「第41回 全日高室内ダブルステニス大会」開催!

〜 今年の最大の話題は、社長氏が選手として参加したこと...だったでしょうか? 〜


 さて、年も明けて最初の公式試合でもある「全日高室内ダブルス」が開催です。いつものメンバーに加え、去年に引き続き富良野方面からも複数ペアの参加があり、「オープン大会」らしい今年の大会となりました。コッチからはA木氏・I上クンペア、F田氏・ワシのペアが参加、富良野の強敵2ペアに加え、チャンピオンO塚家父が若手の同僚を引き連れての参加...って、こりゃ我々の食い込む余地がナイような気が...ま、それなりにテニスするしかないんですけどネ。
 かくて、上記の有力ペアに加え、すっかり常連となった静内方面のK関氏軍団も参戦、そして、なんと言っても数年ブリに選手として参加した社長氏の戦績やいかに?







 さて、テニスにゃまったく関係ありゃしませんが、新型コロナウイルスが蔓延しています。昨日はアッチで3人、今日はコッチで2人...まぁ、感染者はトーゼンある程度までは増え続けていくでしょうから、あまり意味がある数字とは個人的には思っていません。しかも感染経路が不明ということは、2次感染・3次感染が起こっている可能性があるわけで、研究機関の発表にあったように、「無症状の保菌者がウヨウヨしている」という状況もうなづけます。結局、高齢者や呼吸器に問題のある人たちが感染し、肺炎等を発症すると重症化する可能性が高くなるということで、医療従事者として不謹慎ながら、個人的にはインフルエンザと同じようなモノと考えております。インフルだって年間で3千人くらい亡くなっているんだから。
 今回は未知なるウイルスということで、警戒度が上がるのはショーガナイことですが、それによる社会的損失も相当なものになるのではないでしょうか。一国の指導者として、地域の首長として、「命が一番大事」というタテマエを言いたいことはわかりますが、要はバランスの問題でしょ?そもそも感染したら即、命の危険があるワケじゃないし、自分なりに情報を集めて自分の体調を考えて行動すればイイだけじゃないの?ソレができれば、少なくともトイレットペーパーを買いに走ることが、まったく無意味なことくらいわかるでしょ?いったい、いつから日本人はこんなバカばかりになったんだろ?少しは自分のアタマを使えっての...
 そんなワケで、特に変わったことなく日常を過ごしておりますが、町の体育館が閉鎖されたりナンだりで、しばらくテニスしてないなぁ...これで、もっとヘタになったらどーしてくれるんだ!...え?もともと、練習してもしなくても、どーせそんなに変わらないだろって?...おっしゃるとーりでございます。
 ついでにマスク大好きな日本人ですが、マスク自体に風邪などの予防効果はほとんどなく、風邪をひいてヒドいクシャミなんかをした時に、ツバなどに含まれる病原体が飛散するのを防ぐ...というのが、主な効能であることを付け加えておきます...



 


 
 当日の天気は曇り。今年もココ浦河は雪が少なくて、積雪はゼロ...町内中心部だったらスタッドレスタイヤに換えなくても良かったんじゃないかと思うほどです。
 試合開始時間が9時30分ということで、女房のKLで8時ちょっと前に出発、A木氏宅経由で静内のI上クンをピックアップ、F田氏は札幌の自宅から直接会場入りの予定です。






 途中でガソリン入れて9時20分ころに会場である門別スポーツセンターに到着しました。中に入ると、先に到着したF田氏がロビーで不安げに背中を丸めて我々の到着を待っていました。知り合いもいないし、会場に入れなかったモヨウ...







 会場ではみなさんが練習中。かなりの人数じゃありませんか!...と思ったら、男子8ペア、女子3ペアの参加ということで、去年と同じでした。かなりコートが混んでいたので、もっとたくさん参加者がいるかと思っちゃいましたヨ。






 ボクの横には景品と社長氏。優勝と準優勝がお米で、第3位がソフトシューズケースでしょうか。数年ブリに選手として参加の社長氏...緊張のイロを隠せないのだ。(ホントか?)






