さらば!Nプロ&新人さん、いらっしゃ〜い..
〜 いや〜、ハードな一年だったヨ...〜
浦河町テニス協会ホームページ −歓送迎会2006春−今回、浦河町を離れるのは公務員であるNプロとグリグリO氏、出演回数は少なかったが”ねぇさん”と”副会長の主婦Tさん”も離町するようです。そして新たに浦河町に赴任..というか、長期出張なのがビルダー・ボス氏。「人生=長期出張」という激務に耐え続けており、本日も2次会からの参加予定。とりあえず、できる時に集まることのできるメンバーで...ということで、飲み会の詳細がほとんど当日に掲示板に書き込まれたのであった。こりゃ、見過ごす人もいるワ...
さて、まったく関係ありゃしませんが、次男Kスケの通う保育所の卒園式がありました。次男は”リス組”から”ゾウ組”へ進級ということで、ただの終了式となりますが、”父母の会会長”であるボクは「父母の会会長挨拶」という要所を任されていました。去年のS井先生は、さすが”学校の先生”といえる挨拶で、感心したおぼえがあるけど、オレはいったいナニを言えばイイんだ?...いろいろ考えたけど、いつものようにあまり深く考えずに短い挨拶でお茶を濁すことに決めました。
式が始まり、名前を呼ばれた卒園児が、一人一人、親のもとへ向かい、親に対する感謝の言葉と一輪の花を差し出します。受け取った親は、だいたいハンカチで目頭を押さえながら、我が子に一言...式の中で一番の盛り上がりを見せる場面デス。ちなみに去年は長男Kスケの卒園だったが、Kスケは泣きながら女房に「ママ...おなか大きいのに、いつもアリガト..」と言って、会場全体をイッキに感涙のススリ泣きにかえてしまったらしい。ココで”らしい...”ていうのは、ボクはやや離れたところで次男Kスケをダッコしていたんだけど、ちょうどこの時に次男が暴れて、聞き取れなかったため。「え?ナニ?あいつ、今、ナンてったの?」...感動の一場面にミズをさしてしまったのだ。
さて、この涙と感動の後に、オレの挨拶はマズイなぁ...しかし、今さら考えも浮かばないし、「クルマに気をつけてネ」、「知らない人に、ついて行ったらダメよ」、「いつも元気にネ」で、締めくくりました。最後は「元気ですかー!元気があれば、ナンでもできる..」て、いうのも考えましたが、その勇気はありませんでした。
結局、感動の余韻が残る中でのボクの挨拶は、サイワイにも軽〜く聞き流されたようです。もしも来年度も会長だったら、挨拶の順番を変えてもらおうかなぁ。
さて、開始時間は午後6:15というハンパな時間でしたが、ワシら家族が会場一番乗りでした。家の中と違って、広ーいタタミの上でハシャぐ三男と、面倒を見ているフリをする長男。
一方、次男は勝手に刺身盛り合わせのエビに手を付けるトコロ。
チョットしてから、Nプロ登場.。
おっ!いつもとカッコウが違うゾ。聞けば、Nプロ奥様から「送別会くらい、ちゃんとしたカッコウして行け!」と言われ、この服装一式を渡されたそうだ。
ジーンズにカジュアルなシャツ、ロングコート...イジ悪して、あえてこの話題には触れないことにしても良かったけど、ココはNプロ奥様のカオをたてておくか...
席は4卓あったんだけど、なんたって今日の詳細が発表されたのが、6時間前...ということで、集まり悪し。
なのに、席順を決めるためのクジを作成するNプロ。時間を決めてイロイロな席順にして、まんべん無く会話しよう...という作戦らしい。合コンのヤリ過ぎじゃないの?
手前は露出オーバーな次男Kスケ。
結局、コレ以上の参加は望めず、窓側の2卓でこじんまりと行うことに。このメンバーで直接、歓送迎に係わっているのは、Nプロのみ!まさに、Nプロの・Nプロによる・Nプロのための歓送迎会だナ。
手前はティッシュの箱に手を伸ばす三男Kスケ。もちろんティッシュを食べるため...
さて、ココらへんでNプロについて触れておかねばなるまい...
