「第23回 NS杯」開催
〜 ”NS”ってなんじゃ?ソレは”ナイス!サマー!”なんだって! なんだ?そりゃ?〜
さて、「管内サークル対抗戦」の翌週は、広尾のY会長に呼び出されて帯広で開催される「NS杯」なるものに参加して参りました。「NS杯」のNSは「故中川ショウイチ」であり、「ナイス・サマー」でもあるんですって...ハッキリ言ってよくわからない安易なネーミングですが、帯広ではスポンサーも多くて景品が盛りだくさんの有名な大会だそーです。
40チーム限定の団体戦で男子W、女子W、ミックスで争そわれます。ボクはY会長と男子Wで参加。Y会長に、どーゆーパターンでポイントにカラんでもらうかが問題なのだ。
さて、テニスにはまったく関係ありゃしませんが、ロンドンオリンピックも終わりました。前回のオリンピックの時も書いたような気がしますが、今回も男子柔道がイマイチでした。スポーツは人間がやるものですから所詮はミズもの...練習しているとおりか、ソレ以上のことができたら苦労ありません。問題はその練習していたことが試合に通じるかどうかじゃないでしょうか?
ボクの年代では中学校・高校の体育授業に柔道がありました。柔道はいかに相手のバランスを崩すかがポイントとなります。相手を動かし前がかりになった時に懐に飛び込んで背負い投げ、相手が倒れまいとして動かした足をハネると同時に上体を揺さぶって相手を倒します。ただ、実際にやってみたことのある人はわかると思いますが、お互いに倒れまいとして距離を置いて踏ん張ると、なかなか技をかけることができません。そこで、その状況から技にもっていくプラスαが、技術的なことを含めた「技の切れ」であったり、強引に相手を揺さぶる「パワー」だと思うのです。
日本は伝統的に「技の切れ」を重視、外国は体格的に優位な立場から「パワー」を重視して強化に取り組んできた印象があります。加えて近年の攻めているフリ・技のかけ逃げによる指導逃れなども外国人の方が一枚上手です。残念ながら、今の日本の柔道では勝てない状況にあるのではないでしょうか?汗クサイし、タイヘンそうだし、そのうち相撲みたいになるかもしれませんネ。
ひるがえってテニスの練習はどーなんでしょ?ちゃんと試合で使えること練習してます?背面ボレー、マタ抜き、あやしいボールのジャッジ(?)etc...って、完全に邪道ですがな...
それにしても、なんであんなにロンドンオリンピックのマスコットは気持ち悪いんだろ?
Y会長から「8月5日ヒマ?」という電話をもらったものの、大会の詳細は不明。ネットに情報でもあるだろうと思っていたましたが、ほとんど情報ナシ。そんな状況を察してか、直前にY会長から連絡がありました。8時ころまでに行けばイイことはわかったけど、会場を聞くの忘れていたなぁ...
とりあえず「帯広の森」に向かったけど、コート内で多数の高校生が練習中でした。ココでイイのかなぁ?
少し見ていましたが、球出ししていた顧問の先生と思われる人が出していたボールがメチャクチャ...フォアボレー→バックボレー→スマッシュのパターン練習だったと思いますが、球出ししたボールがネットを越えないし、ロブは生徒の遥か後方...キビしいなぁ。
広場でチームメイトになる広尾K藤氏を発見して安心しました。他にもおなじみのU働氏やI泉氏もお会いしました。
今年から雨天対策として、東屋のようなモノにビニールシートがかけられたようです。
小雨もパラついているし、とりあえずみんなそろったところでK藤氏のタープを張ることに。
「アンタ、ナニしてんのサ...」
マゴマゴするY会長に突っ込むK藤氏。この後、チームメイトの女性にも、「なんでオレンジなの?」と突っ込まれることに...ほとんど言いがかりに近いものがありますが、自分の好きなカラーを身にまとうY会長が許せなかったモヨウ。
目の前では高校生が練習中。これだけ部活が盛んだと、テニス経験のない顧問の先生も多数いらっしゃるんでしょうねぇ...
そのうち開会式が始まりました。このときの天気は小雨。
手前のオレンジの雨カッパはY会長...トイレで用を足していたため、やや遅れての参加となったモヨウ。
大会役員の挨拶。みんなが着ているのは参加賞でもあるTシャツなんだけど、この会場以外で着用することを躊躇してしまいそうなデザインだ。
チームメイトからやや離れてハナシを聞くY会長。ココでも疎外感を味わっているのだ。
コレが問題のTシャツとムネのロゴ...どう?他の場所で着れます?
こりゃ今年のウチの大会のハズレ景品だナ...
一方、開会式にも出席しないで自立式簡易テントの設営に追われる”チョコザイ”チーム関係者。不動産王I王氏も関係する団体だったようです。I王氏の財力をもって、次回はスイッチ一つで完成に至るテントの開発をお願いします...
まだまだ続く開会式...役員全員が挨拶するつもりのようです。
「いやぁ〜、挨拶が長い!」K藤氏も途中でトイレへ...
挨拶する故中川ショウイチ氏の奥様。自由民主党北海道11選挙区支部支部長という肩書きがあるようです。
事前に”タダで配ったようなTシャツ”は、タダではなく、あくまで”参加賞”であることを強調していました。イロイロとタイヘンですネ...
長い...いつまで続くのだろうか。聞いている参加者もややシブイ表情なのだ。
パンフレットもらいました。たしかに協賛の数はハンパじゃないナ。
なぜか表紙はベッカーとエドバーグだ。
ちなみに今現在の2人はこんな感じ...いつかのサンプラスよりはだいぶマシだナ...
というワケで、やっと試合開始となりました。女子ダブルスはA柳さんとK幡さん。
ミックスはK藤氏とK谷さん。今日もユルいテニスを展開するのか?K藤氏?
