「2013年度 コート開き」開催
〜 今年はテニスする人が多かったですねぇ...〜
今年もとりあえず連休明けの5月半ばに開催されました。去年は参加人数が少なかったのですが、今年は帯広からわざわざクシさん一家も参加、クシさんのおかげでテニスする人が多数いて良かったのだ。
肝心の天気は晴れ時々曇り。少し前までの週間天気予報はこの日だけ"雨"でしたので、開催はラッキーでしたね。
さて、テニスにゃまったく関係ありゃしませんが、今年のゴールデンウイークは天気が悪かったですねぇ。ウチは長男の部活があるもんだから、家族単位で旅行というワケにはいかず、前半はとりあえずワシが次男・三男を連れて札幌近辺を徘徊することになりました...
まずは門別の女房の実家に届け物して高速に乗ろうと思ったら、門別から厚真まで”路上に飛散物アリ”で通行止め...いったいナニが飛散したのか詳細不明...イキナリ出鼻をくじかれてしまったワイ。そして厚真から高速に乗って札幌方面へ...北広島の出口がアウトレットに行く人たちで1キロの渋滞ということで、手前のワッツで降りて実家へ向かいました。羊ヶ丘通りもアウトレットへの駐車場待ちのクルマで溢れていたナ。
さて翌日は朝から札幌ファクトリーで開催されていた「トリックアート展」へ。この日はクルマを実家に置いてフリーパスを購入、公共交通機関を利用することにしました。実家前からバスに乗って地下鉄、そしてまたバスに乗ってファクトリーへ。開館時間に到着したものの、会場は当日券を買い求める家族連れで大混雑...オレは並ぶのが大嫌いだけど、30分ならんで会場へ。だけど中に入っても大混雑...トホホホ。トットと出て、次の予定である円山動物園へ向かいました。ココも地下鉄に乗って円山公園へ...バスターミナルに隣接する商業施設で昼食を食べてからバスに乗って円山動物園に向かいました。
新設されたアジアゾーン見て、爬虫類館を見て、白熊の赤ちゃんを見て、その他を見て再びバスに乗って地下鉄へ...最後は駅前からバスに乗って実家へ。バスの中ではグッスリの次男・三男でした。どこに行っても人が多かったけど、何回もバスや地下鉄に乗れて満足の次男・三男でした。
3日目は朝から小雨の中、小樽水族館へ。イルカショーでは”水しぶきがかかる”ということで敬遠されがちな最前列に陣取り観覧、あとはいつものように展示物を見て、鱗友朝市内の食堂でお刺身ランチを食べて帰路につきました。
個人的には自分のクルマを長時間運転できたことが良かったかな?だけど、やっぱり半クラッチ時のアクセルレスポンスのバラつきが気になるのだ。
今年は寒いですのぉ...春だというのにサッパリ気温が上がらず、浦河町テニス協会独自の開花指標であるウチの裏山のサクラも、まだツボミ状態なのだ。
この天気が続くと仮定すると、満開は3〜4日後?静内のサクラ祭りが先週で、浦河は今週だったかな?ま、今年はこの天気にやられましたね。
ちなみにコレが一週間後の近所のお寺のサクラ。葉っぱが多くて花の色が薄いのだ。花の色が白くて背が低く、枝が分かれて横に広がっていることから、チシマザクラ(エトロフザクラ)になるんでしょうか。
この日は天気が曇りだったので写りがイマイチなのだ。もっとイロイロな撮影モードを試してみれば良かったナ。
10:30に「バーベキューの丘」に到着しました。天気は曇りということで、水平線の向こうが霞んで見えます。
港にはいつもの巡視艇「うらづき」も停泊中...
もちろんコートにはダレもいないのであった...
あとから聞いたけど、前日に練習し過ぎて疲れきった主要メンバーが、「明日は11時ころからにしよう...」と打ち合わせていたモヨウ。
荷物を降ろしただけで、すでにバーベキューに備えるカラス。
いくらなんでも、まだ始まらないヨ...
そのうちクシさん一家が登場。11時ころだったでしょうか。遠路ハルバルおつかれさまデス。
テニスコートにたどり着いたものの、コートにダレもおらず、「もしかして、やってないかも?」そんな不安がアタマをよぎったクシさんでした。
ココまで来て、「やっぱり中止」とかだったら、ソレはソレで面白かったかもしれませんネ。
さて、すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、よく見りゃ今年はコートが整備されているではありませんか!...と言っても、どの程度整備したかは詳細不明なので、またそのうち掘れてくるかもしれませんが、雑草も生い茂ってないし、見た目はイイ感じです。海側のコートも整備済みでした。
ちなみに11過ぎにコートのカギを借りに言ったら、スポーツセンターのおじさんに「遅れるなら連絡してもらわないと...一般の人が来たんだけど、断ったんだワ」と言われました。コート使用申請の際、女房が欲張って使用開始時間を”9時”と記載したからなんだけど、基本的にウチらが4面も使うワケないでしょ?おおいに一般の人たちにコートを使ってもらいたかったんだけど、おじさんには判断できかねるトコロでしたネ。
もう「うらら杯」以外のコート申請は、ほとんど無視して、どんどん一般の人たちを優先してもらってケッコウですので...
