2007年合宿開催!
〜今年もビンボー合宿ダ...〜
「ところで合宿って、どーするの?」
「スケジュール的には、8月の半ばしかナイけど...」
「あ、ワシ行けないワ」
「イヤ、T会長の都合なんて、比較的どーでもイイんですけどネ...お盆ですし」
「いいんじゃない?いつでも...どーせ、何人も来ないんだろうから」
...というワケで、夏休み最後の週末に開催が決定...はたして、このクソ忙しい時期に何人のヒマ人が集まるのであろうか?最小開催人数は二人だな...って、最悪でウチら家族かい!(えぇ、ココが突っ込むトコロですヨ...)
今年の夏は暑いですねぇ。ココ浦河は涼しいところでして、札幌で生まれ育ったボクにとっては、コッチに来て本当に「暑い!」と思った日はありません。今年の夏休みは小学校3年の長男に合わせて、お盆の真っ只中になり、実家の札幌を拠点に周辺を周ってきたのですが、連日暑いのなんの...ダレも聞きたくないでしょうが、そんな夏休みについて紹介したいと思います。
8月10日(金)
前日の金曜日に次男が苫小牧市立病院を受診ということで、仕事が終わってから残されたオレと三男で女房の実家である門別町へ。クルマ2台で移動とは不経済なのだ。この日も休みにすればよかったナ。
この日はオレが三男を保育所に連れていったんだけど、保育所の玄関でクツを脱がせると三男はリス組の教室に一目散...リュックを持って後を追うオレを尻目に、勢いよくドアを開けて保育士さんの胸に飛び込みニコニコ顔...チョモランマ頂上の空気よりも希薄なオレと三男の関係を象徴しているのだ。8月11日(土)
午前中に門別を出て札幌へ。途中にレラに寄って買い物。長男は勝手に何かのイベントの○×クイズに参加、見事全問正解して景品をもらっていたナ。
昼食は千歳市内の回転寿司へ。以前に偶然立ち寄ったお店なのだが、\1,000割引券をもらったので行かねばなるまいというコトに。ちなみに子供たちが好きなネタは、マグロ&甘エビ、オレはサメガレイのエンガワなのだ。8月12日(日)
サンピアザ水族館へ。大水槽で、「おねえさんによる魚の餌付けショー」ってのがあったんだけど、出てきたおねえさんは100%ウエットスーツ...まぁ当然といえば当然でしょうが、淡い期待を寄せていたお父さんたちもいたハズだ。8月13日(月)
お盆らしく墓参りに。母方の墓が里塚霊園にある。いつも一発で墓までたどり着くのだが、今回は入り口を間違ってしまった。トシを感じるのだ。
帰りはそのまま滝野の渓流ゾーンにでも行って涼もうかと思ったら、すでに駐車場が満車だったのでそのまま支笏湖のポロピナイへ。足だけ湖に入るつもりだったけど、気が付けば長男はバタ足の練習、次男はすスベって溺れているし、三男もびしょ濡れでオムツが5倍くらいに膨れ上がっている...
久々のポロピナイだったけど、いつだか火事で全焼した休憩所がプレハブで復活していたな。元ライダーとしては一安心なのだ。8月14日(火)
とりあえず円山動物園へ。暑くて人間も動物もダレまくり。とくに猛獣系に覇気が見られなかったのだ。
その日のニュースで、このクソ暑い中、円山動物園に来ていたお父さんへのインタビューが流れていたんだけど、その人って同じ時間帯に周っていた人でした。惜しかったなぁ...8月15日(水)
小樽水族館へ。札幌西から高速に乗ったんだけど、途中の石屋製菓チョコレートファクトリーの前には取材陣が殺到していたナ。
まぁ、混んでいるとは思ったけど、これほどとは...イルカ&オタリアショーは150%の来場率、しかもイルカショーの前半は新人イルカが前座を務めていたんだけど、こいつらの技がイマイチ...もしもこのまま終われば、暑さも手伝って観客全員が暴徒化するトコロだったナ。8月16日(木)
帰路へ。とりあえずオレのクルマが置いてある門別経由で浦河へ。この日は浦河の「港祭り」で、夜に花火が打ち上げられる予定だったんだけど、雨で中止に...やっぱりコッチは涼しいのであった。来年は長男に学校を休ませて、秋に取ろうかなぁ...
