だいたい「コート開き」は連休明けの天気のいい週末に突発的に開催されますが、今年は総会で決定した予定どおりの開催となりました。無軌道なウチら団体としては、非常に珍しいケースだったかもしれませんネ。
いつだったか、モロモロの事情で6月に開催されたこともあったような気がします。とっくに屋外コート使ってテニスしてるのに、いまさら「コート開き」ってのもヘンなハナシでしたけどネ。結局、とりあえずバーベキューしたかった．．．ってコトね。
さて、テニスにゃまったく関係ありゃしませんが、「美味しんぼ」の主人公である山岡士郎の鼻血が止まらないようです。ボクはマンガ見ていませんので詳細不明ですが、なんでも福島に取材にいったら鼻血が出た．．．らしいです。原因は間違いなく、山岡士郎の鼻クソのほじり過ぎでしょう。ヒマな時、よく机の上に足をあげて、鼻クソほじってますもんネ。
鼻血が出るのは鼻の少し奥の”キーゼルバッハの部位”っていうところ。ココは静脈の露出した粘膜部分で、ちょっとしたことで鼻血が出やすい場所なのだ。「鼻をほじっていたら鼻血が出た．．．」ダレでも経験あることじゃないかな。ウチの三男もよくやってるよ。
物議をカモし出したのは、鼻血の原因を”被爆”と思っている人物が登場したから．．．らしいです。被爆が原因で鼻血が出たとしたら、かなり強烈な被爆を受けたことになります。鼻血は、いわゆる急性放射線障害に分類され、一度にかなりの量の被爆を受けた場合に血液成分が変化して起こりえるもので、マンガのような状況ではあり得ないものです。ゆえに、山岡士郎の鼻血の原因は、日常において鼻クソをほじるクセがついてしまったことによる、キーゼルバッハ部の脆弱化に起因するゴク一般的な鼻血であろう．．．と結論づけることができます。
まぁ、ナニもしていなくても「タラ〜」っと出てくるのが鼻血でありまして、その出血部位はわかっていても、詳細な原因までは特定できないかもしれません。低線量被爆で鼻血もあり？．．．だとしたら、どーゆー機序なんだろ？血液検査でナニか傾向がつかめるかもしれませんが、なんでダレも提案しないんですかネ？
当日の天気は快晴。浦河町テニス協会の桜開花の標準木となる裏山の桜は、8分咲きといったところだったでしょうか。
バーベキューの食材や飲み物は、昨日のうちに購入してT会長の事務所の大型冷蔵庫に保管中。いつも重宝しているのだ。
今年も”バーベキューの丘”（勝手に命名）から浦河港を望む。
例年、晴れてはいるものの、海からの風が強いことが多かった「コート開き」ですが、今年は珍しく微風．．．こりゃ絶好のバーベキュー日和じゃないか！．．．あ、一応、絶好のテニス日和とも言えますネ。
一応、開始時間は10時ころでしたが、最初に現れたのは手前の新人T田氏とY田さん。さっそくコート内で練習しているところ。
二人とも開始時間にやってきたにも関わらず、コートにゃダレもいないし、そもそもコートすら開いてないし、見たこともないオジサンまでいるし（？）、かなり戸惑ったのではないでしょうか？
ボクは開始時間前に来ていましたが、食材運搬・会場設営という、テニスよりも重要な仕事がありましたので．．．
そのころには、すでにA木氏も到着。A木氏のバーベキューセットを設置して、会場設営がほぼ完了なのだ。
「コート開き」の日は荷物が多く、ボクのデカいラケットバッグはクルマに積めないので、今日はとりあえず2本だけ。ストリンギングを依頼されていたS井先生のスチームと、ボクのサブ・ラケット。
スチームにはオススメのマンティス・コンフォート・ポリを張ってみました。前日に体育館で勝手に使ってみたのですが．．．イマイチ？前に張ってあったモノの方がシックリくるような気が．．．こりゃOG-SHEEP
MICROの方が良かったかな？
ちなみに2本とも酔っ払ってコートに忘れて帰ってきてしまいました．．．後日、A木氏より受け取っておりますので、ご安心を．．．
さて、炭でもおこすか．．．煙突効果を利用した「炭おこし器」が便利です。着火材を下に入れ、炭は上下の風通しを良くするためにタテに並べていきます。あとは放置するのみです。
というワケで、個人的には本日の「コート開き」はほぼ終了。いつものように午前中から飲んでしまいました。
この後、なかなかメンバーが集まらないということで、A木氏・M氏、新人K沢さん・ワシでテニスしました。以後、ワシの手にラケットが握られることはなかったのでありました．．．
フと海の方に目をやると、沖合いに比較的大きな船を発見しました。こちらに向かっているモヨウ。
一方、コートではA木氏とM氏が練習中。隣のコートでは、新人T田氏が初心者の2人にタマ出し練習中でした。
「コート開き」と聞いて駆けつけた新人T田氏でしたが、コートは空いてないし、集まりは悪いし、テニスする人は少ないし、初心者はほったらかしだし、いたたまれなくなって初心者教室を開催するハメに．．．オツカレさまでした。
