どーにもバックアウトが多い...」ということで、ポリ系を張ってみることに。
若干、ムチャ振りも多い高校生ということで、今や古典的とも言えるシグナムプロのポリプラズマ(1.23)を54×44〜50くらいで張ってみることにしました。オレにはゼッタイに使えない仕様だと思うが、S木クンの感触は良好。たしかに練習でも以前と比べるとコートへの返球率が上がっているし、スピンコントロールもできているようだ。ただし、本人は最近コンタクトレンズを新調したそーで、ソッチの効果の方が大きい可能性が...?
ま、とーぶん使ってみてちょうだい。少なくともオレには使えないラケットですから...
2013年春某日..「PRINCE O3 WHITE」
女房のラケット。だいぶ前からノッチが入っていたメインが切れました。トップ側でメイン・クロスともナチュラルの部分で、ナチュラルどうしの摩擦でノッチが深くなっていったモヨウ。
ナチュラルを再利用しようとしましたが、O3ホワイトは2・4・8・10時方向はグロメットレスなので、むやみにノットホールを造るわけにはいかず...やむなく(?)新品のパシフィック・シルバーセレクト・タッチ15Lを張ることに。今回はボトム側のクロスに流し込んでから最後のメインをボトムからトップに張ってメインでタイオフ、残りのクロスはポリプラズマ、52×44〜48くらいでで張っていきました。
なぜか女房は今まで使っていたにも関わらず、「サーブがイマイチ...」(?)ということで、テクニのサブラケットを使用中。かわりにワシが使ってみたけど、イイ!自分のO3ツアー(改)よりも簡単にボールのスピードがアップしているのがわかりますし、多少乱暴に振り回してもちゃんとコートに収まります。サーブも自分じゃ感じないけどキャリーが出ている様子...だけどアタマが少し重くてラケット自体にパワーがあるので、自分のラケットに比較してタマ離れが若干早いのと、速い展開の中での振り遅れが気になる...(もちろん自分の実力は無視!)もう少しトシとって振れなくなったら使ってもイイかもしれませんナ。
2013年春某日..「BABOLAT PURE DRIVE GT」
T岡先生のラケット。前回のナチュラル×ポリ系のハイブリッドで約半年を持ちこたえました。最後は意外にもクロスのポリ系が裂けてしまったモヨウ。ま、十分、モトは取れたでしょうね。
今回も同様に...ということで、ボウ・ブランドのプロフェッショナルとトップスピンのサイバーフラッシュのハイブリッドに。ボウ・ブランドは最初から6m×2のパッケージになってます。透明感があって、比較的状態がイイやつを選択、これから屋外の季節ということで、前回よりもややテンションを落として52×44〜48くらいで張っていきました。本当は最後のメインはボトム側のクロスに流し込んでクロスでタイオフする予定でしたが、ノットを作ろうと引っ張ったところで”ブチッ!”という結末に...トホホホ。しょーがないのでそのままメインでタイオフしちゃいました。しかもノットホールまで遠くなっちゃって、イッキにテンションダウン...こんなことなら最後のメインを先に通しておけば良かったなぁ。これからも十分、有り得ることだから、最後に張るメインはなるべくノットホールに近いところを通すことにしよう。
そんなワケでゴクふつうにメインはナチュラルのみ、クロスはポリ系のみ、ヨケイなヒネリのないハイブリッドになってしまったワイ。
2013年春某日..「PRO KENNEX SILVER ACE」
浦河町に体験移住中のK林氏のラケット。前回の移住中はT会長のエクストリームを借りて練習に参加していましたが、いつも借りちゃ悪いということで、自分のラケットを持参したものです。
発売は1980年代?グリップはレザー、当時の輸入販売元はゴーセン、素材はグラファイト、グラス、セラミック、グリップに入っているのは"MICA FLAKE"(雲母片)...なんで雲母がグリップに?耐熱性・耐薬性に優れているから汗にも強い?今となってはネット上にもほとんど情報がありませんが、かつて一世を風靡したブラックエースに次ぐ人気ラケットだったようです。(ボクはブラックエースも知りませんが...)
