第4回 日高管内スポーツフェスタ
スキー競技会 アルペン大会開催!

 ぜんぜんスキーに行ってナイのに...〜


 「今年はKクンとのタイム差を、一気に縮めるから。だからワックスをヨロシク...」ボクがカービングを導入してからというもの、タイム差をつけられっぱなしのT会長のお言葉である。去年の大会でクラス優勝を果たしたものの、タイム的にはボクに約10秒の差をつけられ、負けず嫌いなT会長としては、この一年モンモンとした日々を送っていたらしい。最近になって、「(カーブでは)カービングはエッジを立てた時の方がスピードが出る..」なんて、ダレもが知っていることをやっと体得できた様子...それにしてもT会長のスキーは何シーズンもの間、愛車シャリオの上に野ざらしだったワケで、今さらシロウトがワキシングしても手遅れだと思うんですけどネ...

 

men_.gif (6921 バイト) さて、スキーにはまったく関係ありませんが、今回は珍しくテニスについて語りたいと思います。年齢的にも人生の1/3を過ぎようとしているボクですが(いちおう120才くらいまで生きるつもり..)、テニスもとっくの昔に臨界点に達しており、この先は加齢変化による筋力低下と動体視力の低下に伴い、ヘタになるばかりと思われます。特に最近はボールを捕球できる範囲が狭くなったり、試合中にアシが出ていないことを痛感しています。
 ボクが実質的にテニスを始めたのは、就職して少ししてから。病院のサークルに顔を出したのがキッカケでした。それまでもラケットは所有しており、実家の車庫の中で壁打ちなんかはしていましたが、コートに入ってボールを打った経験は数時間程度しかありませんでした。テニス協会に入った時には、T会長のボールすら満足に返すことができませんでしたが、2〜3年のうちになんとな〜くイロイロ打てるようになって、現在に至っております。(つまり技術的な進歩はとっくの昔に止まっているのだ。)
 さて、そんなシロウトの観点から、テニスについて悟ったことがあります。まずはグリップです。ラケットの握り方によっては、物理的に打てないボールが存在します。不可能を可能にするには多大な努力と卓越した運動神経が必要です。シロウトにはそんな時間も才能もありませんので、素直にショットによってラケットを持ち替えた方が無難だと悟りました。次は面を保持することの重要性です。要するに打ちたいところを狙って面を作って、しっかりとラケットを支えてやれば、ボールはそのへんに飛んでいくハズ...という、かなり勝手な理論に基づいています。インパクトの瞬間にすべてをかけているので、テイクバックもフォロースルーもテキトー...ヘナチョコでもイイから面を作って相手コートに返さなければ、試合に負けてしまうことから悟りました。(ここまでが長かったのヨ...トホホ)
 試合に勝てることを”テニスがウマイ”と仮定するなら、とにかくイロイロなボールを、ボールに応じたイロイロなスイングで拾う練習をすべきだナ。試合中、対戦相手の苦手なボールや返球確率の低いコースを見つけた時は、勝利を確信する時なのだ...だけど、ソレ以上にコッチの調子が悪くて、苦手なコースにコントロールできないで負けることも多々あったりして...えぇ、まぁシロウトなんでこのへんでカンベンしてください...トホホ

 

hidaka_ski_004.jpg (28649 バイト)いやぁ〜、参った。大会当日の朝まで待機番ということで、午前0時と午前1時30分と午前6時に呼ばれてしまった。コレで今年の言い訳は体調不良に決定だナ。結局、フツーに8時半に浦河を出発して10時15分に日高町到着。いろいろ準備してたらコース・インプレッションに間に合わなかった。まぁコースを下見したからといって、さほどタイムに影響が出るとは思えませんが...
 眼下に広がる日高町。快晴だが、気温はやや低し...去年のドシャ降りよりはハルカにグッド・コンディションだ。

 

hidaka_ski_005.jpg (17246 バイト)スタートゲート付近。そろそろ女子の競技が始まるころです。T会長と準会員Y氏はスキー協会のバスで、新人Hさんは札幌方面から先に日高入りしているハズだ。T会長にはボクのゼッケンを預かってもらっているのだが、案の定、ケータイにかけても反応がナイ...持ち歩いているのだろうか?

