「2008年度 夏季合宿」開催
〜 今年は本別に行ってみました..〜
「今年の合宿は少しリッチなのがイイなぁ...」
「いつもの忠類村のロッジはダメですか?」
「たまには違うところも行きたいしなぁ...」そんなT会長のわがままから今年の合宿企画はスタートしましたが、”少しリッチ”ってどの程度なんですかネ?本人に言わせると、数年前に日高町を訪れた際、たまたま開催されていた地元のお祭りで「流しソーメン早食い競争」で準優勝して賞金2万円を獲得したことがあったんだけど(詳細は過去のトピックス「2003年 夏季合宿」参照のこと)、その賞金で単価の安い屋台の焼き物を大量に食べたことが、”リッチ”な合宿の思い出...になっているらしい。まぁ、人それぞれですナ...
かくして、”リッチな合宿”を目指し、本別町の高級別荘・和風コンドミニアムとも言える「義経の里御所」を2棟借り上げたのだが、なんだかんだで参加人数が激減...えぇ、まぁこんなもんでしょ。
そんなワケで、今回も「どのへんがテニス合宿なの?」なんていうヤボな質問はお断りとさせていただきマス...
さて、原油の高騰が続いている今日このごろデス。ニュースでは値上がり前にガソリンを買いだめするドライバーなんかが話題になっていますが、せいぜい50〜60リットルを満タンにして、いったいどれくらいの得になるんでしょうか?
ココ田舎ではクルマは必需品で、ガソリンがいくらになろうとも購入せざるを得ません。その点、都市部には公共交通機関が発達しているので、マイカーを自粛することができます。結果、このような駆け込み給油によって次回の給油を1〜2ヶ月先に延ばすことができるという考えなのでしょう。言い換えれば、ガソリンの値上がりに対してこのような対応をする人たちは、クルマが無くとも生活していける人たちだと思われます。そこで、テニスにはまったく関係ありゃしませんが、今回はボクの考えるエコ構想をブチ上げてみたいと思います...
クルマはすべてマニュアル・エアコンなし・パワーウインドウなしにせよ!
昔のセリカ・ラリーのようなクルマが増えれば、ガソリン消費量が減るのは確実だ。オレなんかクーラーなんて使ったことない。間違ってスイッチ入れたらカビくさい匂いが車内に充満してしまうくらいだ。室内のエアコンも北海道では不必要だ!
職場では機械のために室内の温度を一定に保つ必要があるのだが、どーもクーラーってのはカラダに悪いような気がする。夏は暑いもの・冬は寒いものだ。自然に逆らうとロクなことないゾ。感知型信号機・及び不必要な一時停止線の撤去
クルマがガソリン消費量を抑えたければ答えは簡単だ。止まらなければイイ。横道から出てくるクルマが十分左右を確認すればイイことだし、見通しのイイ交差点に一時停止は必要ナイ。お互いのクルマが見えているのに交差点で衝突してしまう”十勝型事故”なんてのは、交差点に進入する際のもっとも基本的な確認事項である左右の確認が行えていないだけのこと。まさに「一時停止で止まること」が主な目的となってしまい、肝心の「左右の確認」が形骸化してしまっているのだ。寒かったら何か着れ!
北海道と冬の暖房は切っても切り離せないものだが、明らかに室内の温度が高過ぎると思う。女房もすぐストーブつけるんだよなぁ...オレの独身時代は一冬の灯油消費量が20リットル未満だったことがあったナ...ストーブの上に載っていたヤカンの水がコチンコチンに凍っていたことがあったもんなぁ...えぇ、ボクってケチなんです。さぁ、あなたも明日からエンジンブレーキを駆使してマニュアル車を運転してみませんか?タイヤの空気圧もやや高めにしてネ...だけど今じゃ、マニュアル車の設定すらない車種が大半なんだろうな。サビシイ時代だぜ...
