浦河町テニス協会ホームページ −「シーサイド道新杯2006」−本来の開催日は10月8日(日)でしたが、この週末は全道的に大荒れ。さすがにY会長の秘密の儀式もサッパリ効かず、風雨は増すばかり...結局、翌々週の開催となりました。過去に10月20日開催というのがあったと思いますが、22日開催はもっとも遅い開催日だと思います。
午前中は日差しが強く、天気も良かったのですが、午後になって太陽が体育館の向こうに沈むと、あたりは暗くなるし、寒いし、試合にゃ負けるし...みんな「頼むから早く終わってくれぇ〜!」って思っていたでしょうね。
さて、関係なくもないのですが、大会名が変更になっています。シーサイドパークは去年の11月をもって閉園しました。施設維持費+人件費が、開園による収益を上回る見込みがナイためです。ドコも苦しいですからねぇ...こりゃ人ゴトじゃないナ。
広尾シーサイドパークが閉園して大型遊具などは撤去されたものの、水族館は海洋生物の数を減らしつつ、魚類展示施設や研究施設として続存していたのですが、この夏、停電や設備の故障により、多くの魚類が死んでしまったそうです。
残念なことに、その中にはレッドデータブックにも記載されているアカウミガメの”カメキチ”くんも含まれていました。シーサイドパークでテニスする時は、よく長男Kスケと試合の合間にビール片手に見に行ったものです。時々、水面からカオを出し、「ブフーッ」と吐く息にKスケはビビっていたものでした。
”カメキチ”くん、安らかに眠るのだ...(合掌)
日高側の天気は晴れ。恐ろしくピンボケだけど、野塚岳はすでにハゲ山状態でした。T会長の言うことにゃ、すでに10月初旬に雪も積もったし、加えて台風並みの低気圧通過で葉っぱが落ちてしまったようです。
冬の訪れはすぐソコなのだ。
とりあえず十勝側も晴れ。コレまたピンボケな日高山脈。電柱の横のとんがった山が楽古(ラッコ)岳、野塚岳は楽古から数えて右の2つめのピークになります。ラッコ岳の由来は、その名のとおり海洋生物のラッコからきているようモヨウ。昔はこの辺にもプカプカ浮いていたらしい。
50分のドライブでテニスコート着。とりあえず周囲をハイカイする次男・三男。
現在のところ、三男の一番キライなことは歯磨きのようだ。毎日ものすごく暴れるので、おさえつけてムリヤリ磨くのだが、その泣き声は近所中に響き渡っているハズだ。虐待と思われてしまいそう...
そのうち開会式が始まりました。もちろん仕切るのはY会長。毎年シーサイドパーク関係者や来賓の挨拶がありましたけど、今年はナシ。
「なぁ〜んだ、コレだったら早く来ることなかったなぁ...」みんなそー思ったでしょうね。
別角度から。フツウ主催者として複数の役員が前に並ぶんでしょうが、参加者の前に居るのはY会長ただ一人...よほど疎外されているのでしょうか?
コート入り口に、すでに”子だくさんI田氏”の高級テントが設置済み。子供たちの憩いの場として利用させていただきました。
「あれぇ〜..フクフクさん来ないなぁ..たしか来るって言ったよなぁ」そろわない参加者にイラダチが募るY会長。さっそく試合進行にケチがついて、パニックになっているところ。
「フクフクさんのことだから、10時ころからだと思っているんじゃないの?」フクフクを知る関係者は、みんなそー思っていましたけどネ。
そのうちテキトーに試合開始となりました。男子は16ペア、女子は4ペアの出場になりました。開催が延期されて、女子ペアの出場が減ってしまったようですね。
それにしても天気がイイいのだ。
「アレ?..”シーサイド杯”って10時ころからじゃなかったっけ?」周囲の期待どおりの登場に、笑うしかナイ広尾の面々。
フクフクの登場は久しぶり。ラケット持つのも春の初心者教室以来か?今回はナノスピードK藤氏とのペアで、テキトーに試合をこなす予定。
十勝港沖に停泊する貨物船。いつ来ても大きな船が停泊しているのだ。さすが、重要港湾..と言いたいトコロだが、その利用は伸び悩んでおり、広尾町にとっては大きな財政負担となっているらしい。(広尾町マメ知識なのだ。)
「ウチの大型クルーザーだったら係留してもイイヨ..」そんな金持ちを大募集中デス...