 

hidaka_ski_006.jpg (18755 バイト)ついでだから頂上まで行きたいけど、今日はそんなヒマはなさそうです。それにしてもイイ天気なのだ。
 今日のボクの選択ワックスはSWIXのCH7とCH8の混合...しかし、感触はイマイチ...あとでオールインワンでもナマ塗りしようなぁ。

 

hidaka_ski_007.jpg (26698 バイト)その後、T会長・Hさんに遭遇、何本か流すことに。ボクはT会長のスタート時間が迫っていたので第2リフトまで降りたのですが、肝心のT会長は連絡コースを素通りしていくではありませんか。間に合うのかなぁ、なんて思っていたら、下から上がってくるT会長を発見...えぇ、アッサリと連絡コースの入り口を見落としてしまったそうです。
 登り続けること約10分...レース前に貴重な体力を浪費してしまうT会長でした。

 

hidaka_ski_008.jpg (12848 バイト)スタートゲート付近からの眺望。夕張岳でしょうか。

 

hidaka_ski_009.jpg (31573 バイト)さて、T会長の出番が近づいてきました。T会長のクラスには、S出コーチ、O監督、顔役I山氏もエントリーしています。T会長は、去年は断トツのタイムでの優勝だっただけに、今年も期待がかかります。

 

hidaka_ski_011.jpg (16018 バイト)hidaka_ski_010.jpg (24960 バイト)

 準会員の1級取得者Y氏もスタートを待っていました。今回、Y氏はレース用にニューア イテムを投入..気になる足元には、サロモンのクロスマックスが..
 毎年「打倒!T会長!」を掲げるY氏ですが、今シーズンはすでに数え切れないほどスキーに行ってるし、週末は札幌の”ばんけいスキー場”で特別スパルタ(?)レッスン、大会の前々日は朝から晩までスキーの手入れをしていたという情報もあり、「打倒!T会長!」にかける意気込みは、時間的にも金銭的にもハンパじゃないのだ。

 

hidaka_ski_013.jpg (21424 バイト)hidaka_ski_014.jpg (21612 バイト)

 スタート直前にジャケットのフードをかぶるT会長。すかさず、O監督から「それじゃぁ、風の抵抗がデカイだろう」というツッコミが入り、フードをつぼめるT会長...すると今度は周囲のみんなから、「それじゃぁ、あまりにミズボラシイ...」と言われて困惑するT会長...
 結局、フード部分はゼッケンの中に押し込むことに。

 

hidaka_ski_015.jpg (32690 バイト)スタートゲートを選手側から見たところ。
 スタート時には「ブッブッブ、ピッピ..」というシグナル音があり、それに合わせて膝下でバーを倒して飛び出します。本格的でしょ?..って、コレって本格的なレースでした。

 

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 では、そんなスタートの様子。(たまたまウマク撮れていたのが顔役I山氏のスタートでした。)
 まずはバーの外側にストックを固定して、2〜3回前後運動してスタートのタイミングを計ります。次の瞬間、スタートバーを倒して飛び出してスケーティング...すかさずクラウチング体勢に入ります。本当の選手みたいに、大きくカラダを前方に投げ出してスタートできれば、タイムにも影響してくるのかもしれませんが、なかなかシロウトには難しいです。
 ウンチクT山氏の目撃談によると、過去に勢い良く飛び出したものの、そのまま顔から落ちて二度と起き上がることができなかった選手がいたそうです...くわばら、くわばら...

 

hidaka_ski_028.jpg (10975 バイト)続いてO監督もスタートしました。去年のコンディションでは、この最初の暖斜面でスキーがまったく滑らず、スケーティングをする選手が続出しましたが、この時点でまだ雪質は上々、タイムも全体的に去年よりも上がっているようです。

 

hidaka_ski_031.jpg (8557 バイト)さて、いよいよT会長のスタートです。スタート直後の暖斜面で、どれだけスピードに乗れるかがポイントです。こうなるとワックスも大事だけど、スタートも重要なのだ。これからはスタートの練習もしなくては...

 

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 天気が良過ぎて液晶画面が見えないから、ファインダーで覗いていたんだけど、被写体を常に追い続けるのは難しかったのだ...そんなワケでやや不鮮明なT会長の滑り。特に滑りに変化はないようだが、本人曰く「エッジを立てて滑った..」そうです。

 

hidaka_ski_039.jpg (11549 バイト)hidaka_ski_040.jpg (7264 バイト)hidaka_ski_041.jpg (8259 バイト)

 もう少し外足を伸ばした方がカービングっぽい滑りになると思うのだが...
 無難に旗門を通過していくT会長。マズマズの滑りでしょうか。

 

 

hidaka_ski_044.jpg (11449 バイト)1級取得者Y氏のスタートも近づいてきました。上着を脱いで戦闘態勢に入るY氏。はたしてT会長のタイムを上回ることができるのでしょうか?

