５月の総会の時だったでしょうか、年間行事の話し合いの席で、「たまにはリッチな合宿をしたい．．」「大樹町のコートはイイんだけど、ロッジがボロい．．」「貧乏クサイ．．」など、過去の合宿に対する会員の不満が爆発。毎年ウチの協会を象徴する貧乏合宿を企画してきたワシは引きずり降ろされ、今年はフクフクが担当することに。しかし、相変わらず人は集まらないし（いつものコトですが．．）ヤル気はないし、しまいには幹事のフクフクが合宿直前に右手の指を負傷して不参加に．．ちなみに指先をワイヤーにはさめて圧迫してしまったのですが、ピンポン球のように指先が腫れてしまい、「まるでチン○のようだった．．」そうです。（まぁ、ココでわざわざ書くほどのことではないかもしれませんが．．．）かくて、ヒマ人数人が何年ブリかで経営者の在住する宿泊施設（はやいハナシ旅館のこと）を利用して、日高町でテニスしてしまうのでありました．．．。
ハナシは変りますが、朝の８時にTVHで放映されているアニメが、「カリメロ」－「ガンバの冒険」、そして現在は「アルプスの少女ハイジ」へと変遷しております。「アルプス．．」は他局でも半年くらい前に放映されておりまして、長男のKスケが時々見ていました。「ガンバの冒険」の最終回をやや興奮ぎみに語るKスケに、「おっ、明日からはまた”アルプスの少女ハイジ”が始まるゾ」と言うと、「あっ！Kちゃん知ってる！”アルプスの少女ハイジ”って、あの大きなイヌが、かたつむりを”ペロッ”と食べちゃうヤツでしょ？アレって、おもしろいんだぁ～．．．」、「．．おまえ、ヨーゼフのあのシーンは、特にストーリーには関係ないぞ．．」．．．フツウはクララが立ち上がったシーンとか、アルプスの雄大な山並みとか、おじいさんのガンチク深い説教なんかが想い起こされますが、Kスケの場合はチョット違ったようです。それにしてもロッテンマイヤさんに男性経験はあるのだろうか？
天気は快晴。ココんとこ太平洋側は曇りが続いていたのですが、参加メンバーの普段の行いがイイからでしょうか？浦河を朝から出発したのはI上クン・ヨッシィー・スキー部キャプテンA氏・マジメ公務員Oさん・私Kの５人。午後からT会長と郵便局員M氏も合流、現地には札幌のヒマ人N氏も待っているハズです。
いざ、日高町へ。マジメ公務員Ｏさんの”キンキン”に冷えた車内。Ｏさんは暑がりなんだよね。
Oさんの代わりにハンドルを握るのは私K。国産オートマ車には久しぶりに乗ったけど、ブレーキの効きの甘さと、追い越し時のアクセルレスポンスの悪さが気になるのだ。（ホットケ！）その後、車内の低気温に膀胱を刺激されたスキー部キャプテンＡ氏が、日高町の手前の林道で我慢できずに用を足すコトに．．。どうもボクもクーラーってイヤだなぁ．．クルマのクーラーなんてほとんど使ったことないのだ。（えぇ、ケチなんです．．）
やや道が混雑していましたが、お昼少し前に日高町へ到着。”道の駅”で昼食後にさっそくテニスすることに。やや風が強かったものの、日高町も快晴でした。後ろは”日高国際スキー場”。そーいえば、今回は隣接する家から演歌が聞こえてこなかったなぁ．．．。
イキナリ脱ぐヨッシィー。（遊んでいるのか乳首が黒い？）
日高町TCCのメンバーも合流してくれました。基本に忠実にショートラリーから始める”Ｐちゃん”さんと”テクニシャンＳ氏”。フツウはショートラリーから始めるんでしょ？ウチらなんていきなりストロークしてボレーしてスマッシュして終わり．．なんですヨ。
イキナリ寝るヨッシィー。（乳首の黒さを目立たなくするために、日焼けする作戦なのであろうか？）
とりあえずテニス合宿ということで練習するスキー部キャプテンＡ氏（手前）とマジメ公務員Ｏさん。それにしても太陽がジリジリと照りつける．．
．．．ということで、すぐに休憩。日よけのタープでも持ってくればよかったのだ。すでにグロッキーだ．．．
練習したら疲れるので、試合でもすることにしました。
ダレるキャプテンＡ氏と私Ｋペア。ボクはまぶしかったのでサングラスしていたら、逆パンダ状態に．．ワをかけてマヌケづらになってしまった。
そのうちＴ会長・郵便局員Ｍ氏も到着。イキナリ試合する二人。相手はTCCの”ちーさん”・”テクニシャンＳ氏”ペア。コースを突かれてイッパイイッパイのＭ氏と、華麗なフォアハンドの”テクニシャンＳ氏”が対照的なのだ。