そして画像はナイけど男子ダブルスはY会長とオレ...そして試合結果はコレまた画像がナイけど...
予選第1試合 VS釧路スターライトTC...男子W○、女子W○、ミックス× 2-1で勝利
「この前のゼビオカップでやられたチームだ」、「ゼッタイに本気出してないナ」など、Y会長がネガティブな発言を連発していたけど、経験の浅いと思われる若者を攻めて勝利しました。
ミックスはおじさまにボールを集めた方が無難な雰囲気でしたが、なぜかK藤氏が女性との対決を選択、あえなく敗退となっております。
女子は粘り勝ちといったところだったでしょうか。予選第2試合 VS芽室協会...男子W×、女子W×、ミックス× 0-3で負け(たぶん)
「たぶんココには1ゲームも取れないと思うヨ」という、またもやY会長のネガティブ発言がありましたが、キッチリとワシのサーブはキープさせてもらったゼ!(1つだけネ)
あとは女子もミックスも負けたんでしょ?考えていたことをほとんど試合でできなくてモンモンとしていたので、他の試合を見ていませんでしたヨ...予選第3試合 VSチョコザイ君...男子W○、女子W○、ミックス× 2-1で勝利(おそらく)
「ココはおそらく大丈夫でしょう...」という、珍しくポジティブなY会長の発言どおり勝利しました。
たけどミックスは負けたんでしょ?そんなワケで予選リーグ2位となりました。オープンということで、ヘタに1〜2位グループに入ることを避けたチームもあったようで、ラケットマニアH氏なんて、「無気力試合でムリヤリ1位ヌケになってしまった...」と嘆いていました。
そんな無気力試合を許してイイのか?今日も管理棟から目を光らせるW月氏。
いつもオツカレさまです。
昼食はいつもの”インデアン・カレー”でした。”インディアン”じゃないよ、”インデアン”だよ。
いつだかの十勝オーバルでの試合の時に食べた”大辛”でヒドイ目にあったので、今回はフツウの野菜カレー...だけど欲張って”大盛り”にしてみました。容器の下2/3がライスで、上1/3がカレー...よほど注意して平行を保たないと、フタから溢れ出そうな量のカレールー...とりあえず完食しましたが、今回もキツかった。
なんだかんだで、いつも”インデアン・カレー”にやられているのだ。
その後、各順位におけるトーナメントが開催されました。(画像はまったく関係ナシ)
2位グループに入ったワシらの最初の相手は男子兄弟ダブルスを擁するチーム。女子の敗戦が濃厚となり、ワシら男子ダブルスの勝利が必要になってくる場面、相手ペアのお兄さんはドコかのアシスタントコーチということで、必然的にあまり自信のなさそうな弟さんを攻めることにしました。
途中までやられていましたが、ようやく中盤から流れが変わり、試合は完全にコチラの押せ押せムードに。ゲームカウント4-5からのY会長のサービスゲーム、あと1ポイントでタイブレに持ち込もうかという場面、このポイントが取れたらタイブレもイッキにいけそうと思われた次の瞬間に事件発生!
Y会長のハエも止まるようなセンターへのセカンドサーブ(Y会長もかなりビビっていたのね?)をお兄さんが慎重かつ大胆にフォアハンドレシーブ!するとY会長がこのスピードボールを怒涛のフォアボレー!(あのサーブで前に来ているとは思わなかったヨ...)
ボールが相手コートのセンターに突き刺さってポイントが決まったと思った瞬間、蚊の鳴くような声でどこからともなく「...フォルト...」という声が...幻聴かと思いましたが、声の主は弟さんでした。
「え...?フォルトだったの?」と安堵の表情はお兄さん...ナットクがいかないのはコッチだったけど、温厚なY会長は特にモンクもたれず、オレもセカンドサーブまでは見ていなかったし(たしかにキワドイところには落ちていました)、第一、あの低速セカンドサーブの落ちどころを見誤ることもないだろうということで、そのジャッジを受け入れて試合終了となりました。レシーブの前に大きな声で「フォルト!」と一言いえば、「もー!Y会長ったらぁ!ココでかよぉ〜...」という笑い話で済んだんですけどネ。(少なくともお兄さんの判断は”イン”だったようですが...)
やや後味の悪い結果となりましたが、これに激怒したのはK藤氏...「遅いって!あんなのゼッタイにダメだよ!もーっ!オレがもうチョット元気だったら...いや、だけどもしもココで勝っても、ダメだったかな?オレはもう足がツっちゃって、たぶんもう試合できないワ...」
ま、どーやってもチームとしての勝利はなかったようです。明らかなレイトコールだったと思いますが、オチとしてはY会長らしくて面白かったかもしれませんネ。(トホホホ...)
そんなワケでウチらの全試合日程が終了しました。結局、ワシが当てた景品は「ウイダーインゼリー(6個入)」でした。その他、Y会長は水羊羹セット、A柳さんはパスタソースセット、最後にはK藤氏がプリンスのラケットを引き当てたそうです。さすがK藤氏、本日、一番取得ゲーム数が少なかったにもかかわらず、オイシイところは持っていくのだ。
帰る途中、いつもの”いちまる”の店内にある”柳月”へ。ロールケーキやらショートケーキやら買って帰りました。”柳月”は安くてイイな。
さて、初めて参加した”NS杯”でしたが、一番印象に残ったのは”挨拶が長い!”ということ。配ったTシャツはあくまで”参加賞”であることを強調するあたり、やや政治色の強い大会とも言えるんでしょうか。この不景気、協賛する方もタイヘンかもしれませんね。
浦河町テニス協会ホームページ −NS杯 2012−