送別会2011

 〜 今年は鉄人S木氏、M本先生、クシさん御家族が離町です...〜


  「ワシ、今回の送別会は行けないから...」
 浦河町大通り町内会会長も務める多忙で肉を食べられないT会長が、早々に不参加を表明したため、会場はアッサリと町内の焼き鳥やさんに決定、送別会の主賓である多忙なM本先生の都合もあり、3月初旬にトットと開催することになりました。
 そーいえばT会長から\5,000もらっていたことをみんなに報告していなかったのだ。さすがT会長!クチは出さぬが金は出す!(ヨイショ!)...ありがとうございました。



 さて、世の中ミゾウの大災害に見舞われております。すべてを押し流す津波のエネルギーと、その発生原因である地殻変動...自然の驚異の前には、3億キロ離れた小惑星から試料を持ち帰ることを可能にする技術と計算力を持ってしても、まったく歯が立ちません。したがって、”その後”が重要となってきます。今までも数々の大災害がありましたが、多少の時間はかかっても必ず復興してきたハズです。

 災害時の日本は友愛精神に満ちています。すぐに日本中から救いの手が差し伸べられ、救援物資が集まります。浦河町テニス協会関係者の中にも防寒着の提供を呼びかけた会員がいて、とても頼もしく誇りに思います。

 日本には自衛隊の使命感に満ちた精力的な活動があります。災害時の活躍は過去の例を見ても明らかです。一部には「軍隊ダ!」とか、「憲法違反ダ!」とか騒いでいる人たちもいるけど、雪祭りの大雪像は造ってくれるし、一般人が入れないような悲惨な被災地での救援活動ができるのは、体力的にも装備的にも自衛隊しかいない現状を直視すべきだと思います。(オレは自衛隊の味方ダ!)

 そして何より日本人には秩序と忍耐力があります。深い悲しみに加え、過酷な避難所生活を強いられているにもかかわらず、取り乱さず、それに耐える被災者のみなさんの姿...これぞ日本という国の姿だと思います。

 津波に押し流された家族や家屋はもとには戻らないけれど、実際に被災した人たちのココロのキズが癒えることはないかもしれないけれど、床下浸水すらしていないオレが言えることじゃないけれど、残された人たちが希望を捨てる理由などない。今回も”その後”を見る限り、近い将来の復興を確信している。


 

soubetu11_01.jpg (42036 バイト) うーん、とりあえず30秒間の黙祷なのだ.....
 それにしても今回も政府と東京電力の対応がイマイチだな。だいたい、ほぼ永遠に放熱し続ける物質を冷やす手段が、もっとも原始的な「水で冷やす」ってことに問題アリですナ。こりゃとても「制御している」とは言えないのだ。
 さて、町内の焼き鳥やさんに集合となりました。今回送別されるのは、鉄人S木氏、M本先生、クシさんご家族です。(のちにO原さんの転勤も発覚、お金もらってスンマセン)
 さっそく登場のクシさんご家族。長女のYちゃんは大好物の枝豆を狂ったように食べていたのですが、むりやりポーズさせられ不満そうな面持ちなのだ。

 

soubetu11_02.jpg (41511 バイト) 他のメンバーも集まりだしました。注文を取りまとめるO原さん。「手羽先..つくね..ササミしいたけ..ハサミ..」
 個人的に必ず注文するものは「手羽先・つくね・うずら・レバー・厚揚げ・アスパラベーコン・キュウタタ・なめこの味噌汁」といったところでしょうか?
 メニューをチェックするのはH氏。本日は急な東京出張で欠席となったトップK村氏から託された「北の勝 搾りたて」を持参。トップK村氏からの差し入れは、向かい側に座るY本氏から聞いていたので、てっきりY本氏が持参するものと思っていたのですが、トップK村氏はY本氏に飲まれることを警戒したのか、安全なH氏にあずけたモヨウ。さすがトップ、賢明な人選なのだ。
 画像がありませんが、なぜか主賓の一人である鉄人S木氏の乾杯の音頭でスタートとなりました。

 

soubetu11_03.jpg (42038 バイト) そんなワケで、本日集まったサケの数々...
 トップK村氏の「北の勝 搾りたて」は言うに及ばず、「くどき上手」というややユルいネーミングのサケはA木氏が持参したもの。しかし、ユルいネーミングとはウラハラに、「くどき上手 純米大吟醸 出羽燦々 33% 本生」は超限定品で、精米歩合は驚異の33%、しかもこれだけ削りまくってお米を倍も使用しているにもかかわらず、価格は驚きの\3,500!山形県は「亀の井酒造」の太っ腹なサービス酒なのだ〜!ハァハァハァ...たしかにウマイ...いや、ウマかったと思う...なぜなら、飲みすぎてほとんど憶えていないから...トホホホ。
 最近はこのパターンが非常に多いのだ。