海がシケたため、急遽、合宿参加となったＩ上クンの華麗なジャンピング・バックハンド・ハイボレー。見事に相手コートに深々と突き刺さりました。．．．
ところで、I上クンのラケット、ニュー200Gのお金って、まだもらってないような気がするんだけど．．．えぇ、ヨロシクお願いします．．．
そんなボレーを打ち込まれた対戦相手である”ちーさん”・”shige氏”ペア。TCCの会長でもあるshige氏ですが、”日勝峠をカラダを張って守る”という重大な責務のため、夕方になってから登場。お勤めゴクロウさんです。
「あー、疲れた．．」５時過ぎに１日目のテニスを終了、宿のお風呂に入って”道の駅”広場に集合じゃ！”Ｐちゃん”さんに誘われて、地元が主催するビアガーデンの余興である「流しソーメン早食い大会」に参加することになったのでありました。チーム名は「Ｔ牛乳店テニス部」（こんなに従業員のいる牛乳屋があるとは思えないが．．）、もちろんTCCチームも参加します。
今回利用した旅館は「HOTEL 日勝」。道の駅のほぼ正面に位置しております。そして、その道の駅のマスコットが、この”クルミちゃん”です。地上数メートルの位置から国道を見下ろしているのですが、夜中になるとスポットライトで不気味にライトアップされます。
すでに会場入りして、他の参加チームを威嚇（？）するshige氏。早食い競争ということで、我々はビールを我慢することに。
協議説明を聞くＴ会長とヒマ人Ｎ氏。優勝３万円、準優勝２万円、第三位１万円の賞金にすでに目がくらんでいるのだ。
ルールは５人１組で、一人はソーメン流し役。大ざるいっぱいのソーメンを流し終わったら、下流に移動して食べ損ねたソーメンをみんなで完食すればＯＫ、３分を制限時間としてタイムを競う内容だ。
緊張のスタート。これまでの最高タイムは我々の前に食べ終えたTCCの１分２４秒！次点のタイムが土木・建築関係者チームの１分４４秒だから、この記録はスゴイ．．。全員の持つ容器がカラになった時点で完食とみなされることに加え、ココまでの観察から流れるソーメンを律儀に食べるよりも、できるだけ早くソーメンを流して、あまったソーメンを全員で口に突っ込む．．という作戦がベストのようだ。ただし、吐き出した場合は失格となるので要注意。
一方、流れるソーメンを待ち受けるメンツ。まだ余裕の表情である。参加メンバーは上流から、私K、T会長、キャプテンA氏、I上クン、ヒマ人N氏。後ろはサメた目で見つめるヨッシィー。実はこの時、郵便局員M氏に撮影を依頼していたのだが、案の定．．というか、やっぱり何も映っていませんでした．．トホホ。画像はTCCの”Pちゃん”さん提供です。
タート直後。流れるソーメンは３番手のＩ上クンまでですべて消費され、待ち受けるアンカーのＮ氏はまだ余裕の表情。最終的には、もっとも苦しい状況に追い込まれることなど、この時は知るヨシもなかった．．．
優勝賞金に目がくらんで豹変したＴ会長の鬼気迫るハシさばき。レース前もみんなに「噛んだらダメだよ！」と、念を押していました。
レースも後半．．見てわかるようにすでにイッパイイッパイのキャプテンＡ氏（右）。ソーメンは予想以上にふやけて膨張し、飲み込むのがつらい。いつの間にかアンカーＮ氏の目の前にもソーメンの山が．．．
急いでソーメンを流し続ける私Ｋでありましたが、鬼気迫るＴ会長から発するオーラに平常心を失い、ソーメンを一ツカミ地面に落としてしまう痛恨のミス！「あ－．．こりゃ、ペナルティだな．．」すかさず審判団のチェックが入ってしまう。ゲゲゲ！マズイ！ソーメンを流し終えた直後にあわてて地面のソーメンを拾って流すが、ペナルティはまぬがれず．．（しかも、その砂のついたソ－メンもＴ会長が執念で食べたのに．．．トホホホ）
その後、全員で残ったザルのソーメンをむさぼり、涙を流して悶絶するN氏のソーメンを奪うようにむさぼり、すべて完食！．．．好記録が期待されますが、ペナルティが気になります．．．。
「え－、ただ今、ソーメンが脱落したことについて協議中です．．ただ今の記録．．１分２７秒！ペナルティは＋３秒です．．」
トホホホ．．審判団が協議の末に課したペナルティは＋３秒ということで、惜しくもTCCの記録には及ばず．．この後、記録が期待された自衛隊チームが会場に集まらずに棄権となり、テニス関係者の１・２フィニッシュが確定したのでありました．．．。たしかTCCの記録は１分２４秒９（？）とかいってましたから、ペナルティがなければ逆転していたのでしょうか？ウーム．．まさに勝負は時のウンなのだ。（うん、一人で納得）あとからＴ会長は「もう！Ｋくんがソーメン落とさなければ．．」とブチブチ言ってましたけどネ．．．。
