3月第2週のあやしい集い 2017

 J氏イワク、「変人大賞」は幹事O氏だそーです... ~


 毎年、年が明けてやや経ったころに幹事O氏から案内メールが届くのですが、今年は2月の半ばを過ぎても音沙汰ナシ...幹事O氏からの年賀状には「今年も3月ヨロシク~」なんてことが書いてあったし、心配になって2月の末にメールしたところ、「今年もあるよ...アレ?Kのところにメール届いていない?」という、比較的軽い返事が...
 なんでもネット環境を変えたそーで、メーラーの設定に間違いがあったらしい。その後、Y野クンとこも届いていないことが発覚、直前になって確認作業に追われた幹事O氏でした...しかし、待てよ...故意に送らなかった可能性もあるナ?...うーん、幹事O氏の悪意を感じてしまうのだ。

 

 なお、今年のオリジナル画像は、BBS「3月第2週のアヤしい集い」の上段に表示される「ヤフーBOX」に置いてあります。

 


 さて、毎年のように「ヒマだ...」と言ってるボクですが、やっぱりヒマです。おかげさまで(?)ウチの病院は、全国に92ある系列病院の中で、ハエアル”重点支援病院”なるものに指定され、本社のハンコなしには何も買えない状況のようです。こんなリッパな建て替えにゴーサイン出しておいて、ナニを今さら...といった感じはしますが、それにも増して問題なのは、職員にまるで危機感がないこと、特にコスト意識が低いことを個人的には感じます。最近の傑作は、たった1分の造影検査のAVIファイルを単なる記録用として1枚のDVDに保管することにナンの無駄も感じない人がいたり、輸液セットの変更で、それまで使っていたものが大量に廃棄...マトモな企業だったら「責任者出て来い!」レベルだと思うんだけど、他の人たちは特にナニも感じないらしい。ケチなオレは気になってショーガナイんだけどなぁ...
 あとは出張旅費をイケシャーシャーと請求したり...そんなの全部自費でイイでしょ?自分が好きで行くんだから自分のカネで行けばイイでしょ?あげく、「いや~、勉強になりました。やはり膵のエコーはいろいろ体位を変えて、しっかり描出したいと思います...あと、膵周辺の血管走行も大事なので、ウチでも造影CT4層撮影が有用じゃないかと...」まぁ、もちろん言ってることは正論だが、そのために30分間もエコー検査してたら1日の検査が終わらないでしょ?膵に何かあってもウチでPDまで持っていけるの?ウチの病院レベルで還元できる情報ならまだしも、理想論を言っても意味ナイし、診察側だってソコまで求めてないでしょ?...と、個人的には思うのだが、ソレを言っちゃオシマイ感があるので周囲の人も黙ってうなずいているモヨウ...ま、何事もバランスの問題だと思うんだけど、ナニをやってもバランスが悪いんだよなぁ...
 そんな病院への帰属意識が低く、不勉強で出張に行かないオレは永遠の平社員...そしてついにこの春、何事にも前向きなオレの後輩が係長に昇進...ま、もちろん予想していたことだし、20年以上も前に、サボって仕事をしない上司(のちに職場長になるヤツ)を叱りつけたあたりから、じょじょに職場で孤立して今に至っているだけに、今回の人事はゴク当然と言えることなんですけどネ。
 人は頼りにされているところで、よりチカラを発揮するもの...オレの場合は少なくとも職場以外ってコトね。

 

 

 


 当日の朝まで待機だったので、8:30ころ出発しました。天気は晴れ、雪はほとんどナシ。毎年3月はこんな感じです。





 三石を通過...ドライブレコーダーを付けたんだけど、ZN6のような背の低いクルマは取り付けに苦労するのだ。視界に入って気になるからダッシュボードは却下、運転席から見てルームミラーのウラのフロントガラスの上の方に付けたら、小さい凹凸があったために吸盤が脱落してしまった。やむなく長めの金属プレートにつけて、助手席側の日よけの固定ネジを使って固定、助手席の左上前方からの視界を確保したんだけど...イマイチ?





 門別から高規格道路へ。前はジャガーでしたが、ジャガーはそのままセブンイレブンへ...