 

hidaka_ski_045.jpg (18468 バイト)フと見れば、TCCのUPさんがスペシャルワックスを調合してもらっているではありませんか!手を抜かないように、ジッと監視しているトコロ(?)
 スタートゲートまではスノーモービルの送迎付きだし、黙っていてもワックスのサービスはあるし、まさにVIP待遇のUPさんなのだ。

 

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 さぁ、1級取得者Y氏もスタートしました。去年とはだいぶ滑りが違うゾ...スキーも良く滑っている様子。かなりの好タイムが期待できそうです。

 

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 なかなかのスピードを保持したまま、中斜面に移行する1級取得者Y氏。「打倒!T会長!」のオーラを感じる滑りでしたネ。

 

hidaka_ski_064.jpg (29060 バイト)スタート地点を仕切るS出コーチ&K女子コーチ。今年はK女子コーチは競技には不参加でした。

 

hidaka_ski_065.jpg (15602 バイト)さて、ココからはT会長にDVを渡すことに。
 スタート直前、往生際悪くワックスを塗る私K...まぁ、ほとんど気休めみたいなもんです。

 

hidaka_ski_066.jpg (25866 バイト)ゲート入り直前。左から浦河町のレーサーF氏、UPさん、ワシ。「UPさんとのタイム差をもう少し縮めたいんですけどねぇ..」「うーん、体重だワ、体重!」...そんなもんですかねぇ...
 このクラスの結果を先に言ってしまうと、この3人のスタート順が、そのままの順位となっております...

 

hidaka_ski_068.jpg (15777 バイト)次のクラスで出場の新人Hさん。この日のために、友人からレース用のカービングを借りてきました。スタートが近づき、やや緊張したオモモチなのだ。

 

hidaka_ski_069.jpg (19849 バイト)

 ワシの滑り...ズームなし、手ブレ多し..ということで、最後のコマが唯一マトモな画像となっております。音声にも、「ぜんぜんダメだ..撮れない..」というT会長のつぶやきが録音されていました..
 ちなみにボクの前に出走したレーサーF氏も撮影しようとしたT会長でしたが、”アッ”という間にT会長の前を通過して行ったそうで、撮影不可でした...トホホ

 

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 続いて新人Hさんの滑り...うーん、テニスと同じで、おとなしい滑りダ。
 T会長の撮影してくれた映像をパソコンでキャプキャしていたら、手ぶれは多いし、ぜんぜん違うところ映しているし、画面がアッチコッチにワープしてるし...そのうちメマイがしてきました。

 

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 ゴール直後のHさん。「いやぁ〜、緊張しましたぁ..だけど、思ったほどスピード出ませんでしたねぇ...」という感想...ホラ、もっと突っ込めば良かったでしょ?

 

hidaka_ski_089.jpg (22546 バイト)仮装部門に参加のスキーヤー(?)
おしりには”日高”、前面には”一番”と書かれたモモヒキを着用。おおいに注目を集めていましたが、成績は”一番”というワケにはいかなかったようです。

 

hidaka_ski_091.jpg (15913 バイト)...というワケで、アルペン部門の競技日程が終了しました。本部前に張り出される成績表を確認する1級取得者Y氏&Hさん。1級取得者Y氏はタバコやめれば、もう2秒くらいタイムを縮めることができるかもしれませんヨ。

 

hidaka_ski_090.jpg (20518 バイト)さて、気になる成績ですが、T会長はFクラス3位、HさんはBクラス4位、ボクはCクラス3位、そして1級取得者Y氏はタイムでT会長を上回ったものの、激戦のEクラスで7位という成績でした。
 この後、反省会も兼ねて、みんなで昼食をとることに...

 

hidaka_ski_001.jpg (18542 バイト) この大会に参加して以来、はじめてT会長のタイムを上回った1級取得者Y氏。ヨロコビを噛み締めているトコロ。
 今年のY氏の滑りは良かったですねぇ。スパルタレッスンの成果が出たのでしょうか。去年の自分のタイムを10秒以上も縮めてきました。
 そばアレルギーのY氏ですが、牛丼セットに付いてきたのが、”そば”...絶句してミソ汁と変えてもらったY氏ですが、金額的にもミソ汁ではややナットクのいかない様子。

 

hidaka_ski_002.jpg (16677 バイト)唯一、食べられそうなメニューの”きのこチャーハン”を食べるT会長。去年の優勝から3位へと転落して、やや元気がないのだ。去年はブッチギリの優勝だっただけに、なぜ?と思うかもしれないが、答えは簡単、若いEクラスから2人の強豪がFクラスに移行してきたため...T会長の天下は1年天下でした...トホホ