何はともあれ賞金２万円をゲット。地元でカオのデカい．．じゃなかった、広いshige氏のおかげで大量のビールもゲット。焼きイカ・ホタテ・ツブ・焼きそば・焼き鳥．．まさに飲み食い放題。（少しツツましい飲み食い放題ですが、T会長には好評でした．．．）
会場のイスが少なかったのでスタンド・バー状態なのだ。
闇の中で子供のことについて語るTCCのＵ子さんと私Ｋ。最近、ボクに次男が誕生したんですが、コイツが不健康なヤツでして．．えぇ、外に出ないでゲームばかりしているとか、何日も徹マンするとかいう不健康じゃないですよ。（０才児にできるわけもありませんが．．）心臓が悪いんですよ、シンゾーが。まぁ極めて近い将来に大きな手術を複数回も受けることになるでしょうが、親としてはただ手術承諾書にサインして成功を祈るばかりです。一応ボクも医療関係者ですが、息子の病気を知れば知るほど見守るしかないということを思い知らされます。だから、ボクも１日も早く日常に戻ることにしました。．．．ってなわけでフツウにテニス合宿に参加しています。（えぇ、決して女房に子供２人を押しつけてテニスしている言い訳ではありませんよ。）まぁ、そのうちテニスにも連れていきますんでオムツでも換えてやってください。ちなみに、”出産祝い”はココでいったん打ち切り、以後は”お見舞金”として常時受け付けることにいたしますんで、ヨロシクお願いします。
スッカリ日が暮れて、残った賞金をフトコロに居酒屋へ移動することに．．．山間部の夜は寒いのであった．．．．
「若者なんですけど、食は細いんですヨ．．」「流しソーメン大会」を敬遠した若者ヨッシィー。えぇ、ソレが正解でしたネ。膨満感が参加者を襲う．．居酒屋の中の画像は暗いのだ．．．。
「流しソーメン大会」に準優勝したことが、よほどうれしかったのか、積極的にビデオに映ろうとするT会長。今夜はホタテもイカも食べられたし、ジュースはうまいし、明日は釣りに行けるし．．．T会長にとってはかなり満足した合宿となりました。
TCCの顔ヤクであるｓｈｉｇｅ氏（左）＆”Ｐちゃん”さん。
昔、息子に出世してもらいたい父親が、ろうそくを片手に息子のカオを焼く．．（顔ヤク）というサビしいオチのコントがありましたが、ソレを地でいく日焼け顔の”Ｐちゃん”さん。室内ということで、画像が暗いのですが、それにしても黒い．．．。
まだまだヨイノクチのshige氏と「流しソーメン大会」で燃え尽きたヒマ人N氏。今にも寝入りそうな雰囲気である。ボクも居酒屋のことはあまり憶えておらず、この時にはすでに寝ていた．．と推測されます。
食べる”テクニシャンS氏”。S氏も「流しソーメン大会」に出ていましたよね？あれだけソーメン食べて、ビール飲んで．．．スゴイのだ。
テニスには来ていませんでしたが、宴会に駆けつけた”若ちゃん”さん。（もちろん右側ネ．．テニスはとてもウマイのだ。）なんでも町職員対抗バレーボール大会に参加のために浦河町に行っていたそうです。
そーいえば、金曜日の夜にテニスしにスポーツセンターへ行ったら、そんな垂れ幕が下がってましたね。しかし、そのために床のテニスのラインがはがされていたのだ。前日に我々が使用することはわかっているハズなのに．．我々に対する浦河町のいやがらせであろうか？
さらに食べる”テクニシャンS氏”．．．
ヒマ人Ｎ氏は寝てるの？．．オレもすでに寝ているようだ。意地汚くビールを飲み過ぎたのだ。（右画像は”Ｐちゃん”さん提供）
「ヨイ越しの金はもたねぇ！」賞金はすべて使い切ることに。うーん、日高町の経済を潤してしまったワイ。
たぶん、さらに盛り上がったんでしょ？次に残っている記憶は旅館のフロントで、「明日の朝食は何時？」ってＴ会長と話しているところ。
郵便局員Ｍ氏は”若ちゃん”さんを口説いているところ？
この後、解散．．就寝となりました。明日の釣りに行くのはＴ会長、キャプテンＡ氏、郵便局員Ｍ氏、私Ｋの４人。朝食を６時半にとって出かけることにしました。ちなみにボクは居酒屋にサイフを忘れていったそうで、Ｕ子さんが届けてくれたそうです。もうヘロヘロでしたね、ボクは。その節はどうもありがとうございました。
