「NTT ME講習会」開催
〜 えぇ、ボクはフレッツADSLデス..〜
去年に引き続き、”NTT MEテニス部”による講習会が開催されました。去年はやや人数が多く、加えて予想外に上級者(..というか、身勝手な会員?)が多かったためか、ヤリづらかったようで、今年はひっそりと20名程度の募集となりました。いっそのこと初心者限定で近隣他町に呼びかけてもイイかもしれませんネ。だって、自称中上級者のワシらにイロイロ言っても、結局言うこと聞かないし、今さら変えることもできないし...コーチ陣もやりがいがナイかもしれませんね...。
さて、今回もネタ切れなので前回同様、浦河町テニス協会「釣り部会」にまつわるハナシを...
おそらく7〜8年前になると思いますが、夏の終わりごろにT会長と釣り人憧れの場所である”奥新冠ダム”へ行ったことがあります。もともと日高山脈最高峰の”幌尻岳”への新冠側からの登山路でもあります。(大部分の人は、アプローチの比較的容易な日高・平取方面からのアプローチになります。)
さて、T会長の仕事の都合上、出発はお昼。クルマで行けるのは新冠ダムのどん詰まりまでです。積んできたマウンテンバイク2台を降ろし、リュックを背負って出発しました。出発してすぐに橋があるのですが、その中ほどに堅固なゲートが設置されています。マウンテンバイクはゲートの横、橋の外側から渡しました。出発は午後2時半ころだったでしょうか。天気はいいし、景色はキレイだし、快調にペダルをこぎだしましたが、すぐに30度を越すような坂道に出くわし、その後はえんえんとつづく上り坂の連続...景色もクマの心配も吹っ飛んで、ただただマウンテンバイクを押すばかり...やがて奥新冠ダムに到着しましたが、その年の雪解け水が多かったのか、やや水位が高くて湖沿いの最短ルートは水没中...最後にもうひとヤマ越えて、幌尻岳直下の山小屋に到着しました。所用時間約4時間半..すでに夕闇がせまっていました。
山小屋には某大学のワンダーフォーゲル部の先客がおり、なんでも資源調査でイワナを釣りに来たとか言ってましたっけ?「魚体が小さくなっている..」とかマジメな顔して言ってましたけど、ここまで来る人の絶対数が少ないワケだから、さほどの影響はないハズ。それにすぐ近くの小川で釣れたイワナなんて、なんの参考にもならない。サカナは川の大きさ・栄養の豊富さに応じた大きさに育つんだから。「まったくぅ、ゴタク並べないで、素直に釣りに来たって言え!」...そう言いたかったのですが、グッとこらえるT会長でした。また山小屋には利用ノートがあり、ココまでたどり着いた人は今シーズン、ボクらで60人目くらいだったと記憶しています。おそらく年間で100人もいないようでした。この数週間前に、日本百名山を百日で踏破していた人もココを訪れたモヨウ。あとでこの本を立ち読みしましたけど、この人は幌尻岳を日帰りしたそうです...スゴイ体力と脚力なのだ。
さて、我々は軽い夕食後とっとと就寝。夜中にT会長が採取してきた特大ミミズがエサ入れから逃げ出し、我々の枕元をハイカイしていたということを除けば、快適な眠りでした。もっとも疲労のため朝まで1回も目覚めませんでしたが...
そして翌朝、さぁ!釣るゾ!しかし、朝から無情の雨...しかし、このまま引き下がるわけにもいかないのでカッパを着用して湖へ。途中、クマの気配を感じながらササを分け入り、流れ込みにT会長得意のドブ釣り用の竿を設置して次のポイントに移動。しかし、雨はさらに強くなり、足場も悪く、湖も濁りだしました。残念ですがほんの数回、ルアーをキャストしただけで退却することに...。途中、先ほど設置した竿を回収したら、ナント!50センチオーバーのニジマスがついていました。コッチはほとんど期待していなかったんですけどね。やっぱりいるんですワ、ココは...