かなり近づいてきた船。港の防波堤にさしかかるあたりでしょうか。バラスト水を排出中のようです。
さて、初心者教室も一段落してボールを整備する新人T田氏。おそらく、この状況にはナットクしていないハズだ。
というワケで、お昼時となりました。とりあえず炭水化物の焼きそばを調理する女房と、それを待つ三男．．．次男は行方不明？
テニスよりも重要な位置を占めるバーベキューが始まりました。ノンアルコールビールを飲んだ人も多かったですね。ノンアルコールビールはフツウの状況では飲めないけど、汗かいたり、風呂上りでノドが渇いていると、それなりに飲むことができるのだ。軒先でフツウに飲んでいるCMがあったけど、家にいるんだったら間違いなくビール飲むよなぁ。ヘンなCMなのだ。
とりあえず食べる次男・三男。”白樺のジンギスカン”というエサに釣られてやってきたのだ。
ついに入港する船。どこに泊まるのかなぁ。中までは入ってこれない大きさだと思うんだけど．．．リバースして減速中なのか、かなりの白煙が上がっていました。
バーベキュー全景。この後、T村氏一家、Y口クンも参加して、大人13人+子供3人となりました。天気はイイし、風は弱いし、参加者も多いし、今年度の一発目の企画としては上出来だったのではないでしょうか。
右画像中央、テニスはしていないが、とりあえず午後から参加のT会長。午前中はT村氏と野塚岳周辺で、春山スキーをしていたらしい。ちなみに座っていてわからないが、T会長は長靴なのだ。
ついに接岸する船。クレーンを伸ばして砂利を積み始めました。「第五 大神丸」は、砂利運搬船だったようです。
この場所には以前に大型客船の「飛鳥」も停泊していました。かなりの水深なんでしょうね。
別角度から．．．って、実質的な違いはありませんけどね。
左端は家庭の事情で隣町に引っ越してしまったI上クン。基本的に練習に参加できるのは週末のみということで、めっきりテニスする機会が減ってしまった。浦河町テニス協会としても、大きな損失なのだ。
肉類を食べられないT会長のために用意されたシシャモのようなカペリン。他にもホタテ・ツブなどの貝類があったので、T会長も満足してくれたハズです。今日も早朝から山に行ってしまったT会長．．．こんな時は「昼食は用意しない」というのがT会長夫婦のあいだのルールなので、ココで食べるしかないのであった。
ちなみにカペリンは、一応シシャモと同じ”キュウリウオ科”だけど、味が大きく異なるそうです。もちろんT会長は、わかったんでしょうね？
ちなみに利用する屋外トイレは、野球場向かいのココ。距離的にはスポーツセンターと同じだけど、靴のまま利用できるからコッチの方が便利かな。
午前中はT会長と春スキーして楽しかったし、バーベキュー食べることができたし、奥さんの運転だからビールも飲めたし、ハイテンションでウチの次男・三男とテニスするT村氏。
自分の子供の相手はせず、なぜかウチの次男・三男とカラむT村氏．．．不思議なのだ。
そんなワケで放置されるT村氏の実子Kスケくん．．．周辺のタンポポをヤケ食いしているところ。
さらに父親を求めて彷徨うKスケくん。すでに遠い存在となった父親の幻影を見ているのであろうか．．．
手前はそんなKスケくんが、フビンでたまらないT村氏奥様．．．いつもオツカレさまです。
次男・三男とのオチャラケテニスを終えて、戻ってきた父親T村氏。
このビミョーな親子の距離感が気になる．．．
つづいて父親のあとを追ってはみたものの、登りきれずに挫折するKスケくん．．．フビンだ．．．
さて、あとはテキトーにテニスでもしますか．．．職務上、帯広から法定速度以内で駆けつけたY口クンのリターン。
新人T田氏も、やっとマトモにテニスできて良かったですネ．．．
今年は風が弱くて良かったナ。まだテニスしている人はいるけど、個人的にはコレでほぼ「コート開き」も終了なのだ。
右端はタンクの水で手を洗うT村家母子？
さっぱり父親が遊んでくれないので、やむなくペットボトルと戯れるKスケくん。
三男はT村氏に上げてもらったの？よく憶えていないのだ．．．
久しブリのY口クンのサーブ．．．って、そーいえば、オレはこの前の「帯広コート開き」で会ってたか。
今は帯広方面で、鉄人S木氏・クシさんらといっしょに練習中です。
後日、「Y口クン、ウマくなってました？」との周囲の問いにA木氏が、
「．．．うん．．．ちょっとは．．．バカ打ちしなくなった？．．．ような？？」
やや返答に窮するA木氏でした．．．
とりあえず、会長としての威厳を保つため、長靴をテニスシューズに履き替えてコートに入るT会長。
隣りのコートでは、再び初心者教室が始まったモヨウ．．．ん？T田氏の他に、もう1人いるゾ．．．