合宿初日は広尾シーサイドテニスコートへ。大樹町のコートでは「十勝管内町村職員によるテニス大会」が開催されているため変更となりました。広尾のY会長や大樹町のK原氏らも参加していたようです。そんな大会があるとは、さすがテニスが盛んな土地ですナ。
とりあえず数年ブリに「赤門」でラーメンを食べて、午後からテニスとなりました。家族そろって準備運動をしているところ...って、手前の長男はナニしてるの?
コートの苔をホジくり返していました...ヨケイなことするなって。
ワシら家族の他に、日帰りのM輪さんが間もなく登場。さっそく女房相手にテニスしているところ。
他に男性2名がテニスしていましたが、やがてウチらの貸切状態に。そーいえばY会長が、「管理事務所の使用願いに記入してから使って」って言ってたけど、勝手に使用中なのだ。
一方、そのころ三男は...お菓子の飴をブチまけ中。相変わらず、その行動の95%以上はヨケイなコトか悪いコト。しかも最近は必要以上に大きな声で泣いて、ワケのわからん主張を猛アピール...もちろん家族は完全無視、しまいには張り倒されている。そろそろ無駄な抵抗はやめるのだ。
「あっ、チョット写真は勘弁してください...」そんなフォロースルーのナノスピードK藤氏。本日は夏休み中で、実家の苫小牧から日帰り参加、明日には函館に帰る予定...って、スゴイ強行軍なのだ。
そんなに苦労して参加するほどの合宿でもナイのですが...とりあえず、参加ありがとうございました。
テキトーに試合中。初日の参加メンバーは、このメンバーにワシと鉄人S木氏を加えた6人でした。やっぱりこの時期は人が集まらないなぁ...
一方、そのころ長男は...バットを振り回していました。実は先日、長男の希望でバッティングセンターに行ってきたのですが、長男は時速70キロのボールに挑戦して21球すべてカラ振り...トホホ。あまりに悔しかったのか、家に帰ってから素振りしてました。
この後、Hさんにボール投げてもらって、ソレを打ち返したりしていましたが、特訓の成果が出たのか、何球かはイイ当たりがあったようです。
Hさんが「フォームをチェックしてくれ...」と、言うことで長男が撮影。手ブレ&テキトーなズームの連続画像をムリヤリまとめてみました。まずはフォアハンドレシーブ...うーん、フィニッシュは決まったナ。あとは...リターンが相手コートに入ったら、言うことなかったんですけどネ...ボールはサイドアウト...トホホ
続いてボレー3連発!体の正面への速いボールをさばいて...センター付近の返球をバックハンドボレー...さらにフォアのアングルボレー。コレは決まったナ...
さらにバックハンドレシーブ...そしてフォロースルーでうなだれるHさん。オツカレさまでした...
ココでポジションのお勉強。Hさんのセンターへのサーブを、ナノスピードK藤氏は逆らわずにストレートにロブ・レシーブ。ロブは深く入って、Hさんはベースライン付近で捕球、前衛のM輪さんはセオリーどおりにポジションチェンジしたところ。
とりあえず、Hさんはバックハンドロブ。決めたくてウズウズしている女房の後ろに落とすことができれば、形勢逆転だったけど、浅いセンターへの中ロブになってしまったのだ。ストローカーのナノスピードK藤氏は、ほとんど前に出ないので、K藤氏の前にスライスで落とすって選択肢もありましたネ。
浅いロブに反応する女房...とりあえず、前衛のM輪さんは少しサイド寄りに下がるべきだったかなぁ。ソコじゃ女房のボレーコースを塞ぐこともできないし、捕球できる範囲も極めて狭いのだ。
結局Hさんのボールはネット際に...しかも、M輪さんもHさんもセンターに並んでいるじゃないの...「ドコでもイイから、打ってください!」って言うポジションだな。
ココでわざとらしくM輪さんがサイドに移動すると、女房のクロスへのボレーはなくなる可能性大なのだ。サイド付近でM輪さんがボールにさわることができれば、ボールは女房が移動してきたガラ空きのアドコートに入るでしょ?だから女房の選択肢はセンターか逆クロスなるハズ...コレで女房の返球コースを半分ふさいだことになる。まぁ、Hさんの負担は増すけど、Hさんもサイド寄りにポジションを移動できるのだ。
もともとアヤしいボレーグリップの女房は、よりミスの少ないクロスを選択。ボールはボヨヨ〜ンとアレイ付近へ。後ろはウロウロするしかないHさんでした...