次の日の朝。山にカスミがかかっていますが、今日も天気になりそうです。我々は一足先に起きて釣りへ出発。アセるＴ会長はクルマにボールかごを積んだまま出かけるところでした。
それにしても、個人的には非常に気分が悪いのだ．．．
何分くらい走ったのであろうか？途中、クマの糞なんかもありましたが、具合悪くて憶えてません．．．
画像は日高源流に分け入るＴ会長。ダム下の流れを探っているところ。わかる？
我々もダム下へ。ダム下のたまりはオショロコマの釣り堀状態。しかし大きさは１０～１５㎝ほど。一番小さいルアーでシングルフックのものじゃないと、うまくヒットしないようなサイズでした。
とりあえず、釣果を見せびらかすキャプテンＡ氏。（小さくてよくわからんけど．．）すべてキャッチ＆リリースなのだ。
ボクの貸したルアーで、やっと釣り上げて満足げな郵便局員Ｍ氏。唯一の釣果でしたが、かなりいいサイズでした。しかし、Ｍ氏ったらタックルボックスは持ち歩いてないし、サケ狙うようなサイズのルアー流しているし．．．すでにいつもの放心状態？サカナも食いたくても食えなかったに違いない．．．。
たぶんこの日のベスト１。サイズは２３㎝くらいだったでしょうか？「この流れの栄養状態ではサカナは大きくなれないね．．」釣り師のＴ会長談。
その後、我々はさらなる釣果を求めて、ダム湖の流れ込みへ移動するものの、流れ込みには小枝などが堆積しており、岸からは効率的なキャスティングはできず．．．ただ一人、ウェーダーを履いていたＭ氏に大物への期待がかかったが、すでに放心状態のＭ氏にそんな余力はなく、Ａ氏・Ｋの引っかかったルアーを救出するために浅瀬をハイカイするばかりであった．．．トホホホ
最後はＴ会長、私Ｋが、ササヤブを分け入り湖水に突き出る切り株の上から、懸命のキャスティングを繰り返すものの釣果はナシ。Ｔ会長の言うことにゃ、小さいサイズのオショロコマがルアーを追ってきていたようですが、ヒットすることはありませんでした。
「やっぱり湖水は夜中のドブ釣りに限る！」夜中に回遊している大物を生餌で釣るのがベストなんでしょうねぇ．．。えぇ、しかしココはクマの巣ですから、やるんだったらＴ会長だけでドーゾ。
我々４人が１１時過ぎにテニスコートに戻ってみると、みんなマジメにサーブ＆レシーブの練習をしていました。テニス開始予定は９時でしたが、さすがに１０時ころから始めたそうです。
その後、またテキトウに試合が始まりました。shige氏と組むのは○電の新人さん。日高町は転勤族が多くて、いつもメンバーが新鮮なのだ。こりゃイイことです。浦河町にも支庁があるし人口比から言っても、もう少しテニス愛好家がいるような気がするのですが．．．やはりウチの協会の雰囲気が悪いのでしょうか？（そーに違いない．．）
「もー、ケッコウです．．」さすがに疲れたTCCの”Ｐちゃん”さん＆”テクニシャンＳ氏”。みなさん昼食後にはさらに緩慢となり、３時ころ終了となりました。
おっと、このままだといつもよりも増してテニス風景がないゾ。そこで、今回の合宿で背中に軽いヤケドを負った悩めるヨッシィーのサーブ。なんでも先ごろ行われた職場のテニス大会クラス別準優勝だったそうで、次の大会に向けて特訓中。普段の練習ではフクフクに「サーブのスイングにメリハリがない」「トスの位置が違う」などを指摘されている。（そーいえば胸のハリがないね。）最初からラケットを担ぐことにしたのね。おせっかいなコトを言うと、ヒザの効果があまりスピンに反英されていないかも？ほとんど伸び切ってからインパクトしているでしょ？カラダを前に押し出す、タイミングを取りやすくするための効果はあると思うけど、純粋にボールをコスリ上げることにはあまり寄与していないかもね．．．。まぁ、こんな感じでセカンドサーブを安定させて、ファーストサーブのスピードと勢いをアップさせましょう。
．．というわけで、今回の参加メンバー。参加のみなさん、おつかれさまでした。TCCのみなさん、お付き合いありがとうございました。機会があれば、またヨロシクお願いします。
この後、Ｔ会長が「近道を見つけたから、しかも全面舗装で快適だよ．．」ということで、その道を選択したのですが、Ｕターン１回、ジャリ道数キロを経て日高の山間部を彷徨うことに。しかし、何で来た道をそのまま帰れないんでしょう？さすがＴ会長なのだ。よくわからん．．．まぁ、国道を睡魔に襲われながらチンタラと走るよりはマシだったかもしれませんね。