ファニチャーA木氏&タッキーペア。3週間前に開催された「うらら杯」において、男子Cクラスで優勝したタッキーであるが、優勝以来、ややテングになっているモヨウ。普段の練習においても強気の発言が目立つ...しかし本日の結果は、ある程度予想はしていたが、やはり全敗...まだまだよのぉ〜。”おごれるモノ久しからず”なのだ。
ちなみに画像は試合に先立って、ラケットをクルクル回すところですが、回す場所は相手コート、ラケットを拾ってグリップを確認するのも相手となります。まぁ、こんなことで不正する人はイナイと思いますが...
後ろのK村氏は、なに懺悔しているの?
コートの内外をハイカイする三男Kスケ。基本的に手につかんだモノは放り投げる・とりあえず、より高い場所や位置を好む・打たれ強い・食べ物に対して異常なほど興味を示す...などの習性がある。
Y会長も試合開始。今回も「うらら杯」同様にペアはボス氏でした。結果は予選全敗で3位グループトーナメント準優勝という、喜んでイイのか悪いのか、よくわからない結果でした。
予選の第一試合で惨敗し、我に帰って練習するヨッシィー&I上クン。いつもスロースターターなのだ。結局、負けたのはこの試合だけで、以後は全勝して2位グループトーナメント優勝。負けた相手も準優勝だったし、ブロックが悪かったかナ...こりゃY会長の陰謀か?
フクフク・ナノスピードK藤氏VS子だくさんI田氏・M氏のオチャラケ試合。フクフクが要所を締めるものの、K藤氏のダブルフォルト連発に加え、そのうちフクフク自らもトコロどころでチョンボ...予選全敗で3位グループへ。
そのうちバーベキューの準備が始まりました。火入れの儀式を行うY会長。小学校3年の時に、初めて火をつけた隣りの家のことが思い出される...
肉がカチンコチンに凍っていたため、焼きに苦労する面々。網の上を転がして、焼けた部分からコソギ取っていくことに。コレで肉塊にナイフを突き立てて焼けば、「ブラジルのシェラスコ料理デス」って言われても納得してしまいそうだ。
「焼けましたよ〜」というY会長の号令で、バーベキューがスタート...しかし、網の上の肉は一瞬にしてなくなり、手持ちぶさたな参加者たち。肉塊は中心部に近づくに従って、さらに硬く、さらに焼けにくくなっていくのであった...「早く食わせろ〜!」もう少しで暴動になるところでしたね。
たまらず焼きを仕切るフクフク。火力が上がったのはイイが、コゲるのも早い!差し出すワリバシを持つ手が、炭の放つ遠赤外線に焼かれる!...というワケで、いつになく真剣な表情のフクフク。
後方ではホルモン鍋も配給中。しかし、肉も鍋もほとんど食べられなかった人が続出...試合はテキトーでイイんだけど、飲み食いは人間の本能に関する部分だしなぁ。このへんは来年の課題ですナ...え?オマエにだけは言われたくナイって?トホホホ...
そしてダレもいなくなるコート...まぁ、食物の絶対量が少なかっただけに、みなさんのアセる気持ちもわかります。
この空きコート時間があっても35ドローを消化したことになるから、予選の1試合の試合時間は楽に30分を切っていたと予想されます。今回は男子の試合数2試合を削るために、16ペアの参加にも関わらず、Y会長は変則ブロックを採用しましたよね?昼食時を含め、空き時間を有効に使うことができたら、全試合ノーアド6先として8時半から始めれば、45ドローくらいはイケルかもよ。そのためには、90分程度、安定してバーベキューを持続させることと、2倍の量の鍋が要求されるナ...え?だから、オマエにだけは言われたくナイって?トホホホ...