 途中で降りて36号線へ入ってと...おじさん、ココは右だけ見てればOKでしょ?しかも信号表示はコチラからの右折OKなんだから、右からクルマが来る可能性は限りなくゼロに近いでしょ?もう少しで掘るトコロだったヨ...あとは直進して、市立病院から支笏湖道へ。





 あ、今日もいました。だけど例年よりも少ない積雪のため丸見え?必要以上にゆっくりとした速度で通過してやったワイ。





 T字路を過ぎたあたりから美笛を過ぎるまで路面が濡れていました。夜にウッスラと降ったようです...っと、曇るレコーダーの視界...そう、この高さではワイパーのふき取り範囲外になってしまうのです。だけどコレよりも下げたら乗り込むときにアタマとぶつかるかもしれないし、前に出したら不安定になるし...やっぱりルームミラーのウラがいいかなぁ。SDカードが取り出しづらいけど...また今度考えます。





 レコーダーの画像は曇っているけど、ヒラフは晴れ。3時間ちょっとで到着しました。やっぱり今年は少し雪が少ないような気がします。
 着替えて5時間券買ってゴンドラに飛び乗りました。だれかに会えるかなぁ?





 なんだかんだで滑り始めは12時半ころだったでしょうか。麓は曇りでしたが、頂上付近は快晴、頂上リフトも稼働中です。
 さっそく頂上リフトから左に移動して滑走区域外に入り、花園第3の下に抜けてみましたが、重くて重くて...少し前にドッサリ降ったところでボーダーが滑って荒らして固まって、それっきり...みたいな感じでした。もう3月ですし、モンクも言えませんけどネ。
 今日でシーズン3回目のスキーでした。ココ数年はニセコに加え、ルスツに1回行くか行かないか、みたいな状態が続いていたので、今シーズンはまぁまぁ滑った方でしょうか。ヘタすりゃ、このニセコの1回キリ...なんてシーズンもありましたからネ。(モチベーション下がりっぱなしデス)
 ちなみにシーズン最初は、町内スポーツ少年団の「リーダー研修会」なる集いに、スキー指導者(?)として参加、2日間に渡って「日高国際スキー場」で滑ってきました。青年の家に泊まって、早寝する子供たちを尻目に大人たちは深夜まで飲んだくれ、しかも指導者の参加費はすべてタダという内容。(実情を知られたら補助金カットじゃないだろうか)肝心の指導内容は、ただただ根性のプルークボーゲンで滑走する子供たちを後ろから見守るというもの...技術指導もクソもないのだ。トホホホ...





 今シーズンから3人乗りフード付きクワッドが延長・架け替えになったようです。乗り場位置が下に少し下がったため、ゴンドラを降りてから自然に乗り場まで滑り降りることができますし、定員は4人、シートは背もたれを含め柔らかくて快適です。ただスキーを載せる足掛け部分が小さくて、わからない人がいるかも?
 途中から降りだした雪もあって、頂上付近はイイ感じでしたが、結局、ダレにも会えず...って、あとから土曜日はダレも滑っていなかったことが判明しました。しかし、欲張って滑ること17~18本?こりゃ今日も寝るナ...
 うーん、つい2日間に渡ってスキーをする人がいなくなってしまったワイ...





 4時半ころに上がって5時ころホテルに入りしました。大部屋行ってビール飲んで、温泉入ってまたビール飲んで宴会へ...え?今年はやけに前フリが長いんじゃないかって?...そう、今年は参加人数が非常に少なかったことに加え、やっぱり寝てしまったから詳細不明でネタが少ないの...せいぜい、このへんで引っ張っておかないとネ。





 さて、そろそろ開始時間となりました。まずは幹事O氏の挨拶から。
 「えー、メールが届かなかった人が何人かいたようで、スミマセンでした...」なんてことを言ってましたが、宴会前の大部屋で、幹事O氏が大病を患っていたことを知りました。病名は「上腸間膜動脈、並びに腹腔動脈、同時孤立性解離」...うーん、珍しい。
 ある日、幹事O氏は神経因性頻尿と職場長としてのストレスや株投資での損失、加えて家庭問題等で悩んでいた。そんな時、突然の腹痛が幹事O氏を襲う。ナニか生ものを食べた記憶はない。狭心症発作?胆石?膵炎?十二指腸潰瘍?...とりあえず単純腹部CTを撮ってみると、なーんか上腸間膜動脈と腹腔動脈が太くなっているではありませんか!あわてて造影して、同部位に孤立性解離が判明したそーな...
 孤立性上腸間膜動脈解離の発症率は軽く1%以下、さらに孤立性腹腔動脈解離の発症率はソレ以下、コレが同時となると、「そんなヤツ、いるの?」ってほど頻度は低く、まさに学会発表ものなのだ。さすが幹事O氏、これがJ氏が言う変人たる所以であろうか?
 ま、とりあえず降圧剤飲んで経過観察中です。最悪の場合、腸管壊死、脾梗塞+肝障害なんてこともあっただけにラッキーといえばラッキーでしたネ。





 続いてはS教授の挨拶&乾杯です...え?右端の毛量がスゴイ若者はダレかって?...Tモンくんだヨ、Tモンくん...そう、筋金入りのニコチン中毒のJ氏の次男のTモンくんネ。現在は札幌市内の某医系大学医学部(1つしかないから某もナニもないのだが)に学ぶリッパな若者なのだ。うーん、あのTモンくんがねぇ...