 さて、第一試合が始まりました。なんと、いきなりF田氏&ボクのペアが、富良野の有力ペアI村氏&T内氏ペアと対戦です。F田氏もボクもアップなしのイキナリの試合となってしまいました...って、個人的にはアップの有無がその後のテニスに影響することは、極めて少ないのですが...
 試合の方は大方の予想どおり、I村氏のパワーショットに終始押されつつ、3-6で負け。軟庭経験者と思われるT内氏の爆速フォアリターンのスピードに目がテンなのだ。一方のF田氏とボクは...えぇ、特に見せ場もなく終わっております。トホホホ...






 ついでにコレは社長氏撮影の画像。いつものように「日高町テニス協会」のホームページからパクって...じゃなかった、少々、拝借してきたものです。さすが高性能デジイチで撮影したとあって、離れているにもかかわらず鮮明ですナ。ちなみに今年の社長氏提供画像はかなり少なめ。昨今、やれ個人情報だのナンだの、かなりウルサイですもんネ...さすが社長氏、そーいった配慮から公開画像が少なくなってしまったと思われます。しかし、そーいった観点から考えると、このページはトンデモないページだナ...






 女子の試合も始まりました。女子の部の参加者は例年どおり(?)の3ペアでした。
 アチラHちゃん母子ペアと、コチラ富良野方面よりお越しのM田さん&K原さんペアの対戦です。母子ペアはほとんど体格もいっしょ...子供の成長は早いですのぉ...






 ついでにコレも社長氏の提供画像。画素数の違いが明白なのだ。






 A木氏&I上クンペアの試合も始まりました。最初の相手は、これまた富良野方面よりお越しの有力ペアであるS原氏&S原氏ペア...って、親子ペアということでヨロシイんでしょうか?目元、口元が似ているような気が...
 たしかS原氏ジュニアは10年ほど前に母上様と「クルミちゃんカップ」にも出場していたと思いますので、家族ぐるみでテニスにイソしんでいらっしゃるんですネ?






 「アラ?どーしちゃったんでしょうネ...今のボールは...?」といった感じの母子ペア。まぁ室内の板張りでボールスピードがやや速いということで、娘さんのスイング始動の遅れが目立ったナ。あと、フォアの打点がほとんどカラダの横になっちゃっている?遅いボールも速いボールも同じような打点で打っていたから、もうクセになっているのかな?カラダの横にスイングのピークを持ってくることはナカナカ難しいと思うヨ...え?ヨケイなお世話だって?...こりゃまた失礼いたしました...






 一方、A木氏&I上クンペアは堅実なS原氏&パワーヒッターに転向したS原氏ジュニアに惜敗...したんでしょ?(よく見ていなかったのだ)
 その上の観客席では、チャンピオンO塚家父のペアであるK崎氏が、競馬新聞にて本日の「共同通信杯(GV)」を熟考中?
 いきなり初戦を落としたA木氏&I上クンペア...とりあえずブロック2位抜けに目標変更なのだ。






 さて、女子の最初の試合が終わり、ココで満を持して社長氏が登場しました。ペアはビックサーバーF越氏、相手はK関氏軍団のO野氏&T田氏ペアだ。







 ヨシ!サーブだ!...リターンだ!躍動する社長氏!
 ホームページをヒモ解くと、じつに社長氏の大会参加は2012年以来の8年ブリ?2012年以来、膝や腰や肩が痛かったり、体調が良かったにも関わらず、ドローの関係で出場を見送ったり、さらには最近は目が見えにくくなったりetc...カクカクシカジカの理由により大会運営に徹していた社長氏がついにコートに帰ってきました!(んなオオゲサな...)






 そんな試合から...「そんなセカンドサーブなんて、打ち込んでやる!」センターへのサーブに反応する社長氏!




 社長氏の狙いどおり、リターンは相手サーバーのバック側へ...




 軟庭経験者と思われるO野氏の軟式バックハンドのスイングでは、思うような距離はかせげず、ボールはフラフラとF越氏への前へ...




 「もらった〜!」ヨユウを持ってセンターにスマッシュを決めるF越氏...




 「うーん、ナイスコース!...だけど、やっぱりオレのレシーブが良かったナ...」たぶん社長氏は、そんなこと思っていたに違いない。
 ちなみに、とりあえずスマッシュに手を出した前衛のT田氏の”Y”字ポーズが美しい...