こりゃ予定が空いていれば、来年から申請なんかいらないナ。
コートに入ってくるなりクシさんにフレームのみのラケットを渡されました。次に会う時までに張ってもらおうと持ってきたのですが、子供たちを家に迎えに行くついでに張ってしまいました。(だって、ナニも言わなかったんだもん)
クシさんが持参したのはメーカー不明の激安モノ・ストリング?濃い紫色でラメ入りという”夜の蝶”モデルなのだ。表面がツルツルしていて張りやすかったけど、いったいドコのストリングなんだ?気になるのだ...
そのうちみんな集まってきました。午前中のテニス風景を紹介できるのは数年ブリ?珍しいのでゼータクに画像を配置するのだ。
だけど思い起こせば、そもそも今日は「コート開き」でしたね...
とりあえず昼食を食べに来たウチの次男・三男。今日はどんなヨケイなことをしでかしてくれるのだろうか?
すでに設営が完了したバーベキュー会場。A木氏のバーベキューコンロが新しくなったことに、みなさんお気づきでしょうか?
A木氏の新兵器は、網が左右にスライドする設計になっており、炭の置き場所を変えたり追加することが簡単にできるというものだ。なるほど、コレは便利かもしれませんね。
今まで炭を足そうと思って網を持ち上げた瞬間、焼き鳥やつくね・ブタ串を落として悔しい思いをしたお父さんたちに朗報のバーベキューコンロなのだ。
手前のコートも整備済み。見えているコートがトワイライトゾーンの点在する一番状態の悪い凸凹コートだったけど、どの程度まで回復したんでしょうか?ま、今年の「うらら杯」にでも参加してご確認ください。
ちなみに毎年10月の第1週に行われるウチの「うらら杯」ですが、今年は第2週に開催予定です。
T会長の情報によると、第1週には管内規模のバレーボール大会が浦河町で開催されるそーです。そんなワケで、寒いけど第2週の開催が濃厚です。
日高山脈にはまだ残雪があります。これは野塚岳でしょうか。
本日早朝、T会長とT村氏がこの周辺を徘徊していたモヨウ。山登りを通しての2人の結びつきは強く堅い。もしも冬山で遭難しても、2人でハダカになって体を暖めながらビバークできるに違いないナ。
一方、バーベキュー会場下のパワースポットで身を清める次男・三男?
近くにいって見たことはあるけど、この石碑はいったいナンなんだ?...と思って”浦河町スポーツセンター&石碑”でググってみると、なんと隣町のスポーツ万能Hクンのブログにヒット!
スポーツ万能Hクンのブログによると、この石碑は「西忠義(ただよし)翁碑」といって、明治の開拓期において浦河支庁長(現:日高振興局長)に着任し、浦河の経済の礎を築いた人物をたたえたものだそーです。詳細はHクンのブログへドーゾ。
「アポイ岳ジオパーク」にカラんで多忙なHクンのブログだが、全国的に有名なアポイ岳の話題に加え、ローカル情報も満載なのだ。個人的に特に興味を引いたのが、”金鉱”の存在。今度Hクンに場所を教えてもらおう...
さて、そろそろ始めますか...早朝登山から戻ってきたT会長も手土産持参で参加です。いっしょだったT村氏は疲労のため、今だ来ず?
午前中に比べると、やや風が出てきたけど、マズマズのバーベキュー日和なのだ。今年のメニューはA木氏に買ってきてもらった「白樺ジンギスカン」をはじめ、焼き鳥・ブタ串・つくね、本マスの開き、ホッキ、ホタテ等でした。
T会長の手土産は、チップ(ヒメマス)でした。(まったく不必要に写り込むVサインは次男の指)
前週に釣り仲間でもあるウンチクT山氏といっしょに、道東の湖で釣り上げてきたものです。季節がら、「コート開き」のバーベキューには、T会長が近隣の河川で○○した○○などが並べられたこともありましたが、今年は合法的なサナカで良かったですネ。(ホットケ!)