そこにはT田氏といっしょに、喜色満面でタマ出しするM氏が．．．
M氏もわかりやすい性格なのだ。
テニスしているT会長は貴重なのだ。いつも「ジュース片手にカンパイの音頭をとるT会長．．．」とかだもんネ。
後ろはやっと父親にダッコしてもらったKスケくん？
M氏も、相変わらず幸せそうダ．．．
さらに初心者教室の後方で、子供を抱きかかえながら初心者に意味不明の指示を出すT村氏．．．いよいよワケがわからなくなってきたゾ．．．
ついにT村氏も加わり、さらに発展する初心者教室。そして、やはり放置されるKスケくん．．．フビンだ。
マイケル・サンデルの白熱教室のように熱を帯びる初心者教室。当たらない理由を自己分析する新人のY田さんのハナシに耳を傾ける一同？
本日講師のT田氏はありがとうございました。T会長に成り代わり、お礼申し上げます．．．
そして練習再開．．．果たして反省を生かすことができるのか、Y田さん．．．って、そんなにすぐに打てるようになったら、ダレも苦労しないワ。
右端はイメージトレーニングする三男？左かかとが浮いて重心は右足寄り、左手は自然と前に出て、ムリなくテイクバック完了？やはり三男には身体能力の高さを感じるのだ。（あぁ、オレは親バカだよ）
一方、隣りではI上クン・女房ペアと、Y口クン・新人K沢さんペアが試合中。禁欲生活の続いているY口クンは、若い女性といっしょに試合できて幸せそうダ。これだけでも、わざわざ帯広から法定速度厳守で来たかいがあったナ。
新人のK沢さんはウマイよ。サーブがちょっと弱いけど、その他は特に問題ナシの即戦力なのだ。
ちなみに「コート開き」が行われた5月11日は、浦河町の「桜祭り」の開催日でもありました。ココ数年、寒かったり暑かったり、天気が安定せずに桜の開花が祭り期間と一致しないことが多かったのですが、今年はほぼ一致していましたネ。
桜並木と、やはり「花より団子」の2人．．．
初心者教室も一段落したモヨウ．．．
．．．と思ったら、またウチの次男・三男を相手にテキトーな練習を始まるT村氏。しょーがないので母親に三輪車を押してもらうKスケくん．．．
「オレは今後、ママと生きていく．．．」キビしいKスケくんの表情から、強い決意がうかがえるのだ。
あとは、後片付けですナ。水をかけて消えた炭の残骸を集めるT会長．．．去年は捨てた炭が完全に消えていなかったということで、T会長が周辺を清掃しているオバチャンに注意されてしまったのだ。実際に炭を捨てたのは酔っ払っていたオレなのに、怒られるハメになったT会長．．．普段は温厚なT会長も、この時ばかりはハラワタ煮えくり返っていたんじゃないでしょうか。
ちなみにT会長が左手に持っているのは、そのへんで採取した野草。T会長の手にかかると、だいたいの野草が食べられる山菜になってしまうから不思議なのだ。
砂利を積み終え、港を出る第五大神丸。喫水線もだいぶ上がったようです。
まだテニスする参加者たち。
サーブするM氏の影も、だいぶ伸びてきたのだ。
あれ？隣りのコートもまだ続いているゾ．．．
せっかくブラッシングしたにもかかわらず、T村氏と新人の若い女性がマンツーマンのタマ出し練習を再開していました。
妻子を放置して、若い女性と楽しそうに練習してしまうとは．．．T村氏もわかりやすい人なのだ。しかも、ソレってオレのラケット？
その後もテニスに飢えたI上クンやY口クンを中心に、しばらくテニスしていたようです。
A木氏がバーベキューセットを軽トラに積み込んで、撤去作業も終了です。
ちょっと草を焦がしちゃったけど、炭も残っていないし、焼畑農法でそのうち草も生えてくるだろうし、コレなら清掃のオバチャンもモンクないでしょ？
というワケで、今年の「コート開き」も終了です。4時ちょっと過ぎだったでしょうか。みんなはまだテニスしていたのかな？オレはこの後、持ってきた2本のラケットのことをスッカリ忘れて、そのまま徒歩で帰宅してしまったので詳細は不明。
家に帰る最短コースは坂を下ってすぐに雑木林の中に入って、そのまま山を下っていくんだけど、いつのまにか鹿よけの2メートルくらいのフェンスが張り巡らさせていて、途中2回もよじ登るハメに．．．けっこうヨッパライにはキツい運動が最後に待っていたのだ。
今年はとにかく天気が良かったですネ。飲んだのもビールとチューハイだけで去年ほど酔わなかったし、そのおかげでちゃんと炭の後始末もできたし．．．って、実際に始末してくれたのはT会長か。さすが会長、常識と責任感に満ちたその行動は、賞賛に値するのだ。来年も飲んでいない人が中心になって、要所を締めていただきたいと思います。
さて、次回の話題は「第11回 大樹協会杯」でしょうか。今年も数名が参加予定です。去年はカマンベールチーズが20個も当たったからなぁ．．．今年もナニか当たればイイなぁ．．．あ、K原氏のDVD以外のナニかがネ．．．