 その時、隣のコートでは優勝候補筆頭のチャンピオンO塚家父&同僚K崎氏ペアが試合中。相手はK関氏軍団を率いるK関氏&K関氏の秘密兵器O田氏。
 この画像はスマホのパノラマで撮ってみました。






 ちなみにボクが座っているステージからパノラマで全景を撮影すると、こんな感じ...って、こりゃさすがにムリがありますナ。






 K関氏が発掘してきた新人さんは、かなりの長身で、おそらく軟庭経験者。コートに収まるかどうは別として、ものすごいスピードボールを打つことができるのだ。体格的には申し分ないし、ラケットを速く振れるってのはイイことだし、是非、硬式も続けてもらいたいナ。今後のO田氏の上達のすべてはリーダーのK関氏にかかっている。K関氏の手腕が問われる?






 そして秘密兵器O田氏はリーバイスのジーンズ!...しかも、室内で硬式ボールを打ったのは”ほぼ初めて...”みたいな雰囲気が漂ってましたネ...






 さて、再び隣に戻ってくると、ちょうど4ゲームを消化して、先ほどと同じシチュエーションになっていました。
 「ヨシ!今度はセンターじゃ!」相手のセカンドサーブをセンターに打ち込む社長氏!




 フォアは得意だけど、O野氏のボールは社長氏の勢いに押されたのか、高さもコントロールもイマイチ甘いコースへ...




 「もらった〜!」先ほどの再現フィルムを見ているような感じで前に出るF越氏!...でしたが、さっきよりもボールが低い?途中で気付いて肘を下げ、打点を合わせにいくF越氏でしたが...




 ボールはネットに突き刺さる...トホホホ




 「あっ...メマイが...」
 崩れ落ちる社長氏と、あくまで平静を装うF越氏のコントラストが際立っているのだ...うーん、いいオチだ。







 スッタモンダありましたが、とりあえず8年ぶりにこの大会での勝利を得た社長氏、達成感を感じつつカメラ小僧へと戻り、ファインダーを覗いているところ...しかし、試合直後で肩で息をしているため、高性能である愛機EOS-70Dをもってしてもピントが合わず?(ホットケ!)






 A木氏&I上クンペアの第2試合が始まりました。相手は社長氏&F越氏ペアに1勝を献上してしまったK関氏軍団のO野氏&T田氏ペアでしたが、ここは手堅くA木氏&I上クンペアが勝利して1勝1敗に。






 一方、F田氏&ボクペアの2試合目も始まりました。相手は優勝候補筆頭のチャンピオンO塚家父&同僚K崎氏ペア...2試合続けて強敵ダ。
 試合の方は、F田氏の”炎のストレート”あり...F田氏の超絶逆スピンバックボレーあり(相手コートに落ちたボールが、コッチに戻ってきた)ボクの切れ味鋭いバックボレーあり(1本くらいあったような気がするのですが...)、しかし、それらを大幅に上回るチャンピオンO塚家父&同僚K崎氏ペアのナイスサーブと強打が炸裂...えぇ、ボクのサービス1ゲームだけでしたヨ...トホホホ
 ちなみに撮影はA木氏でしたが、ブレ多し...そんなワケで画像は小さめです。





 続けて入った予選リーグの3試合目の相手は、K関氏軍団を率いるK関氏&K関氏の秘密兵器O田氏ペア。時折、秘密兵器O田氏の強烈なフラットサーブなんかが炸裂しましたが、ココは手堅く勝利して1勝2敗でリーグ内3位が確定...まったくどーでもイイ結果になってしまったワイ。
 今回はペアのF田氏の回りこんでのフォアを活かすために、ボクは珍しくデュースサイドでレシーブしてました。いつもアドサイドなのですが、その理由はデュースサイドでのバックハンドレシーブが苦手だから...ロブだったら上がるんだけど、強打してもネットだったり、スライスでコースを狙ってもサイドを割ったりetc...どーも差し込まれてしまいます。アドサイドでなら、”ど”オープンの構えから体の前でハラうようなスイングでコースを打ち分けることができるのですが...あまりデュースサイドでレシーブすることがないので、この問題にはマジメに取り組んでいません...って、だからダメなのか...どーもスンマセン...