 そう、あのTモンくんが、今はお医者さんのタマゴなのヨ...いつも何か食べていたTモンくんがねぇ...時が経つのは早いですのぉ...





 えー、ちなみにウチの長男もこの春に同じ学部に入ってしまいました。この自慢バナシをどのタイミングで、ドコにブッ込んでやろうかと考えていましたが、Tモンくんが居たので利用しちゃいました。
 しかし、入学したものの、果たして、どーなることやら...加えて、あとに残る次男・三男の現在の所業を考えると、軽いメマイが...





 さらに、去る4月7日に入学式があったのですが、受付をして会場に向かおうとすると、なんか見覚えのある、軽いネコ背の後ろ姿が...O先輩じゃありませんか!聞けばO先輩の御長男も同じ学部で同期じゃありませんか!...うーん、世間は狭い。ちなみにややポッチャリしていたO先輩の長男に昔の面影はなく、スラッとして、むしろ小柄なくらいでした。
 以後、ヨロシクお願いします...あ、そうそう、ついでと言っちゃナンですが、王子O氏に関係あるウロのT口先生の御子息も同期のようですヨ。





 さて、S教授の挨拶に戻りまして...
 「えー、もう1年が経ちました...早いこと早いこと...決して忙しいワケではないのですが、ただ時間だけが”スーッ”っと経っていく毎日であります...」
 たしかに、そーですネ。子供たち以外、みんなうなずいているトコロ。







 「えー、今年は参加人数が少なく、ややサビシイ状況ではありますが、これからこのまま衰退していくのか、上がっていくのか、今が一番の勝負ドコロ?...20人くらいは欲しいところじゃないでしょうか...」
 幹事O氏に、暗にプレッシャーをかけるS教授?...うーん、幹事O氏の解離が、固有肝動脈や胃・十二指腸動脈まで拡がりそうなのだ。





 「...というワケで、今日はみなさん、ガンバッて来てくれてありがとうございます...では、カンパイ!」





 「カンパーイ!カンパーイ!」...って、肝心のカンパイ風景を撮り損ねてしまいましたが、こーして今年の宴会もスタートしました。
 まずはニシンのマリネ?







 宴会全景...ホラ、少ないでしょ?ご覧のとーり、大人10人、未成年3人、総勢13人での今年のスキー会となりました。
 今年は画像も少ないからゼータクに使わせてもらいます...





 お刺身、串揚げ、エビチリ(?)、豚肉味噌焼き、冷やしラーメン、ホタテご飯、クレームブリュレetc...またしてもよく憶えていないのだ。





 なぜなら疲労に加え、今年もこれらのサケを飲んでしまったから...て、いつものことですがナ...では、今年のサケですが...
 左からS教授提供の「真澄 純米吟醸 辛口生一本」。長野県は宮坂醸造の看板商品とも言える一本で、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2015の「SAKE部門」で銀メダル受賞、辛口ながら柔らかさも兼ねそなえた味わい...というのが蔵元のコメントでした。実際に飲んでの感想ですが、吟醸と言える香りはほとんどなく、食中酒のレベル?少しぬるくなってしまったのか、「辛口」と言えるキレは感じず、むしろ膨らんだ旨みが残る甘口酒のような印象でした。もう少し冷やしたほうが良かったかなぁ。
 真ん中はボク提供の「楯野川 出羽燦々 純米大吟醸 中取り」。「楯野川」は山形県は「楯の川酒造」のサケで、創業は天保3年(1832)という老舗。濾過時に「活性炭」を一切使わず、原料米は地元山形の「出羽燦々」や「美山錦」などに限定、平成22年度からは全商品が純米大吟醸という、どれを飲んでもほぼハズレのないサケなのだ。今回用意した「出羽燦々 純米大吟醸 中取り」は、もっともバランスのとれた”中取り”部分だけをゼータクにに詰めたもので、吟醸酒としてはやや控えめな果実香ながら、ほのかな甘みと旨みを感じます。こりゃイイ...と思ったら、「2017 ワイングラスでおいしい日本酒アワード 大吟醸部門 金賞」を受賞していたモヨウ。(なんか最近はイロイロな賞があふれていて、よくわからんが...)ま、飲みやすいサケであることは間違いナイですね。
 右の四合瓶はSノ山先生の「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 遠心分離」。今年も高いサケをありがとうございます...今年は純米大吟醸、しかもダッサイ!しかも三割九分!今年のサケの中ではダントツの値段と知名度を誇るサケです。久しぶりに飲むことができましたが、フルーティな吟醸香とふくよかな旨みです。「あの有名なダッサイ?」ということもあり、早々になくなってしまいました。しかし、こーなると、あとはもう「磨き二割三分」しかナイじゃありませんか...Sノ山先生、来年はフツーの”純米大吟醸”で十分ですのでヨロシクお願いします。





