前日に日高町入りしたわしら家族は午後４時に日高町テニスコートに到着。夕闇迫るコートで試合前日にもかかわらず、Pさんをはじめ数人のプレーヤーが汗を流していたのでありました。わしらもチョコット練習しました。その後、宿に入って入浴．．Kスケは熱くて入れずシャワーのみ．．風呂場には先客として幌尻岳（日高山脈最高峰）に登ってきたというおじさんがいて、イロイロKスケの相手をしてくれました。なんでも新潟の方から来たそうで、「道内の主要な山で登っていないのは斜里岳くらいかなぁ．．」なんてコトを言ってました。．．しかしこのおじさん、自分のタオルは間違えるし、ヒゲソリは洗い場に忘れるし、脱衣場から出て行く時はトイレに入っていくし（しかもドアを開けて１歩入ってからようやく気がつくボケよう．．）．．気をとりなおしてKスケに笑顔いっぱいで「じゃあ、バイバイ〜」と言って、ようやく風呂場から立ち去っていくのであった。おじさんがいなくなるとKスケも「あのおじさん、ヘンだねぇ〜．．」と言ってました。こんな人がアルピニストとは．．．まぁ、ウチのT会長の例もありますんで、一歩山に踏み込めば性格が変るんでしょうね。
前夜祭の様子。某焼肉店にて。ワシら家族はshige氏・Pさんと会食中でしたが、となりにkyokoさんのグループも出現したところ。エロエロ．．いや、イロイロなおハナシで盛り上がりました。大会参加者の中には旭川から「ホームページ見ました．．」ということで参加してくるミスター・Xもいるそうで、その他の町外参加者はウチの協会がらみということでした。
大会当日の天気は晴れ。日高のみなさんの普段の行いがイイってことですかね？うしろの山は日高国際スキー場、コート外の三角屋根の家からはいつも演歌が聞こえます．．。
昨日は飲んだくれて帰ったものの、暑さとトラックやクルマの騒音のためなかなか寝付けずにやや寝不足ぎみ。旅館が主要道路のT字路にあるからなんだけど、ココまでウルサイと思いませんでした。こりゃまた今日もボレーの調子が悪いヤ。えぇ、特に調子がイイ．．と思うような日もナイんですけどネ。
いちおう日高テニス会の重鎮、様似のS木氏。大会当日の朝「今、平取は雨なんだけど、今日やるの？」って電話がありました。こっちは朝から快晴でしたが、太平洋側は雨だったようです。開会式前に練習しているところ。
受付業務に追われる大会本部。この大会は今年から”町内外にアピールした大会”ということで、町内外から３６名の参加者を集めて行われました。試合形式は初級・中級に分かれてのミックスダブルスです。しかも、その組み合わせは厳正なるクジ引きによって決定されます。親睦をメインとしたTCCらしい企画運営です。
ちなみに参加賞はI新聞店（北海道新聞）提供のパーカー型のコンサドーレ札幌デザインのボールペンでした。（キャップの部分が膨らんでいて首から下げて使うヤツね。）ハッキリ言って、なかりイイもんです。ボールペンとしては粗品の域をハルカに越えています。みんな、北海道新聞を読もう！北海道新聞、よろしくお願いします。ご用命はI新聞店へ．．
このころKスケは．．テントの中でブロック遊び。（チン○をいじっているワケではない。）きょうの遊び相手は年下のYちゃん。開会式と聞いて、あわててラケットを持ってハセ参じたところ。間違いなく将来テニスプレーヤーなのだ。ピンクのTシャツはお母さん。「まぁ、この子ったら．．ワタシよりヤル気があるかも．．。」
（左）ネバネバさんの司会進行で、ヒョーヒョーと開会式がはじまりました。（中）「おツトメ、ごくろうさんです！」挨拶するshige会長。カメラ目線が気になります．．（左）ルール説明をする事務局長のUP氏。緊張してます？
あー、さて試合がはじまりました。厳正なるクジ引きの結果、中級クラスにおいてナント男子ペアが３組も誕生（まぁ、女性が足りませんので．．）、試合は６チームと５チームに分かれてのリーグ戦となりました。予選で５試合はけっこうキツイかもしれません。
試合会場で声をかけられて顔を上げると、そこには元えりものK先生夫妻が。旭川の”ミスター・X”の正体はK先生でありました。遠いところオツカレさまです．．て、旭川から日高だったら、浦河からのほうが遠いか。