Nプロは去年の春に、国家公務員として浦河町に着任。仕事の詳細は不明である。最初はもう一人の同じ職場の新人さんといっしょに、控えめに練習に来ていたのだが、そのうち我慢しきれずパワー全開に。他を寄せつけぬテニスは、協会始まって以来の上級者といえる。
使用アイテムはバボラの軽量ラケット”Z-lite”にミクロスーパー、どう見てもオールラウンダーだが、本人はストローカーと言われたいらしい。ボールはフラット、ヘビースピンが主体であるが、サイドスピンも少々かかっているので、取りづらい。背が小さいのがタマにキズ...
そんなNプロの私生活もナゾに包まれている。仕事とテニス以外の外出は皆無に等しく、ボロい社宅にヒッソリと息をひそめて、体育座りで壁に向かってブツブツと何かを問う日常らしい。生活は極めて質素。週3〜4回テニスしているにもかかわらず、Tシャツ・ズボンはいつも同じで、主食は菓子パンとカロリーメイト。たいして動いてもいないのに大汗をかき、「試合はキライ」というわりには、やたら勝負にこだわるところがある。
在籍期間は1年間だが、おそらく一般協会員の5年分に相当するボールを打ち込んだと思われる。
ついでに、そんなNプロに対する町の声を聞いてみました...
Aさん
「いやー、参りました。たまたまNプロと打ち合うことが多かったんですけど、Nプロのハードヒットのおかげで、ストリングが2カ月持たないんですヨ。普段なら3カ月以上は持つんですけど...賠償請求も念頭に置いているところです...」
Bさん
「いやー、怖かったですよ。公式試合で初めてNプロと組ませてもらったんですけど、途中からボクはほとんど打たせてもらえなくって...なんか、こう..試合中はキビしいオーラに包まれていて、近寄り難い雰囲気なんですよねぇ。オマケに無口になるし...ポーチに失敗したら、後ろから刺されるんじゃないかと思ってぇ..うぅ..」
Cさん
「いやー、ほんとに練習熱心なんだよね、Nプロは。コレって病気じゃない?って思うほどだったヨ。ワシを差し置いて、完全に練習を仕切られてしまうし...一応、ワシが会長なんだけどネ..」
Dさん
「Nプロって、とってもイヤラシイんです。ビデオで私の局所ばかりを狙ってくるんですヨ...コレって完全なセクハラじゃありませんか?」
Eさん
「私、テニスを始めたばかりなんですけど、こんな初心者相手に、練習で本気のサーブを打ってくるんです。何が何でもテニスでは負けたくないらしくて...ちょっと異常だと思います。」
Fさん
「Nはドコへ行くにも、いつも同じカッコウなんですよ...ヨレヨレのTシャツに、仕事でもプライベートでも着ているジャンパーもいつも同じ。この前なんて、あまりの素朴さに、中学生に間違われたんですよ...テニスはウマいんですけどねぇ..」
総じてイイ話は聞くことができなかったが、テニス好きで、異常な負けず嫌いであることが、おわかりいただけたであろうか?
さて、会場に戻りまして...やや遅れて到着のHさん。Nプロに刺激されて、熱心にテニスに打ち込めた1年でした。協会もNプロがいなくなると、また”ぬるま湯”状態に逆戻りか?
NプロもHさんも、バックハンドは両手打ちなんだけど、ウチの協会に両手打ちの人って、ほとんどイナイんだよね。そーゆー意味でも貴重な存在でしたね。
「うっ!こ、これは..オイランガレイじゃない!」
焼き魚の”オイランガレイ”を注文しておいて、モンクを言うT会長。T会長いわく、「このカタチは近海モノじゃないね..」
自信ありげに語るT会長ですが、ぜんぜん勘違いしているコトも自信ありげに言う傾向アリ...
いつものように、ただ飲み食いして一次会は終了しました。結局、Nプロの企画とは、いったい何だったのだろう?
食べるものも無くなり、ヒマを持て余す次男Kスケ。後ろはバサロスタートの練習をする(?)長男Kスケ。
さて、女房・T会長を除いて、当然のごとく、2次会のカラオケボックスへ。
2次会からは新人ボス氏、M輪さんが合流予定なのだ。
やや遅れて入っていくと、すでにNプロが熱唱中。
「♪ちっちゃなころから、ちっちゃくてぇ〜..♪」(ホットケ!)