 

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 さて、見慣れないサケにお気づきの方もいらっしゃるでしょう。一升瓶の両脇をかためるハデなラベルの2本...アヤシイ...ネーミングもさらにアヤシイこの2本は、実はY本氏が自作ラベルを貼り付けた”超激レア限定品”(本人がそー言ってましたので...)であることが判明しました。
 日頃の飲み仲間であるA木氏と、別れのハナムケにM本氏のために用意された2本の中身は「獺祭 純米大吟醸50」ですが、表もウラもY本氏の手作りで、週末のほぼ1日をかけて作成したものらしい。普段のテニスもそーですけど、相当マメな性格なのだ。
 A木氏に送られたサケのサブタイトルは、A木氏の強引なサーブ&ボレーを反映して「早仕掛け あら(木)しばり」、M本先生のサケのサブタイトルは、その風貌から「丸刈り仕込み 年中半袖」といったもの。「生もと どっく」の裏ラベルに至っては、普段のテニスで滝のような汗をかくことから、原材料に「米・麹・汗」、味の特徴は「汗臭い」、保管場所は「人目に触れないところ」といった記載もある念の入れようなのだ。

 

soubetu11_07.jpg (37850 バイト) 「フ...オレってグレェ〜ト...だろ?」
 大ウケするA木氏やM本先生を前に、マンダム顔のY本氏であった...

 ちなみに「搾りたて」の後ろに亡霊のように鎮座するのはお久しブリのM氏。

 

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 全体像はこんな感じ。急に開催が決まったにもかかわらず、大人13名+子供1名の参加となりました。
 ちなみにこの宴会の席で、「鉄人S木氏は双子である!」という事実が発覚しました...「鉄人S木氏みたいのが、もう一人、家にいるなんて...」その時、全員の脳裏をかすめたのは、家の中を縦横無尽にペタペタと歩き回る二人のS木氏の姿...ある意味コワイ。しかし、あとから二卵生双生児ということを聞き、一堂、胸をなでおろすのでありました。

 

 さて、やはりこのへんで送別される2人と1家族について触れておかねばなるまい...



all_hidaka10_097.JPG (11653 バイト)kurumi09_72.jpg (13501 バイト)seaside09_029.jpg (12840 バイト) まずは鉄人S木氏。コテコテの公務員で平成19年の春に町内某所へ赴任。月・水・金、さらに冬季の週末はテニス!加えて時々バドミントン&卓球!しかも週末に帯広に帰る途中の大樹でナイターテニス!帯広に帰った時は朝テニス!夏場の移動手段は自転車!さらにノルディックウォーキングでストック持って町内を徘徊...じゃなかった周回!しまいには歩くスキーで雪原を滑走!そして動いていない時間は読書!読書!読書の日々...
 試合はゲームの勝敗よりも試合数・ゲーム数が多ければとりあえずOK、次回挑戦するスポーツは、いよいよトライアスロンでしょうか?まさに健康一筋、ツケ入る隙がない鉄人S木氏に思えるが、実は肉が好物で、サカナ・野菜がキライという意外な一面も持つ。いつだったか、肉嫌いのT会長の隣りで、堂々とブタ丼を追加注文して、これ見よがしにムシャムシャと食べていましったっけ。
 そんなS木氏の愛用するラケットは、軽量ラケットのヘッドTi-sシリーズ。他にもたくさんラケットを持っているハズだが、結局、このあたりに落ち着くモヨウ。テニススタイルは年齢に反して、完全に守りを捨てた超攻撃型テニス。何気なく打たれるスピードボールは特筆もので、特にネット際から構えナシで打ち込まれるスマッシュは、軽量ラケットのハデな打球音との相乗効果で恐怖すら感じてしまうこともシバシバなのだ。
 主な戦績は「第26回 十勝リーグ団体戦」の4部優勝、全日高室内ダブルスでは、Y口クンとのペアでもうチョットで3位...なんてのが光ります。
 このたびは勤続ウン十年、めでたく勤め上げての退職ということで、自宅のある帯広へ。あちらでも、もう少し仕事をするとのことですが、おそらく運動のペースは変わらないんでしょうね。このままの体力を維持して、帯広テニス協会で「超ベテランクラス(90歳以上)」でも新設してのご活躍を願わずにはいられません。精力的な練習会や大会へのご参加、ありがとうございました。