当日の午前中に出発するのはウチら家族とK村夫婦のみ...ということで、それぞれテキトーに寄り道しながら現地集合することになりました。午後からはT会長、夜にはI上クン、他に鉄人S木氏とヨッシィーが現地集合の予定なのだ。
ウチら家族はまずは大樹町に寄り道。まずはウワサの「お菓子のひろせ」のワッフルを購入。店内はたくさんの種類のケーキ類がテンコ盛りでした。浦河を代表する菓子店よりも豊富かもしれませんネ。ワッフルにあんなにたくさん種類があるとは知りませんでした。
画像は歴舟川にかかる大樹橋のたもと。この後、三男が自転車のおばちゃんに轢かれそうになったんだけど、あくまでココは歩道(しかもかなり広い)。止まる技術がナイのに自転車なんか乗っちゃダメだよナ。
すぐ近くの柏林公園でワッフル食べて、図書館前の噴水に手を突っ込んで...
SLを見て「チュゲー!」(スゲェー!)って言って...
義経と弁慶の待つ、本別公園に到着。この隣に弁慶像もあるんだけど、三男は「怖いカオしてるネ..」と言って寄り付かず。この下にはボートに乗れる”カブト沼”、この向かいには芝生が広がり、その向こうには各種のフィールドアスレチックや遊具があって、子供たちはすでにソワソワなのだ。
ココの”義経の館”でロッジの受付を済ませて、テニスコートを確認したところで広尾のY会長が合流。来てくれたのネ...ありがとうございます。
さて、本別に到着した時は曇りでしたが、手前の池田あたりで夕立にあうし、天気が安定しないので、初日は室内コートを利用することになりました。
室内コートは”本別町銀河アリーナ”。多目的室内競技場ということで、テニスコート2面の広さがあります。サッカーの練習にも利用されているようです。
サーフィスはオムニですが、コート内にほとんど砂は無く、ぜんぜん滑りません。ただし、端の方に砂がたまっている場所があるので、ソコに足が入るとやや滑ります。
さっそく練習する鉄人S木氏とY会長。銀河アリーナは自然光なので少しボールが見えにくかったり、曇りになると暗くなったりするけど、高さは十分でロブなんかもフツウに上げることができます。
その後、K村夫婦(ボール持っていたんだけど、やっぱり遅れて来たのだ)とヨッシィー夫婦が合流。ヨッシィーは結婚していたのね...今日は実家の池田町に行くついでに夫婦でテニスなんだけど、この練習試合では○ワッピング中なのだ。
そんな遅れて来た悩めるK村ダンナさんのサーブ。入る時は入る・入らない時は入らない...まぁサーブは水モノだけど、ちょっとムラが有り過ぎですナ。
サーブはテニスの試合において、唯一自分勝手に打つことのできるショットだ。ボールに対してどの方向からラケットを出していくか、どーゆー状態でボールをコンタクトすればスイングのパワーがボールに十分伝わるのか、まずは確実なスイングを自分なりに確立して、そのスイングの軌道上にボールを置きに行くようなトスをココロがけると安定する...かもヨ。
どんなショットもそうだけど、ラケットのイイところでボールを捕らえることができれば、それなりのコントロール、パワー、ボールスピードが得られるような気がします。今はネット・アウトを恐れずに、ボールを捕らえることができた時の感触、いわゆる”イイ当たり”を体得して欲しいトコロですナ...