 うーん、もう2敗もしてしまった...ということで、セイコーマートに昼食を買いにいきました。今日のボクの昼食は、「ビーフオムハヤシ丼」です。購入の際に「お箸をお付けしますか?スプーンをお付けしますか?」と聞かれましたが、フツウにスプーンでイイんじゃないでしょうか?
 味は見たまんま...薄切り牛肉がルーにまみれており、その大きさが把握できず、思ったよりも大きな肉とルーを口に運ぶことになった時、残された比較的味の薄いオムレツ部分の処置に困ってしまうのだ。ルーが足りなくなったら、どーしましょう...ご飯とオムレツとルーとお肉をバランスよくスプーンに載せることは、肉の大きさを考えると難しいゾ...って、いいから黙って食え!






 女子の試合も進行中。女子は参加ペアが少なかったので、3セットマッチとなっていたようですが、実力差があったのか、そんなに長引く試合もなかったようですネ。






 するってぇーと、今年の女子ペアの参加数は3ペアだから、全員にお米やシューズケースが当たるじゃありませんか!...なんてイイ大会なんだ!テニスしている人で、おヒマな女性は是非、参加しましょう。






 さて、予選リーグの試合も最終戦です。Aブロック1位抜けをかけて、ここまで2勝のO塚家父&同僚K崎氏ペアと、富良野方面のI村氏&T内氏ペアの対戦でしたが、ココはやはり優勝候補筆頭のチャンピオンO塚家父&同僚K崎氏ペアが勝利して決勝進出となりました。






  そしてBブロック最終戦はA木氏&I上クンペアと、社長氏&F越氏ペアの対戦となりました。この試合に勝利した方が、3・4位決定戦へ進出となります。






 A木氏のセンターへのサーブをリターンする社長氏!




 すかさずI上クンがセンターへポーチ!社長氏も、すでに反応しているゾ!




 I上クンのポーチは”ボヨヨ〜ン”という感じで、ライン際に落ちる!(狙ったのか?)懸命に下がりつつ、バウンドを合わせにいく社長氏!




 勢いあまってフレームアウトする社長氏でしたが、キッチリと高さのあるロブを上げてきました...




 しかし、無情にもA木氏に見送られたボールはアウト...思わず天を仰ぐ社長氏でした。
 惜しかったですね。でも大丈夫、球カンなんてすぐに戻りますヨ...






  そんな試合を上から観戦するF田氏。この試合で勝利した方が次の相手ということで、熱心に偵察中?






 一方、こちらは早々に予選全敗で7・8位決定戦にまわったK関氏軍団のみなさん。身内同士の対戦ということで、ノーガードの打ち合いに?
 手前、T田氏の放った速いフラットサービスに対し、ストレートにロブレシーブを決めるリーダーK関氏...これはウマかったナ。




 かなり深くていいボールが上がったんだけど、サーバーT田氏もキッチリと秘密兵器O田氏に返球してきました。
 ご覧のとおり、打つところはいくらでもあると思うのだが、なぜか秘密兵器O田氏のボールは、フラフラと相手前衛のO野氏の前へ...




 「ソコじゃないでしょ!」...リーダーK関氏がソー思った次の瞬間、O野氏のスマッシュがリーダーK関氏を襲う!




 O野氏のスマッシュコースも、イロイロな選択肢があると思うのだが、イヤがらせなのか、日ごろの恨みでもあるのか、なぜかスマッシュはリーダーK関氏の正面へ...一瞬、固まるリーダーK関氏...




 リーダーK関氏は、のけ反りながらバックハンドで対応?ナニがしたかったのかイマイチ不明だが、ボールはラケットをかすめて後方へ...




 そのままバランスを崩すリーダーK関氏。その横では、秘密兵器O田氏が静観中...自分の打ったボールがこのような結果を生んだことなど知る由もナイ?




 撃沈するリーダーK関氏。オツカレさまでした。




 もう...マトリックスじゃないんだから、のけ反る前にラケットに当てて欲しかったナ。






 再び隣に戻りまして...A木氏のコントロールされたスマッシュがアレイに炸裂!サービスライン付近からココらへんに打たれたら、もうショーガナイですナ...






 社長氏のシブいバックハンド・コントロールショット...A木氏の足元を狙ったボールは、ハーフバウンドで合わせにいったA木氏のミスを誘うことに成功しました。






 しかし最後は、A木氏の浮いたレシーブに飛び出したものの、半歩及ばず...「オーッ、マイガーッ!」な社長氏でした...