 まだあります...左はY野氏提供の「若駒 純米 無加圧採り 無濾過生原酒」。精米歩合80%の硬派なサケで、しかも生でウス濁り、飲むとピチピチと口の中で弾けます。これぞ生!...といったサケですが、精米歩合80%というところに蔵元の技術の高さを感じます。そんな若駒酒造は栃木県小山市にあり、創業は万延元年(1860年)という老舗で、TV番組 「カンブリア宮殿」で取り上げられたり、雑誌で紹介されて、「一年後には手に入りにくい、次世代の旨い酒」に選出されたりetc...その勢いでY野氏も購入してしまったそーです。まったく関係ありゃしませんが、栃木県小山市は、ウチの父親の実家があるところでもあり、幼少期に父は、なぜか”K村家の坊ちゃん”と呼ばれていたそうです...
 そして右側は王子O氏提供の「蓬莱泉 飛 純米吟醸」。お土産としてもらったものらしいです。ホーライセンは愛知県は関谷醸造のお酒。渋い毛筆のラベルが印象的なお酒なんだけど、このラベルはオリジナルで、中部国際空港セントレアというところで購入できるお土産品のようです。空港ということで”飛”なんでしょうか。流れ的に最後に飲んでしまったので、他のサケに比べると印象は薄し...先に飲めばよかったナ。





 再度、幹事O氏の病状について盛り上がる面々?ソムリエI谷氏は、今年はこの話題のおかげで”自分の本当の子種(水子も含む)の数”について、周囲から突っ込まれることがナイと判断したのか、スッカリ安心しきっているモヨウ。
 今回もホテルに到着して大部屋に入るなり、ソムリエI谷氏らに「K、健康診断でヘンな数値とか出てないの?」とか質問されました。みなさん、健康診断の結果が気になる今日このごろのようですネ。ボクは特にヘンな数値は出ていませんが、昔から血液検査でクレアチニンの数値だけが1.0前後で推移しており、要フォローとなっています。ま、クレアチニンは筋肉量に比例しますので、たぶんそのへんが関与してると楽観的に考えております。
 ちなみにココ数年は体脂肪率6~9%(夏場~冬場)を維持、スキー会の前日の献血結果も異常値ナシでした...って、そーか!この週末はなんかイマイチだと思っていたら、金曜日に400ccも血液を抜かれていたのか...すっかり忘れていたワイ。





 冷やしラーメン?麺を食べてしまってから撮影したので汁だけになってしまったのだ。





 ご飯ものはベビーホタテご飯でした。みなさん、味がしみ込んでいてオイシイと絶賛していましたが...オレは一過性の脳虚血で憶えていない?





 トイレから戻って部屋を見渡しますと、壁には「無」の一文字をバックに「何を求める 風の中ゆく」という句が...俳人の種田 山頭火の一句をモチーフにした墨絵のようです。
 ラーメン屋さんではない山頭火は、明治15年に大地主の家に生まれたものの、やがて乞食まで身を落としながら西日本を中心に放浪・漂泊の生涯を送った俳人...だそーです。大金持ちの家に生まれたにもかかわらず、このような人生をたどることになった原因は、幼いころの家庭環境?みなさんも夫婦円満(少なくとも子供の前では)で、アルコールの飲みすぎに注意しましょう。





 デザートのクレームブリュレも運ばれてきました。そろそろ一次会は終了でしょうか。





 今年もおいしかったデス。ココ数年、なにか器が小さくなったような、変わったような感じを受けていたのですが、過去画像を参照して、銅鍋の色が濃くなっていたことに気づきました。ココにも時間の経過を感じます...





 2011年はこんな感じです。どう?まだ明るい銅色でしょ?