さて、天気の回復を待つという手もあったのですが、大事をとって早々に山小屋を出発しました。しかし皮肉にもその後天気は回復...トホホ。帰りは快適なサイクリングと言いたいところですが、ほとんどが下り坂、加えて砂利道・カーブ多し、ブレーキかけっぱなしでした。途中、某大学のワンダーフォーゲル部の連中を抜かしてゲートに到着。帰りは所要時間1時間半でした。あとでわかりましたが、マウテンバイクの後輪ブレーキゴムがほとんどすり減って無くなっていました。
後日談ですが、T会長が釣ったニジマスの腹からフクロネズミ3匹が出てきたそうです。おそらく増水して巣穴からあわてて出てきたところをパクッと食べられたのではないか..とT会長が推測していました。環境が変わればサカナもイロイロなものを食べるんですね。「あんなトコロまで行って、手ブラなんて、Kクンぐらいなもんだよ..」とはT会長の談...えぇ、ボクはなんちゃって釣り師ですから。
当日の天気は晴れ...って、今日は室内だから関係ないか。レッスンは10時開始だが、体育館の半面にラインを引かなくては...ということで、ココロザシの高い人は9時ころに集合...って、Hさんとボクしかいなかったんですけどね。
9時半ころから徐々に人が集まりだしました。めいめいウォームアップする面々。
今回のコーチ陣には男性も含まれる様子。みなさん室内でテニスする機会はあまりナイとのことで、今年は念入りに(?)ウォームアップしているところ。去年は午前中にクレーコートで高校生の相手、午後から体育館の板張りでワシらの相手ということで、サーフィスの違いからナットクのボールが打てなかった(?)らしい...
さて、そろそろ開始時間が近づいてきました。みなさんコートに集合です。なにやら監督と密約するT会長?「ワシ、会長としての威厳がありますんで、ひとつ、お手ヤワラかに...」なんてコト、言ってるんでしょうか?
まずは去年同様、ご挨拶と自己紹介から。こちらこそ、フツツカものですが、よろしくお願いします。
さて、ウォームアップは各自で終了していることを前提に、講習会開始です。今年も初中級者と、(自称)上級者とに別れて行われました。えぇ、かなりアヤシイのですが、あくまで自己申告ということで...こちらは、そんな身勝手な自称上級者たちのコーチ。どうやってシゴイてやろうか、打ち合わせをしているところ。
そんな身勝手な自称上級者チーム。写ってナイけど、この他にM嶋さん、M氏も含まれます。
一方、こちらはT会長、おもちゃのHさんらを中心とした、謙虚な初中級者クラス。
初中級クラスを受け持つ2人のコーチ。サービスカットで男性コーチをもう一枚付けときマス。
さて、(自称)上級クラスの練習メニューをご紹介しましょう。
まずは球だしボールをフツーにフォアサイドからバックハンド2本、バックサイドからフォアハンド2本、コースはクロスで。
やはり手打ちになっとるのぉ..膝を使え!..ということで、目の前で出された低いボールを膝を使い、伸び上がるようにして打つべし!打つべし!思わず、ツラレて屈伸してしまうHさん。コレをフォアとバックで。右はおおげさに振りかぶるフクフク。しかし、こりゃ疲れるワ..
以上を踏まえ、かつ体軸を意識しながら(..でしたっけ?)、(フォアサイドからフォアで)1球目、深いボールをクロスへ..2球目、短いボールをストレートへ..キッチリと後ろに戻って、もう一度繰り返す。バックサイドではバックで同じ内容を繰り返す。しっかりと前後に動いて、いいポイントでボールを捕らえることが重要なのだ。おうちゃくしないで、動け!ってことでしょうか。(ミミがイタイ...)
コーチがボレー、こっちがストローク。この練習はよくやっているのだ。だけど、ヨユウもナイのにいつものようにストロークを打つつもりでテークバック取ると振り遅れるので要注意。
そのころ、遅れてM氏登場。相手が若い女性コーチとうことで、かなりハッスルするM氏。すでにトップギアに入ってしまったモヨウ...はたして最後まで持つのだろうか?
そんなM氏へのコーチのアドバイスは、「もっとチカラ抜いてー!」...えぇ、でもムリだと思いますよ...ボクが初めてM氏を見た時も、こんな感じでしたから...
今度は逆でこちらがイロイロ打たされます。アプローチから、バックボレー..オーバーヘッド..フォアボレー、ハイボレー...甘いとロブで抜かれます...トホホホ。テキトーに続くと、そのうちきびしいボールが来ました。
途中、休憩を挟みながら講習会はシュクシュクと進むのでありました。しかもNTT MEさんの方から、スポーツドリンクの差し入れもありました。ありがとうございました。本来ならば、ウチのT会長がコーヒー牛乳でも差し入れるべきところなのですが...しかし風呂上がりでもないので、イマイチでしょうか...