 予想どおりに(?)A木氏&I上クンペアの勝利となりましたが...
 「イテテテテ...」3試合を消化し、体力の限界が近づく社長氏?古傷の腰を押さえているところ。しかし、無情にもすぐに次の試合に入ることに...トホホホ






 しかも相手はF田氏&ボクのペア。5/6位決定戦という、中途半端かつ、比較的どーでもいい試合となります。
 F田氏のスマッシュ!...たぶん決まったんでしょ?




 F越氏のビッグサーブ!...おそらくセンターに決まったんでしょ?




 ボクのテキトーなスライス...たぶんショートクロスに落とせたんでしょ?
 撮影はA木氏ということで、動画はナシ。すでに社長氏は限界寸前ということで、アッサリと勝利してF田氏&ボクペアの5位、社長氏&F越氏ペアの6位が決定しました。社長氏は全然動けないことを嘆いていましたが、あと5年は大丈夫だと思いますヨ...えぇ、特に根拠はないのですが...






 ボクらの試合と並行して、隣のコートでは3・4位決定戦が行われていました。この試合が一番の盛り上がりを見せたでしょうか。I上クンの強打も、やっと入りだしたし(今ごろ?)、画像がないけどI村氏のマタ抜き背面ショットが決まったり、見所満載でしたネ。
 ちなみに記録に残っている限り、ほぼ毎年のように入賞者を出している当テニス協会ですが、この試合にA木氏&I上クンペアが負けてしまうと、十数年ブリに入賞者ナシになるかも...といった状況でした。






 A木氏のレシーブ!サーバーのT内氏ヘ...ちなみのA木氏が使っているラケットは、ボクが貸し出し中のプレステージ・プロ・グラフィンEXTです。




 返ってきたボールをストレートアタックするA木氏!...「あ...う...ソッチ...なの?」といった感じのI上クン。




 足元を襲ったボレーをハーフバウンドで処理するI村氏!鋭い反応なのだ...




 低くネットを越えてきたボールをローボレーで処理するA木氏!狙いはあくまでも前年度優勝のI村氏ダ!...「あ...う...やっぱりソッチ...なの?」といった感じのI上クン。




 サイドを狙ったA木氏のボレーをクロスに処理するI村氏!...「う...やっと出番かナ?」構えるI上クン。




 しかし、「オレにまかせろ!」割り込むA木氏!...そのままT内氏側のアレイに押し込むのがラクだと思うのだが、A木氏のこのラケットの入れ方を見ると...やっぱり狙いはあくまでI村氏ダ!(しつこい!)




 このセンター寄りのボールに反応するI村氏!...次はどうする?A木氏?このまま前に出て怒涛のボレーをアレイに突き刺すのか?




 ...と思いきや、アッサリとスルー...「あ...う...出番ダ...」反応するI上クンでしたが...




 ボールはネット...「いや...急に振られても」...”ショボーン”なI上クンでした。







 ボクらの試合のあとには決勝戦が入りました。チャンピオンO塚家父&同僚K崎氏ペアと、S原氏親子の対戦です。






 父のサーブがS原氏のバックへ!

 


 S原氏は冷静にバックハンドでストレートにレシーブロブ!...しかし、やや差し込まれたか、少し高さが足りないゾ...
 父のサーブはセカンドサーブでも重いというか、キャリーがあるというか、見えていてもなかなかウマく合わせられないんだよなぁ...




 打つ気マンマンで出てきたK崎氏であったが、やや出過ぎ?ジャンプもスイングもインパクトも、すべて合ってないが、とりあえず押し込むK崎氏。ナイスリカバリーなのだ。背が高いってイイなぁ...




 ボールはS原氏ジュニアのラケットをかすめてセンターへ...結果的にはナイスコースでしたネ。







 K崎氏のサーブはセンターへ!




 S原氏のリターンは、やや合わせ損ねたのか、O塚家父の目の前へ...




 「こんなボールは、こんな感じでボールの斜め下あたりにラケットを入れてと...」




 「どう?こんな感じでイイでしょ?」...もう、そんなトコ絶対に捕れないヨ...しかし、このまま引き下がることはできないゾ!
 