チャンスボールを決めるのも前衛の仕事だけど、相手のコースをふさいで味方後衛にヨユウを持って捕球してもらえば、チャンスボールも上がってくるというワケです、ハイ。
そんな撮影中に、イキナリ映りこむ次男Kスケ。
「Kちゃんは〜?」
ハイハイ、映ってますヨ...
ナノスピードK藤氏の走りながらのフォアハンドレシーブ。ボールは見事にストレートに決まりました。フィニッシュではラケットをこすり上げて、ちゃんとスピンかけているんだなぁ。サンプラスみたいだ。ナノスピードK藤氏のフォアはスルドイよ、フォアはネ...
合宿初日も終わりに近づいたころ、お子様たちに占拠されるコート。結局、ボクらの他にコートの利用者は、男性二人、老夫婦(?)1ペア、お母さん+子供たち、カップル1組...なかなかの利用率でしたネ。
...というワケで、初日終了。M輪さんとナノスピードK藤氏はこのまま帰路へ、残った我々はいつもの忠類ロッジへ。
忠類ロッジの2段ベッドにて。
とりあえず温泉に行って、町内で食事をしました。
この後は、昼間のビデオ鑑賞でもしながらビールでも飲もうかと思ったのですが、ウチら夫婦以外、なんと宿泊メンバーに飲む人がイナイ!...いまだかつてナイことなのだ。
夫婦でビール飲みつつ、HさんとS木さんはジュース飲みつつ、たんたんとビデオ鑑賞の後に各自就寝...やや不満そうな女房でした。
そして二日目に突入。この日も快晴なのだ。本日の参加は、宿泊の4人に加えて新人T田氏と、元協会員のI川さん&友達。I川さんは現在、帯広在住ということで友人と共に参加してくれました。この炎天下で4人だったら、トンデモナイことになっていましたネ。
奥のコートでは、いつものように大樹高校女子テニス部が練習中。みんな黒いのだ。
一方、子供たちは...パジェロを走らせたり、長男のノックを受けたり...早く寝てくれないかなぁ、コイツら...
暑さのために、やや休憩時間も長くなりがちに。しかし、テニスを続ける新人T田と鉄人S木氏。
鉄人S木氏はスゴイよ。壮年ながら朝はウオーキング、週3回のテニスに加え、バドミントンにも顔を出して、町内の移動手段はもっぱら自転車、週末は帯広に帰ってテニス...よっぽど健康に気を使っているのかと思いきや、食生活は肉中心で野菜嫌いのコーラ好きであることも判明...うーん、複雑なのだ。
一方のT田氏はフォアのハードヒッター。フォアの返球率だったらオレよりも高いナ。
そしてやっと寝る三男。コートに平和が訪れるのであった...
試合は続行中。鉄人S木氏とI川さん。一方、アンパイアチェアによじ登ったのは次男。「ボール!バッターアウト!」...ワケのわからんジャッジを繰り返していました。
クツまで脱いで、スッカリおつかれモードのI川さん。I川さんが浦河を離れて、もう6年?時が経つのは早い。テニスもより堅実になって、ボレーもできるし、ストロークも安定しているし、女房もビックリしていました。
一方、褒められたI川さんは、「えー?私って、昔はそんなにヒドかったですかぁ?」...えぇ、まぁ...
「ヘヘヘ...オッパイ...」
下品なギャグで、合宿を締めくくる次男。トホホホ...
こうして今年度の夏季合宿は終了しました。参加のみなさん、オツカレさまでした。天気が良くてナニヨリでしたネ。
この夏は札幌で焼かれ、大樹で焼かれて、皮膚癌発生の確率をやや高めてしまったのだ。
この銅像はコートのカギを返しに行った「大樹町B&G海洋センター」の前に建っていたもの。年老いた母親を背負う初老の息子でしょうか?そもそも”B&G”ってのは財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団のことで、競艇が深く関わっているようです。その財団が設置した施設を大樹町が譲り受けたもの。そう、「人類はみな兄弟!」ってヤツね。
来年はドコにしようかなぁ...って、そんなに選択肢はナイんですけどね。企画してくれる人、大募集なのだ。
浦河町テニス協会ホームページ −合宿2007−