そのうちT村氏も家族で到着、これで全員集合となりました。後ろの白いワンボックスカーにはT村氏長男も睡眠中です。大人13名、子供4名の参加となった今年の「コート開き」でした。
手前でオロオロするのはT村氏奥様。実質的に協会の行事には今回が初参加ということで、戸惑いを隠せない様子。聞けば、子供の世話はほとんどマル投げして自分の趣味に没頭するT村氏に対して不満が募っているらしい。「お風呂入れているんスよ..」などと、子育てに参加していることを強調してくるT村氏の発言とは、やや隔たりがあるゾ?ま、あとは夫婦でよく話し合ってください...
さっそくT会長のチップに手を伸ばすS井先生とT村氏、足だけ写っているのは、その反応をうかがうT会長。果たしてお味は...?
モノ珍しさから手を伸ばした人も多かったのですが、みなさんの反応はイマイチ?チップの前に、本マスを食べた人もいて、ソレに比べると湖で育ったチップは非常に淡白で、ややパサついた印象...
S井先生もT村氏も、同じようなことが言いたかったに違いないが、上からT会長のキビシイ視線を感じて素直な印象が言えなかったようだ。
T会長も「うん、うん...」とか言ってナットクした様子で食べていましたけど、同じようなこと思っていたんじゃないですか?
そして本日のサケは、去年転勤したトップK村氏の差し入れである「鷹勇 純米吟醸 なかだれ」なのだ。
連休中に「えりも ウニ祭り」を訪れたトップK村氏が、帰りにA木氏に託していったものです。お気遣いありがとうございます。
「鷹勇」はトップK村氏の故郷である鳥取県の大谷酒造のお酒。明治5年の創業以来、一貫して辛口のサケを醸してきた蔵元なのだ。「純米吟醸 なかだれ」の”なかだれ”は上槽時に最初に出てくる”荒走り”の次に出てくる部分のこと。ワイルドな”荒走り”に比べ、”なかだれ”は香りと味のバランスに優れており、”最良の部分”と言われております。
さて、飲んでみますと...香りは控えめながら吟醸らしいフルーティー芳香、口に含んでも”生”を感じさせないサッパリ感で非常に飲みやすく、加えて後味スッキリでキレも感じます。(ホントか?)ま、間違いなくウマかったことに変わりはありませんね。飲みやすさも手伝って、すぐになくなってしまいました。トップK村氏に感謝なのだ。
もう一つ、興味をそそったのは「鷹勇」の包装紙。昔の酒造りの作業工程を追ったものと思われます。一部不明瞭な部分もありますが紹介します。
其の一 「洗米酒造」
「洗米」の工程になるのでしょうか。
其の二 「麹醸」
辞書的には「麹醸」の意味の記載がないので詳細不明ですが、文字から考えると「麹造り」?だけど、絵を見ると「蒸し」のようにも見えるなぁ。
其の三 「?おろし」
少なくとも常用漢字にはない”酉+昭”という文字が...浅い半切り桶を使用していることから、”もと造り”である「山卸(やまおろし)」の工程になるのでしょうか。
其の四 「殿中大領」
文字はクッキリ見えているのですが、肝心の絵が中途半端な「パネルクイズ アタック25」状態です。
「仕込み+発酵」あたりになるのでしょうか。
其の五 「?」
ちょうど文字が欠けていますが、おそらく「搾り」の工程と思われます。
うーん、このようにして日本酒はできているのですね...昔の人はよく考えついたなぁ。ギャートルズのサル酒とはエライ違いなのだ。
さて、次に焼くのはホッキ貝。むりやり口をこじ開けて水で洗ってコンロに載せて...煮立ってきたら醤油をさして...内臓の部分をどーしようか迷ったんだけど、おいしかった?
一方、すでに食べ終えてヒマをもてあそぶ子供たち...三男は枯れ枝を股間にあてがってナニしてんの?コテカ?...シモネタは最終手段にしろヨ。
とにかく、異性であるクシさんの長女の気を引こうと一生懸命なのだ。
ホッキのあとはホタテ...貝が続くのだ。そしてソコに集まる面々...ホタテ座談会中?いったいナニを話しているのだろうか?...ま、ほぼ間違いなくどーでもイイことだと思いますけどネ。
一方、枯れ枝を振り回す乱暴モノの三男。クシさん長女もビックリして転倒したところ?
上で見ていたクシさん夫婦も心配でたまらなかったでしょうネ。
そしてバーベキューも終了となりました。後片付けに入ります。
右画像は女房に三男の悪行の数々を訴えるクシさん長女?クシさんも思わずニガ笑いなのだ。
クシさん長女、そして身内の次男にも見放され、一人ガケ下で枯れ枝を振り回す三男。孤独な戦いは続く...