 


 と、いいつつ、また父にボールがいってしまった...インパクトの瞬間に手首を返してオレのバックサイドに落としてくるかも?...しかし、ココは勝負ダ〜!




 後ろのS原氏へのボレーと判断し、飛び出すS原氏ジュニア!




 しかし動きが少し見えたのか、父のボレーは動き出したS原氏ジュニアを直撃!「クルマ(ジュニア)は急に止まれない...」ということで、カラダはそのままでラケットの面だけ残しにいくS原氏ジュニア。




 とりあえずログを上げることに成功しました。さすがテクニシャン&鋭い反応だ。若いってイイなぁ...え?動きがよくわからない...?




 そんなアナタのために...どう?ナイス反応でしょ?コレで鋭いボールを打てていたら、ナダルの背面スマッシュみたいでしたネ。






 こちらも試合が継続中...まずは1本、クロスに深く返してと...




 少し浅くなったボールは、角度を付けてスライスでクロスに打とうかな...と、思わせておいて...




 インパクトで面をちょっと寝かせてと...




 そのままカラダと面を残しつつ、押し出してと...




 ハイ、ストレートに押し出し完了...これなら特にスピードボールじゃなくてもOKでしょ?




 ナイスコントロール!すっかり引っかかってしまったA木氏、思わず苦笑いなのだ。






 一方、父らしからぬスマッシュミスもあり...このゲームは落としていましたネ...






 なんだかんだありまして、タイブレークに突入した3・4位決定戦でしたが、最後は飛び出したI上クンのボレーをI村氏が合わせ損ねてネット、7-4でA木氏&I上クンペアが勝利して3位が決定しました。良かった、良かった...






 オツカレさまでした。とりあえず今年も協会関係者が入賞にカラむことができましたネ。






 そして決勝戦も、最後は父のサーブがS原氏のバックサイドに決まってゲームセットとなりました。6-3だったようですネ。






 こーして全試合日程が終了しました。引き続き表彰式&閉会式、もちろんMCは社長氏です。






 まずは女子第3位のWさん&F川さんペアです。おめでとうございます。賞品はシューズケースでした。






 女子第2位はHちゃん母子ペアでした。おめでとうございます。所用のため、途中退場ということでしたが、キッチリと賞品のお米は確保しております...






 そして女子優勝は富良野方面よりお越しのM田さん&K原さんペアでした。おめでとうございます。賞品は、より多くのお米となります...






 続いて男子第3位は、ウチのA木氏&I上クンペアでした。おめでとうございます。賞品はシューズ袋でした。






 男子第2位はS原氏親子ペアでした。おめでとうございます...やっぱり似ている...






 そして男子優勝はチャンピオンO塚家父&同僚K崎氏ペアでした。おめでとうございます。ついでに先ほどから後ろに映りこんでいるのはO塚家三女ちゃん。今年も三女ちゃんといっしょに出場しようとした父でしたが、残念なことに三女ちゃんが直前に負傷、急遽、白羽の矢が立ったのが、テニス経験のある同僚のK崎氏だったモヨウ。十分すぎる助っ人でしたナ...






 「えー、何も当たらなかった人にも残念賞があります...何も当たっていない人は、前に出てきてください...」
 と、うやうやしくF田氏が受け取っているのは、数年前の余りモノ?「町村合併10周年記念」の高級厚手タオルなのだ。とりあえず、ありがとうございます...






 「...というワケで、今年の大会を終了します。また来年もヨロシクお願いします...」と、締める社長氏でありました。こちらこそ、来年もヨロシクお願いします...






 最後は後片付けしてと...モップをかけるK関氏の存在が消えかかっていますが、パノラマの結合部分にかかってしまったため。心霊現象ではありませんので...






 スポーツセンターを出ると、一面が雪...浦河に帰るまで、ずっと降り続き、久しぶりに家の周りも一面、雪景色に...だけど、やっぱり次の日には融けちゃいましたけどネ。
 参加者のみなさん、オツカレさまでした。社長氏を始め、運営側のみなさん、ありがとうございました。また来年もヨロシクお願いします...さぁ、アナタも来年は参加してみませんか?特に女子の参加者大歓迎でしょうか?あ、ついでにだいぶ先の話になりますが、秋に開催のウチの「うらら杯」もヨロシクお願いしますネ。なんたってこの大会同様、女子の参加者がとても少なくなってしまったものですから...