とりあえず、そんなにストリンギングの機会もないでしょうから、比較的長持ちするであろうマルチのマンティス・コンフォート・シンセティックを52×48くらいで張っていきました。張り上げ重量は344グラム、持った感じはちょっとアタマが重いかもしれませんが、そんなに違和感ありません。今でも十分、使えそうな感じです。
K林氏は今回は2ヶ月ほど滞在予定ですが、持病の腰痛が悪化中で、今だ練習には現れず...とりあえず、お渡ししたいのですが...お大事にデス。
2013年春某日..「HEAD YOUTEK IG PRESTIGE PRO その2」
元祖S崎氏のラケットの2本目。ショップから購入の際にスペックを揃えてもらったそうです。
S崎氏はTWオリジナルストリングであるウレタン配合のテクニ・E-Matrixがお気に入り。2本目は特に理由はナイが、やや細い17Gにしてみました。S崎氏がこのペースで消費していくと、年末には在庫がなくなりそう...今はアベノミクスで1ドル=97円、しばらくこの水準が続くと単張りで10個注文しても\600になっちゃうのだ。
円高の時は1ドルが80円だったから、単純に今は1.25倍になる。個人輸入していると実感があるなぁ...生活する上でも輸入原料である原油が高騰してガソリン価格アップ、電気代もアップ...だけど待てよ、円高のときは大幅な値下げとかなかったよなぁ。その間の差益はドコに消えたんだろ?流通とは不思議なものなのだ。
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK IG PRESTIGE PRO」
元祖S崎氏のニューラケット。先日の「全日高室内ダブルス」で優勝したS崎氏であるが、試合中にO3ハイブリッド・ツアーが予想どおり3週間で切れ、貸し出していたのワシのO3ツアーも翌日の練習中に切れたため、ニューラケットを2本購入することに。
S崎氏が選んだのはヘッドのツアー最高峰モデルであるプレステージ・プロ。今やプレステージは4種類もあるんですね。上からMID、PRO、MP、Sというラインアップで、PROの特徴はストリングパターンが16×19、グリップがレザーといったところでしょうか。持ってみると、やはり”ズシリ”ときます。バランスも張り上げで6ポイントヘッドライトということで、そんなにトップライトという感じではありません。このモデルから伝統のキャップ・グロメットは黒から半透明グレーになったモヨウ。グロメットの重量は約30グラム、取り外すと"PRESTIGE"の文字が...コレを見せるために半透明?以前のモデルにもあったんですかね?
とりあえずS崎氏の希望どおり、1本に軟らかいマルチに属するであろうテクニのE-Matrix16を48×42くらいでユル〜く張っていきました。S崎氏は特に問題なく使いこなせていたモヨウ。ボレーもスライスも今まで以上にキレが...ますますスキがないのだ。
ボクもちょっと使わせてもらいましたが、シットリとした打球感でほぼ振動はナシで気持ちイイ!最近のヘッドにありがちな軽い”パキンパキン”した感じはミジンもありません。まさにトラディショナル!温故知新!...ただ、この重さはチョット...スイングスピードを抑え気味にして、ラケットごとぶつけていくようなインパクトを意識すると、自分が思っている以上のボールが打てることを発見したのですが、ミエをはって振り抜くとホームラン連発...ボクのヘナチョコ・スイングでは、とても試合では使えませんナ。
だけどイイよ、プレステージ。やっぱりプレステージはこうでなくちゃね。良かった、プレステージが”パキンパキン”していなくて...
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK IG SPEED 16×19」
ボクのラケット。16×19のストリングパターンへの未練が捨てきれず、Do It Tennisのヴァレンタイン・セールで"USED"を注文したもの。グリップカバーもそのままの、ほぼ新品状態、ストリングはスグナムプロのツイスター(1.35)が張ってありましたが、そんな太いポリ系で打てるハズもなく、まったく評価できず...
と、いうことで、まずはヘッドバンパーを取っ払って→フレーム重量のみで303グラム→余っていたテクニのE-Matrix16をメインに持ってきて→クロスは張ってあったツイスターを再利用して319グラムへ→だけど、この太さのポリ系を持ってきてもイイ感触は得られず→結局、クロスにマンティスCSを張りなおしました。
やっぱり今のヘッドのラケットは、何を張っても”パキンパキン”という軽い打球感が気になるなぁ...これだったらクロスもメインと同じで良かったな...だけど、だいぶタマ持ちは良くなったと思いますけどね。ボクのヘナチョコスイングでは、どーにもヘッドが走らず、ヘッドバンパーを取っても思ったような効果は得られませんでした。
どーしようかなぁ...まぁ、今のままでもフツウに打てることは打てるのですが、比較的速いスイングスピードでボールを捕らえることはできず(もちろん自分の実力は無視!)、どーにも飛びもコントロールも不良なのだ。
d3oの採用で、「ゆっくりとしたスイングのように小さな衝撃ではソフトで快適なフィーリング、速い・強いインパクトでは硬さを増すことで、しなりやネジレを抑えて、パワフルな弾きを実現する」らしいけど、そーウマくいけば苦労ないわナ。もしもソレが実現したら、極端なナハシ、だれでもこのラケット1本でOKってことになるもんね。(開き直ってどーする...)