サケのチャンチャン焼きも登場。とりあえず、網の上に乗せたトコロ...って、ミソとかサケとかミリンとか野菜とかないの?...聞けば、現在町内某所において調合中。さすがY会長率いる広尾協会、独創性あふれる創作海鮮料理になりそうだ...
それにしても、間に合うのであろうか?
調合ミソ、いまだ到着せず...サケはすでにイイ具合に焼け上がっている。このまま超シンプルに、サケの塩焼きとして食べるしかないのか?参加者全員に不安がヨギル...
そのころ子供たちは...テントの中でゲーム中。長男はDSを貸してもらったの?ウチには、いとこから貸し出し中のゲームボーイがあるだけ。長男は「オレって金持ちだから、DS買おうかなぁ..」なんて言ってるけど、そんなことオレが許さんゾ!ガキはガキらしく、外で遊べ!
後ろは、わかりもしないのにゲーム画面を覗き込む次男Kスケ。
何日か前の新聞の子供相談コーナーに、「ゲームばかりしている子供が心配デス」っていう記事が載っていたな。子供がゲームに夢中になるのは、将棋や他の人間相手のゲームに比べて、簡単に上達することができ、自分がウマクなったという実感を持てるからだそうだ。よーするに錯覚に陥っているんだナ。
スポーツもそうだけど、苦労なくして得られたもんなんて、うすっぺらいコトこの上ナイぜ!..って、だから、そんなコトもオマエにだけは言われたくナイって?
昼食後は各順位トーナメントと、女子の数試合を残すのみとなりました。チャンチャン焼きばかりにかまっていられないY会長。後半戦のドローを確認中...左手に持ったトングーが激務を物語る。
またテニス風景が少ないので、Y会長から送られてきた画像をいくつか紹介するのだ。
とりあえずDブロック1位ヌケの広尾K藤氏&ワシ。コレはハーフバウンドを処理したところ?コレがボレーだったら、間違いなくネットだな。
広尾K藤氏のユル〜いボレーを中心とした展開に、なかなかついていけなかったのだ。K藤氏が練習みたいにボレー&ストロークしている時は、オレはどーすればイイの?
ゼンゼン憶えていないなぁ。とりあえずクロスに引っ掛けたようなスイングですナ...
♪どーでもイイですヨ..♪
おおげさなスイングのヨッシィー。えぇ、マジメなヤツなんです。試合で負ける時がアッサリし過ぎているのがタマにキズ。最初の対戦相手はたしかに上級者だったけど、狙いどころはあったと思うよ。もう2〜3ゲーム欲しかったネ。
いつもテニス中は幸せそうなY会長...現実から逃避できる唯一の時間なのだ。
それにしても、インパクトの瞬間に打つトコ見てますヨ...
広尾協会期待のI村氏のバックハンド。イイ打点で捕らえているのだ。
準優勝ペアのお一人。気合が入っていましたネ...しかも飛んでますナ。
優勝ペアのお一人。本日のナンバー1プレーヤーだったでしょうか。広尾K藤氏いわく、「なんか勝てないんだワ...」だって、ウマイんだもん...ワシもK藤氏寄りのポジションが絶えずアタマにあって、そのへんを狙われてしまったかもしれません。(えぇ、決してK藤氏を信頼していないワケじゃありませんヨ..)