一方、コチラY会長のシンプルなサーブ。
味方の前衛が守備位置についていないのにサーブする・時々セカンドサーブの方がファーストサーブよりも速い・ものすごくアッサリとダブルフォールトする...などの難点はあるが、内転が効いたサーブはY会長の武器の一つなのだ。
外はこんな感じ...ちょうど本別駅の裏あたりになります。
どんよりと曇った空が広がり、湿度は高め。銀河アリーナの中は蒸し風呂状態で、けっこうキツかったですネ。
天気はこの後、どしゃ降り+雷鳴の荒れ模様に。室内で良かったのだ。
ヨッシィー奥様とY会長。
「このお坊さんみたいな人は、いったいダレなのかしら?...ウチのヨッシイーが浦河でお世話になった人なのかしら?挨拶しておいた方がイイかしら...」
なにやら気マズイ雰囲気が漂っているのだ。
久しブリのヨッシィー。現在は旭川に勤務中...つい最近、籍を入れたらしい。何かと職場の続存が取り沙汰される今日このごろだが、大丈夫であろうか?...って、オレも人のことなんか言えないナ。大きなお世話なのだ。
このころにはT会長も大御所M原さんといっしょに到着。いっしょに来る予定だったM氏が急遽不参加となり、M原さんをムリヤリ誘ったらしい。
T会長にとっては、明日の朝が勝負だ。すでに「近くのダムの流れ込みがいいポイント..」という情報をココの管理人さんから仕入れているのだ。
後日の練習日、とうとうと今回の釣りについて語るT会長に、クシさんが「会長!いったいナニをしに”テニス合宿”に行ったんですか!?」と突っ込まれ、ヘーゼンと「え?ナニって、釣りだよ、釣り...」と答えてしまうT会長でした。
ヨッシィー奥様はテニスを始めたばかりなのだ。まぁ、そのうちボチボチとネ...
対戦相手は大御所M原さん...え?知らない?...えぇーい!控えぃー!控えおろう!このお方をどなたと心得る!恐れ多くも浦河町テニス協会創設に携わった創始メンバーの一人、M原様なるゾ!頭が高〜い!...って、知らない人は知らないと思いますけどネ...今回はムリヤリのご参加、ありがとうございました。
K村ダンナさんに捧ぐ...フォアのポーチ。ポーチってのは、だいたい決め打ちなんだけど、この時はヨッシィーのリターンが甘く、目の前に来たのでそのままアレイ付近に送ったところ。どう?そんなにラケット引いてないでしょ?(だけど、自分が思っていたよりは引いているナ...)ラケットを引かなくとも、インパクトと踏み込みをある程度一致させれば、十分ポイントにつながるボールが打てるハズ...って、最後のコマは”阿波踊り”みたいだ。
知らなかった...試合中に”阿波踊り”を踊っていたなんて...
借りているのは半面にもかかわらず、ネットなしで打ち合うT会長とK村ダンナさん。熱心でイイヨ、うん。
テニスは練習あるのみ!...え?オレにだけは言われたくない?いや、オレもよく練習してたよ。(10年くらい昔はネ...)
次はごくごく基本的なポジションについて。
女房のサーブはクロスのライン際へ...反応するレシーバーのヨッシィーであったが...
コートから追い出されながらも捕球するヨッシィー。
ココでの注目は向こう側のK村奥様のポジション...ヨッシィーがコートから追い出されたことで、センターからジュースコートがガラ空きでしょ?当然、鉄人S木氏の狙いもソコのオープンコートなんだから、少なくともこの時点でK村奥様は後ろに下がり気味で、ヨッシィーとの離れた距離を縮めるようにセンター付近に寄ることを意識しなくちゃならない。もちろん、その動きを見られてアドコートに打ち込まれる可能性も高いけど、一般的初中級の世界では目の前のオープンコートが第一選択肢であることに変わりはナイ。 リターンに見とれている場合じゃないナ...
「もっとちゃんと上げれば良かった..」と思いつつ、とりあえず戻るヨッシィーと、相変わらずボールの来る確率の低い場所でボールを待ち受けるK村奥様。ヨッシィーのリターンは中途半端なロブとなって、フラフラと鉄人S木氏の頭上へ...
この時点でK村奥様の立っている場所から左側は捨てコース...センターに寄るんだ!
ジャンピングスマッシュする鉄人S木氏。間に合うか?ヨッシィー?...K村奥様も一応構えているけど、手の届く範囲にはボール来ないと思いますヨ...
というワケで、ボールはアッサリと当初の狙いどーりにガラ空きのセンター付近へ。見送るK村奥様でしたが、コレは奥様が手を出さなきゃならないボールでしたネ。
ペアとの距離は一定に...コート全体を守れるワケない...ボールの来る確率の高い場所でボールを待つ..ご利用は計画的に...まだまだよのぉ...