次回はマルチだけでユルユルの1本張りにして、どーか...ってトコロでしょうね。
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK IG INSTINCT」
A木氏のラケット。去年暮れにナチュラル×ポリ系のハイブリッドにしたのですが、練習中に”ビシッ!”という音とともに、トップ側フレームの外でナチュラルが角切れしてしまいました。原因はフレームショットですネ。とりあえず、もったいないのでナチュラルは再利用することにしました。
切れた長い方をメインに再利用して、16本中14本を張ることができました。残りはLA-606で...って、ココでミスりました。このラケットにはメイン・クロスの共通ホールが4ヶ所あることを忘れていました。メインを張り終えた後、メイン2本を含む20本分のクロスが必要だったのですが、見た目で16本分しか取っていませんでした。結果、ややノットが多くなっております...トホホ
前回、クロスにポリスターをもってきたので、やや硬い印象でしたが、今回の方がホールド感アップで気持ちイイでしょ?ま、ボトム側のクロスなんて、ほとんど関係ありゃしませんよ。(たぶん)
番外編..「SRIXON X2.0 Tour」
M原先生コーチが一時的に預かった、知り合いのコーチのラケット。不自然に太いグリップエンド...重さは軽く360グラムオーバーくらい?...グリップサイズも”5”くらい?...そしてスロートサイドに"TAKAO"の文字入り...そう、これは鈴木たかおプロが実際に使用していたラケットなのだ。
一応、スリクソンのロゴが入っているけど、中身はまったくの別物らしい。チョット使ってみましたが、サーブとボレーはフツウに打てましたがストロークはまったく飛ばん...こんなラケット振り回しているのかと思うと、やはりプロのスゴさを感じちゃいます。ボレーの感触が一番良くて、高い面安定性を感じました。
このサイズのグリップってことは、鈴木たかおプロの手はモノすごくデカイんでしょうね。
2013年冬某日..「YONEX RDis 100 MID (2代目)」
I上クンのラケット。大いなる期待を持って購入した「V-CORE Tour89」でしたが、どーにも薄っぺらい感触が気に入らず、ついにあきらめて、旧ラケットである「RDis 100 MID」を張りなおすことに。
とりあえず今回もナチュラル×ポリ系のハイブリッドということで、ボウブランド×LA-606の組み合わせで52×44くらいで張っていきました。このラケットはメインの最後がボトムで終わるので、ボトム側クロスに流し込んでからメインでタイオフ、クロスを上から張っていきました。最近はポリ系のノットはフレームからはみ出ないようにタイオフしています。この前、なんかの拍子に左手の人差し指を硬いポリ系のノットで引っかいて出血してしまったからです。みなさんも、そんな経験ありません?
張り上げ総重量354グラムはリッパなのだ...だけど、結局は時々"001"を使ってしまうI上クンでした。
2013年冬某日..「PRINCE O3 SPEEDPORT MP(改) 2本」
2本とも比較的どーでもイイ、ボクのラケット。1本はナチュラルを再利用してみました。ゆえにメインを張っただけなのにノットが4ヶ所となっております。ナチュラルと言えども、かなりヘタった再利用品ということで、切れるのは時間の問題ですし、さすがに反発は著しく低下しています。今回、再利用したのはクリップのレジェンドというナチュラルですが、使用期間が長引くとインパクト時の衝撃により偏平化+硬化する傾向があるかもしれません。その点、やはりバボのVSなんかはサキイカ状態にはなりますが、断面の形状は保たれているような気がしますネ。
もう1本は調子コイてレザーなんか巻いていたのですが、とりあえずスペックをそろえることに。グリップにチューブまで仕込んであったので、ソレを取っ払ってシンセグリップに交換、これで343グラムから325グラムになりました。ほぼ同スペックのナチュラル×ポリ系のハイブリッド3本を使いまわしております。
2013年冬某日..「PRINCE O3 WHITE」
最近になって数年ブリに復帰した若者M関クンのラケット。ストリングはケバだってパリパリ状態。ラベルを確認してみると、張り替えたのは4年以上前であることが発覚。こりゃ張り替えなくては...ということで、ユルいスイングでむりやりタテ回転をかけるM関クンには、特に根拠は無いが、マンティス・コンフォート・シンセティック16なのだ。OG-SHEEPより反発はないけど、粘るマルチを感じながらスピンをかけていただければサイワイです。