準優勝ペア。デカイ人はPS6.1にルキシロン、内転の効いたサーブは、見た目よりもハルカに威力があったようです。(ヨッシィー&I上クンはこのペアに完敗)ナイスサーブでした。
女王O田様&M輪さん。このコンビで近隣の大会に挑戦し続けること3年...ついに今回は2勝1敗で準優勝でした。
まぁM輪さんの場合は、ちょうど相手のボールスピードが合っていたというか、女王O田様のニラミが効いたというか...とりあえず、おめでとうございます。
ベテランU働氏&I泉ペア。3位グループトーナメント優勝でした。決勝戦では日がカゲリ、しきりに「ボールが見えない」なんてコトおっしゃっていましたが、Y会長&ボス氏相手に6-0でラク〜に勝利。もはや気配だけでボールをヒットできるとは..悟りの境地ですナ。
いつの間にか完成していたチャンチャン焼き。
「ハラスのところとね、シッポのところを混ぜて食べると、ちょうどイイわ...」(フクフク談)なにやら出来上がりにムラが生じていたモヨウ...しかし、とりあえず幸せそうなY会長でした。
残るは各順位の決勝戦のみとなりました。もうこのころになると、寒くて寒くて...
「早く終わってくれないかなぁ...」ネットのウラに集うのは、早々に試合に負けた実力なきものたちなのだ。(ホットケ!)
Y会長が試合中ということで、集計業務中の子だくさんI田氏。あー、忙しい...
そのうち全試合が終了して、表彰式&抽選会へ。並べられる景品と、群がる子供たち。この時、すでにウチの子供たちはクルマで就寝中でした。
そんな子供たちのいなくなったテントに、ポツンと取り残される”ぽぽちゃん人形”...そのうち髪の毛が勝手に伸びてきたらイヤだな。
浦河町関係者。Vサインは、本日全敗のタッキー。今日の敗戦を謙虚に受け止めるのじゃ。
タッキーの後ろの白いジャケットはボス氏。町内某施設の改築に携わってきたボス氏であったが、予定変更となり、今度は”予想外”の旭川方面へ長期出張が決定。アッチコッチ忙しい人なのだ。果たして出張人生を歩むボス氏に、結婚なども含め、安息の日は訪れるのであろうか?(大きなお世話ダ!)
「えー、結果を発表します...」
男子はワシらが準決勝で負けた帯広方面のペアが、女子は地元ペアが優勝でした。しかも、どーやら男子の優勝ペアは、大会の問合せ先がわからなくて、ワシのところにメールくれた人たちらしい...
こんなことになるんだったら、Y会長のメアドなんか教えるんじゃなかったのだ。
参加賞のイカの一夜干しと北海道新聞提供の洗顔セット。イカの一夜干しはちゃんとシールも貼ってあるし、台紙も入っているゾ。ウチのT田水産のモノより高級に見えるなぁ。
その他にデカビタC、ソックス、ストリング、etc...I上クンにはデカビタCとソックスが当たりました。
目玉景品のバック類は3点ありました。そのうち2点は帯広方面の方へ...
そして最後のラケットバックは、なんとヨッシィーへ!...いいなぁ..えぇ、マジメなヤツなんですヨ。
そしてY会長の挨拶。「えー、来年は記念すべき第20回を迎えますので、盛大にいきたいと思います!またヨロシクお願いしまーす!」ってなコトでした。
なんでも参加申し込みが多い場合は、今までの常連さんが優先されるらしい...しかしそーなると、テニスそっちのけで、飲んだくれ中心の下品な大会になる可能性がありますネ。
「来年は盛大に..」なにかY会長がたくらんでいるようです。景品が多いとか、バーベキューが牛の丸焼きとか、鍋がブイヤベースとか、ビールサーバーでも設置してくれるんでしょうか?もしかして、Y会長のことだから、コンパニオン付きとか?
うーん、期待は高まる一方なのだ。とりあえず、会場は大樹町運動公園に移して、参加ペア数制限ナシってのはどう?
唐突ですが、北海道日本ハム・ファイターズ、日本一おめでとうなのだ。実家のベランダから札幌ドームを見たところ。右画像は対ライオンズ戦。ペナントレース後半、八木と松坂の投げあいで、1-3くらいで負けた試合だったでしょうか。セギノールのホームランは、打った瞬間にわかったナ。まじかでみる松坂投手は、胸板が厚く、スゴイ体格していましたネ。来年も見に行こうっと。