 二次会にそなえ、ワインのためのデキャンタを調達するソムリエI谷氏。最初はホテルのおねぇさんにカラの水差しを要求して不審がられていたのだ。
 「コレの水が入っていないヤツが欲しいんだけど...」
 たぶんおねぇさんは尿瓶にでもされるんじゃないかと思ったに違いない。





 図らずも今年の主役となってしまった幹事O氏。この後の二次会では聞くもナミダ、語るもナミダのオンパレード?





 そんなワケで9時ごろ一次会が終了、各自、持てるだけのアルコールその他を持って移動することに。





 大部屋に移動しました。
 「今、デキャンタにうつすから...」今年のワインにも期待がかかる?...しかし、なかなか抜けずに悪戦苦闘中...





 やっと開きました。悪戦苦闘を物語るキズだらけのコルク。
 コルクをそのまま瓶の中に落とすこともやむなし、ただし、デキャンタにうつす前に、コルクかす+雑実いっぱいの瓶クチはダレに飲ませようか、そして自分の分は3杯目以降になるようにしなくては...ソムリエI谷氏はイロイロなことを考えていたハズだ。





 こちらが今年のワイン。「シャトー プージョー 1996」
 「シャトー プージョー」はボルドー・メドック・ムーリス村を代表するシャトーのひとつで、本国のフランスでは通が好む粋なワインとして知られ、もしも格付けの見直しがあれば、5級以上の格付けは間違いないとも言われている。栽培品種はカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%、ミディアムボディで色調が濃く、口当たりがまろやかで深みがあるワインに定評がある...らしい。
 「シャトー プージョー 1996」は実売価格6,000\前後?カベルネ45%、メルロー55%、少し紫がかった美しいルビー色で、熟した黒系果実の甘やかな香りに、微かにバニラの香りが感じられる。味わいは滑らかで甘いテイスト、きれいに熟したタンニンがとてもリッチ....ということでしたが...





 しかし、そんなコメントは無視、もはやテイスティングなど無用、今年も”飲み”に徹するソムリエI谷氏であった。
 たしかに例年のものに比べると、今年のワインは飲みやすかったような気がしますが...みなさん、どーでした?
 ちなみにそろそろソムリエI谷氏のヴィンテージワインの在庫がソコをつくらしいデス。バブルがはじけたころ、近くのスーパーの酒屋で投売り状態のワインを買い占めてからハヤ二十数年が経過...来年、イキナリ安い焼酎とか持ってきたらイヤだナ...





 一方、二次会で独自の見解における「変人大賞」を勝手に発表するJ氏。
 J氏の言うことにゃ、オレが変人大賞の2位くらいで、優勝は幹事O氏らしい...ダレも納得していなかったし、なんたって自分を含めていないところがオカシイ?
 「いやいや、オマエが絶対に優勝だって...」その場にいたみんなは、そー思っていたに違いない...





 ココでS教授が明日のスキーのために(?)就寝。オツカレさまでした。時間は10時少し前だったでしょうか。





 J氏の後ろでマッタリするM岡氏。多忙を極めるM岡氏は、いつも帰宅は日付が変わってからでしたが、やっと最近になって地下鉄で帰宅できるようになったそーです。大病院の事務長ともなりますとタイヘンですのぉ...家に帰ったら寝るだけっていう生活だよなぁ。よかった、オレはヒマで...
 そーだ、思い出した。この時の話題は「札幌~函館」はスゴク近いってハナシでした。M岡氏の御令嬢も函館なんだけど、オレが去年の秋に札幌から中山経由で函館に行ったら、豊浦まで1時間ちょっとで着いてしまったため、途中からペースを落としたんだけど3時間半はかからなかった...というハナシ。
 M岡氏は「あり得ない...」って言ってましたけど、クルマは少ないし、海沿いの景色はキレイだし、ついついアクセルも入れがちになってしまうのだ。だけど、この春で長男も高校を卒業して、もう函館に行く機会が無くなってしまいました。最後の晩餐は「すき焼き 阿佐利」でしたが、「錦寿司」もまた行きたかったなぁ...
 次は次男・三男が、ドコでもいいからロングドライブできそうなトコロに出て行ってくれることを期待するのだ。