M関クンの印象は、「スゴくイイッス!コレ!」...本人が気に入ってナニヨリです。練習でもイイ感じで打てていたようですが、T会長のボールは打ててもI上クンのボールはなかなかコートに収まらなかったでしょ?ボールの威力に応じてテイクバックやインパクトを考えてちょうだい...だけどボールホールドにまさるマルチで威力のあるボールが捕らえきれなかったということは...フツウのモノ・フィラメントの方が良かったかも?ま、インパクトを十分感じながらコントロールするか、反発重視でボールを点で捕らえるか...あとはM関クン次第だナ。
2013年冬某日..「PRINCE O3 HYBRID TOUR」
最近になって、またウチの協会に復帰した元祖S崎氏のラケット。ヘッドバンパーを取り除いた”気持ちバランス手元”バージョンになります。
約1ヶ月前にテクニのE-Matrix17を少しユルく張ったばかりでしたが、やはりS崎氏のするどいスイングと、16×18の粗いストリングパターンにE-Matrix17が耐えられなかったモヨウ。せめて16Gにすれば良かったかなぁ...S崎氏のタメにタメたスライスサーブが相当効いていると思うな。
2006年ころの発売になるのでしょうか。メインホールがフツウで、クロスがデカいO3ポートってヤツね。だからハイブリッドなのだ。今ではO3シリーズの主力はメインのトップ側もクロスもデカい穴のO3ポートになっているモヨウ。フレームにこんなデカい穴空けられるのも、素材と技術の進歩のタマモノですナ。ボクの今のメインラケットもO3ツアー(改)だけど、はじめはまったくの興味本位で在庫処分品を購入したものです。振ると”ヒュンヒュン”と音がして、気持ち的にもスイングスピードアップ?たしかにフレーム近くでもソコソコの飛びとコントロールだったけど、どーにもアタマが重い。どーせ在庫処分品だし趣味の一本だし、ヘッドバンパーをグロメットごと取っ払って使ってみるとアーラ、不思議...とても扱いやすい一本に仕上がったではありませんか...かくて10年以上使い続けたフォルクルC-10・EX、4本のストックをすべてオークションで売り払い、今はO3ツアーのストックは6本に膨らんでいるのだ。今度こそ一生モノか?
さて、ハナシを戻しまして、元祖S崎氏の希望である、「もう少し耐久性のあるものを...」ということで、今度はE-Matrixよりもメリハリのあるマルチであるマンティス・コンフォート・シンセティック16を50×46くらいで張ってみることにしました。予想よりも、なぜか少し硬くなってしまったが、ま、こんなもんでしょ。コレなら少し長持ちするんじゃない?だけど、たぶんまたすぐ切れるだろうけどネ。
肝心のS崎氏の反応は、「サーブ以外はイイ感じ...」でした。S崎氏の最大の武器とも言えるサーブがイマイチというのは、ストリンガーとしては申し訳ないなぁ。マンティスCSはオールラウンドなマルチだと思うけど、E-Matrixなみの粘りはないんだよね。少しボールの飛び出しがイメージよりも早いんじゃないかなぁ。ま、ソコはS崎氏ですから、それなりに修正していただければサイワイです。次回はもっと極端にテンションを落としてみますか...
2013年冬某日..「DUNLOP 200G XL」
今はT村氏のラケット。ナチュラル×ポリ系が張ってありましたが、冬の気温も手伝って切れてしまったモヨウ。ナチュラル張っている人は、特にこの季節はクルマの中にラケットバッグを置きっぱなしにしないで、メンドウでも部屋の中に運び入れることをオススメします。
さて、世にも珍しい200G-XL...その名のとおり、本家200Gを少しタテに伸ばして軽くして、バランスもチョット手元に寄せたモデルです。たしかこの時の本家200Gの打球感がスゴク良くて、「これならオレでも打てるかも?」という気にさせてくれたことを憶えています。たしかにこのモデル以降、ダンロップのフラッグシップ・ワールドワイドモデルである200Gの敷居が下がったという印象がありますが、そのかわり最近の主なモデルには、少し重いツアー、少し軽いライト、少し長いプラスなど、ユーザーの力量に応じてイロイロな種類が用意されていますね。メーカーもタイヘンなのだ。ガンバレ!ダンロップ!ゲコタック・グリップが「ゲロ・ゲーロ」みたいでも!(なんのこっちゃ?)
さてと...「何でもイイ」って言われてもなぁ...個人的にはマルチをフツウに張って、インパクトの粘りを感じたいところだけど、T村氏はけっこうインパクトが粗いからなぁ(ホットケ!)...というワケで、マルチ×ポリ系のハイブリッドにしてみることに。メインはマンティスCS16、クロスはトップスピンのサイバーフラッシュ、54×46くらいで張っていきました。ビジュアル的にはブラック×グレーということで、ちょっと地味だったかなぁ...