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浦河町テニス協会ホームページ − 全日高室内ダブルステニス大会 2020 

 

 

続いて第2部 さようなら、T会長!


 今回の最後は訃報です。去る2020年1月22日(水)未明、かねて自宅療養中であった浦河町テニス協会前会長(現名誉会長...勝手に決定)であるT会長が76歳の生涯を終えました。ご冥福をお祈りいたします。T会長の罹患した病気はALS(筋萎縮性側索硬化症)、物理学者のスティーヴン・ホーキングや、スポンジ・ボブの作者であるステファン・ヒーレンバーグ、最近では札幌交響楽団のコンサートマスターも発症したことを公表していた病気で、体の筋力が衰えていくというものです。治療法はなく、できることはせいぜい病気の進行を遅らせるような薬剤を投与することだけです。個人差はありますが、手足の筋肉から衰え始め、症状の発生から2〜5年ほどで横隔膜も動かなくなり、自発呼吸することができなくなります。T会長は気管切開をしての人工呼吸器装着は拒否していたので、経過年数的にも病状的にも、予断を許さない状況が続いていたと思います。

 ボクとT会長の出会いはボクが就職してコッチに来てテニスを始めて、テニス協会に顔を出すようになってから...およそ30年ほど前になるでしょうか。
当時、初心者の相手は練習参加率の高いT会長ということで、ボクも最初はT会長相手と打ち合っていました。協会に入会した数か月後には、T会長とのペアで「全日高ダブルス」(当時は屋外大会もありました)で3位入賞したことも憶えています。(今、考えるとものすごい低レベルでしたネ)
その後、T会長との付き合いはテニス以外のスキー、登山、釣り、山菜取り、キノコ狩り、その他に発展し、ボクが結婚してからは家族ぐるみの付き合いとなっていました。

 T会長といえば、町内でも健脚の持ち主として有名でした。若かりし頃はヒマヤラ遠征にも参加した登山家、こちらに帰ってきて家業を継いでからも、週末は登山・釣り・スキーなどのアウトドアスポーツにのめりこんでいました。スキーはまったくの自己流でしたが、常に下半身に負担のかかる後傾姿勢でテールをズラす、アルベルト・トンバのような滑り...釣りのためならいかなる苦労もいとわずに、とんでもない山奥へ...有り余る体力ゆえ、山岳ガイドを買って出たにもかかわらず、パーティを置き去りにしたりetc...そんな活発なT会長が、カラダの自由を奪われるALSに罹患してしまうとは皮肉な事です。

 4シーズンほど前だったと思いますが、往年のスキー仲間であるN田氏、M木氏らとルスツに行った時のことです。いつもはほとんど転ばないT会長が、2〜3本滑る間に何回も転倒してしまったことがありました。本人も違和感を訴えていましたが、その少し前からテニスしていても「なんかチカラが入らないんだよなぁ...」という訴えもあり、今にして思えば、このころより病気の進行が始まっていたのかもしれません。結局、これが最後のスキーとなってしまいました。

 ふり返ればT会長が管内公式試合に最後に出場したのは「2014年 管内サークル団体戦」、テニス以外ではアルペンスキー町代表として「道民スポーツ(のちのスポーツフェスタ)スキー競技会」に長年に渡り参加、飲めないのに毎年の「忘年会」や「送別会」に出席、当協会主催の「うらら杯」においては体調を崩すまで役員として毎年参加etc...当ホームページに必要不可欠であったT会長でしたが、「2018年 コート開き」が最後の登場となってしまいました。

 とりあえず、T会長に関係する画像を当ホームページから抜粋してみました。イロイロなことが思い出されますネ。 



 

 さようなら、T会長...本人が覚悟していたこととはいえ、最後はかなり苦しかったことでしょう。呼吸が止まり、薄れる意識の中で、何を思い、何が見えたのかな...そのうち、”あの世”で会う機会があるかもしれませんので、その時にでも聞いてみたいと思います。とりあえず、ハナのK林氏、T岡先生、S本先生らにヨロシク...

 

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浦河町テニス協会ホームページ − さようなら...T会長...−

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