さて、残る時間はテニスでもしましょう。なんたって今日は「コート開き」ですからネ。
そんな練習試合を見守るT会長・T岡先生・M氏。
M氏はすでに放心状態?ラケットもケースにしまいこんで、帰る機会をうかがっているモヨウ。
早朝登山してサケ飲んでテニスしてしまうT村氏。多忙なのだ。しかも偶然に撮れたこのサーブのインパクトがビミョーだ。肘とラケットヘッドの位置が一致しない。ラケットだけに注目するとインパクト直後と思われるが、肘が曲がっているし、そのため打点も低い。肘だけに注目すると、これならフォロースルー...内転を効かせた直後でラケットヘッドは下を向いていなければならないような気が...(ヨケイなお世話ダ!)
さて、我々がバーベキューにうつつを抜かしていた間に、BコートとDコートに子供たちの姿が。テニスの普及が命題である当協会にとっても、コートの利用率が上がるのはウレシイことですナ。これからもドンドン利用するのだ。どーせタダなんだからネ。
ちなみに通路に停まる黒のワンボックスカーは、子供が生まれたI上家の新兵器...R34のかわりにこのクルマが停まっているのを見た時は、我が目を疑ってしまったのだ。(コレまたヨケイなお世話ダ!)
そしてM氏退場...やはり抜け殻状態だ。
果たして家までたどり着くことができるのだろうか...?無事を祈る!
「うおー!わざわざ帯広から来たんだ!まだまだテニスするゾー!」気合の入るクシさん。相変わらず熱心なのだ。
いつしか隣りのコートも空き、コッチでもテニスしてしまう面々。3時半を過ぎて2面でテニスするなんて、何年ブリなんだ?
結局、4時少し前までテニスすることに。オレも何試合かしたと思うけど、ほとんど憶えていないのだ。
おっと...ココでまた偶然に写り込むT村氏のサーブが...って、酔っ払ってシャッターを押したことすら憶えていないのだ。
まさにインパクトの直前になると思うけど、やっぱり肘の高さが気になる...ほぼ肩と同じ高さだよネ。
ココでさらにヨケイな解析を加えてみよう。コレは前出のインパクト直後の画像を反時計回りに37度回転したもの。背筋を基準にして上半身だけに注目すると、肘は肩と同じ高さ、つまりインパクトの直前と直後で上半身に大きな動きが見られないことに気が付く。一見、上がっているように見える肘も、実は腰が折れたことによる見かけ上の動きに過ぎないのかもしれない。
結論として、可動域の広い関節である肩・肘・手首の動きが硬く、もっとも重要なインパクトを可動域の狭い腰を折ることで合わせにいっているT村氏のサーブは、ラケットヘッドが走らず威力半減だと思うナ。
以上、「T村氏のサーブに関する(ヨケイな)一考」でした...
そんなワケで今年の「コート開き」も終了です。向かいのコートも終了したようです。
クシさんも満足したようだし、天気良かったし、バーベキューできたし、みんなテニスできたし、「鷹勇」飲めたし、T村氏の弱点もわかったし、まずまずの今年の「コート開き」だったのではないでしょうか。
来年も連休明けの天気の週末に開催予定です。御用とお急ぎでない方はダレでもどーぞデス...
実は今年の「コート開き」には後日談がありまして、バーベキューに使用した残り炭が、スポーツセンター周辺の清掃をしているオバチャンの逆鱗に触れてしまったというものです。
いつものように水はかけたし、周辺に燃え移るものもなかったし...ま、完全に酔っ払っていたので、最後にコートを後にするときに確認しないで帰ったことは思い出しましたけどね。とりあえず、カオ役であるT会長の権力を持って事なきを得ております...指摘されるまで、ゼンゼン思い出せなかったのだ。やっぱり昼間のサケは効くなぁ...
画像は長男の修学旅行の写真であるお台場のガンダム。オレは札幌市内の中学校で、行き先は東北だったナ。震災の影響らしいが、来年あたりからまた東北地方になるらしいデス。
ま、まずは”火の用心”だな...みんなも気をつけてネ...って、まったく反省が見られませんが、酔っ払って火を扱うことが一番の危険行為ですな。来年は飲まないようにするか...いや、待てよ、今年は中途半端にテニスしたのが悪かったんじゃないだろうか?テニスしないでズーっとバーベキュー会場で飲んでれば、コンロの状態も把握できるし、炭が燃え尽きるまで飲んでれば良かったんだよ...うん、来年はそーしよう。
浦河町テニス協会ホームページ −コート開き 2013−