 

hidaka_ski_003.jpg (13408 バイト)そして浦河町ベストラップ、総合でも2番目のタイムをタタキ出したレーサーF氏。実はHさんと同じ職場であることが判明..速さの秘訣を伝授して欲しいのだ。

 この時の反省会で出た話題は、やはりワシキングでした。F氏はスタートワックスを使用していたそうです。スタート直後の暖斜面で、いかに加速して最初の壁に飛び込むか...というコース攻略法は毎年変わっていません。比較的滑る雪だった今年は、湿った雪だった去年に比べて好タイム続出で、滑りにさほど変化のないと思われるベテラン勢に10秒〜20秒ものタイムアップが見られました。

 

hidaka_ski_092.jpg (7526 バイト)閉会式は2時から..と聞いたのですが、会場には静内町の方が3人いるだけ...なんでもノルディック競技が、まだ終わっていないとのことで30分繰り下がることに。「もっと早く言ってヨ〜..」苦言を呈する静内町民たちでした。
 我々もバスの中で待機することに...

 

hidaka_ski_093.jpg (19484 バイト)やっとノルディック競技も終わり、閉会式会場に集まる参加者たち。このころには太陽も隠れて、かなり冷え込んできました。

 

hidaka_ski_094.jpg (22335 バイト)表彰式、閉会式を仕切る大会役員。大会運営オツカレさまです。

 

hidaka_ski_095.jpg (24533 バイト)hidaka_ski_097.jpg (22394 バイト)

 「男子Fクラス第3位、浦河町..T田?T尾?..」アナウンスは噛んでしまったが、営業用ジャンパーで表彰台に向かうT会長。タイム的にはトップとの差は1秒ほどなので、優勝奪還はユメではないのだ。

 

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 「男子Cクラス優勝Fさん、準優勝UPさん、第3位Kさん...」イソイソと表彰台に上がる3人。1・2フィニッシュならぬ、1・3フィニッシュなのだ。(なんともハンパですが...)
 しかし、Fさんは今年からこのクラスだったから、そのまま若いクラスに残っていたら、ワシは準優勝だったのか...惜しい...

 

hidaka_ski_102.jpg (22720 バイト)なんとショートスキー部門では優勝してしまうUPさん。しかもそのタイムはフツーのスキーよりも3秒遅いだけ...さらにワシのタイムより0.87秒速い..トホホホ...(右の選手もテニスにきていた方ですね。)
 このUPさんのダブル入賞で、総合得点でも浦河町は平取町に僅差で破れて入賞を逃すことに...う〜ん、UPさん一人にやられてしまいました。

 

hidaka_ski_103.jpg (21984 バイト)hidaka_ski_104.jpg (25163 バイト)

 ノルディック部門では、浦河町が1・2フィニッシュを飾ったクラスもありました。優勝のT氏と準優勝のI氏。表彰式も後半、やはり寒さが身にシミる年代なのか、記念撮影もソコソコに逃げるように隊列に戻る3人。

 

hidaka_ski_105.jpg (22950 バイト)こんな方もいらっしゃいました。参加クラスにエントリーは一人のみ..ということで、ヨユウ(?)の優勝でした。
 閉会式はとても寒くて、最後の役員の挨拶が、もう1分延びていたら、みんなで暴動を起すところでしたね...

 

ski07.JPG (17398 バイト)ski08.JPG (9829 バイト)そのころ2人のKスケは...希望どおりの黄色のランドセルを背負って、素直に喜ぶ長男Kスケと、やっと歩けるようになってから生キズの絶えない次男Kスケ。(今回はハナのあたま)一般人に遅れること半年、やっと歩き出した次男Kスケであるが、血液がややサラサラになる薬を飲んでいることもあり、アブドーラ・ザ・ブッチャーもマっ青の流血鬼になっている。
 この前も転んでしばらく起きないと思ったら、口が切れて顔半分が血だらけになっていたのだ。

 

 

では..結果発表!浦河町関係者を、今年はタイム順に...

result.gif (8204 バイト)

※ショートスキー・ボードは含めていません。参加総数77名(男子57名、女子20名)、女子CクラスのWさまは女子20名中9位、大御所Hさまは10位という成績でした。

 今年から完走すれば1点...という得点形式が変わり、7位以下はポイント”0”になりました。そのことも関係あるかもしれませんが、完走するだけの得点要員の参加が減り、結果、参加人数も激減したモヨウです。
 レース結果は、やはりレーサーF氏がダントツのラップ。1級取得者M井氏は、去年の”転倒+ポール破損”の悪夢から見事な復活、1級取得者Y氏は念願の「打倒!T会長!」を果たすことができました...ところで新人HさんはT会長に負けたのね...