そんなワケで合宿初日のテニスが終了...今日はビール飲めなかったけど、テニスができて幸せそうなY会長。
ココでY会長・ヨッシィー夫婦・鉄人S木氏はそれぞれ帰宅。参加オツカレさまでした。残った宿泊メンバーは”本別グランドホテル”の温泉へ...ぬるめのお湯が良かったナ。
「Y会長も泊まっていけばイイのに...」
「いや、今日は晩ご飯食べるって約束したんだよね...」
さすがY会長、家族第一なのだ。(何かにおびえているようにも感じられましたが...)
温泉で露天風呂につかっている時に、おそらく半径1キロ以内に雷が落ちました。ラケットはカーボンだから、落雷の可能性ありますよね?危なかったのだ。それにしてもココの男風呂の露天は外から丸見えじゃなかろうか?
温泉から帰って町内で食事...町内一の大きなお店らしいけど、けっこう値段が高かったナ。味は...まぁフツウでした。
その後、コンビニで買い物中にI上クンと合流...御所に戻りました。
くつろぐ面々。御所はかなり立派で、少なくともウチの借家よりも数段イイ感じなのだ。このままココに住みたいくらいデス...
広さに感動して廊下を走って行ったり来たりする三男。廊下の向こうには寝室、その右手前にもう一部屋あり。ゼータクなレイアウトですナ...
無謀にも囲碁でT会長に勝負を仕掛けるK村奥様と、よくわからないけど、とりあえずノゾキ込むI上クン。
「ソコじゃダメでしょ...ソコもダメだネ...ソコもイマイチ...」
さんざんダメ出しされるK村奥様でした...
ちなみにT会長のグラスの中身はサイダーだ。
子供たちはとっとと就寝。
大人たちは昼間に撮影したビデオ見て、あーでもない・こーでもないなど不毛なテニス論に興じたり...オレもすでに寝ていてよく憶えていないのだ。
この後、こちらの御所にウチら家族、向かい側のもう一棟に他の人たちが移って就寝しました。明日は晴れる予定...
イイ天気なのだ。宿泊した御所の前にて。
すでにT会長はダムへ釣りに、おばあさんは川に洗濯に行っているハズだ。
二日目の様子はスピーディーに、かつテンポ良く行かせていただきます...
さぁ!テニスしたいヤツはテニスするがイイ!
オレは子供たちと遊具コーナーへ...
手漕ぎゴンドラ?
長〜い滑り台をスベって...
フィールドアスレチックでバランスを鍛えて...
ボート乗って、ついでに”フナのエサ”つまんで...って、そんなもん食うな!
ボートに乗って、船上から発見したものが二つ。一つはこの公園...高いところに登って、カメと戯れて...
もう一つ発見したのがキノコ。カブト沼の中島の大きな木に、なにやら黄色い塊がくっついている。最初はスズメバチの巣?..とか思ったけど、ボートを降りて確認、デジカメにおさめてT会長に見せたところ、「んん!コレはタモギダケ!コレはウマイよ..」
帰り際に採取してT会長と山分け、その日の晩の味噌汁の具になりましたとさ...
さて、二日目の様子はスピーディーに、かつテンポ良く行かせていただきました...って、テニスの画像が1枚しかねぇーじゃねぇか!まぁしかし、みなさんの予想したとおりの内容だったのではないでしょうか?
今年の結論は...いいよ!本別公園!”つつじそば”が閉まっていたのは残念だったけど、遊具はあるし、コートは安いし、室内もあるし、温泉も近いし、ボート乗れるし、キノコもあるし、御所はキレイだし...テニス合宿にはもってこいですナ。ロクにテニスしていないボクが言うのもナンですけどネ...ちなみに寝坊したT会長は遠くまで足を伸ばせず、近くの流れ込みとその上流で竿を垂れることに。釣果はいつものように”入れ食い”...ただし30前後のウグイと20前後のニジマスがネ。この程度ではT会長の”釣り”の範疇には遠く及ばない。寝過ごしたことを後悔し、来年のリベンジを誓うT会長であった...(来年もココでいいの?)
浦河町テニス協会ホームページ −2008年度 夏季合宿−