kurumi09_07.jpg (6266 バイト)tokati08_022.jpg (9967 バイト)bonen09_021.JPG (5534 バイト)
 続いてはM本先生。町内某病院に外科医として赴任したのは3年前。「あの〜、こんどそちらでテニスしたいんですけど...」というメールをいただいていた人が、よくCT室で会うM本先生であることを知ったのは、だいぶ後になってからでした。
 多忙なM本先生ゆえ、主にテニスができたのは夏場のナイターや週末だけでしたが、小学校からスクールに通っていたというテニスはホンモノ。使用ラケットは、おそらく完全にヘタっているであろう名器、初代プロビーム。大きなスイングから放たれるボールは、相手コートに収まるかどうかは別にして、スピン・キャリーともトップクラス。得意ショットは相手のボールスピードを利用した倍返しフォアハンド、調子のイイ時はよく決まるネット際でのタッチショット、低く、滑るバックハンドスライスetc...学生時代を夢見て...じゃなかった、追い求めて努力するその姿は周囲に感銘を与え、したたり落ちる大量の汗は、ナニか違う病気を連想させてくれました。

 テニスへの参加はともかく、各種の飲み会への出席率は比較的高く、高いお酒を持参して現れるその姿は、後光の差す大仏そのもの。職場においても高齢者の回診の際、その風貌から思わず手を合わせ拝まれてしまうといった現象が多発、ある意味、高齢の患者さんたちに安らぎと安心を与えてしまうのでした。また、飲んだ席での話題も豊富なのですが、ほとんどココには書けないことばかりであることがタイヘン残念デス。
 町内在住時には、夫婦で農作業にもイソシミ、豆類・根菜類を中心に栽培するものの、野生の鹿やアライグマに収穫を荒され、果ては隣りの畑のうるさいオヤジに「農法」について説教・干渉を受けてしまったというニガイ経験も持つ。
 主な戦績は「十勝リーグ団体戦」の4部優勝。勝ちはしましたが、ボクとのペアでナンバー1として臨んだ優勝決定戦、先生のサービスゲーム、40-0からの4連続ダブルフォールトなどでゲームを落としたことが、まるで昨日のことのように想い起こされます...

 このたびは心機一転、違う分野での専門医取得に向けて札幌へ。今よりはヒマになるでしょうが、あまり飲み過ぎないようお願いします。高いお酒をありがとうございました...あ、大会への時々の参加もありがとうございました。

 

sibe08_028.jpg (10147 バイト)sibe10_086.JPG (14267 バイト)soubetu10_tokati037.JPG (4276 バイト)soubetu10_tokati041.JPG (8975 バイト)
 最後はクシさんご家族。家長たるクシさんは警察でもないのに逮捕権がある・手錠があるという、やや特殊な公務員として、3年前に浦河に着任。着任したとたんに親族に不幸が重なったかと思うと、奥様の懐妊、そして長女誕生という、まさに人生における激動期を浦河で過ごすことになりました。
 テニスに対する情熱はまさに”異常”の一言。平日の練習にはほとんど参加せずに、ご夫婦で夏場の屋外コートを完全に占拠、冬場は週末の青少年ホーム体育館を完全に占拠し、秘密テニス結社「クシの穴」を創設、ひたすらボールを打つことに終始するその姿は、M本先生の「クシさんのテニスは、オ○ニーテニスなんですヨ!」という問題発言をも招くことに。しかし、本人は至ってマジメ。テニスの上達は度外視、ひたすら打ち続けることを目標にしてきたため、近年、浦河町テニス協会において、もっとも多くのボールを打ち込んだ男に間違いはナイ。
 使用ラケットはヘッドLMラヂカルOS、エクストリーム、ヨネ003など。基本的にストロークしか打たないので、ラケットに追い求めるものはないハズだ。得意ショットは両手打ちバックハンド(たぶん)。弱点は相手のボールがどんなボールであろうと、自分がフルストロークすることを想定したポジション取りと、遅いテイクバック。自陣コートにボールが弾んだ瞬間がテイクバック始動の合図になっているため、その遅れは致命的なのだ。しかし、それらのことを指摘されても、我感ぜず!とにかく打ち続けることに意義がある!...というシングルス向きのテニス魂を持つ一面もある。
 主な戦績は、去年の「第14回 シベチャリオープン」における準優勝。特技はマジック(ウチの子供たちには大ウケ)、指導員のハルカ上の位を持つ、いや持っていたというスキー、スキューバダイビングetc...
 このたびはゴーストタウン(?)のような道北の某市へ転勤が決定。スキー場が近いこともあり、その表情は明るいのだ。あとは自分の子供に好かれるように努力することでしょうか?
 週末の練習会の開催、ありがとうございました。

 

court08_20.jpg (7336 バイト)P3082378_.jpg (10003 バイト) 続いて奥様。なんの因果か、クシさんの奥様として浦河町へ。(ホットケ!)クシさんはとてもシャイな人なので、出会った経緯などの詳細は不明だが、奥様もスキーとスキューバダイビングの腕前は相当のようです。
 奥様のテニスについてもチカラないボールながらも、コントロールを意識したスイングに将来性を感じております、テニスをゲームとして楽しめるレベルに、すぐに到達できそうな雰囲気なので、今後もテニスを続けていただければサイワイです。
 アタマの固いダンナは無視して、どんどん外に飛び出しましょう。Yちゃんは試練と思ってクシさんに預けてみてはいかがでしょうか?