 

 各部門、各クラス入賞のみなさん、おめでとうございました。そして、日高町をはじめ、運営スタッフのみなさん、おつかれさまでした。財政難から、来年の開催が危ぶまれている...と言われるこの大会ですが、個人的には続存してくれることを希望します。参加者側としては、昼食代もバス代も参加景品もいらないから、「頼むからオレにも滑らせてくれ〜!」といった心境でしょうか?ゲートから飛び出すスリリングな瞬間や、フツウのゲレンデでは味わえない開放感がとても好きです。最近はちょっとタイムも出てきたし...そのかわり運営側には多大な努力とボランティア精神が要求されるんでしょうねぇ...参加者側ゆえのお気楽な考えかもしれません。

 

今年の考察...

glaph.jpg (32810 バイト)

 今年もグラフにしてみました。タテ軸がタイムね。グラフだけ見ると、来年のワシのタイムは1分05秒を切りそうな感じだけど、そんなに甘くはないナ。2月末の日高としては、今年はかなりのグッド・コンディションだったワケで、高〜いワックスでも塗らない限り、このへんが限界という気がします。
 T会長の去年のタイムは、ワックスしていなかったことが原因と思われますので、今年のタイムアップは雪質の違い+ワックスのおかげ...と推測されます。
 今年の注目は1級取得者Y氏の飛躍的なタイム向上です。新しいスキーを投入してきたことに加え、ロスの少ない滑りを体得したのではないでしょうか?雪質+ワックスの違いだけでは、このタイムアップは説明できないと思います。”ばんけい”の集中レッスンで、そーとー鍛えられたモヨウ。
 さて、そーするとタイムアップの可能性があるのはT会長となります。T会長はの滑りには、まだ改善の余地があります。なんたって、カービングスキーで滑っているのに、あまりカービングしていないんだから。本人は「ワシは毎年、(この大会では)気持ち良く滑っているし、ぜんぜんミスしてないもん..」なんて言ってますが、ソレって、従来の滑りそのまんまってことですよね?カーブで加速できるカービングを体得したら、少なくともクラス優勝の奪還は可能だと思うのですが...

今年の結論

「T会長...頼むから、カービングしてくれぇ〜!」 でしょうか?

 

オマケ 〜出張 浦河ラボ スキー編〜

 ヒマなので自分のスキーの滑走面を見てみました。T会長が、「今年はワックスを塗ったにもかかわらず、スキーがまったく滑らなかった。」とモンク言っていたので、ワックスもダイジだけど、日ごろのスキーの手入れもダイジということを知ってもらうために、スキーのソールを覗いてみました。ついでにT会長のスキーと比較したかったなぁ...

 

ski01.jpg (28865 バイト)スキーのソールにマイクロスコープを置いたところ。×10の倍率だったら、顕微鏡部分を土台からハズして置くだけで焦点距離に一致します。

 

ski02.jpg (12225 バイト)観察ポイントは中心部の黒い部分と内足側のケバ立った部分。
 ボクはスキーの左右を決めていますので、摩耗の激しいケバ立ち部分は、ビンディング直下の内足側に集中しています。ちなみにこのスキーはオンシーズンと競技のみで使用、野ざらしで車載したことはないし、かなりダイジにしているつもり...3シーズンが経過していますが、少なくともT会長のシナジーレールよりはハルカに保存状態はイイと断言できます。

 

ski03.jpg (13098 バイト)ski04.jpg (14072 バイト)ダイジに使っているつもりでも、ソールのケバは必ず発生します。中心部ではストラクチャーも確認できますが、ケバ立ったエッジ付近では、明らかにストラクチャーが消失しているようです。


ski06.jpg (20263 バイト)ケバ部分の×60倍。ややピンボケですが、いかにも滑りが悪そうダ。
おそらくT会長のスキーはこんな部分がたくさんあるに違いナイ。

 

...というワケで、T会長には”清水の舞台から飛び降りる”覚悟で、スキーをチューンナップにでも出してもらいましょう。それで優勝も奪還できる!...かもヨ。ボクも1万円で購入したスキーに5千円のチューンをする勇気はナイので、自分でイロイロいじってみよーっと。あとは...フッ素系のワックスでも買おうかな...んじゃまた来年〜..もあればイイですね。

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浦河町テニス協会ホームページ −第4回 スポ・フェス スキー大会2005−

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