さっそく金曜日の練習に持って行きましたが、肝心のT村氏は子供が複数回の嘔吐を繰り返していたため家を空けられず?...そんなワケで本人を差し置いて自分で打ってみたところ、イイ!なんの違和感もない!以前に所有していたときも好印象だったけど、ヘンな振動もないしボールの飛び出しもイメージに近い。なぜか理由はわからないけど、バイブラ・ストッパーを付けた方がコントロールがアップするのだ。
以前に所有していたときはハイブリッドではなく、フツウにマルチを張っていたけど、やっぱりコッチの方が安心して振れるような気がします。うーん、イイな、ダンロップは。温故知新なのだ...って、肝心のT村氏がまだ打ってませんけどネ...
2013年冬某日..「HEAD YOUTEK EXTREME MP」
コレってダレの?...一瞬、そー思ったのですが、ボクのでした。「テニスを始めることになるかもしれない」という女性に長期貸し出ししていたものが戻ってきた次第です。自分でもスッカリ忘れていましたネ。
だけど、過去にマイクロジェル・エクストリーム・プロも、15分くらい使ってあきらめた記憶があるのに、なんで同じシリーズのラケット買ったんだろ?受け取った時はヘッドバンパーが無かったので、プロよりも軽いこのラケットのバランスを変更して試用中だったのかな?OG-SHEEP・MICRO17が張ってあったけど、ストリングはヘタっているだろうし、簡単に打ち負けるし、”カツン!カツン!”と硬い感触だし...ノーマルに戻してマルチを張ってみることにしました。
物置のダンボールの中からヘッドバンパーを探して...ん?ヘッドのバンパーが2つあるぞ...もう一つはSPEEDのバンパーか?詳細不明だけど、とりあえず幅が一致するバンパーを装着して、マンティス・コンフォート・シンセティック16を54×50くらいで張って生きました。
さて、打ってみての感触は...このラケット、ナニをどー張っても”カツン!カツン!”という硬い感触が気になります。タマ離れも早く、ボクのヘナチョコスイングではコントロールも飛びも不良です。やっぱりこの手の中厚ラケットはダメだ...って、そんなことは何年も前からわかっていることなんですけどネ。ただし、ネット際でストレートに打たれたボールに飛びついた時、いつものO3ならセンターに落ちるようなボールが、かなりのスピードでクロスに刺さった時はチョッピリ感動しました...えぇ、それだけです。
現在は女房のサブラケットになっていますが、ちなみに女房のメインラケットはO3ホワイトのナチュラル×ポリ系のハイブリッド...個人的にはボールホールドという点においては、対極をなすような2本だと思うのだが...まったく性格の違うラケットを使い回すってのも、1つの才能でしょうか...(ホットケ!)
2013年冬某日..「YONEX VCORE Tour 89」
新年に入って一発目のラケットは、I上クンの新兵器であるヨネのVCOREツアー89。とりあえず、めでたい!...ということで、いつもより画像が多めになっております。ちなみに1コマ目は子供たちの衣服に埋もれるバボ2502...気が付けば、いつもこうなっているのだ。
さて、I上クンはまたヨネックスの面が小さいヤツですか...基本的にはまた001と同じような感じじゃないの?スペック的にも大きな違いはないような気がするのだ。ヨネックスのページでは...「超攻撃テニス!圧倒的な伸びのジャイロドライブ!新次元の超攻撃的なストローク!シャープに振り抜きピンポイントで打ち抜く!」...相変わらず感嘆符連発の抽象的な紹介に終始しているナ。
さて、I上クンの要望はナチュラル×ポリ系のハイブリッド。ココは人柱意味も含めまして、ボウ・ブランドの「プロフェッショナル」を使ってみるか。はじめからハイブリッドを意識してか、6m×2本になっています。これは透明感があり表面もキレイな仕上がりなのだ。(今回は「プロフェッショナル」を4個購入しましたが、1個は透明感がなく、やや製品にバラつきがある印象です。)張っていても表面が軟らかいのか、グリップした跡が少し強く残ってしまうような印象。途中で、ほつれてくるようなことはありませんでした。クロスはラケットに合わせてブラッディ・レッドのシグナムプロのポリ・デラックス(1.25)、テンションは54×44くらいだったでしょうか。(これまたテキトー)ビジュアル的にはイイ感じですナ。
まだ今年に入ってテニスしていないので詳細不明ですが、やっぱり001みたいなんでしょ?
浦河町テニス協会ホームページ −ストリング日記 その10−