いつものように午前中のテニスの試合風景がほとんどなく、イキナリ昼食です。T山氏、広尾K氏、アスワンママの３人。足元にころがっているのは、もちろんビール缶。えぇ、ボクも飲みましたヨ。やはり、このメンバーでは飲まずにはいられないのであった．．。日高の人たちも飲んでましたしネ。そういえばこの時そばにいた、日高に最近移り住んだという大工のKさんにビールをすすめたのですが、「いえいえ、ケッコウです．．」とのお言葉．．いやぁ、マジメな人（．．というか、常識ある一般人）だなぁ、と思って感心していたのですが、実は下戸なんだそうです。我々町外参加者は同席できませんでしたが、慰労会においてそのことが判明。shige会長に「大工と土方は酒くらい飲めなきゃ駄目だ！」と説教されていたそうです。お気の毒に．．．ちなみにshige会長発言の”土○”は放送禁止用語です。
所用の帰り道、会場に見物にきたティコティコW氏。現在、十勝リーグ団体戦に向けて練習中。頼むよ〜、今年は。その横はダレるKスケ。
広尾ドリーマー氏写真展。
（左）Yちゃんにアニキと慕われて上機嫌のKスケ。（中）アクション・アメラ術ばりのアングルでアスワンママにせまる。後ろの死骸はとっくにオツカレモードのT山氏。（右）バックハンドで高いボールを処理する女房。まぁ、かたちは悪くないけどね．．。
さて、午後に入り表彰台も用意されました。本格的なのだ。
はたして試合のほうは．．．
（左）スキーはプロ並みの”中ちゃん”さんのサーブ。ラケットもスキーと同じミズノを使用中。シブいのだ。（右）T山氏のデカいサ−ビスフォーム。周りで見ていても疲れるのだ。本人は最近ラケットをバボラのVSコントロールにしてからサーブのスピードが落ちた原因を探索中。”ラケットとガットの相性”という結果に到達したのですが．．．もっと身近なトコロに原因があるのではないでしょうか？．．えぇ、たぶんトシだからですよ。間違いナイですって．．
そのころ”長期研修中”という身の上にあるK先生は、ノートパソコンに向かって宿題をこなしていました。研究内容は「えりもの強風と生徒の紅潮したホッペの相関関係について」でしょうか？（んなアホな．．）だけど、えりもの方にいったら、そういう人って多いよ。ウーム、十分研究価値のある題材だナ。（これまた抗議がきそうだ．．）
広尾K氏の流れるようなサーブ（アルコールが入っているから）．．クロスに深く入ったので相手はロブがやっと．．「もらったー！」すかさず落下点に入りスマーッシュ！．．やや足が出ずにオヨイデいますが、なんとかコートにおさまったようです。
S木氏・”ちーさん”VS女房・shige会長。”ちーさん”の浅いボレーをクロスに切り返す女房．．センターが空いているのだが、合わせそこねたのか”ちーさん”の返球は女房の目の前へ．．早いタイミングで再びクロスに返す女房．．”ちーさん”は差し込まれて、たまらずストレートへロブボレー．．つづく．．
．．まったく映っていませんが、この浮いたボールをshige会長が”ちーさん”の足元に向かってアタック．．なんとかラケットを出すものの、ボールはフラフラと女房の目の前に．．「オイ、そりゃないだろう．．」殺気を感じて固まるS木氏．．しかし時すでに遅し、「イヤ〜ん．．」とりあえずラケットと足を出すS木氏でありました。「年寄りは大切にせにゃイカンよ．．」（S木氏談）
今回Bブロック２位のPさん・Wさんペア。Aブロック１位の男子ペアであるUPさん・Mさんペアと対戦中。試合はPさんの回転レシーブが出て、Pさん・Wさんペアが決勝に進出。もう一つのヤマからはBブロック１位の男子ペアであるK先生・日高のヒィリポーシスYさんペアと、Aブロック２位の私K・K先生女房ペアの対戦でしたが、奥さんのニラミが効いたのか、要所でK先生のミスが出て（？）私K・K先生女房ペアが決勝に進出してしまいました。
決勝では準決勝で精力を使い果たしてしまったPさんに、いつものハゲしい動きが見られず、カウント１−４から私K・K先生女房ペアが逆転勝利してしまいましたとさ．．．。
あー、疲れた。さすがに７試合もやると疲れるなぁ。試合が終わって表彰式、抽選会となりました。景品は食品関係を中心に、TCCと日頃から親交のある岩見沢のスポーツショップからも数点のバックが提供されていました。