 ちなみに、まったく関係ありゃしませんが、ZN6が「コウキ86」としてマイナーチェンジしました。内装・外装はほとんど興味ナイので飛ばして、もっとも大きな変更点は出力・トルクアップと、ボディ剛性のアップやショックの改良に伴う操縦安定性の確保らしいです。メーカーの話では、「ニュルブルクリンクでのレース経験から得たフィードバックが改良に大きく影響を及ぼした」そーですが、乗ってすぐに2000回転以下はスカスカで、注意しないと発進時すぐにエンストしちゃうことがわかったし、雨の日の高速でのフワフワ感も気になったし、ドシロウトのボクでもわかなるようことをわざわざニュルブルクリンクまで行って確かめることもナイような気がしますが...
 ちなみに最近のボクのZN6ですが、インデックス・システム(ドアの閉開時にウインドウガラスが”ガクッ”と少し落ちるヤツ)の検出を切りました。冬に窓が凍りついた時に、いちいちリセットするのがメンドクサかったからデス。ソケットから配線だけを抜こうとしたのですが、ブチッと断線してしまったので、気温が上がった今でもそのまま使用中...





 各自の近況を語り合う中、やはり今年も対峙するJ氏と幹事O氏?なんたって今年の「変人大賞」を受賞してしまったものだから、軽い興奮状態にあるのだ。あ、また血管内膜にキズが...





 さて、このへんでウチの近況を突っ込んでおきますと...三男が6年生になって、ピッチャーとキャッチャーとショートを兼任することになりました。小学生の試合では、同じピッチャーが2試合連続して投球できないようで、2番手、3番手での起用となるモヨウ。キャッチャーでは3盗も刺す三男ですが、マウンドから投げるとコントロールがイマイチ?この前の試合では、少年野球にありがちなフォアボールを連発していたナ。
 次男は相変わらず怠惰な日々を送っている...と思っていたら、ペースメーカーのリードが1本断線していることが発覚!(次男は重症心疾患児なの)それでダラダラしてたの?もっと早く自分で気がつけよ...定期健診日に発覚して、その日にオペ室へ...ゴールデンウィークが吹っ飛んでしまった。トホホホ...またもやJ氏やI上氏にはお世話になっております。
 そんな自分は札幌からの帰り道の札樽道で、覆パトを追い抜いて停止命令。(あやしいと思ったんだけど)もちろん急いでいたので、トットと止まって警官がパトカーから降りてくる前に自らパトカーに乗り込み免許証を”バンッ”と置いてやったら、その勢いに押されたのか、必要書類の準備にアセったのか、運転手がプリント・ボタンを押すべきところをナゼかリセット・ボタンを押してしまい、測定結果がナシに...「あ...き、今日は口頭注意で...」と言われ、「アラ、ラッキー!こんなこともあるのネ?」と返して帰ってきました。あんな狭い札樽道で取り締まりなんかやめろって。路肩に停めて車線を狭める方が、スピード超過よりも危険行為だと思うけどネ。





 「変人大賞」プレゼンターとしての役目を終え、一息つくJ氏。この時はナニ話していたっけなぁ...だいたい来ていないヤツの悪口とか、職場の悪口になってしまうんですけどネ。
 主要メンバーで今年来ていなかったのは指導員S氏?なんでも仕事関係の会議が長引いて、二次会すらも間に合わないとの理由で欠席でした。
 指導員S氏が関係するのは、札幌市の某夜間急病センター(バレバレだけど)への職員出向の件?某職能団体の役員として、技術者を出向させる段取りやら教育やらを仕切っているらしい。登録人数は200人ほどいるので、1人あたりの急病センターへの出向は1年に3.5回程度らしいが、その少ない回数ゆえ、遅刻・無断欠勤があったり、スタッフや患者さんからの苦情、勤務モラルの低下、技術レベルの低下等が指摘されているモヨウ。こりゃタイヘンだ。ニセコで飲んでいる場合じゃないナ。





 「いや、もうタイヘンなの...本当はこんなことしたくないんだけど...」
 エライんだから、自分の独断で会議の日程を決めちゃえばイイのにネ...って、ニセコに行きたくない理由でもあったのでしょうか?例えば私生活(女性問題等)で問題があり、そのことを突っ込まれるのがイヤだったからとか...





 まったく画像と関連がないけど、あとは「幹事O氏Tシャツビリビリ事件 ~アイツはあの時もそーだったんだ!~」?
 飲むとたびたび出てくる話題なのですが、血気盛んな学生時代、ひょんなことから複数名による乱闘事件が発生、王子O氏が先制攻撃、気が付きゃ、お互い鼻血ブー、幹事O氏は違う相手にTシャツをビリビリに引き裂かれてフラフラ、仲裁に入ってくれた近所のオジサンのおかげで一件落着となったのだが、その様子をただただ遠巻きに傍観していた人物が一人...それはN山(M)氏?何かがあると、いつも存在を消すN山(M)氏に王子O氏の怒りが爆発、怒りの矛先をケンカ相手ではなく、N山(M)氏へ向けるのでありました。
 以後、N山(M)氏は、ナニかあるとすぐに「アイツはあの時もそーだったんだ!」と言われることに...