 

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 最後はクシ家長女Yちゃん。2009年4月に誕生し、もうすぐ2才になります。好きな人はママ、ウチの長男、M氏。嫌いなものはレントゲン検査とパパ?...パパに抱っこされると、なぜかいつも泣いてしまうのだ。
 「この先、パパを好きになれるのかしら...?」子供ゴコロに悩むYちゃん...ま、パパも努力するっていうから、これからも付き合ってあげてネ。

 

soubetu11_10.jpg (37994 バイト) さて、ウチの長男がお気に入りのYちゃんですが、今日は来ていないんだよね。
 ダレのところに行くのかと思ったら、意外にもお久しブリに登場のM氏のところへ...おそらく無垢な子供には、M氏が人畜無害であることがわかったんでしょうネ。

 

soubetu11_11.jpg (13642 バイト)soubetu11_12.jpg (17730 バイト) さて、このへんでお別れするメンバーから、一言いただくことに。
 トップバッターはM本先生。身ブリ手ブリを添えてのご挨拶だったようですが...ほとんど憶えておりません。
 断片的な記憶をたどりますと、先生は弟とのペアで、”M本ブラザース”として各種テニス大会を席巻した...しかし、テニス自体はハルカにテニス歴の浅い弟に、あっという間に追い越されてしまい、ワダカマリが残ってしまった...たしかこんなネガティブな内容だったと思います。
 この少し前に話したイヤラシイことなどについては憶えているのですが、もちろんココで公開できるような内容ではありません...

 

soubetu11_13.jpg (20252 バイト) ちなみにそのころ、Yちゃんはダダこねてました。
 ふすまの向こうは、そんなYちゃんを心配するお手伝いのおばちゃん。

 

soubetu11_14.jpg (23518 バイト) 続いて鉄人S木氏のご挨拶...しかし、ココも憶えていない...
 たぶん十勝管内の大会でお会いできるでしょうから、その時はまたヨロシクです...なんてことをおっしゃっていたんじゃないでしょうか?
 それにしても二卵生双生児で良かった...

 

soubetu11_15.jpg (18708 バイト) 続いてクシさん。このへんの撮影はY本氏。明らかな露出不足なのだ。
 たぶん「思う存分、テニスをすることができました。もう何も思い残すことはありません。これからは子育て一筋でいきたいと思います...」なんてことを言っていたんじゃないでしょうか。

 

soubetu11_16.jpg (14175 バイト) 「うんうん、そう、ソレがいいよ...」
 酔っているのかナンだか知らないが、無我の境地でうなづくI上クン。
 やっとクシさんのヒッティングパートナーから開放されるという喜びに浸っているトコロ?

 

soubetu11_17.jpg (17021 バイト) 最後は奥様。
 ココも憶えてないけれど、みんなから「やっとマトモな挨拶が聞けた..」といって、拍手が起こっていました。さすが奥様なのだ。

 

soubetu11_18.jpg (27897 バイト) そして、一通り挨拶を終えたところで、なぜかY本氏の号令で起立となりました。
 今日はまだエーキチ・ヤザワも歌ってないし、ココはY本氏が最後に〆るのか?...と思いきや、イキナリ「んじゃ、さぁ〜いごの挨拶は、I上クンということで...」とI上クンにムチャブリするY本氏。

 

soubetu11_19.jpg (24195 バイト) 「あ..え..う...お?」
 いつものように言葉に詰まるI上クンであったが、なんとかテキトーな挨拶をして本日は終了となりました...

 

 そんなワケで2011年春の送別会は終了です。どうも最近は日本酒を飲んでしまうので、画像少な目、かつ乏しい内容になっておりますことをご了承ください...飲み会の時はビデオ回しっぱなしにしておこうかな...

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 10日後に送別会第2弾が勝手に行われました。(Tシャツが同じだけど)ココは日本酒がイロイロ飲めるお店で、またもや飲んでしまったので詳細不明です...トホホホ

 

 さて、浦河を離れるみんさんはお元気で。テニス、サケ釣り、サケ飲み...機会があればいつでも浦河へドーゾです。最低でもT牛乳店事務所に寝泊りできると思いますヨ...

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