チェッカーズメドレーを熱唱中でした。
歌い終えてすでに眠そうなNプロ。
しかし、そんなカオとはウラハラに、すぐに次の歌を入れてしまうのであった。(手にしているのはコントローラーだ)
おもちゃのHさんが歌っているように見えますが、このマイクの立て方からもわかるように、真ん中にいるM輪さんが熱唱中。まったく知らない歌ばかりなのだ。
ちなみにワシは歌えないし歌いたくないタイプ...正直なところ、人前で歌う理由が見つからん...しかも一番好きな曲は「ローエングリン第3幕への前奏曲」、歌手ではエルヴィス・プレスリー、その次がナイト・レンジャーとバン・ヘイレン...極端ですナ。
2次会から新人ボス氏も参加。今日も激務だったらしい。
ボス氏は町内の某大型施設の建て替えに伴い、釧路から来町。今回も長期出張ということらしい。
重いラケットにポリを張るハードヒッター。前任地での仕事が忙しすぎて、1年以上もマトモにラケットを握れなかったそうです。
「いやぁ〜、あのホレボレするNプロのストロークが、もう見れなくなるのは残念ですねぇ〜..」シッカリとゲストを持ち上げるところは、さすが気配りの建設業界人なのだ。
歌うI上クン。M輪さんのリクエストらしい。サビの部分だけなんだけど、普段の会話のように抑揚がナイのであった。
フと、足元を見れば、テーブルはフツウの折りたたみの事務机だ。
部屋が薄暗いのをイイことに調度品をケチっているのだろうか。
歌うボス氏。
「2次会からイッキに追いつきます...」という宣言どおり、ハイペースでカクテル系を飲み干していました。結果的には、この後の3次会で追いつかれ、終わってみれば10馬身ぐらいの差をつけられていました...
手前はファインダーに入っていることを予想して、ピースするNプロ。「何かやらなぁアカン」という考えは、さすが関西人だ。
この後、イヤがるNプロを含め、全員で3次会へ。会場はボス氏ご用達のスナック。コレはNプロが撮影。
来町してまだ1ヵ月たらずだが、すでにボトルキープはもちろん、自分の日本酒があるところはサスガなのだ。
さっそくM輪さんにセクハラするNプロ。
そして、やはり一人、取り残されるNプロ...トホホホ
ボス氏オススメの一品。根室の地酒だそうでして、生産量が非常に少ない貴重なサケだそうです。コレを飲んだNプロとオレは、さらにヘロヘロになってしまった...
M輪さんに説教をくらうNプロ?すでにほとんど記憶がナイのだ。
後ろで不気味に笑うのはI上クン。M輪さんの背後霊ではない。
「若いオネェちゃんもいるから...」ということで、3次会に来たNプロでしたが、あいにくオネェちゃんはお休み...Nプロのテンションもやや下降ぎみだ。
「あらぁ、せっかく来てくれたのにゴメンねぇ...」挨拶がてら、日本酒の銘柄を確認するママさんと、手前は飲み物をつくるM輪さん。この店にスカウトされる日も近い...
もともと、あまり飲めないのに調子コイテ日本酒まで飲んでしまい、目がアブナイI上クン。こりゃイッちゃってますネ。
差し出した手が、ちょうどおもちゃのHさんの顔にカブってしまったのだ。
本日の主役2人とおもちゃのHさん。Nプロはとりあえずお元気で、ボス氏は今後もヨロシクお願いします。
「オレはもうダメだ...」というワケで、午前1時過ぎに解散...ところで、ダレがココ払ってくれたの?
Nプロの登場で、さらに協会のテニスが盛んになったナ。昔は”あまりテニスしないテニス協会”っていう不思議な時期もあったくらいだから、そーゆー意味では感謝ですナ。
Nプロは3月末日までフツウに勤務。しかも最終日もテニスしてから苫小牧に向かい、カーフェリーに乗り込むらしい...何もソコまでしなくともねぇ...こりゃ一種の強迫神経症だと思うヨ。