では、いろいろ織り混ぜて..フォアでアプローチ..そのまま前に出てバック・ボレー、フォア・ボレー、スマッシュ。すでに”夏祭り”モードのフクフク...
この後、サーブ練習しました。画像は小さいのですが、大きくスイングするべし!..ってコトで、向こうの壁を直撃するように打つ、という練習もしました。厚く握り換えたらできましたけど、壁まで到達した人はあまりいませんでしたね...この画像はお久しぶりのM嶋さん。Ti-Moバンカー張って、キッチリとスイングしてコントロールしている女性って、初めて見ましたヨ...さすがなのだ。
集大成ということで、ストレートにコートを使ってチャンピオンゲームしました。
今回はマジメOさんのDVと、ボクのDVの2台体制で講習会のモヨウを撮影。DVを三脚に固定するマジメOさん。もちろんマジメなカオだ。だけど、やっぱり室内だとイマイチかな?しかも前のPCに入っていたDVキャプチャソフトのシリアルIDが不明で、ソフトをインストできなくなってしまった。フリーソフトでキャプチャしているんだけど、ちょっと荒いような気がするなぁ..少しズレるし..
最後は3人づつに別れて、そこに一人コーチが入ってダブルスとなりました。ペアがM氏ということで、危機感があったためでしょうか、シロウト相手にややきびしいコースを突くYコーチ...ムダのないテークバック、踏み込みとインパクトのタイミング、自然なフォロースルー...参考になりました?
フクフク&K藤奥様VSマジメOさん&Yコーチ。フクフクのスピンサーブはセンターへ。すかさずネットダッシュするフクフク....
アッサリとショートクロスへ落とされ、あわてて進路を修正するフクフク...
なんとかキャッチするものの、この後ファインダーから消えるフクフクでありました...
「戻らなくちゃ!戻らなくちゃ!」あわてるフクフク。一方のYコーチはK藤奥様側のストレートを狙う..
気持ちとはウラハラに、足がもつれて倒れ込むフクフク。ボールはK藤奥様のバック側へ..「ボールこないなぁ...」ヒマそうなマジメOさん...
ボールは再びYコーチへ。足元のきびしいボールになりそうです。やっと復帰するフクフク...
このやや浮いたボールをK藤奥様がクロスへロブ...今までヒマだったOさんを襲う。
「やったぁー!やっと出番だぁ!」...やや深いロブということで、入れること重視の控えめなスマッシュを打つマジメOさん。
そんな甘いスマッシュをアッサリとボレーでハネ返すK藤奥様。マジメOさん、今度はストロークで応酬...なんだか急に忙しくなってきたゾ...
そのストロークも、アッサリとK藤奥様にコントロールされて、ボールはショートクロスへ...間に合うか?マジメOさん!...それにしてもテークバックがデカい?一方、フクフクは浮いたボールがセンター付近に上がることを100%確信して待機中...
「うっ...」やはりラケットをボールの下に入れることはできず、ボールはネットへ...固まるマジメOさん。思いっきり叩こうと思っていたフクフクもガッカリ...
「スミマセン...」アタマをかくマジメOさんと、フと我に返り、一連の動きで死にそうになる(?)フクフクでした...
こんな感じで、笑いと涙のうちに自称上級者クラスの講習が終了しました...
一方、T会長ひきいる初中級クラスは...
2人のコーチに球出しをしてもらい、打ち終わったトコロで監督のチェックも入る..というスタイルのようです。
クロスでのストローク練習。
「コーチィ!もう立てませぇん!」...ありそうもないシチュエーションを想像しながら、練習していた女性もいたと聞きます...
楽しそうにレッスンを受ける面々...相手が変わると、ここまで楽しいものなのか?...まぁ、マガリなりにも、モチベーションを保つことはイイことなんですけどネ...
そんな女性たちのモチベーションを最大限に引き出すコーチ陣。たしかに「ナイスショー!」、「イイですよぉ〜」、「あー、惜しいぃ!」をやさしく連発...本当の意味でのナイスショットは極めて少ないのだが、やはりコーチはこうでなくては...オツカレさまです。
一応、アプローチから各種のボレー練習。激しく攻められるT会長。すでに限界の様子...