 「アイツはあの時もそーだったんだ!」
 2015年の同期会で、一次会の途中でコッソリ帰った時も言われていたナ。





 しかも靴下に「ふつう 24~26cm」というシールを付けたままネ。
 これらの行為に対する弁明は、来年のこの場でお願いします...





 フラッシュなしだったのでブレブレですが、人生の悲哀を語る幹事O氏と、それを豪快に笑い飛ばすM上さん。
 幹事O氏のハナシは自身の孤立性動脈解離等の健康問題に加え、仕事での悩み、その他モロモロ...ほとんどココに書くことができない話題なのが残念ですが、イロイロ苦労しとるのぉ~
 しかも今年は「変人大賞」まで受賞だもんなぁ...ま、とりあえず来年も幹事ヨロシク。





 ほとんど寝ていたので詳細不明ですが、今年はココでお開きに...





 あわてて時間を確認すると、0時?...いまだかつてナイ早い時間なのだ。例年は2~3時でしたからネ。
 やはり我々もトシをとったということでしょうか...





 いやぁ~、今年は唐突に終わったなぁ...って、ボクがほとんど寝ていたから、そんな印象なんでしょうか。
 やっぱりスキーすると眠くなってしまうのだ。今年はテニス仲間が倶知安に転勤になったから、来年は金曜日にそこに行って土曜日は朝から昼までスキー、あとは宴会まで寝ていようかなぁ...





 一夜明けて朝食バイキングです。みんな早く寝たからスッキリした表情ですナ。
 過去にはミソ汁しか飲めないような時もあったし、朝食会場に現れないヤツもいたのですが...みなさん飲まなくなったというか、飲めなくなったというべきでしょうか。
 朝食を食べたら、9:30ころに玄関前集合です。





 さて、宿を出る前に清算しなくては...カード・ツケなしのニコニコ現金払です。待ち構える幹事O氏(今年度「変人大賞」受賞)、なぜかココにいるJ氏、ややオツカレのM岡氏?





 大部屋の窓際にソムリエI谷氏のキューを発見しました。(ビリヤードに使う棒ね)酔った勢いでナインボールを突き通すつもりだったのでしょうか?
 何年か前に、うるさい子供たちを遠ざけるために「オマエら、こづかいやるからアッチでビリヤードでもしてろ!」って言ったことがあったけど、今回は自分が”突く”つもりで
持ってきたらしい...しかも2本も?
 学生時代はよくやったビリヤードだけど、今じゃ子供たちとラウンドワンに行った時、ヒマ潰しにやるくらいでしょうか。それにしても”マイ・キュー”、しかも2本とはスゴイ気合の
入れようなのだ。ボルドーワイン片手にブレイク・ショット...うーんマンダム...そんな妄想を夢見ていたソムリエI谷氏でした。
 さて、清算が済んだら玄関前に集合です...





 本日は快晴...しかし、ニセコの3月はこんな快晴でも山頂付近で強風が吹き荒れる日も多く、油断できないのだ。いつだったか、天気はイイのにゴンドラは超減速運転で、並行するリフトよりも遅かったことがあったナ。






 んじゃ、恒例の記念写真でも撮りましょう。こーして見ても、今年はかなり少なかったですネ。
 J氏親子、事務長M岡氏はこのまま帰宅、残りはニセコアンヌプリへ...





 ドライブレコーダーの二日目の最初の画像は、なぜかスキー場駐車場にクルマを止めたところからスタート。一応、車体の振動や周囲の音にも反応して、勝手にON/OFFするらしいけど、一貫性に欠けるような気がする...さすが中華系の安物、突っ込みどころ満載のドラレコなのだ。
 一応、日本語表記ができるけど、若干アヤシイ中華系の日本語表記、マニュアルではオーバーライトが選択できるんだけど、それらしい設定をイジってもそのままで、いちいち削除しなきゃ録画できず...ま、安いのでモンクも言えませんが...





 さて、早く滑りたい子供たちもいるので、トットとゴンドラで上昇しました。
 ソムリエI谷氏はゴンドラに乗っただけで汗だく?けっして暖かくはなかったと思うのですが、すでにウエアのチャック全開で、このトシになっても活発な代謝活動が持続していることを誇示...さすが、こーじゃないと、たくさん子孫は残せないナ...