まずは初級者クラスの表彰です。優勝はTさん・Pさん女房ペア、準優勝はFさん・Wさんペア、第３位はSさん・Kさんペアとなったようです。おめでとうございました。中には初心者とはいえないテクニックを持った男性もいました。TCCの未来は明るい．．
続いて中級者クラス。優勝は私K・K先生女房ペア、準優勝はPさん・Wさんペア、第３位はUPさん・Mさんペアとなりました。それぞれに賞品が与えられました。みなさんおめでとうございました。いえいえ、こちらこそありがとうございました。（とりあえず、自分で答えてみました。）
一方、下界では．．．デジカメ博覧会。３人も撮っていれば、ダレかのカメラに映っているだろう．．ということでしょうか？左端はカメラの操作に不慣れで四苦八苦する日高のヒィリポーシスYさん。（？）もちろん持ち歌は「与作」です。
さて、表彰式も終わり「お楽しみ抽選会」へ。抽選会をヒョウヒョウと仕切るネバネバさんと”松ちゃん”さん。（．．でしょうか？）箱の中から取り出すのは番号の書かれたテニスボールということで、凝った演出となっております。まず最初の景品は、なぜか「フラノのイメージソングCD」．．TCCが総力をあげて前回のフラノの大会でゲットしたお宝CDでして、聞くも涙・語るも涙の血と汗の結晶だそうです。
そんなTCCの血と汗の結晶は日高のヒィリポーシスYさんへ。まぁ、ほぼ期待したとおりの結果に笑うしかないYさん。うしろでホクソエムのはUPさん。すでに閉会の辞でも考えているのでしょうか？
（左）広尾のKさんにも景品が当たりました。何あたりましたっけ？まぁ、遠くから来たカイがありました。
（右）ビールのつまみセットを受け取る日高のテクニシャンSさん。この後、主催者側ということで景品を返上。お気遣いありがとうございます。
よほど準決勝で見せた回転レシーブが気に入ったらしく、景品も回転レシーブで取りに来るPさん。こんなトコで、こんなカタチで笑いを取りにくるとは．．．さすがなのだ。安易にシモネタに走ってしまうウチの協会関係者にはとても新鮮デス．．。
ウチもお菓子が当たりました。良かったなぁ．．Kスケ。親のテニスに付き合ってくれたご褒美なのだ。しかし考えてみればKスケのオヤツはもらってばかりだな。いつもティコティコWさんがイロイロお菓子を持ってきてくれるので、Kスケは親よりもスッカリそっちの方をあてにしているし．．セコイやら、情けないやら．．よくわからん状況だ。
「夜の御伴の箱ティッシュ」（shige会長のお言葉）はK先生へ。宿題はすんだのでしょうか？（ホットケ！）
そして最後に残った大きな箱（またもやお菓子詰め合わせ）は、ナントまたしてもウチら家族のものに．．。うーん、いつになく強運なのだ。これで当分、お菓子は買わなくてすむな。いやぁ〜、イイ大会だった．．．って、コレだけ当たればネェ。日高のみなさん、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。
さてさて、すべて終わって閉会の辞となりました。両手を広げて日高町への移住を勧めるUPさん。”教祖さま”の雰囲気が漂う．．。
最後にみなさんで撮りました。（撮影者のPさんも貼り付けました。ややボヤけて存在感がありませんが．．。）大会運営関係者のみなさん、参加者のみなさん、オツカレさまでした。また参加させてください。
浦河町テニス協会ホームページ −日高町町民テニス大会2002−こうして、「第９回 日高町民大会」は幕を閉じたのでありました。日高の各町が”１町１大会”みたいな企画をブチ上げて、テニス愛好家のみなさんがそのツアーに回る．．ってのはどうですかね？うーん、ローカルだ。まぁ、そのくらいテニス愛好家が増えてくれればイイんですけどね。
ちなみにこの大会ですが、TCC会員のkyokoさんの提案で名前が変更になるそうです。現在のところ、候補名として「クルミちゃんカップ」．．日高町のマスコットであるリスくんの名前にちなんでいるんですね。そしてPさんが強力に推薦している候補名は「集え！Fカップ！」（のちに「集え！Eカップ」に変更）．．だそうです．．．この名前についてはココでコメントはできませんので、直接、TCCのPさんにメールでお尋ねください。んじゃ、またね．．．