「T会長、ウマ〜い..」初級者たちを前に、優越感に浸るT会長。コーチからは、「もっと前でー!」って、言われていたようですが、えぇ、そりゃムリってことでひとつお願いします...右は何やらチェックの入るA山さん。
サーブ練習風景。よくわからないと思いますが、コーナーの4ヶ所にボール缶が置いてあります。この後、2個も倒れてしまうのデス!...えぇ、壁に当たったボールがコロコロと転がってきてネ...
さぁ!最後はコーチに挑戦だぁ!試合を想定してコーチのユル〜いサーブをレシーブ、あとはスキあらばアタック!という内容。まぁ、大部分の方々が手も足も出ませんでしたけどネ。
後衛はおもちゃのHさん、前衛はA山さん。Hさんのレシーブ、ストロークは吸い込まれるように前衛の男性コーチの守備範囲へ...それとも狙っていたのでしょうか...
「ホレ、走れ...」センターへのボレーを返球するHさん。A山さんは観客のようにボールの行方を追うばかり...
コレまた吸い込まれるように男性コーチの頭上へ。ハイボレーで処理するコーチ...狙ってない?
コレまたHさんの正面へ...コースを狙えないボールではナイと思うのだが...A山さんは傍観者に徹しているモヨウ。
「あ〜ん..コーチィ」...そんな雰囲気で男性コーチへ向かってストロークを続けるHさん。2人の世界に入り込んでしまい、A山さんが食い込む隙間もナイのだ。
「あ〜ん..コーチィー、もうダメェ...」さらに振られるHさん。「そろそろボール来るよ。」とでも言われているのでしょうか、コートの外を振り返るA山さん。
「んじゃ、そろそろ前衛へ..」
ボールが来ることを察知したのか、身構えるA山さんでしたが...
ボールはA山さんの正面へ。思わず、拝みボレーで対処するA山さんでしたが....
ボールは無情にもネットへ...だって、ボール見てないんだもん。これじゃ、当たらんワ...
「いやぁ〜、すみません。正面に行っちゃいました..」ワビを入れる男性コーチにA山さんは、「いえ!次回はもっと強くお願いします!」と言ったかどうかは不明...
「あ〜ぁ、もっと続けたかったなぁ」と、うなだれるHさん。A山さんのもとに監督が歩み寄って...
「えー、前衛のポジションにいる時は、常に相手からボールが来ることを想定して、身構えてください...」すかさず、監督からダメ出しされるA山さんでした。トホホホ...
...というワケで、本日の講習会は無事終了しました。講師陣のみなさん、ありがとうございました。そして参加のみなさんも、おつかれさまでした。
この後、監督さんからの挨拶にこたえて、T会長も挨拶、「また機会があったらヨロシクお願いします...」ってなことでしたけど、たしか去年も同じこと言ってたような...とにもかくにも、ありがとうございました。
前日の土曜日は高校生の部、日曜日は一般の部と二日間にわたって行われた「NTT MEテニス部」による講習会は終了しました。このまま毎年続けてもらって、年中行事として定着すればいいのに。(T会長の政治的手腕にかかっているのでしょうか?)地方ではこのような機会はめったにありませんし、定着すれば管内近隣のテニス愛好家も気軽に参加できるようなカタチに持って行きたいですね。
講習会はお昼に終了しましたが、熱心なヒマ人は2時ころまでテニスしていました。上の画像はマジメOさん女房のロブを引っかけてしまう新人Hさん...いいヨ..以後も練習に励んでちょうだい。
個人的にはスクールに通ったことは無いし、レッスンを受けたこともない。(今回の講習会をレッスンとするなら2回目だけど...)テニスを始めたころは、T会長から「ラケット早く引け」って言われてたナ。そのうちどうもフォアがウマク打てないと思ったら、みんなとグリップが違うことに気が付いた。しばらくして試合に勝てないのは、展開を無視した考え方にあることを指摘された...というワケで、継続はチカラなり...続けていれば、そのうちナントカなるもんデス、ハイ。
そーいえば、今回は”そのころKスケは..”ってのが無かったなぁ。2人とも風邪ぎみで自宅療養中...レゴでもやってたと思われます。画像は今年の誕生日プレゼント...しかし、レゴ・シリーズ...こりゃキリがないよ。浦河町テニス協会ホームページ −NTT ME講習会2004−