 今年は晴天に加え、風もさほど強くなく、頂上リフトも稼働中でしたので、体力があるうちに上まで行くことに。去年も頂上リフトは動いていたのですが、視界不良で1~2本しか滑らなかったと思います。その前に動いたのは過去の歴史をヒモ解くと2012年だから、マトモに滑ったのは5年ブリだったようです。
 前のボーダーは部外者、後ろは王子O氏親子...「父さんはなぁ、昔、ある病気に罹患して、タリビッドを処方してもらったことがあるんだ...」たぶん、こんなこと話していたんだと思います。





 さて、上がっては来たものの、風が冷たいし、バーンも硬い...この寒さはワシら中年にはキツイということで、これまた1~2本滑って下に下りることにしました。
 昔は吹雪の極寒の中でも滑っていたのに...トシくうと、ゼータクになりますナ。





 スマホで頂上を撮影するM上さん。この後、撮影を依頼されました。スマホ対応のグローブじゃないから、鼻先でシャッターボタンでも押してやろうかと思いましたが、難しいので止めました。うまく写っていたでしょうか?
 この後、ゴンドラやリフトに乗って5~6本滑ってから、アッサリとロッジへ...





 昼食タイムです。王子O氏親子はカツ・ミトソース・スパゲティ、ボクはナスのミートソース・スパゲッティ+王子O氏からもらったカツ1切れでした。Y野氏親子はトマトソース・スパゲッティ?
 数年前に、ついにヌック・アンヌプリも高級志向になって、お皿のデザインも凝っているのだ。別にフツウの皿でイイから少し安くしろと思うのはボクだけでしょうか。(えぇ、ボクってケチなんです)





 「まったくだ、いつまでも外国資本が入ってくるとは思うなヨ...」そんなこと言いたげな、レストランから見えるナゾの胸像。
 ナゾの胸像の埋まり具合から言うと、やっぱり今年は雪が少なかったようですネ。





 コレが去年のナゾの胸像。50センチくらい少なかったんじゃないかな?





 ソムリエI谷氏も、ナスのミートソース・スパゲッティ、手前は王子O氏次男が残したカツ。若いのに食が細いですのぉ...





 こちら役員席。A田さんはカレー、M上さんはスープカレー?
 マッタリとしていますが、果たして午後から何人の人が滑るのでしょうか...






 その後、滑り足りない王子O氏次男らを筆頭に、午後の滑りがスタートしました。
 まずは羊蹄山をバックに...うーん、こりゃイイ感じで撮影できたんじゃないでしょうか。これら画像の原画はヤフーボックスにアップされておりますので、ソコからダウンロードでもしてください。よくわからない被写体や構図が多い画像の中で、ダウンロードしてもイイ、数少ないマトモな画像ですナ。





 結局、S先生を除く面々が午後の滑りにも出たようです。この後、数本滑ってからあがりましたが、王子O氏次男だけは延長して滑っていたようです。体力の有り余る中学生としては、やや物足りなかったんでしょうね。





 画像は、わかさいも本舗から見えるルスツタワー。今年もいつものように、ケーキ買って帰りました。6時ちょっと過ぎに家に到着だったでしょうか。今年は例年よりも少し早いあがりでしたネ。




 というワケで、今年の「あやしい集い」も終了です。参加のみなさん、オツカレさまでした。また重病にも関わらず、例年どうりに会を仕切ってくれた幹事O氏は特にオツカレさまでした。めでたく「変人大賞」も受賞したことですし、また来年もヨロシクお願いします。来年は今年以上の参加人数を期待したいですネ。
 んじゃ、バイバイ~、来年もキミとキミの家族の参加を待っている!...幹事O氏からのメールを待て!

 

※昨年はどーだっけ?2016年の様子も見る。

 ※その前はどーだっけ?2015年の様子も見る。

 ※ハエ?その前はどーだっけ?2014年の様子も見る。

※ん?その前はどーだっけ?2013年の様子も見る。

※ムム?その前はどーだっけ?2012年の様子も見る。

※その前はどーだっけ?2011年の様子も見る。

※その前は?2010年の様子も見る。

※さらにその前はどーだっけ?2009年の様子も見る。

※ついでに2008年の様子も見る。

※ ヒマなので2007年の様子も見る。

※ とてもヒマなので2006年の様子も見る。

 ※ すごくヒマなので2005年の様子も見る。

※ どーしよーもなくヒマなので2004年の様子も見る。


~ ニセコ スキー会 2017 ~
inserted by FC2 system